バステ系TS魔法少女ちゃん   作:ナマス

26 / 43
なんとか更新しました。

あと一応Xやってます。ろくな事呟かないけど良かったらどうぞ。
https://x.com/saya20060511?s=21


じぶんのあかちゃん

………なんで、そんなこというの?

あかちゃんだよ?じぶんの、かけがえのないこどもなんだよ?

 

「先輩、どうしたんですか?そんなに顔を強張らせて………」

 

じぶんはおなかをまもるようにしてさやかからきょりをとる。

そんなじぶんのこうどうをみて、さやかのかおがひきつる。

 

「どうしたんですか?お腹が痛くなりましたか?そうなんですよね?そうだと、言って下さい………」

 

さやかがこちらにちかづこうとするたびにじぶんはきょりをとる。おなかをまもるようにして。

 

「せん、ぱい………」

 

さやかがふるえるてをゆっくりのばしてくる。

かべにせがあたり、さがれなくなったじぶんはのばしてきたてにかみついた。

 

「あぅっ!」

 

すぐにてをひっこめるさやか。

じぶんはへやのすみでおなかをまもりながらいかくしていた。

 

「ごめんなさい、危害を加えるつもりじゃないんです。………産みたいんですか、先輩」

 

けいかいしながらこくりとうなずく。

じぶんのたいせつないのち、かわいいこども。

おなかをなでるとこころがぽかぽかする。

このこをうんだら、どれだけしあわせだろうか。

 

「わかりました。先輩がそういうなら………私はそれを、応援します」

 

さやかはふたたびてをのばす。

 

「大丈夫です。何もしませんよ」

 

かたほうのてであたまをなでられ、もうかたほうでゆっくりと、やさしくおなかをなでられる。

 

「…………これが、先輩の……………」

 

さやかはひとしきりなでおわると、そのままほほにてをあてられる。

すりすりとさやかのてにほおずりをしていると、さきほどかみついたてからちがでていることにきづいた。

もうしわけなさそうになきながらぺろぺろときずぐちをなめる。

 

「くすぐったいですよ、先輩。これくらい大丈夫です」

 

さやかはふたたびじぶんをなでたあと、へやからでていく。

 

「………少し、外に出てきます。先輩の子供のことも話してくるので遅くなるかもしれません。良い子で待っていて下さいね」

 

ゆっくりととびらがしまる。あけようとしてもふしぎとびくともしない。

しかたなくねどこでごろごろ。

 

ふと、すこしふくらんでいるおなかをなでる。こころがあったかくなる。

じぶんのあかちゃん。じぶんのこども。

そのことをかんがえると、うれしくなる。しあわせになる。

これが、ぼせいなのかな。

 

ごはんをたべたあとだからか、すこしねむくなってきた。

まるくなってめをつぶる。

うまれてくるこどものことをかんがえながら、じょじょにいしきがおちていった。

ふたなりになるのは

  • さやか
  • 先輩
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。