絶対安静の期間も終わり、ついに子供に会えるようになった。
ベッドの上でもぞもぞ動いているのは我が子、名前はまだない。
体は大きく、出生体重は5000gを超えていた。
さらにこの入院期間中にも成長したらしく今や10kgにも届きそうだ。
そんな我が子を初めて抱き抱える。
自分の子供は犬耳と尻尾が生えている可愛い女の子だ。
犬耳や尻尾は交配相手の血を受け継いだのだろう。
そのせいで学校に通わせられないのが心苦しい。
ちゃんと我が子は自分がママだってことが分かっているらしく、抱き抱えても暴れたりせずにむしろ体を預けて甘えてる。
そんな仕草が愛おしくて堪らない。
しばらくこうして抱き抱えていると、自分の体から何かを探すようにペタペタと触り出した。
自分は子供が欲しがっているものが何となくわかったのですぐに胸を差し出す。
予想通り、子供は自分の胸に吸い付いた。
自分の胸は結構ぺったんこだからちゃんとお乳が出るか怪しかったけど、ちゃんと子供に飲ませられて良かった。
お乳を吸ってる我が子を見ると愛おしい気持ちと守らなきゃいけないという気持ちで心から一杯になる。これが母性という奴なのだろうか。
それとは別にちょっと気持ちよくなっている自分もいる。
多分さやかに胸を何度か弄られてるからそのせいだと思う。
胸を吸われる度にピリッとした快感が体に走るせいで少し喘ぎ声が漏れる。授乳室とかでは気を付けないと。
満足したのか我が子が胸から口を離す。すぐに背中をトントンしてげっぷを促す。けぷっという可愛い声が聞こえれば問題なし。
お腹いっぱいになったからか我が子はうとうとし出す。そのままベッドで寝かせて布団を掛ける。
寝かしつけようと思い自分もベッドへ入る。そのまま頭を撫でながら優しく抱きしめる。
子供の体は温かい。この温度が自分の子供だということを実感させてくれる。
すやすやと眠る我が子を見ると、この子を不自由なく育ててあげたい気持ちが湧き上がる。
だからこそ魔法少女の活動を頑張らないと。でもこの子が大人になるまで魔法少女してたらそれはもう魔法”少女”では無い気がする。
なんてことを考えてると、自分も眠くなってきた。
幸せそうな寝顔を見ながら自分のゆっくり目を閉じる。
この子にはどうかずっと、幸せでいて欲しいな─────
先輩と赤ちゃんが幸せそうに寝ている。
先輩が赤ちゃんを抱きしめて、赤ちゃんはそれに体を預けるようにして寝ている。
これは先輩が望んだ事。私がとやかくいえる事じゃ無い。
だけど、だけど。
私は込み上がってきた胃の中身を吐き出すためにお手洗いへ駆け込んだ。
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ふたなりになるのは
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さやか
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先輩