ただでさえ苦しくて痛かったおなかに衝撃がはいりうずくまる。うまく力が入らない。
たぶん飲まされたのは『人格排泄』をさせるためのゼリーの筈だ。つまりこれをぜんぶ出してしまえばゲームオーバー、『人格排泄』によるゲームオーバーシーンでは空になった体を犯されよく分からないいきものの苗床になるエンドだった気がする。
苗床になるのはまだ良いが『人格排泄』をされてゼリーになったじぶんがどうなるかはよく分からない。つまりワンチャン死ぬ。
さすがに死にたくはない。かわいい月渚をのこしていくことだけはいやだ。
でも、いくら
原因をかんがえるじかんもない。しげきされたことでくるしさが増していくお腹をおさえ、ふるえるあしに喝をいれてたちあがろうとする。
けれど、てきはそんな悠長ににまってくれるほど行儀良くはないみたいだ。
ピンク色のガスをじぶんにむかってふきつける。がまんするためにいきがあらいじぶんはそれをいともたやすくすいこんでしまう。
すぐにからだぜんしんがあつくなる。からだがうずく。
はやくなおさないといけない。くすりをとりだそうとしたらふくろにむかってこうげきされてはじきとばされた。
ほんとうにまずい。『媚毒』『脳内寄生』『人格排泄』というばすてをつけられたじょうたいでてきにかこまれている。
じょばんのげーむおーばーがないいべんとならいいのに。
あー、あたまがぼーっとしてきた。くすりでなおしてたけどなんども『媚毒』にかかってたからかな。がまんできない。
きもちいい、ゆびがとまらない。けれどたりない。さやかのながいゆびみたいにもっとおくまでいれたい。
なんかてきがむかってきた。けどいまはきもちよくなりたい。うぅ、さやか、さやかがこいしい、さやかにあいたいよぉ。
そんな、じぶんのねがいがつうじたみたい。
「先輩に、何してるんですか」
じぶんをかこいこんでるてきをいっしゅうしながらつうろのおくからあらわれた。かっこいい。
「怪我はありませんか、先輩?」
うん、
「先輩?」
さやかのながいゆびをみながらきもちよくなる。さやかのこまりがおもかわいい。
「先輩、いま治療薬飲ませますね。もう少しの辛抱ですよ」
さやかがくすりのふたをあけてじぶんのくちにそそぎこむ。あまりおいしくはない。
くすりをぜんぶのめばからだのあつさはひいていく。けれどじいはとまらない。
「あれ、どうして?『媚毒』は治療薬で治ると先輩が言っていたのに………」
「せ、先輩?!あ、もしかしてこれって………!」
どうしていいかわからず、こんらんしてるじぶんのあたまにさやかのてがふれる。
やんわりとひかるとのうに、あたまにばちばちとしたしげきがおそいかかる。ふるえるからだをだきしめられながらしげきをうけつづける。
しばらくするとバチバチは止み、クリアな思考が戻ってきた。
「やっぱり『脳内寄生』ってやつだったんですね。先輩に教えてもらった通りに出来て良かったです」
さやかにちゃんと対処法とその魔法教えといて良かった。じゃなかったら寄生を除去できずにそのまま操られていたかもしれない。よく出来た後輩をもって助かった。
残る問題はこのお腹にあるゼリーだが………まあ、今はさっきよりは苦しくないので一旦放置しよう。
「あと、そのふくらんでるお腹ってもしかして………」
いや、産卵されたとか妊娠したとかそういうやつじゃないから、まあ大丈夫ではないかもしれないけど。取り敢えず出来る限り早く一次拠点に行こう。
「分かりました。一次拠点の場所ならもう分かってます、私以外居ませんでしたけど…………」
そこはまあ原作どおりだから問題なし。本題はこのお腹のゼリーが拠点までに暴れないかだけど………まあ大丈夫だろ!
感想と評価をくれると棺桶ダンスをします
ふたなりになるのは
-
さやか
-
先輩