猟犬烏の青春   作:面無し

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いつも感想ここすき等々ありがとうございます。

今回もよろしくお願いします。




2-48 犬、二匹?

 

 

 

「ウタハ、ユウカありがとう」

 

「いや、聞いた話は重要だ。先生にも後ほど共有しておこう」

 

「そうね。後でまた話しましょ、ゲヘナ行ってらっしゃい」

 

そう見送ってくれた二人に手を振ってアビドスを出た。

早朝にホシノを連れていかれてからの午後、黒服との交渉の話なんかを共有しておいた後のことだった。

 

 

 

 

 

「先生お待たせ。待った?」

 

先生との合流時してそんな風に挨拶をする。

少し駆け足で来た私に先生はにこやかに手をあげて答えてくれた。

 

「ううん、私もさっきここについたとこだよ」

 

そう言って、二人でゲヘナへ行こうかと示し合わせる。

行きの道のりの中、私は先生に一つ質問をすることにした。

ゲヘナに行って頼むのはいい、ホシノを助けるのに協力してもらえるなら何でもしようとは思っている。

ただ、私自身人に必死に頼みごとをするのは初めてなのだ。今までは依頼として受けたりしてきた過去しかない。

……経理担当くらいか、お金だけ後で払うとか言って何もなしで頼まれたのは。

 

しかも、今回はこちらから渡せるものがあまりないのだ。アビドスでの一件くらいでお願いするしかない。

最悪私が不意打ちで放ったブレードで爆散したあれの二の舞になりかねないのである。

 

「先生、ゲヘナに頼み事って、何で交渉するの?」

 

そんな私の疑問に先生は少し悩んでからウィンクをして答えてくれた。

 

「誠心誠意、お願いかな。アビドスでのことも、ゲヘナの子たちに悪気はなかったと思うし。

きっといい子たちだから、しっかりお願いすればきっと協力してくれる」

 

そう言って、私ににこやかに微笑む顔を見て、私はなるほどとうなずく。

ホシノも先生も私に口酸っぱく言ってくれたのだ、ここはキヴォトスだからと。

 

「じゃあ、私もしっかりお願いする」

 

そう言って二人で頷きあってゲヘナに向かう。

私は新しいやり方を学ぶ必要がある。お願いをするときの正しい作法を。

ゲヘナの風紀委員への協力をお願いをするために。

 

 

そして今─────

 

 

 

 

 

「ふぃなにあふぁふぇてふぉふぃい!!」

 

先生は風紀委員の女の子の足を咥えていた。

 

「ひぁん!! 咥えたまま喋るなぁ!!!

大人としてのプライドとかそう言うの無いのか!?」

 

こうなったのには訳がある。

しっかりとお願いをする。その言葉通り頭を二人で下げてお願いをしたのだ。

銀鏡イオリという先生に足をべろべろと舐められて変な声をあげる少女に。

 

 

 

 

 

 

ゲヘナ学園と言えば三大学園であるとは聞いていた。

ミレニアムも三大学園ということだし、地図で見せてもらったがとても広かった。

アビドス自治区は砂漠も含めればここより広いが、単純な人の多さも加味すれば全く比べることができないだろう。

協力が得られるならそれに越したことはない。

 

「風紀委員長と会わせてほしい」

 

「友達のためなんだ。お願いします」

 

ゲヘナについて、アビドスの一件からか私を警戒するような風紀委員たちの視線を受けながらも、私たちは何もしないと堂々と歩いて来た。

その正門で、この女の子と会ったのである。先頭で戦って指示もしていたのだからそれなりの立場であるはず。

誠心誠意と先生と示し合わせた通りに、頭をしっかりと下げて、お願いをする。

 

そうしたら───

 

『土下座して、足でも舐めたら』

 

そう、このイオリは言ったのだ。

椅子に座って、足を組んで、その褐色の肌をした足を見せながらである。

なるほど、誠心誠意の見せ所だと私は思った。

 

そも私はウォルターの犬である。

犬としてのプライドはあれど、女の子の足をなめる程度、今まで吸ったルビコンの空気に比べれば甘い飴のようにすら見える。

ウォルター、友人のため、あなた以外の足を舐めることを、お許しください!

私がいざ跪こうとした時だった。

 

そこには綺麗にイオリの靴と靴下もそろえて畳んで脱がした先生がおり、咥えるために口を開けているところだった。

そして……先ほどの発言となる。

 

「ふぃんふゅうふぃふぁいふぁんふぁ!!」

 

「あっちょ、だからぁ!!」

 

先生がそう言うのはもっともである。緊急事態なのだからそうこう言ってられない。

人としてのプライドなど、ルビコンで車椅子だった私にとってはないも同然である。

自分から舐めろと言ったんだから舐め続けるのは当然でしかない。

それとも、今も答えてくれないのは足りないのだろうか?

 

「やっぱり私も舐めたほうがいい?」

 

「なっ!? 待て待て! 私にそんな趣味は……」

 

「ふぇいふんはふぃなふふぇいいふぉ、わわふぃあふふふぁらふぇ!」

 

「~~~~! あーもう!!! バカバカバカ! 変態! スケベ! 歪んでる!」

 

膝をつこうとした私を先生が静止して、それを受けたイオリがまた慌てて先生を罵倒した。

早く委員長の居場所を教えてほしい。

 

「舐めろと言ったのはイオリだ。教えてほしい、友達のためなんだ」

 

私はそうイオリに詰め寄る。

足を咥えられたまま私に詰め寄られた状態でイオリはついに教えてくれた。

 

「わかった! わかった! 委員長ならもうすぐ巡回でここに来るはずだから!!」

 

よかった、やっと答えてくれた。

これであの委員長へとお願いをしに───

 

「何か楽しそうね?」

 

そう、その時にである。かかった声に私たち三人の空気が止まった。

 

 

私はゆっくりと振り向く。

あの時、私と一戦を交えた小柄な少女が立っている。

私との戦闘の傷はもう見られない。

 

「……風紀委員長」

 

振り向いた私の顔に彼女は驚いたような顔をする。

私の背の翼に驚いたのだろうか、それとも今私がいることにだろうか。

 

「あなた……何か用? アビドスの件は謝罪したはずだけれど」

 

彼女は警戒する様に目を細めた。報復に来たと思ったのだろうか。

当然とは思う。私はあの時徹底的にやるつもりだったから。

けれど、今は違う。彼女へと一歩進んで。私を睨むその目をまっすぐ見てお願いをする。

 

「攫われたホシノを助けるための協力をしてほしい。お願いします」

 

頭を下げた。できるだけ深く。

最悪、このままあのマシンガンで撃たれることも覚悟して、私は頭を下げる。

下げた頭に視線が刺さるのを感じた。

 

「……理由を聞いてもいいかしら?」

 

静かな、問いかけの声がする。あの時戦った私の内面を探るように。

あの時、ひたすらに彼女と戦い合った私が、今更自分に頭を下げている理由を問いかけられる。

私はそのままの姿勢で答えた。

 

「友人のために。もう、大切なものを失わないためにだ」

 

「そう……でも、ただでとは言わないわね?」

 

試すようなその言葉に私は顔をあげる。

誠心誠意、と先生は言って、イオリの足を舐めた。

あれが見本となるのなら、ここで人生を変えるなら、私は……

 

「もちろん。風紀委員は治安維持が仕事と聞いた。その仕事への協力もする」

 

そう宣言する。

 

「そう、確かにあなたとの戦闘でいくらか疲れているし、手伝ってくれるなら───

 

「お前の足も、しっかり綺麗になるまで舐める。なんでも言ってほしい」

 

───え? 今なんて……」

 

さっきの先生を見習って、風紀委員長の足を取る。

倒れた彼女の体をもう片方の手で抱き留めながらその足から靴を履ぎ、靴下を取って足を掴む。

 

「待って、正気!?」

 

「そこのイオリはこうしろと言ってた」

 

そう、これが要求を通すときに要求される物の一つなら、ゲヘナに従って私もそうしよう。

 

「なっ!? 風評被害だ!! 違います委員長!!」

 

「ふぉうふぁよふぇいふん!!」

 

「~~!! 先生はそろそろ放せ!!!」

 

後ろからの声を無視して、私は風紀委員長へ目を向ける。

まっすぐそらさないようにして。

 

「普通の生活のために、友達のために、何でもするって覚悟をしたんだ。

今まで失ってきたもののために、私は君の足を舐める」

 

そうして私は足へと顔を近づける。イオリの物とは違う、真っ白な足。

すらりと伸びたその足先へと指を這わせて、その足の甲へ口づけしようとして───

 

「そんな重い覚悟で舐めないで頂戴、協力するから!」

 

「本当?」

 

風紀委員長に目を向ける。彼女は赤くした顔を頷かせながら言った。

私は心の中でこぶしを握る。これで一つの戦力確保ができた。目的達成である。

けれど……私の頭の中で想像の総長から声がする。

 

『G13! いいか、一度やったならとことんやれ!』

 

そう、総長なら作戦の時きっとそう言う。

そうですね、総長。

 

「でも、せっかくだから一口……」

 

「しなくていいから!」

 

 

 

 

 

 

 

「んんっ……」

 

まだ顔の赤い風紀委員長は私の前で服装を直して咳払いをした。

 

「散々な目にあった……」

 

その隣で、同じく赤い顔をしたイオリも靴を履いてく。

散々も何もと私は思う。

 

「イオリが舐めろって言ったのに……」

 

「比喩だよ!! それくらいわからないのか!?」

 

そう言われたって、誠意の示し方なんて武器を捨てる以外では私にはそれくらいしかない。

会計担当のようにお金も出せないし、舐めろと言われたら舐める、土下座と言われたら土下座するしかないのだ。

 

「正直、無言で撃たれるかもと思ってた」

 

「そんな野蛮なことするわけないだろ!?」

 

野蛮……そうか、確かにそうなのか───

 

『なっ・・・貴様!?どういう教育を受けっ おあーっ!?』

 

───会計担当の人、言ってた教育の意味が分かった気がする。

 

『今のやり方は、ウォルターに習ったのですか?』

 

エアがそう言っていた理由も……習ったのではなく、私はウォルターからもらった任務が楽に住むなら一番と思って、命乞いを受けたふりをして殺したのだ。

武器まで手放してくれて、とても殺り易かったのを覚えている。

今思えば、ウォルターはあの私のやりかたをいいとは思わなかったかもしれない。

ウォルターならそれがお前のやり方ならばと許してくれるかもしれないけれど、それでもだ。

 

すこし、ショックを受ける。

 

「分かってはいたけれど、野蛮だったのか……私は」

 

ガクリと肩を落とす。私は殺人をやってたから物騒だとわかっていたけれど、こうも言われるとショックだ。

ゲヘナの子は良い子とは先生も言ってたけれど、それくらいのつもりで来たのに。

あからさまに落ち込んだような私に、先生が手がポンと肩を叩く。

 

「まあまあ、協力してくれるってなったんだし落ち着いて……」

 

「もとはと言えば先生が悪いんだからな! 私のあ、足なんか……美味しくないだろ!」

 

そう言ってイオリは先生へと突っかかる。

けれど、先生は首を横に振る。

 

「そんな、美味しくないなんて! 良かったよイオリ」

 

「はあ!? なんてこというんだ! 変態! 死ね!」

 

そう言ってにこやかに笑う先生は今度こそ我慢が出来なくなったイオリに叩かれていた。

手加減はされているようだが───

 

 

くいっ

 

それを眺めていた私の袖が引かれる。

 

「レイヴン」

 

風紀委員長だった。

追撃に行くイオリをよそに私は委員長に目を向ける。

 

「風紀委員長、どうした?」

 

「ホシノの居場所、わかっているの?」

 

委員長はさっきまでの顔の赤みはもうなくて、協力のために真剣な表情になってくれていた。私は頷く。

 

「便利屋が見つけてくれた、アビドス砂漠にあるカイザーの基地らしい……カイザーPMCだったか」

 

そう言った私に頷いて、風紀委員長は携帯を取り出す。

 

「PMCね……事前に手に入れていたこっちの情報とも合致するわ、まさかホシノを攫うなんてね。そんなに強いの?」

 

それは相手の戦力を測るための事前相談に見えた。

自分一人で事足りるのか、それとも他の風紀委員もあの時のように連れてきた方がいいのかという。

私は思考しながら答える。アヤネとメットが事前に多めに相手の想定はしてくれている。

 

「一つ以外はほぼ問題ない……パワーローダーだったか? あの人型よりちょっと強い量産機が出てくるくらいだ。

数は……中隊レベル、歩兵そのほか戦車が大隊二つレベルだったか……と言えば数がわかるか?」

 

正直私はぴんと来ていない表現だった。とりあえず見つけたやつは片っ端からMTは切って、歩兵は殴り飛ばせばいいと思っていた。

それを聞いて風紀委員長は納得したように頷くが、私があえて一つだけ特別視したものに疑問を投げる。

 

「一つ以外はってどういうこと?」

 

「特別なのがいる……あー私が相手をするから問題ない」

 

「あなた以外は相手できないってことね。わかったわ、覚えておく」

 

そう言って風紀委員長は携帯へ何かを打っていく。

そして、私に向けて言った。

 

「あなた、翼もそうだけど……何か変わった?」

 

聞かれて首をかしげる? 変わった? いや、変わったことなど何もない。

私は決めただけだ。友達を救うことを、彼の犬を辞めないことを、普通の生活を手に入れることを。

そして、受け入れると言っててもらっただけだ。私という……ルビコンでの殺人鬼を。

だから、私は首を振る。

 

「いや、私は決めただけだ」

 

「そう、なら良いこと決めたのね、すっきりして見えるわ」

 

それじゃあと風紀委員長は私に告げる。

 

「学校としては大きくは動けないだろうし、イオリとチナツ……あなたが医療班の位置を聞いた子よ。あとはアコと私が行くわ」

 

「ありがとう」

 

私はその答えにもう一度頭を下げた。

しっかりと下げてから、顔をあげてといった彼女の顔を見る。

 

「いいのよ、アビドスの一件もあるから。

あの時の一般人の人のお店の話あなたは聞いてるわよね?」

 

それを聞いてはっとした。大将のお見舞い、私は倒れていたから一度も行けてなかった。

言っていたのはもっぱら先生とアヤネとセリカの三人だったと聞いている。

お店の今後やらなにやらと私は何も聞けていなかった。

 

「その様子だと……聞いてないのね」

 

私があからさまに口に手を当てていたからか、少し笑って風紀委員長は教えてくれた。

 

「屋台で始めるそうよ。初期資金は何かしらで工面したみたい……臨時収入、だったかしら?」

 

「謝りに行ったんだな」

 

「約束は破らないわ……あなたは常連さんだと聞いたし、悪いことをしたわね」

 

そう言って、また謝ってくる彼女に私は首を振った。

 

「いやいい、誰かが死んだわけでもないからな」

 

私の物言いが気になるのか風紀委員長は一瞬私を見たが、何も聞かずに一度だけため息をつく。

 

「いいわ。取り合えず、皆には伝えておく」

 

そう言う彼女に改めて礼を言って、私はいいことを思いついた。

 

「祝勝会とやらの企画もあるんだ。柴関が復活するなら、きっとそこでになる。一緒に食べない?」

 

それを聞いて、今度は風紀委員長の方が驚いたような顔をした。

何か、おかしかっただろうか。協力をしてもらったなら、報酬を払うのは当然だと思うのだけれど。

 

「私たちは一度破壊してるけれど……いいの?」

 

「大将はいい人だ。私にいつも大盛にしてくれる。だから大丈夫」

 

そう言って、私は意識して微笑む。きっとこれで彼女にも伝わるはずだ。

きっと、ホシノも彼女たちに来てほしいと思うだろうから。

 

そうして、私の顔を見た風紀委員長は少しあっけにとられたような顔をして───

 

「ふ、ふふふ」

 

───笑った。

 

「嘘、委員長が笑ってる」

 

「うん、いい笑顔だね」

 

後ろから叩かれていた先生と、イオリの声がする。

私の顔を見て笑っていた風紀委員長が一しきり笑った後私に謝って来た。

 

「ごめんなさいね、凄く綺麗な笑顔だったから。

わかった、時間は追って知らせて頂戴」

 

何かに包んだ表現なんだと私でも分かった。

きっと下手くそだったんだろう。笑顔とは難しい。

 

「また、練習してみる」

 

「ええ、また話しましょう……それから、ヒナでいいわ」

 

そう約束と一緒にそう言われる。その顔に、私はもう一度頷いて答えた。

 

「うん。また話そう。ヒナ」

 

そう、私は答える。

その顔を見て、ヒナは今度は満足そうに頷いてくれた。

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

「というわけで、反省文はアビドスへの協力で許してあげるわ」

 

私はいまだに机に向かって反省文を書き続けていたアコに向けて言った。

机の横に積みあがった反省文の束は今日の今朝がた200枚だったのに比べれば随分増えている。

 

「ええ!? 700枚書いたんですよ!?」

 

その驚きようを見る限り、朝からずいぶんと頑張ってくれたらしい。

でも、今回の一件での反省文はそもそもアコが言い出したことだ。

私から言い渡した処分ではない。

 

「ええ、だから残りの300枚と救援でちょうどいいでしょう?」

 

私は積みあがった700枚を持ち上げてアコに言う。

 

「そんな~! アビドスってヒナ委員長に怪我させたところじゃないですか!」

 

そうアコは抗議するように私へ叫ぶ。

けれど、私はそれに向けて窘めるように言う。

 

「そうね、怪我をした進攻を決めたのは私ではなかったけれど」

 

「うぐっ……」

 

何も言えなくなったアコを放って、私はその隣にいたチナツにも声をかける。

彼女も、反省文の途中のようだったが、それも免除でいいと私は言いつける。

彼女はアコに巻き込まれた側だというのはわかっているが、こういうのは巻き込まれても行かないというのも規律として重要なのだ。

一応、反省文の数は少なくしてあるし、救援で免除というのはいいことだろう。

それに───

 

「うまく終わったら、お見舞いに行った大将さんの、ラーメンも奢ってもらえるらしいわ」

 

あの子からのお礼もあるようだしと私は思う。

 

先生のように、誰かのために膝をつく大人を初めて見た。

……足を舐めていたのはいただけないけれど。

 

そして、友達のために何でもすると言い切った女の子のあの目も初めて見た。

あの時、私を仕留めるために爛と輝いていたはずの瞳は、今日見た時はもっとずっと輝くように見えたのだ。

 

「さ、準備して頂戴」

 

なら、そのまっすぐさに、あの変わりように、私は応えたい。

 

「委員長、怪我はもういいんですか?」

 

チナツの問いかけに、私は頷く。

 

「大体回復したわ。問題ない」

 

大丈夫ではある、嘘はない。

ただ、それはそれとして、面倒でもある。

仕事も残るだろうし、祝勝会の後にやることもある。

そこは……彼女に手伝ってもらうとしよう。なんでもしてくれるそうだから。

 

あれだけの戦闘能力、凄く頼りになる知り合いが増えるというのはありがたい。

私は彼女に任せる仕事のリストを作成しながらそう思った。

 

 





レイヴンちゃん!知り合いが増えたぞ!
きっとウォルターも喜んでくれるよ!!

レイヴンは一応舐めてないです。
彼女が舐めるのは選ぶ辛酸とウォルターの足だけ!!
辛酸は先生が何とかしてくれるから実質ウォルター専用です!
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