転生したら仮面ライダーレジェンドになれた件   作:ランカー

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大鬼族との戦い

バトラー「豚頭族が大鬼族に仕掛けてきた!?それは、本当なのですか?何かの間違いでは・・・」

 

金髪の大鬼族「・・・間違いじゃありません。事実です。」

 

バトラー「そんな・・・そんなこと、ありえるのですか?」

 

裕輔「分からない・・・」

 

 バトラーが用意した食事を食べ終えた後、金髪の大鬼族はここに来る前の事を話してくれた。

 その話を聞いて、俺以外は全員驚きを隠せなかった。

 

光輝「なんだ?そんなにおかしいことなのか?」

 

バトラー「当然です!」

 

シズ「光輝君、大鬼族と豚頭族じゃ強さの桁が違うの。」

 

バトラー「ええ。だから、豚頭族が格上の大鬼族に仕掛けるなんてありえないんです。」

 

裕輔「でも、その豚頭族は君達の里を攻めて来た。そうなんだね?」

 

金髪の大鬼族「・・・はい。」

 

 彼女は俺達に続きを話した。

 話によると、豚頭族はいきなり里を攻めてきたそうだ。武装して鎧を身につけ、森を埋め尽くす程の圧倒的な戦力で攻められ、そのせいで多くの同胞が殺され、里が蹂躙された。

 そんな中、大鬼族の姫様の護衛を務めていた彼女が姫様と仲間の身代わりとなるべく、囮になっていたのだが、その途中で偶然遭遇した裕輔を巻き込んでしまったそうだ。

 

裕輔「それで俺も彼女と一緒に逃げる事になった。でも、追いつめられて戦っていた時に光輝君とバトラーさんが来てくれた。」

 

光輝「そして俺達は豚頭族を倒し、今に至るということか・・・」

 

バトラー「裕輔様はなぜジュラの森に?」

 

裕輔「俺はたまたまこの森に冒険をしに来ただけですよ。ジュラの森には来たことがなかったから、何か見たことない物が発見出来るかもしれないし。」

 

 バトラーの質問に裕輔はそう答えた。

 まだ詳しくは聞いていないが、彼は元の世界ではクウガの五代雄介と同じように冒険家だったらしい。

 そしてこの世界に来てからは冒険者として、色々な所を旅をしていたようだ。

 

シズ「ねぇ、豚頭族が鎧を身につけたって本当?」

 

バトラー「その話は本当です。先程光輝様と裕輔様が倒した豚頭族が私達人間が着服するようなフルプレートメイル身につけていました。」

 

シズ「だとしたら・・・」

 

裕輔「豚頭族だけで動いているとは、思えないね。」

 

光輝「バトラー、豚頭族が人間が身に付けるような鎧を用意することは出来るか?」

 

バトラー「いえ。豚頭族がそのような高価な物を作れるほどの技術はありません。」

 

 俺の質問にバトラーはそう答えた。

 まあ、予想した通りだな。

 森を埋め尽くすほどの数なら、おそらく数千、いや数万はいるかもしれん。

 仮にもし豚頭族の中に、カイジンやドワーフ三兄弟のような鍛治師がいたとしても、それだけの数を用意出来るとも思えない。

 となれば、裏で何者かが糸を引いてる可能性が高いな。

 

シズ「光輝君は、どう思う?」

 

光輝「ふむ。一つ言えるのは、豚頭族がこの村に攻めてくる可能性がある以上、俺達にとっても他人事ではないな。」

 

 ひとまずこの事をリムルにも話した。

 それと同時に、2人にリムルの事を紹介し、裕輔にリムルも俺達と同じ日本人だと言う事も話した。

 裕輔は本当なのか疑っていたが、リムルが言った『悪いスライムじゃないよ』とあのゲームのセリフを聞いたことで、リムルも元日本人だと信じてくれた。

 そして俺達はリムルと話し合い、2人はしばらくの間、この村にいることになった。

 

 それから数日後、金髪の大鬼族は村のお手伝いをしていた。

 俺は別に手伝いはしなくていいと言ったのだが・・・

 

金髪の大鬼族「何もしない訳には行きません。これくらいはさせてください。」

 

 というので、彼女は村の手伝いをすることを許可し、リグルドに色々と教わりながら、手伝いをしていた。

 そして俺はリムルとシズ、バトラー、そして裕輔の5人でヴェルドラが封印されていたという洞窟に向かおうとしてきた。

 理由は、リムルが新しく手に入れたスキルの確認するための付き添いだ。

 その時のリムルは凄く嬉しそうな感じだった。

 その理由は、リムルが食事に参加するからだ。

 今まではスライムの姿では味覚がなかったが、人間の姿になった事で味覚を得たため、皆と一緒に食べることになり、今日は宴会をすることになったからだ。

 

リグル「リムル様!光輝様やシズ殿達も!」

 

 少し歩いてるとゴブタを含めて数人のゴブリンと共に食料調達に行こうとしていたリグルが声をかけてきた。

 

光輝「食料調達、ご苦労様。」

 

リグル「ありがとうございます。これから、森へ向かう所です」

 

リムル「今夜は宴会だ。美味しそうな獲物を頼んだぜ」

 

ゴブタ「今日は、リムル様も食べるっすか?」

 

リムル「おうよ!なんせ、この体には味覚があるからな!」

 

 リムルは胸を張ってそう言う。

 

ゴブタ「いっぱい食べたら、おっぱいも育つっすかね?」

 

 ゴブタがそう言った次の瞬間、リムルの回し蹴りがヒットし、そのまま大きく吹っ飛んで行った。

 

裕輔「痛そうだね・・・」

 

光輝「自業自得だ。あんな発言したんだからな。」

 

 蹴りがヒットした所を抑えて悶絶しているゴブタを見て俺と裕輔はそう呟き、後ろでバトラーも苦笑いしていた。

 すると、シズがゴブタの元に行く。

 

シズ「ゴブタ君。そういう発言はしちゃダメなんだよ。今回はリムルさんだったから良かったけど、次からは気をつけるんだよ。分かった?」

 

ゴブタ「は、はいっす・・・」

 

光輝・裕輔 ( (シズさん、怖っ・・・!) )

 

 シズが笑顔を浮かべてゴブタにそう言ったのだが、全く目が笑っていなかった。

 それでゴブタは青ざめ、俺と裕輔もあの笑顔を見て怖いと思った。

 女性を怒らせるとあんなに怖くなるんだ。俺も発言には気をつけないとな・・・

 

リグル「すいません!ゴブタには、きっちり教育させるので!では、特上の牛鹿をご用意しましょう」

 

光輝「牛鹿って、なんだ?」

 

裕輔「さあ?牛と鹿が合体した様な動物なんじゃないかな?」

 

リムル「おう、頼むな。」

 

リグル「お任せ下さい!最近は、森の奥から移動してくる魔獣が多いので、獲物は豊富なんです」

 

バトラー「何かあったのですか?」

 

リグル「いえ。環境の変化によって、魔獣の移動がありますからね。大した事は無いと思うのですが」

 

リムル「ふーん・・・ランガ!」

 

 リグルからそう聞いたリムルは、ランガを呼ぶ。

 すると、リムルの影からランガが出て来た。

 

ランガ「お呼びですか?我が主」

 

リムル「ランガ。リグル達と森に同行してくれ。」

 

光輝「特に異常はないと思うが、念の為だ。頼むぞ。」

 

ランガ「心得ました。お任せ下さい。遠慮はいらぬ。我を連れてゆけ、リグル殿」

 

 ランガがそう言って、かっこいいと思ったがすぐに尻尾をブンブンと振りだした。

 その姿は狼ではなく、ただの犬にしか見えなかった。

 それから俺達は、ヴェルドラが封印されていたという洞窟にやって来た。

 

バトラー「ここが、暴風竜ヴェルドラが封印されていた洞窟・・・」

 

光輝「意外と洞窟の中は広いな・・・」

 

 リムルは新たに獲得したスキルの確認をし始めた。

 シズが所持しているスキル『変質者』をリムルも獲得したみたいで、そのスキルを使って、新しいスキルをポンポンと作り出して行った。

 その結果、エクストラスキルの『黒炎』と『多重結界』というスキルを獲得したそうだ。

 試しにリムルが黒炎を使ってみると、リムルの周りで黒い炎が円状に燃え上がった。

 

光輝「中々えげつないな・・・」

 

リムル「そ、そうだな・・・」

 

シズ「私も驚いたよ・・・」

 

 燃え上がる黒い炎を見て、俺とリムル、シズは驚き、そう呟いた。

 裕輔とバトラーも、言葉にしてはいないが驚いていた。

 

リムル「これも使い所を考えないとな・・・」

 

 そう言ってリムルは両腕を伸ばして黒炎を消した。

 すると、リムルが修理したシズの仮面を取り出すとシズと何か話し始めた。

 その間、俺は裕輔と話すことにした。

 

光輝「裕輔、前に聞こうと思っていたんだが、いつこちらの世界に来た?」

 

裕輔「えっと・・・だいたい、15年くらい前だね。日本に帰国して家に向かってる途中、強い突風が吹いて、気が付いたらこの世界にいたんだ。」

 

光輝「なら、クウガの力はその時に得たということか。」

 

裕輔「そうだよ。」

 

 裕輔にそう教えてもらっていると、バトラーが裕輔の事をじっと見ていることに気づいた。

 

光輝「バトラー、さっきから何故裕輔のことを見てるんだ?」

 

バトラー「あ、いえ、実はユウスケと言う名を聞いたことがあったので・・・」

 

光輝「何?」

 

バトラー「ある噂話なのですが、色んな人達の笑顔のために戦う心優しき人。他にも、土地神と呼ばれた魔物を倒して村を救った。上位魔将(アークデーモン)を1人で討伐したその人物の名が、ユウスケというのです。」

 

光輝「それは、まさか・・・」

 

裕輔「・・・うん。俺の事だよ。」

 

バトラー「やはりそうでしたか。」

 

 バトラーの話を聞いてまさかと思い、裕輔の方を見た。

 裕輔は否定することなく、その人物は自分自身の事だと認めた。

 

裕輔「でも、ちょっとだけ間違ってるよ。土地神と呼ばれた魔物を倒したのも、上位魔将(アークデーモン)倒したのも本当だけど、 協力してくれた人達のおかげだよ。俺1人で倒した訳じゃない。」

 

光輝「だが、倒したのだろう?」

 

裕輔「まあね。」

 

 そして裕輔は再び自身がこの世界に来た頃の話をした。

 この世界に来た時、戸惑ったがそれと同時に全く知らない未知の世界を冒険することにワクワクしたそうだ。

 それから色んな所を冒険をしながらこの世界に生きるみんなの笑顔のために、仮面ライダークウガとして戦っているそうだ。

 それと、裕輔はただの人間ではなく、『聖人』という存在になっているらしい。

 そのおかげなのかマイティフォーム、ドラゴンフォーム、ペガサスフォーム、タイタンフォームだけでなく、今はライジングフォーム、アメイジングマイティ、そして凄まじき戦士・アルティメットフォームにもなれるようだ。

 

光輝「凄いな。まさか凄まじき戦士にもなれるとは。」

 

裕輔「でも、変身はしないって決めてる。まあ、魔王みたいな強大な敵が攻めてきたら話は別だけど・・・」

 

光輝「そうか・・・」

 

 裕輔は苦い顔をしながら、そう言った。

 まあ当然だな。凄まじき戦士と呼ばれるアルティメットフォームは、究極の闇をもたらす存在と同等の力を持つ。

 変身すれば、裕輔はソイツと同じような存在になってしまうかもしれない。そう考えたら、変身しない方がいいだろう。

 

リムル「おーい!光輝、裕輔、バトラー!」

 

 裕輔と話していると、仮面をつけたリムルとシズが俺達の元に戻ってきた。

 

光輝「リムル、シズ、終わったのか?」

 

シズ「うん。終わったよ。」

 

バトラー「リムル様、何故あなたがシズ様の仮面を・・・?」

 

リムル「ああ、修理し終わったからシズさんに返そうと思ったんだけど、俺が持っててくれって言うから・・・」

 

裕輔「そうなんですか?」

 

シズ「うん。イフリートがいなくなった今の私には必要ないから。リムルさんが持っていた方がいいと思って。」

 

バトラー「そうでしたか・・・」

 

リムル「どうだ?似合うか?」

 

光輝「ああ。悪くない。」

 

裕輔「似合ってるよ。リムルさん。」

 

 仮面を付けたリムルがそう聞いてきたため、俺と裕輔はそう答えた。

 

ランガ『リムル様!光輝殿!』

 

 すると、ランガから思念伝達が来た。

 リムルによれば、救助要請のようだ。

 それを知り、俺達は急いでランガ達の元へ向かうと切られた所を抑えて倒れてるゴブタに近寄る。

 

光輝「ゴブタ!大丈夫か!?」

 

ゴブタ「斬られたっす!超痛いっす!!」

 

リムル「落ち着け。傷は浅いぞ。」

 

 目に映ったのは倒れてる警備隊のゴブリン達と角が生えた赤髪の男性と白髪の老人がいた。

 

リムル「なんだ、お前ら?」

 

ゴブタ「あっ!リムル様と光輝様、それにシズさん達も!心配で来てくれたんすね!」

 

リムル「そうだな。元気そうだし、回復薬はいらないな。」

 

ゴブタ「冗談っす!欲しいっす!」

 

光輝「欲しいなら、素直に言え。」

 

 俺はゴブタに回復薬を渡した。

 回復薬を受け取ったゴブタは、すぐにそれを飲んで回復する。

 するとランガの遠吠えが聞こえて上を向くと、ランガが大槌を持った黒い大男と2本の刀を持った青髪の男性と戦闘し、その近くの木々の間に隠れてる桃髪の女性が2人の援護をしていた。

 

リムル「ランガ!」

 

ランガ「主よ!申し訳ありません。我が居ながら、この様な・・・!」

 

 ランガがリムルに謝っているとガキン!ガキン!という音が聞こえて、音がした方を見るとリグルが紫髪の女性と戦っているが押されてるようだった。

 

リムル「戻れ、リグル!」

 

 紫色の髪の女性の攻撃を回避し、リグルは俺達の元へ戻る。

 

リグル「リ、リムル様!申し訳ありません・・・!」

 

リムル「安心しろ。あとは俺達に任せて、ゆっくり休め。」

 

リグル「ありがとうございます。」

 

 リムルはリグルに回復薬をかけ、回復させた。

 

光輝「ランガ。この倒れている者達は、眠らされてるのか?」

 

ランガ「はい。その通りです。あの桃色の髪の魔法によって眠らされたのです。」

 

 ランガが顔を向けた先にいる6人が俺達を睨んでいた。

 っていうか、あの桃髪の子、ドワルゴンで占ってもらった時に見た俺の運命の人に似てる。まさか、彼女が・・・?

 いや、今はそんな事考えてる場合ではないか。

 それにあの6人、村にいる彼女と同じように角が生えている。まさか・・・

 

リグル「面目ありません。まさか、大鬼族に出くわすとは思わず・・・」

 

裕輔「大鬼族?」

 

光輝「やはりか。」

 

 やはり彼らは村にいる彼女と同じ、大鬼族のようだ。

 おそらく生き残った同胞だろう。

 

リムル「おい、お前ら。うちの者が失礼したな。話し合いに応じる気はないか?」

 

 リムルはそう言うが大鬼族達は何も答えなかった。

 村にいる彼女の事も言おうと考えていたが、その前に赤髪の大鬼族が口を開く。

 

赤髪の大鬼族「正体を現せ!邪悪な魔人め!」

 

リムル・光輝「「は?」」

 

シズ・裕輔「「え?」」

 

 赤髪の大鬼族の言った言葉に、俺達は首を傾げる。

 

リムル「お、おいおい!ちょっと待て!俺が何だって!?」

 

光輝「どういう意味だ!?」

 

裕輔「君達は何を言って・・・」

 

赤髪の大鬼族「魔物を使役するなど、普通の人間に出来る芸当ではあるまい。見た目を偽り、妖気(オーラ)を抑えている様だが、甘いわ!」

 

白髪の大鬼族「正体を現せい!」

 

青髪の大鬼族「黒幕が直々に出向いてくれるとは、好都合な物。」

 

光輝「おい、貴様ら、さっきから何を言っているのだ?俺達は魔人ではない。人間だ!」

 

赤髪の大鬼族「ふん。そんな言葉に騙されると思うか?その者の正体は、仮面が物語っている」

 

リムル・光輝「「仮面?」」

 

 俺はそう言ったが、大鬼族達に信じてもらえず、赤髪の大鬼族が刀を抜いてそう言い出した。

 アイツが言う仮面は、リムルが付けてる物の事だよな?

 

バトラー「お待ちください!リムル様が付けてる仮面は、元々シズ様が所持していた物です!」

 

シズ「そうよ!これは私がリムルさんに渡した物よ!」

 

赤髪の大鬼族「黙れ!同胞の無念。その億分の一でも、貴様らの首で贖ってもらおう!邪悪なる豚どもの仲間め!」

 

 向こうは完全に俺達とやる気だな。

 ってか邪悪なる豚どもの仲間って、俺達がこの前倒した豚頭族の仲間だと勘違いしてるようだな。

 とは言え、それを言った所で信じてはくれないだろう。

 それに、村にいる彼女の事も言えばさらに敵意を向けてくるかもしれん。

 

ランガ「どういたしますか?」

 

リムル「どうって・・・お前はあの桃色を相手しろ。」

 

ランガ「はっ!」

 

リムル「決して殺すなよ。」

 

ランガ「はっ・・・」

 

光輝「残りは、俺とリムルが相手をしてやるとしよう。」

 

裕輔「俺も手伝うよ。」

 

リムル「助かる。」

 

シズ「私も。」

 

光輝「シズは下がってるんだ。」

 

シズ「え、でも・・・」

 

光輝「シズ、分かっているはずだ。イフリートが抜けたせいで力を失い、戦うことは出来なくなったことを。」

 

シズ「それは・・・」

 

 そう。シズはもう戦うことはできない。

 イフリートから助かったのはいいが、力を失ってしまったらしい。

 

リムル「光輝の言う通りだ。今のシズさんが戦って万が一の事になったら大変だからな。シズさんは眠らされてるコイツらを連れて下がっててくれ。」

 

シズ「・・・うん。分かったよ。」

 

ランガ「しかし、3人で、5体の大鬼族を相手に・・・。」

 

光輝「フッ、問題ないさ。」

 

リムル「ああ。負ける気がしない!」

 

ランガ「流石は我が主と光輝殿!承知!」

 

裕輔「バトラーさんはすぐに村に戻って彼女を連れて来てください。彼女がいれば、説得に応じてくれるかもしれません。」

 

バトラー「かしこまりました!すぐにお連れします。」

 

 俺達がそう言うとランガは尻尾を振って承知してくれて、バトラーは彼女を連れてくるために急いで村へ向かった。

 

赤髪の大鬼族「舐められたものだ・・・真の勇気かただの蛮勇か。その度胸に敬意を払い挑発に乗ってやろう・・・後悔するなよ!」 

 

リムル「裕輔、頼むぞ。」

 

裕輔「任せて!」

 

 サムズアップしてそう答える裕輔

 それを見てリムルは仮面越しに笑みを浮かべる。

 

光輝「さあ、ゴージャスタイムだ。」

 

レジェンドライバー

 

 俺はレジェンドライバーを腰に装着し、裕輔もアークルを出現させる。

 

CHEMYRIDE!

 

光輝・裕輔「「変身。」」

 

LE-LE-LE-LEGEND!

 

アークル音

 

 俺は仮面ライダーレジェンド、裕輔は仮面ライダークウガ・マイティフォームに変身した。

 

紫髪の大鬼族「何っ!?」

 

青髪の大鬼族「姿が変わっただと!?」

 

赤髪の大鬼族「例え姿を変えたところで何も変わらん!」

 

 変身した俺達を見て大鬼族達は驚きつつも、すぐに冷静になり武器を構えて俺達に向かって斬りかかってきたが、俺はその刀を受け止めた。

 その隙にリムルは黒い大鬼族と紫髪の大鬼族、裕輔は青髪の大鬼族と対峙する。

 

LEGEND RIDE MAGNUM

 

光輝「貴様の相手は俺がしてやろう。」

 

赤髪の大鬼族「ほざけ!」

 

 赤髪の大鬼族が刀を振るって攻撃してくる。

 俺は攻撃を避けたり受け止めながら、装備したレジェンドライドマグナムで牽制しつつキックを叩き込ませて怯ませる。

 

白髪の大鬼族「若、ワシも手を貸すぞ。」

 

光輝「悪いが、貴様の相手は俺じゃない。」

 

『HIBIKI RIDER』

 

『HIBIKI RIDER』

 

『LEGEND RIDE』

 

 俺は2枚のレジェンドライダーケミーカードをレジェンドライドマグナムに装填し、トリガーを引くと仮面ライダー響鬼、仮面ライダー威吹鬼を召喚した。

 

白髪の大鬼族「何じゃと!?」

 

光輝「貴様の相手は鬼のライダーだ。」

 

 召喚した仮面ライダー響鬼と仮面ライダー威吹鬼が白髪の大鬼族と対峙する。

 

赤髪の大鬼族「爺!」

 

光輝「よそ見してていいのか?」

 

GORGEOUS BLAST!

 

光輝「はっ!」

 

赤髪の大鬼族「くっ!・・・うおおおおっ!」

 

 レジェンドライドマグナムのハンドルを捻り、ゴージャスブラストを放つが防がれる。

 赤髪の大鬼族はそのまま突俺に向かって突撃し、攻撃を繰り出すが俺は後ろに下がり、距離を取る。

 

光輝「思ったよりやるな。なら、貴様に見せてやろう。レジェンドの力を。」

 

 一枚のレジェンドライダーケミーカードをバックルに装填してドライバーを操作する。

 

CHEMYRIDE!GO GO GO GORGEOUS GAIM!

 

オレンジアームズ!花道・オンステージ!

 

 ゴージャス鎧武に変身し、大橙丸と無双セイバーを装備する。

 

赤髪の大鬼族「なっ!?鎧武者の姿に!?」

 

光輝「オレンジのアーマードライダー、鎧武。ここからは俺の、ゴージャスなステージだ。」

 

 互いに突撃して武器がぶつかり合う。

 赤髪の大鬼族の攻撃を無双セイバーで受け止めて大橙丸で斬り裂き、さらにブライトリガーを引いて無双セイバーの銃口から弾丸を放って牽制する。

 

GORGEOUS ATTACK RIDE!GA-GA-GA GAIM!

 

光輝「はあっ!」

 

赤髪の大鬼族「ぐあああああっ!」

 

 大橙丸と無双セイバーにエネルギーを纏い、斬撃を繰り出して赤髪の大鬼族を吹き飛ばす。

 赤髪の大鬼族はなんとか着地するが、大ダメージを負ったため地面に片膝をつける。

 

白髪の大鬼族「若!邪魔じゃ!」

 

 白髪の大鬼族の行く手を阻む仮面ライダー響鬼と仮面ライダー威吹鬼が必殺技を放とうとする。

 だが、白髪の大鬼族はその隙をついて響鬼と威吹鬼に一瞬で近づき、そのまま素早く斬り裂いてて消滅させ、赤髪の大鬼族の元へ行く。

 一方、裕輔が手加減してるのもあって、対峙してる青髪の大鬼族と互角の勝負を繰り広げていた。

 

裕輔「超変身!」

 

 裕輔はドラゴンフォームになり、近くに落ちてた長めの木の枝を拾うとドラゴンロッドに変化する。

 

青髪の大鬼族「青くなっただと!?」

 

 裕輔は素早い動きで青髪の大鬼族の攻撃を避けつつ、ドラゴンロッドを使った棒術で攻撃を繰り出していく。

 

裕輔「だあっ!」

 

青髪の大鬼族「ぐはっ!」

 

 高く跳躍し、勢いよくドラゴンロッドで青髪の大鬼族を突く。

 青髪の大鬼族は吹き飛び、木に叩きつけられ、そのまま気絶する。

 そしてリムルも、黒い大鬼族を麻痺吐息で気絶させ、紫髪の大鬼族を粘鋼糸で拘束した。

 

リグル「おお!」

 

ゴブタ「流石リムル様と光輝様!それに裕輔さんも凄いっす!」

 

シズ「3人とも、凄いね。」

 

桃髪の大鬼族「あんなに簡単に・・・」

 

 リグルとゴブタは歓声を上げ、シズさんはそう言い、桃髪の大鬼族は俺達の強さに驚いていた。

 俺は裕輔とリムルと合流して、相手していた2人を見る。

 

リムル「さて、後は・・・」

 

裕輔「あの2人だね。」

 

光輝「どうする?まだやるか?」

 

白髪の大鬼族「ふむ・・・エビルムカデの麻痺吐息、ブラックスパイダーの『粘糸』『鋼糸』。あの水色の髪の者は、他にも多数の魔物の業を体得しているやもしれません。姿を変えたあの者達も、かなりの強者じゃ。ご油断召されるな、若。」

 

 俺が2人にそう聞くと、白髪の大鬼族はそう言った。

 まさかリムルが使った能力を言い当てるとは、驚いたな。

 

光輝「リムル、あまり手の内を見せない方がいい。」

 

リムル「ああ。そうだな。」

 

裕輔「あの、この辺にしませんか?そろそろ、俺達の言い分も聞いてほしいんですけど・・・」

 

赤髪の大鬼族「黙れ!邪悪な魔人め!!」

 

 裕輔はそう言うが、赤髪の大鬼族は聞く耳を持たない。

 あの2人はまだやるつもりなのか

 そろそろ頭冷やして俺達の話を聞いてもらいたいのだが・・・

 

赤髪の大鬼族「確かに貴様らは強い。だからこそ確信が深まった。やはり貴様らは、奴らの仲間だな!」

 

光輝「奴ら?」

 

赤髪の大鬼族「たかが豚頭族ごときに・・・我ら大鬼族が敗れるなど、考えられぬ!」

 

裕輔「ちょっと待って!俺達はその豚頭族とは無関係だよ。」

 

赤髪の大鬼族「とぼけるな!そんな言葉に騙されんぞ!」

 

リムル「待ってくれ!お前達は誤解を・・・」

 

光輝「っ!?リムル!」

 

裕輔「超変身!」

 

 リムルも誤解を解こうとしたその時、背後から白髪の大鬼族がリムルを斬ろうとしたがペガサスフォームになった裕輔が牽制するつもりでペガサスボウガンを白髪の大鬼族に向けて撃つ。

 だが、刀で裕輔の攻撃を捌き、再度リムルを狙うが、俺が大橙丸と無双セイバーで攻撃を受け止めて阻止する。

 

白髪の大鬼族「ぬぅ、まさかワシの刀を止めるとはのう・・・!」

 

 俺達から距離を取った白髪の大鬼族を驚いていた。

 危なかった。裕輔がいなかったら、リムルは確実に斬られていた。

 まあ、リムルなら大丈夫だと思うがな。

 マイティフォームに戻った裕輔が俺の隣に立ち、白髪の大鬼族と睨み合ってるとリムルが声をかけてくる。

 

リムル「光輝、裕輔、後は俺に任せろ。」

 

光輝「どうするつもりだ?」

 

リムル「まあ見てろ。」

 

 そう言うとリムルは仮面を外し、妖気を解き放つ。

 それに驚く2人の大鬼族。

 さらにリムルは左手を上に上げると、巨大な黒炎が燃え上がった。

 

桃髪の大鬼族「ああ、あれは・・・あの炎は周囲の魔素を利用した妖術ではありません!あの炎を形作っているのは純粋にあの者の力のみ。炎の大きさが、そのままあの者の力!」

 

裕輔「おおっ、凄い!」

 

リムル「こんなもんじゃないぞ。」

 

 桃髪の大鬼族はそう言い、裕輔も驚いていた。

 リムルは黒稲妻も使用し、近くの岩を破壊した。

 相変わらず凄い威力だな・・・

 

リムル「どうする?まだやるか?」

 

白髪の大鬼族「若。姫を連れてお逃げください。ここはワシが・・・」

 

赤髪の大鬼族「黙れ、爺。・・・凄まじいな。悲しいが、我らでは貴様らには遠く及ばぬようだ。だが、俺には次期頭領として育てられた誇りがある!無念に散った同胞の無念を晴らさずして、何が頭領か!叶わぬまでも、一矢報いてくれるわ!」

 

白髪の大鬼族「若・・・それでは、ワシもお供致しましょうぞ!」

 

 リムルの黒炎を見て流石に怯えたが、まさかの逆効果だった。

 これ以上やっても意味はないのだが、まだ戦うつもりとはな・・・

 なんとかして落ち着かせたいが、どうしたものか。

 そう考えてると、桃髪の大鬼族が2人の大鬼族の前に来る。

 

桃髪の大鬼族「お待ち下さい、お兄様!この方達は、敵では無いかもしれません!」

 

赤髪の大鬼族「そこを退け!」

 

桃髪の大鬼族「いいえ!」

 

赤髪の大鬼族「何故だ!?里を襲った奴と同じく、仮面をつけた魔人では無いか!お前もそう言っただろう!?」

 

桃髪の大鬼族「はい。ですが・・・冷静になって考えて見てください!これだけの力を持つ魔人様達が、姑息な手段を用いて、豚どもに我らの里を襲撃させたのは、不自然です!それこそ、たった3人で我らを皆殺しに出来るでしょうから!確かにこの方々は異質ではありますが、里を襲った者達とは、無関係なのではないでしょうか?」

 

 桃髪の大鬼族の言葉を聞いた赤髪の大鬼族は少し落ち着いてきたようだ。

 

「姫様の言う通りです!若!爺!武器をしまってください!」

 

 その声が聞こえると、大鬼族達はその方を向く。

 その方向には、金髪の大鬼族がいた。

 彼女を見た、大鬼族達は驚いていた。

 やはり仲間だったようだな。

 

桃髪の大鬼族「あ、あなたは・・・!」

 

赤髪の大鬼族「お前、生きてたのか・・・!」

 

金髪の大鬼族「はい!この方々に助けられ生き延びました!」

 

赤髪の大鬼族「何?」

 

金髪の大鬼族「若!姫様の言う通り、この方々は敵でありません。豚頭族から僕を救ってくれたのです!」

 

 金髪の大鬼族が俺達の前に立って彼らにそう説明する。

 すると、後からやってきたバトラーが俺の元に来る。

 

バトラー「光輝様、遅くなって申し訳ありません!もっと早く駆けつけていれば・・・」

 

光輝「いや、いい。むしろナイスタイミングだ。」

 

リムル「これで少しは、俺達の話を聞いてくれるようになったかな?」

 

裕輔「そうみたいだね。」

 

 リムルは黒炎を消し、俺と裕輔は変身解除した。

 そしてシズも俺達の元に来る。

 金髪の大鬼族の説明を聞いた赤髪の大鬼族は、俺達の方を向く。

 

赤髪の大鬼族「何者なんだ、お前達は?」

 

リムル「俺?俺はただのスライムさ。」

 

光輝「先程も言ったが、俺達は人間だ。」

 

裕輔「まあ、俺の場合はただの人間じゃないんだけどね。」

 

赤髪の大鬼族「スライムに人間?」

 

リムル「そう。スライムのリムルだ。」

 

光輝「そして俺は人間の天野光輝(ミツキ・アマノ)。こちらは」

 

裕輔「聖人の小倉裕輔(ユウスケ・オグラ)。よろしくね。」

 

 俺達は大鬼族にそう名乗ると、リムルはスライムの姿になる。

 

赤髪の大鬼族「ほ、本当に・・・!?」

 

リムル「ちなみにこの仮面はそこにいるシズさんが昔勇者から貰った物だ。お前達が言っていた魔人と同じ物か確かめてくれて構わない。いいよねシズさん?」

 

シズ「うん。いいよ」

 

白髪の大鬼族「シズ・・・お主もしや、爆炎の支配者、伊澤静江(シズエ・イザワ)か!?」

 

 白髪の大鬼族がそう言うと、他の大鬼族達も驚いていた様子でシズの方を見ていた。

 

光輝「大鬼族達もシズの事を知っているとは、やはりシズは相当な有名人なんだな。」

 

バトラー「当然ですよ。シズ様は自由組合(ギルド)の英雄ですから。」

 

 俺とバトラーが話してる間にリムルは赤髪の大鬼族に仮面を渡し、大鬼族達はそれを見る。

 

赤髪の大鬼族「似ている気はするが・・・」

 

桃髪の大鬼族「これには、抗魔の力が備わっている様です」

 

白髪の大鬼族「しかし、あの時の魔人は、妖気を隠してはおらなんだ・・・」

 

赤髪の大鬼族「では・・・申し訳ない。どうやら、追い詰められて勘違いをした様だ。どうか謝罪を受け入れて欲しい。」

 

 赤髪の大鬼族は、俺達の前に跪いて謝罪する。

 

リムル「うむ。苦しゅうない。」

 

光輝「大丈夫だ。」

 

裕輔「ねぇみんな。立ち話もなんだし、一旦村に戻ろう。君達も一緒に来てくれる?」

 

赤髪の大鬼族「良いのか?」

 

光輝「話は彼女から聞いてはいるが、お前の話も聞きたいからな。」

 

赤髪の大鬼族「そちらの仲間を、傷つけてしまったが・・・」

 

光輝「別に死者が出た訳ではないし、気にするな。」

 

リムル「それに、今日は俺達の村で宴会をやるんだ!人数が多い方が良いだろ?」

 

 こうして俺たちは、他の大鬼族達と眠らされてるゴブリン達を回復させ、彼らと共に村へと戻ることになった。

 その帰り道、俺は桃髪の大鬼族と会話をしていたのだが、それを見ていたリムルがなんかニヤニヤしてて、裕輔とシズも俺達を見て、微笑んでいたが、一体なんなんだ?




今回はここまでです。

今回は生き残った大鬼族との戦い。そして光輝は運命の人の1人と出会いました。
今後2人がどんな感じに関わっていくかリクエストがあれば、活動報告でお願いします。
また、他のヒロイン達とどこで出会って光輝とどう関わるのかあれば、それも受け付けます。

そして、シズはイフリートがいなくなったことで、力を失っている事が発覚しました。今後シズが新たな力を得て仮面ライダーになるのか、リクエストがあれば受け付けます。

他にもハンドレッドについてや今後の展開についてリクエストも受け付けます。

それでは、また次回。

シュナ以外で光輝のヒロインを誰にするか

  • ミリム
  • クロエ
  • ヒナタ
  • ルミナス
  • 悪魔三人娘
  • テスタロッサ
  • ウルティマ
  • カレラ
  • その他
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