転生したら仮面ライダーレジェンドになれた件   作:ランカー

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シズ

 俺とリムルが武装国家ドワルゴンからカイジンとドワーフ三兄弟を村に連れ帰ってきたら、リムルの加護を求めて近隣のゴブリン村から数多くのゴブリンがやってきていた。リムルによると、500はいると。

 リムルは裏切らない事を条件にやって来たゴブリン達を住むことを許し、500匹のゴブリン全員に名前をつけたのだが、その後、3日間動かなくなっていた。

 その間俺は、リグル達と村の警備をしたり、村から離れたところで鍛錬をしたりしていた。

 

 カイジンは鍛治の技術を、ドワーフ三兄弟の長男のガルムは防具の作成方法を、次男のドルドは細工の技術を、三男のミルドは建物の建築技術をゴブリン達に伝えている。

 こうして新しい村を作り始めていた。もしかしたらいずれ、ゴブリンや嵐牙狼族だけでなく、他の種族がこの村に住むようになり、もっと大きくなっていくのかもしれないな。

 

 そして数週間が過ぎ、俺は現在、森で3匹の巨大な蜘蛛、ナイトスパイダーと戦っていた。

 リグル達からこの森にいる魔物の事はある程度聞いたが、ここまで凶暴なのがいるとはな。

 まあいい。せっかくだ。ゴージャスタイムと行こう。

 

『LEGEND RIDE MAGNUM』

 

 レジェンドライドマグナムを装備した俺は、2枚のレジェンドライダーケミーカードを装填し、トリガーを引く。

 

『KUUGA RIDER』

 

『RYUKI RIDER』

 

『LEGEND RIDE』

 

 平成最初に誕生した仮面ライダークウガ、赤き龍のライダー、仮面ライダー龍騎を召喚する。

 

 ナイトスパイダーは突撃してくるが、俺はレジェンドライドマグナムで銃撃し、クウガは格闘戦で圧倒し、龍騎は装備しているドラグセイバーで切り付けていく。

 

クウガ「はあっ!」

 

 クウガは右足にエネルギーを纏わせ、マイティキックを放つ。

 

『FINAL VENT!』

 

龍騎「はああああーっ!」

 

 龍騎はドラゴンライダーキックをナイトスパイダーに叩き込む。

 直撃した2匹のナイトスパイダーは、吹き飛びそのまま爆発した。

 

光輝「はっ!」

 

 残った最後の1匹を蹴り付けて、俺は1枚のカードをバックルに装填し、ドライバーを操作する。

 

『CHEMYRIDE!GO GO GO GORGEOUS KIVA!』

 

 俺はゴージャスキバに変身した。

 

光輝「ふっ、はあっ!」

 

 ナイトスパイダーの攻撃をかわし、何度も攻撃を叩きつけて吹き飛ばす。

 

光輝「トドメだ。」

 

『GORGEOUS ATTACK RIDE!KI-KI-KI KIVA!』

 

『ウェイクアップ!』

 

光輝「はあっ!」

 

 高く飛び上がり、ダークネスムーンブレイクを放ち、残った最後のナイトスパイダーは爆発した。

 

光輝「ふぅ、こんなものか。」

 

 俺は変身を解き、そう呟いた。

 ここ最近、森にいる魔物と戦ったり、鍛錬したおかげでレジェンドの力をある程度使いこなせるようになった、と思っている。

 リグルや他のゴブリン達も、鍛錬に付き合ってくれたから感謝しないとな。

 だが、この程度じゃダメだ。もっと鍛えないと。

 とは言っても、がむしゃらにやったところで強くはなれない。どうしたものか・・・

 

光輝「暗くなってきたな。そろそろ村に戻るとするか・・・」

 

 辺りが暗くなってきたため、考えるのは一旦後にし、村へ戻ることにした。

 次の日、俺は村を歩いてる時、ゴブタが同じ身長くらいのゴブリン達に何かを教えているのを見た。

 

ゴブタ「はい!じゃあ、オイラが、お手本を見せるっす!」

 

 そう言ってゴブタが力む。

 何をする気なのか見ていると、ゴブタ影から嵐牙狼族が出てきた。

 

光輝「ほう・・・!」

 

リムル「すごいな。嵐牙狼族を召喚できるなんて・・・」

 

 俺はそれを見て少し驚いていると、ランガの背に乗り、村に戻ってきたリムルがそう呟いた。

 確かにな。まさかあんな事が出来るようになっていたとは・・・

 リムル曰く、ゴブタはやる時はやる奴らしい。

 ゴブタって、意外と天才なのかもな。

 

リムル「・・・ところでさ、前から思ってたんだが、なんでお前だけ服がそんなに豪華なんだよ?」

 

光輝「ん?ああ、俺のスキルのおかげだな。」

 

 リムルがそんな事聞いてきたため、俺はそう答えた。

 そう。俺が着ている服は、鳳凰・カグヤ・クォーツが着ているようなゴージャスな服になっている。

 俺のユニークスキル、豪華者のおかげで、ゴージャスな服にしたり、綺麗な石を宝石に変えたりすることが出来た。

 だが、なんでもゴージャスな物に変換出来るわけではないようだ。そこら辺に落ちてる石とかはゴージャスな物に変換することは出来なかった。おそらくゴージャスな物に変換出来るのは、ゴージャスの気質がある物だけなのだろう。

 

リグルド「リムル様〜!光輝殿〜!」

 

 俺とリムルが話してると、リグルドが駆け寄ってくる。

 リムルがリグルドを他の村にいた村長を纏めるリーダー、ゴブリン・キングに昇格させたことで、初めて会った時よりさらに強そうに見えた。

 

リムル「どうした、リグルド?」

 

光輝「何かあったのか?」

 

リグルド「はっ!リグルら警備班から、連絡がありました!森の中で、不審な者達を発見したそうです!」

 

リムル「魔物か?」

 

リグルド「いえ、人間です。」

 

リムル「人間!?」

 

光輝「間違いないのか?」

 

リグルド「はい。領土拡大を狙った、どこかの国の調査隊かもしれません!」

 

リムル「ふむ・・・」

 

 俺とリムルがリグルドから報告を受けてる頃、森で5人の一同が巨大な蟻に追われていた。

 

『うわあぁぁぁぁぁ!!』

 

?「カバルの旦那が悪いんでやすよ!いきなり巨大妖蟻ジャイアントアントの巣に剣なんかぶっ刺すから!!」

 

?「うっ、うるせぇ!リーダーに口答えするな!」

 

?「リーダーのくせに迂闊すぎよ!死んだら枕元に化けて出てやるんだから〜!!」

 

?「ふははははは!そりゃ無理ってもんだ!何故なら、俺も一緒に死ぬからな!!」

 

?「いやーっ!!」

 

?「あ、あのみなさん!こんな時にそんな言い合いをするのは良くないかと・・・!」

 

 3人のそんなやり取りを見た執事服を着た男がそう言う。

 すると、1番後ろにいた仮面を着けた女性が振り向き、剣を抜く。

 

?「シズさん!?」

 

?「おいよせ!」

 

 女性の剣から炎が燃え上がり、剣を前にかざすと凄まじい炎がジャイアントアントを焼き払っていく。

 仮面を着けた女性は、そのまま炎を纏った剣で巨大妖蟻を次々と斬り倒していく。

 

 しばらくすると、5人を追っていたジャイアントアントの群れは全滅し、仮面を着けた女性はその中央に立っていた。

 

?「凄い・・・」

 

 それを見た3人は呆然とし、金髪の女性がそう言う。

 すると、倒れていたジャイアントアントが動き出す。

 

?「シズさんまだ!」

 

 金髪の女性がそう叫ぶと、仮面を着けた女性の背後に倒れてたジャイアントアントが起き上がり、襲いかかろうとする。

 仮面を着けた女性は振り返り、剣を構えるが、突然頭を押さえて体制を崩してしまう。

 

?「シズさん!」

 

 その時、リムルが放った黒い稲妻がジャイアントアントに直撃して倒した。

 その衝撃で、女性の着けていた仮面が飛ばされる。

 3人と執事服を着た男は女性の元へ駆けつける。

 

?「シズさん大丈夫?」

 

シズ「え、ええ・・・」

 

?「今の、なんでやんす?」

 

?「黒い稲妻みたいだったが・・・」

 

?「一体、誰が・・・」

 

光輝「・・・おい、なんとか間に合ったのはいいが、さっきの黒稲妻、だったか?流石に強力すぎないか?」

 

リムル「だよな・・・これも封印だな。」

 

 警戒していた2人の男が武器を構える。

 煙が晴れて、5人が見たのは、俺と飛ばされた仮面を被ったリムルだった。

 

三人組「「「・・・スライムと、人間?」」」

 

リムル「スライムで悪いか?」

 

?「ああ、いや・・・スライムが喋れるなんて・・・」

 

?「信じられない・・・」

 

 2人はそう言う。

 まあ、そう言いたくなるのは分かる。

 俺もリムルと初めて会った時、驚いたからな。

 

リムル「ほら、そこのお姉さんのだろ?すまんな。怪我しなかったか?」

 

シズ「ええ、大丈夫。」

 

 リムルに渡された仮面を受け取り、そう言った。

 この女性、どこかで見たことある気がしたが思い出した。

 リムルの運命の人を占ってもらった時に水晶に映った、爆炎の支配者、シズエ・イザワだ。

 まさか、こんなに早く会えるとはな。

 

?「んで、アンタは?なんでスライムと一緒に?」

 

 1人の男にそう聞かれたため、名乗ろうとしたその時、物音がした。しかもどんどん近づいてきているような気がした。

 

光輝「まだ、何か来るぞ。」

 

リムル「えっ?」

 

 音がした方を向くと数匹のジャイアントアントが俺達の方に向かってやって来た。

 

?「ま、まだ追ってきたのがいたのかよ!」

 

光輝「・・・お前達は下がっていろ。コイツらは俺がやる。」

 

?「ひ、1人でやる気でやんすか!?」

 

?「い、いくらなんでも危ないですよ!」

 

リムル「大丈夫だ。光輝なら。」

 

『レジェンドライバー!』

 

 俺はレジェンドライバーを装着し、レジェンドのカードをバックルに装填する。

 

『CHEMYRIDE!』

 

光輝「変身。」

 

『LE-LE-LE-LEGEND!』

 

 俺は仮面ライダーレジェンドに変身した。

 

シズ「!?」

 

?「ええ〜!?」

 

?「へ、変身したでやんす・・・!?」

 

?「嘘だろ!?」

 

?「おおっ、あなたは一体・・・」

 

光輝「仮面ライダーレジェンド。広くあまねく世界を照らす、生ける伝説。」

 

 俺に向かってきた数匹のジャイアントアントの攻撃をかわしながら攻撃を繰り出し、吹き飛ばしていく。

 一旦距離を取った俺は、1枚のカードを取り出す。

 

光輝「さあ、ゴージャスタイムだ。」

 

 俺は取り出したカードをバックルに装填し、ドライバーを操作する。

 

『CHEMYRIDE!GO GO GO GORGEOUS BLADE!』

 

『 Turn up!』

 

 俺はゴージャスブレイドに変身した。

 

?「姿が変わったでやんす!」

 

シズ「あの姿は・・・?」

 

リムル「トランプのスペードライダー、ブレイドだ。」

 

光輝「ふっ!はっ!はあっ!」

 

 ブレイドの武器であるブレイラウザーでジャイアントアントを次々と切り倒していく。

 すぐさま俺はブレイラウザーに2枚のカードをラウズする。

 

『 KICK!THUNDER!LIGHTNING BLAST!』

 

光輝「はあっ!」

 

 ライトニングブラストが当たり、ジャイアントアントは大きく吹き飛び、そのまま爆発した。

 

光輝「次は、これだ。」

 

 次に取り出したカードをバックルに装填し、ドライバーを操作する。

 

『CHEMYRIDE!GO GO GO GORGEOUS KABUTO!』

 

『change beetle!』

 

 次にゴージャスカブトに変身した。

 

?「また変わった!?」

 

リムル「あれはカブトムシのライダー、カブトだ。ってことは!」

 

光輝「クロックアップ。」

 

 クロックアップで高速移動しながら攻撃を繰り出して行く。

 

?「速っ!」

 

?「動きが全く見えねえ!」

 

リムル「あれはカブトの能力、クロックアップだ。」

 

シズ「クロックアップ?」

 

リムル「見てわかると思うけど、高速で移動することが出来るんだ。」

 

 リムル達がそう言ってる間に、ジャイアントアントは次々と倒れていく。

 

 『GORGEOUS ATTACK RIDE!KA-KA-KA KABUTO!』

 

光輝「ゴージャスに、散れ!』」

 

 最後の一匹にライダーキックを叩きつける。

 ジャイアントアントは地面に倒れ、爆発した。

 

?「す、凄い・・・!」

 

?「あっという間に、倒しちまいやがった・・・」

 

リムル「流石、光輝だ。」

 

 俺は変身を解き、リムルと5人の元へ戻る。

 

光輝「怪我はないか?お前達。」

 

?「は、はい。」

 

シズ「助かったよ。ありがとう。」

 

?「助けていただき、感謝いたします。」

 

光輝「ああ、無事なら何よ・・・はっ?ば、バトラー!?」

 

?→バトラー「えっ?私を知ってるのですか?」

 

 執事の服を着た男もどっかで見たことあると思ったら、鳳凰・カグヤ・クォーツに仕える執事のバトラーだった。

 

光輝「えっ?えっ?どどど、どうして、どうしてバトラーがこの世界にいるんだ!?なっなっなっ、なんで!?ええっ!?」

 

リムル「お、おい光輝、よく分からないけどちょっと落ち着け。」

 

 俺は思わず混乱してしまい、リムルに落ち着かせられた。

 と、とりあえず俺とリムルは、色々と聞きたいことがあるため、5人を連れて村へ案内することになった。

 




今回、シズだけでなく、バトラーも登場させました。

リクエストは募集しています。
それでは、また次回。
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