転生したら仮面ライダーレジェンドになれた件   作:ランカー

9 / 16
別れと新たな出会い

 イフリートとの戦いから1週間がたった。

 俺は天幕に入ると、リムルとバトラー、そして、既に目を覚ましているシズが俺の方に向く。

 

光輝「シズ、体の調子はどうだ?」

 

シズ「うん。大丈夫だよ。」

 

光輝「それは良かった。」

 

 起き上がったシズがそう答えてくれて、俺は安心した。

 3日ほど前にシズが目を覚ましたのだが、何故自分が生きてるのか、困惑していた。

 まあ、当然だな。本来イフリートと分離したらシズは死ぬ。何十年も同化していたのなら、肉体の老化が起きてもおかしくないはず。だが、体に異常は特にないようで、元気そうだった。

 無論、その事でバトラーからどういうことなのか聞かれたけどな。

 

光輝『聖剣の力、かもしれないな。』

 

 俺はバトラーにそう答えておいた。

 そして現在。

 

シズ「・・・リムルさん、光輝君。少しだけ私の話を聞いてくれる?」

 

光輝「なんだ?」

 

 シズは俺達にこれまでのことを話してくれた。

 シズを召喚した魔王の事、その魔王にイフリートを憑依させられた事、友達を殺めてしまった事、シズを保護してくれた勇者の事。

 その勇者に保護されてからしばらくの間、勇者と共に旅をしていたようだが、理由は不明だが勇者はシズの元を去ったようだ。

 

勇者『いつの日かきっと、あの人があなたを助けてくれる。』

 

シズ『あの人?』

 

勇者『この世界を救って、伝説になる人・・・』

 

 去り際に勇者はシズにそう言い残していったようだ。

 

リムル「伝説になる人?」

 

シズ「うん。あの人が言った伝説になる人、それは・・・光輝君の事だと思うんだ。」

 

バトラー「光輝様が?」

 

光輝「何故そう思うんだ?」

 

シズ「分からない。でも、そんな気がするんだ・・・現に、君は私の事を助けてくれたから。」

 

 どうやらシズは、勇者が言った『伝説になる人』というは、俺の事だと思っているようだ。

 確かにシズを助けた。だが、俺1人では助けられなかった。

 カグヤのようになりたいと思ってるが、まだまだ遠く及ばない。

 俺がそう思ってると、シズは話の続きを話した。

 勇者と別れたその後は何十年も戦った事、ヒナタとユウキという2人の教え子の事、とある国にいる教え子の事、そしてシズは自身をこの世界に召喚した魔王を探すために、そして自身を助けてくれるという人に会える事を信じて、最後の旅に出た事を教えてくれた。

 

シズ「本当は、最後の旅のつもりだった。でも、2人のおかげでもう一度、頑張ってこの世界を生きてみようと思う。」

 

光輝「そうか。」

 

リムル「俺も、シズさんに生きていて欲しいって思ってたから嬉しいよ。」

 

シズ「ありがとうリムルさん。」

 

 シズはリムルを抱きしめた。

 その様子をバトラーは微笑ましく見ていた。

 

シズ「ねぇリムルさん、もしよかったら私の体をコピーしない?」

 

リムル「ええっ!?いや、流石にそれは・・・」

 

光輝「いいんじゃないか?もし、リムルがドワルゴンのような所に行く時に便利だしな。」

 

リムル「それはそうだけど・・・うー、分かった。」

 

 シズの提案にリムルは断ろうとするが、俺とシズの説得によりシズを捕食してすぐに吐き出した。

 

光輝「どうした2人共?」

 

リムル「い、いや、ちょっとな・・・」

 

シズ「う、うん・・・」

 

 その際、何故か2人は照れ臭そうにしていて、俺は首を傾げたが。

 そして、リムルはスライムから水色髪の幼いシズの様な姿になった。

 その直後、着替えを持ってきたリグルドが入ってきて、後ろにはエレン達がいた。

 

ランガ「我が主!」

 

カバル・エレン・ギド「「「え?」」」

 

リグルド「その姿は!?」

 

カバル・エレン・ギド「「「えぇぇぇぇ!?」」」

 

カバル「そ、その子がリムルの旦那!?」

 

バトラー「はい。その通りです。」

 

光輝「ソイツは、リムルだ。」

 

 リグルド、ランガ、そしてエレン達は人の姿になったリムルを見て驚いた。まあ、そうなるよな。

 ひとまずエレン達を落ち着かせて、事情を話した。

 3人共、シズが助かって安堵していた。

 それで俺はこれからどうするのか聞いた。

 

シズ「私は、この村に残るよ。」

 

光輝「何っ?」

 

エレン「ええっ?」

 

リムル「シズさん、いいのか?」

 

シズ「うん。私を助けてくれた光輝君とリムルさんにお礼がしたいし、力になりたいから。」

 

エレン「・・・そっか。シズさんがそう決めたなら。」

 

カバル「ああ。」

 

ギド「仕方ないでやんすね。」

 

 シズは村に残ることにしたらしく、エレン達も別れるのは辛いが承諾した。

 すると、バトラーが俺の方を向く。

 

バトラー「光輝様、私決めました!」

 

光輝「?何を?」

 

バトラー「私バトラーは、あなた様に忠誠を誓います!どうか私をあなた様の執事として仕えさせてください!」

 

エレン「ええっ!?」

 

シズ「バトラーさん?」

 

 バトラーは俺に跪いてそう言った。

 俺はもちろん、リムルとシズ、エレン達も驚いていた。

 まあ、答えは言うまでもなく。

 

光輝「いいだろう。バトラー、今日からお前は俺の執事だ!」

 

バトラー「はい!ありがとうございます!」

 

リムル「やったな光輝。お前の初めての配下だ。」

 

シズ「バトラーさん、いい主人が見つかってよかったね。」

 

バトラー「ええ!」

 

 こうしてバトラーは俺の執事となった。

 既に日も暮れていて暗くなっていたため、エレン達は村に泊まる事になった。

 そして翌日、エレン達は国に帰る準備を終えて俺達に挨拶に来た。

 

カバル「色々と世話になったな。じゃあ、そろそろお暇するわ。」

 

リムル「国に帰るのか?」

 

カバル「ああ。ギルマスにこの森の調査報告とシズさんのことも、報告しないといけないからな。ここの事は、悪い様には言わない。」

 

エレン「リムルさん達のことも、伝えておくね。」

 

ギド「旦那達も何かあったら頼るといいでやすよ」

 

光輝「そうだな。その時は頼らせてもらおう。」

 

バトラー「カバル様、エレン様、ギド様、短い間でしたがありがとうございました。」

 

シズ「皆、元気でね。」

 

エレン「シズさんとバトラーさんもね。」

 

カバル「光輝の旦那。シズさんを助けてくれて、本当にありがとう。」

 

光輝「気にするな。別に大したことをした訳ではない・・・」

 

リムル「光輝、素直じゃないな。」

 

 リムルそう言って俺に手?を伸ばして肩にポンと置いてきた。

 

カバル「最後にもう一つ。シズさんに、話があります。」

 

シズ「どうしたの?」

 

カバル・エレン・ギド「「「シズさん!ありがとうございました!」」」

 

シズ「3人共・・・」

 

 カバルの言葉にシズさんは首を傾げて、3人はシズさんを見る。

 すると3人は頭を下げ、感謝を伝えた。

 

カバル「俺、あなた達に心配されない様なリーダーになります!」

 

ギド「あなた達と冒険できた事、一生の宝にしやす!」

 

 カバルとギドがそう言い、エレンはシズに近づいて抱きしめる。

 

エレン「ありがとう・・・シズさんの事、お姉ちゃんみたいって、思ってました。」

 

シズ「3人も元気でやってね。それと、いつでも会いに来てね。」

 

 シズもエレンを優しく抱きしめてそう言った。

 その様子に俺とバトラーは微笑ましく見ていた。

 

光輝「バトラー、エレン達は良い奴らだな。」

 

バトラー「ええ。エレン様達が仲間で本当によかったです。」

 

リムル「・・・ところで、お前らの装備ボロッボロだな。」

 

カバル・エレン・ギド「「「ひどっ!」」」

 

光輝「おい、空気読め。」

 

シズ・バトラー「「あはははは・・・」」

 

 すると突然、リムルがそんな事を言い出して3人は装備を隠す様にして、俺は空気を読めとツッコミ、シズとバトラーは苦笑いした。

 それから俺達は、餞別としてエレン達に新しい装備品を渡した。

 

カバル「おおっ!憧れのスケイルメイル!」

 

エレン「スゴい!なにコレ!?軽い上に頑丈、ていうかめっちゃキレイ!」

 

ギド「い、良いんでやすか、あっしにはもったいない代物で!?牙狼の毛皮まで使用されってやっせ!?」

 

リムル「餞別だよ。ウチの職人の力作さ。」

 

ギド「職人?」

 

リムル「おーい。」

 

 カバル達は受け取った装備品を見て、興奮していた。

 リムルはその装備品を作った職人を呼ぶと、カイジン達がやってくる。

 

バトラー「光輝様、こちらの方々は?」

 

光輝「紹介しよう。右からカイジン。ガルム、ドルド、ミルドだ。」

 

カバル「か、カイジン!?マジで!?」

 

バトラー「なんと!鍛治職人で有名なあのカイジン殿でしたか!」

 

ギド「ガルムにドルド、ミルドってあのドワーフ三兄弟!?」

 

カバル「ありがとうございます!これ、家宝にします!」

 

エレン「嬉しいです!」

 

ギド「夢の様でやんす!」

 

 3人は大はしゃぎし、そのまま帰って行った。

 3人を見送った後は天幕に戻ってリムルとシズは軽い雑談をしていた。

 そして俺はバトラーから仮面ライダーについて質問攻めされたのは言うまでもないが。

 それから数週間が立ち、俺は人気のない森の中で鍛錬に励んでいた。

 

光輝「ふぅ、こんなものか。」

 

バトラー「お疲れ様です光輝様、どうぞ。」

 

光輝「ああ。」

 

 バトラーから渡されたタオルを受け取り、汗を拭く。

 もっともっと鍛錬を積み重ねなければ。

 イフリートのような強者が攻めてきても皆を守れるように、そしてカグヤや歴代ライダーのようになるには、まだまだだからな。

 そう考えてると、ガキン!ガキン!という金属音が聞こえた。

 

光輝「ん?」

 

バトラー「どうかしましたか?」

 

光輝「今、何か聞こえなかったか?」

 

 耳を澄ませて聞くと、先程のように金属音が鳴っている。

 しかも、複数の声も聞こえた。

 近くに魔物に襲われてる人間がいるのか?

 

光輝「誰かが襲われてるのかもしれないな。行くぞ。」

 

バトラー「はい!」

 

 俺とバトラーはオーロラカーテンを利用し、金属音が鳴った場所に移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「グフフ、やっと追い詰めたぞ・・・」

 

「くうっ・・・!」

 

 金髪のショートヘアで2本の角が生えた女性と20代前半の青年が鎧を身につけた豚の魔物、『豚頭族(オーク)』の集団に追われていた。

 

豚頭族A「お前達を食えば、我らはまたさらに強くなれる!」

 

豚頭族B「大人しく、我らの餌になるがいい。」

 

金髪の女性「ここは僕がなんとかします。あなたは逃げてください!」

 

青年「何を言ってるんだ!?そんな事出来るわけ・・・!」

 

豚頭族C「無駄だ。貴様らは絶対に逃しはしない。」

 

 そう言って1匹の豚頭族が2人に襲いかかる。

 金髪の女性も構えて、刀を振る。

 2つの武器がぶつかり合い、交戦する。

 豚頭族の攻撃をかわし、高くジャンプする。

 

金髪の女性「たああああっ!」

 

 勢いよく刀を振るうが、防がれてしまい逆に吹き飛ばされてしまう。

 金髪の女性は木に叩きつけられて地面に倒れる。

 だが、それでもまだ立ちあがろうとする。

 

豚頭族A「まだ立つか。トドメをさしてやる。」

 

青年「やめろおぉぉぉぉ!」

 

 青年は助けようと駆けつけるが、間に合わず。

 豚頭族は武器を振り下ろす。

 だが、その武器は女性に当たる事はなく地面に突き刺さる。

 

豚頭族A「なっ!?」

 

青年「えっ?」

 

 豚頭族と青年は驚いた。

 それもそのはず。金髪の女性の姿がなかったからだ。

 すると豚頭族が何かの気配を感じたのか、右を向く。

 青年も同じ方を向くとそこにいたのは・・・

 

光輝「間に合って良かった。」

 

 金髪の女性をお姫様抱っこしていた天野光輝とバトラーだった。

 実はあの瞬間、オーロラカーテンを使って金髪の女性を俺の元へ移動させたのだ。

 

金髪の女性「あ、あれ?僕・・・」

 

光輝「大丈夫か?」

 

金髪の女性「え?あ、はい・・・」

 

 金髪の女性は俺を見て驚き、困惑していた。

 まあ、突然現れたら誰だって驚くだろう。

 俺は金髪の女性をおろした。

 

光輝「危なかったな。お前も怪我はないか?」

 

青年「うん。俺は大丈夫。それより、君は・・・?」

 

光輝「話は、奴らがいなくなった後にするとしよう。」

 

 俺は豚頭族の集団に視線を向けて、そう言った。

 するとバトラーは豚頭族を見て、驚いた様子だった。

 

バトラー「豚頭族が、何故鎧を・・・!?」

 

 バトラーは奴らの事を知ってるようだが、状況も状況のため、聞くのは後にした。

 

光輝「バトラー、彼女を頼む。」

 

バトラー「あ、かしこまりました!」

 

 金髪の女性をバトラーに任せて、俺は前に出る。

 

豚頭族D「貴様、人間か?」

 

光輝「そうだ。貴様らは何者だ?何故この者達を襲っていた?」

 

豚頭族A「知りたいか?なら教えてやろう。我らは豚頭族、そいつらは我らが力を得るための餌だ。」

 

光輝「餌?」

 

豚頭族B「そうだ。そいつらを喰って我らはさらなる力を得るのだ。貴様らも大人しく我らの餌になるが良い!」

 

 俺が質問すると、2匹の豚頭族はそう言い出し武器を向けてくる。

 餌とか力を得るとか、言ってることはよく分からないが、これだけは分かる。

 コイツらは、敵だ。

 

光輝「そうか。言ってることはよく分からないが、お前達は俺の敵ということだな。」

 

豚頭族D「貴様、我らと戦うつもりなのか?」

 

豚頭族A「たかが人間1人で我らに勝てるとでも?」

 

光輝「先に言っておくが」

 

豚頭族C「ん?」

 

光輝「貴様らのような、品性の欠片もない豚共など俺の敵ではない。」

 

豚頭族A「なんだと!?」

 

豚頭族「人間ごときが、調子に乗るな!」

 

 俺の言葉に豚頭族は怒りを露わにしていたが、慌てることなくレジェンドライバーを取り出した。

 

青年 (あれは、ドライバーか?まさか彼は・・・)

 

レジェンドライバー

 

 レジェンドライバーを腰に装着し、1枚のカードを取り出し、バックルに装填する。

 

CHEMYRIDE!

 

光輝「変身。」

 

LE-LE-LE-LEGEND!

 

 俺は仮面ライダーレジェンドに変身した。

 

豚頭族「何っ!?」

 

金髪の女性「ええっ!?」

 

青年「ディケイド!?いや、違う・・・こんな金ピカではなかった。君は一体・・・?」

 

バトラー「ご覧ください!その名も仮面ライダーレジェンド!広くあまねく世界を照らす。まさに生ける伝説!」

 

 変身した俺を見て、豚頭族の集団と後ろの2人も驚いてる中バトラーが嬉しそうにそう叫んだ。

 

豚頭族A「姿を変えたところで何になる!同胞達よ、かかれぇ!!」

 

 そう叫ぶと豚頭族の集団は一斉に襲いかかった。

 俺は豚頭族の攻撃をかわしながら、パンチやキックを繰り出して攻撃していく。

 

LEGEND RIDE MAGNUM

 

光輝「はっ!」

 

 装備したレジェンドライドマグナムで銃撃し、後退させる。

 

光輝「さあ、ゴージャスタイムだ。」

 

『FAIZ RIDER』

 

『DEN-O RIDER』

 

『W RIDER』

 

『OOO RIDER』

 

『LEGEND RIDE』

 

 俺は4枚のレジェンドライダーケミーカードをレジェンドライドマグナムに装填し、トリガーを引くと仮面ライダー555、仮面ライダーゼロノス、仮面ライダーW、仮面ライダーオーズを召喚した。

 

金髪の女性「ええっ!?」

 

青年「他の仮面ライダーを召喚した!?」

 

バトラー「右手から携帯電話で変身する仮面ライダー555、時を守るライダー・仮面ライダーゼロノス、ガイアメモリを使って変身する2人で1人のライダー・仮面ライダーW、3つのメダルを組み合わせて戦う仮面ライダーオーズでございます。」

 

 バトラーが召喚した4人のライダーを紹介した。

 仮面ライダーについて色々と聞かれたからな。

 知識が身についたのだろう。

 

豚頭族A「増えたところで変わらん!やれ!同胞達よ!」

 

 複数の豚頭族が555、ゼロノス、W、オーズと交戦する。

 555はファイズエッジで豚頭族を切り裂いていき、武器を投げ捨てると右足にファイズポインターをセットする。

 

『Ready』

 

『Exceed charge』

 

555「はあっ!」

 

 クリムゾンスマッシュを繰り出して複数の豚頭族を倒す。

 

『Full charge』

 

ゼロノス「はああああっ!」

 

 ゼロノスが放ったスプレンデッドエンドが1匹の豚頭族に直撃して爆発する。

 

『ジョーカー!マキシマムドライブ!』

 

W「はあっ!」

 

 Wがジョーカーエクストリームを繰り出し、3匹の豚頭族に直撃して爆発した。

 

『トリプル!スキャニングチャージ!』

 

オーズ「せいやあぁぁぁぁ!」

 

 オーズがオーズバッシュで周囲の豚頭族を切り裂いて薙ぎ倒した。

 

GORGEOUS ATTACK RIDE!LE-LE-LE LEGEND!

 

光輝「ゴージャスに、散れ!」

 

 高くジャンプし、レジェンドのライダーズクレストが書かれたカード状のエネルギーを通り抜けてライダーキックを放った。

 直撃した5匹の豚頭族は爆発した。

 そして召喚した4人のライダーも消えた。

 

金髪の女性「す、凄い!(あの凄まじいオーラ、・・・一体、何者なんだ?)」

 

 金髪の女性は驚きを隠せなかった。

 あれだけ大量の数で攻めてきた豚頭族が次々と、あっという間に倒されて行ったからだ。

 豚頭族の数はまだ4匹まで減ったが、まだ戦うつもりのようだ。

 

光輝「まだやる気か。なら「待って!」ん?」

 

 後ろにいた青年が俺の隣に立つ。

 

青年「残りの奴は俺がやるよ。君にだけ任せる訳行かないから。」

 

光輝「何を言っている。後ろで大人しくしてた方が・・・」

 

青年「大丈夫だよ。俺も君と同じだから。」

 

 青年はサムズアップしてそう言う。

 俺は青年の言った事に理解出来なかったが、その言葉をすぐに理解することになった。

 青年が前に出て両手を広げると、腰にベルトが出現したからだ。

 

光輝 (あれは、アークル!?まさか・・・)

 

青年「変身!」

 

 青年は構えてアークルを操作し、襲いかかってきた豚頭族に殴りつけて怯ませる。

 

青年「うおりゃ!おりゃ!はぁっ!うおぉぉぉぉ、おりゃあああ!」

 

 豚頭族を攻めていくと、青年の姿が変わっていく。

 最後に渾身のアッパーで吹き飛ばすと、青年は全く違う姿に変わっていた。

 

豚頭族A「何だと!?」

 

バトラー「あ、あれは・・・!」

 

光輝「クウガ・・・!?」

 

 青年が平成最初に誕生したライダー、仮面ライダークウガに変身した。

 

豚頭族A「貴様、何者だ!?」

 

青年「俺は、仮面ライダークウガ。みんなの笑顔を守る戦士だ!」

 

 そう名乗った青年は、襲いかかる豚頭族を迎え撃つ。

 豚頭族の攻撃を避けながら、パンチやキックを繰り出していく。

 

?「ちょっと借りるよ。超変身!」

 

 1匹の豚頭族に強烈な一撃が命中して吹き飛ばし、金髪の女性が落とした刀を拾い、紫色のタイタンフォームになり、刀がタイタンソードに変わる。

 

金髪の女性「僕の刀が、違う剣になった・・・!」

 

豚頭族B「うおおおおーっ!」

 

 豚頭族が武器を振り下ろしたが、クウガのフォームの中で防御力が高いタイタンフォームとなっているため、攻撃が通用しなかった。

 驚いてる隙に青年は豚頭族の武器を落として丸腰にし、タイタンソードで何度も切り付ける。

 

青年「ありゃあああああっ!」

 

 タイタンソードで鎧を身につけてる豚頭族を突き刺す。

 豚頭族の体全体にヒビが広がっていき、そして爆発した。

 

青年「超変身!」

 

 今度はペガサスフォームになり、武器がペガサスボウガンに変わる。

 青年はすぐさま後ろに下がり、ペガサスボウガンを構えて狙いを定める。

 

青年「はあっ!」

 

 青年はブラストペガサスを放った。

 突撃してきた2匹の豚頭族の頭を貫き、そのまま倒れ込んで爆発する。

 

青年「お前が最後だ。」

 

豚頭族A「ぐっ、人間風情が、調子に乗るなー!!」

 

 最後に残った豚頭族が、青年に向かって

 青年はマイティフォームに戻り、右足にエネルギーを纏わせて走り出し、高くジャンプして宙返りする。

 

青年「うおりゃああああーっ!」

 

 強化マイティキックが豚頭族に直撃した。

 青年は着地し、豚頭族は大きく吹き飛んで、雄叫びを上げながら爆発した。

 戦いが終わった後、俺達は変身を解いて握手を交わす。

 

光輝「俺は天野光輝(ミツキ・アマノ)。お前は?」

 

青年→裕輔「俺は小倉裕輔(ユウスケ・オグラ)。よろしくね。」

 

光輝「その名前、まさか日本人か?」

 

裕輔「うん!そういう君も日本人なんだね?」

 

光輝「ああ。まさかこんな所で同郷の人に会えるとは思ってもいなかったよ。」

 

裕輔「俺もだよ。ところで、君も仮面ライダーなんだよね?」

 

光輝「そうだが?」

 

裕輔「君が変身したあの仮面ライダーはなんなんだい?ディケイドに似てたけど・・・」

 

光輝「?レジェンドを知らないのか?」

 

裕輔「うん。俺が知ってるのは、Wまでだから。」

 

光輝「何っ?」

 

 裕輔はW以降の仮面ライダーは知らないようだ。

 

金髪の女性「あ、あの!」

 

光輝「ん?」

 

金髪の女性「助けてくださって、ありがとうございます!」

 

 金髪の女性が俺達にお礼を言ってきた。

 別に俺は大したことはしたつもりはないんだがな。

 彼女の体のあちこちに傷があったため、バトラーが用意したフルポーションを渡した。

 フルポーションを使ったことで、怪我が全て治り金髪の女性は驚いたのは無理ないが。

 

金髪の女性「本当に、ありがとうございます。」

 

光輝「いいさ別に。」

 

バトラー「フルポーションです。あなたも。」

 

裕輔「ああ、俺は大丈夫だよ。」

 

 バトラーがフルポーションを渡そうとしたが、裕輔は断った。

 まあ、そんなに怪我はしていなかったからな。

 息切れもしていないし。

 

金髪の女性「あの、あなた達は一体何者なんですか?」

 

光輝「そう言えば自己紹介がまだだったな。俺は天野光輝(ミツキ・アマノ)

 

裕輔「小倉裕輔(ユウスケ・オグラ)。君が無事で本当によかったよ。」

 

金髪の大鬼族「僕は、大鬼族(オーガ)です。名はありません。」

 

光輝「そ、そうか。とりあえずお前達に聞きたいことがあるが、詳しい話は村に戻ってから聞く。いいか?」

 

裕輔「いいけど・・・」

 

金髪の女性「村、ですか?」

 

 俺とバトラーは2人を連れて村に戻った。

 すると、作業の手伝いをしているシズが俺達に気づいてやってくる。

 

シズ「あ、おかえり光輝君、バトラーさん。その2人は?」

 

光輝「裕輔と大鬼族、訳あって村に連れてきた。」

 

バトラー「シズ様、2人を休ませたいのですが天幕を使ってもよろしいでしょうか?」

 

シズ「うん。いいよ。」

 

金髪の大鬼族「シズ?もしかして、爆炎の支配者の?」

 

光輝「シズを知ってるのか?」

 

金髪の大鬼族「はい。直接会うのは初めてですが、何度かあなたの噂を聞いたことがあります。」

 

裕輔「俺も、色んなところを冒険してたから、爆炎の支配者の噂は聞いたことがある。」

 

 裕輔と金髪の大鬼族はそう言う。

 それを聞いた俺は、やはりシズは有名なのだなと改めて思った。

 ひとまず俺達は祐輔と金髪の大鬼族を休ませ、バトラーに食事を用意してもらい、それから事情を聴くことにした。




というわけでシズはセイバーの力で助かりました。
案を出してくださった山田プロキオンさんありがとうございます。
シズが今後、仮面ライダーになって戦うかは未定です。

そして今回の話の後半で、大鬼族のオリキャラと仮面ライダークウガに変身するオリキャラが出ました。
こんな感じで、仮面ライダーに変身するオリキャラを出していこうと思っています。

次回は大鬼族との戦いです。

リクエスト、ハンドレッドやダークライダーについて意見もあれば受け付けます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。