【本編完結】呪術高専伝タフ(続編投稿済み)   作:魚の肝

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禪院家編はかなり展開が雑を超えた雑だからごめんなあっ

後タフはタフのほとんどの技を使えるのであって全ては使えないんだ幽玄流のオカルト技はほとんど使えないんだ。


BATTLE.27 しゃあっ 愛してやるのさ

 

 禪院家当主 禪院直毘人 の弟 禪院扇 

 

 禪院家26代目当主になれなかったこの男 当主に成れる程の実力と器はないが その原因を自分の娘にすることにおいては天才的

 

  「真依………私が当主として選ばれなかった最大の原因である出来損ないの娘のお前がよくもまあ今更私の前に弱者(鬼龍)を引っ下げて姿を現せたものだ」

 

「チッ…………」

 

「何度でもいうぞ 私が禪院家当主になれなかったのは私の娘のお前達が出来損なi………ッッッ??!!」

 

扇は自らの目を極限までに開き、自らが腰かけていた刀を握りしめ落花の情を発動し、戦闘体勢に入る。

 

 (い…一体何なのだこの男から放たれる殺気は……?)

 

 怪物を超えた怪物 宮沢鬼龍(に成り切っている)タフは先程の扇の娘落ちこぼれ発言により扇を畏怖させる程の純粋な殺意を放っていた。

 

 刹那、扇が脳裏には呪力を一切有しておらず、代償として爆発的な身体能力の持ち主であり、自分に激しい恐怖を抱かせる程の実力差を見せつけた "天与の暴君" 伏黒甚爾の姿が浮かんでいた。

 

 

「クククク…笑っちゃうくらい必死だな…扇さん…落ち着けっ 落ち着くんだあっ ………あのう、そろそろ俺の言いたい事伝えてよろしいでしょうか」

 

 ピィーン ピィーン ピィーン ピィーン

 

 今にも戦闘を仕掛けようとしてくる扇に対して、タフは何処から出したのか分からないコインでコイントスを始めながら扇さんを宥める。

 

 (どわーっ 16歳相手にビビりまくっとるやん アハハこれはキツイわ)

 

「い……一体お前は何なのだ……?何しに来た……?」

 

 扇は恐る恐るタフに質問を投げかける。真依をタフの要件が何なのか気になるようだ。

 

 「真依を愛してやるのさ」

 

「「????????」」

 

 ピィーン ピィーン ピィーン ピィーン ピィーン ピィーン

 

  タフの予想外の返答に扇のみならず真依も困惑していた。そんな困惑してる2人を置き去りにするようにコイントスの音が鳴り響く。

 

 「な…何を言ってるのタフ君…?」

 

 「ど……どういう事だ……?」

  

 

余りにも意味不明な解答の為、真依と扇はタフに再度質問を投げかける。

 

 「なんのマネだ この期におよんでボケたフリをして逃げようというのか? 俺が真依と結婚してあらゆるものから真依を守るんだ」

 

「………………………??!………………………た…確かに真依は出来損ないの娘だが、禪院家の血を引いている。出会ってばかりの男に安安と結婚させるわけないだろう」

 

 タフの言葉にこれは結婚挨拶であると何とか理解した扇はタフの要望を拒否した。彼女の実家に出向き、結婚挨拶を行うという事は常識を超えた常識なのだが、事前に娘に結婚に関しての連絡などをされておらず、唐突な結婚挨拶であった為、扇は困惑していたのだ。

 

 「何を勘違いしているんだ? 俺は真依をあらゆるものから守ると言ってるの それは娘を愚弄して傷つけてる扇さんも例外じゃないの だから扇さんを俺がグッチャグチャに潰してやるよ」

 

 

   シュラ ボアッ ビュソ

 

  「おーっ 怖っ」

 

  ピィーン ピィーン

   

 

その言葉が引き金となり、扇は刀を高速で引き抜き、術式で刀に炎を纏わせ延長された刀身でタフの首目掛けて切りかかろうとするもタフはそれを簡単に避け、コイントスを依然と続ける。

 

 「結婚する嫁の父親を潰そうなどとは……お前…イカれているのか?」

 

「フンッ お前を父親と認めるわけないだろう それに呪術師はイカれてナンボなんだ そんな事をいってるから扇さんはいつまでたっても当主になれないんだ。 娘の出来とかは関係ないんだ。これは欺瞞ではない事実だ。」

 

 「貴様……………ッッッ???!」

 

扇は自分の攻撃を避けられたタフに再度タフに攻撃しようとするも突如身体に異変が生じた事に気づいた。

 

 (な………何故だ……何故……私の身体が動かない……?)

 

蛇に睨まれた蛙が恐怖の余り逃げたくても身体がいうことを聞かず身動きを取ることができない様に……扇の身体はタフと戦闘を行う事を拒否していたのだ。

 

 

ピィーン  グシャッ スッ

 

 (タ……タフ君の握りしめたコインが一発の弾丸みたいに小さく圧縮されてる……)

 

「クククク……今にも飛びかかってきそうだな 怒りと憎しみに満ちた顔をしている。……俺に勝負を挑んでくるという事は…そうか…死にたいんだな…このコインであの世に送ってやるよ。さぁおじいちゃん…オヤスミの時間ですよ」

 

 タフは圧縮されたコインを握りしめた右手の親指の爪甲と人差し指の第二関節の間に挟み、動けなくなった扇に向ける。親指で弾丸の形をしたコインを弾けば、コインは扇の眉間をぶち抜くという寸法だ。

 

 (ば…馬鹿な……指一本も動かせない……あ…有り得ん…こんな成人もしていない若僧に娘さえ出来損ないでなければ当主に確実に成れていたであろうこの私が………こ…殺される……?!)

 

 「死んだら派手な葬式出してもらいな みんな哀しいフリをしてくれるさ」

 

「貴様……此処で私を殺してどうなるか分かっているのか…?!禪院家の術師が全力でお前を殺してくるのだぞ!」

 

「"私を殺してどうなるか分かっているのか" いいねぇその三下特有のカッコ悪くてダサいセリフ。禪院家の術師が全力で殺しにくるだと…?それがどうした!俺は"怪物を超えた怪物" 並の人間の術師の常識など通用しないから怪物なんだ! ふははははっ 死ねいっ!!」

 

 

「や…やめろおおおおお────っ!!!!!」

 

 

 

 

    バキュ───────ソ

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  「ぶ………ぶああ〜〜〜〜っ」

 

「ク…クソ親父が血の涙を流して気絶している!」

 

「あんた相当弱いよ きっと昔もね」

 

 「た…大変だあっ」

 

「扇様が倒れたあっ 炳に連絡しろっ 今すぐだ!!」

 

タフはこれからの禪院家との戦闘を踏まえ、銃弾の形をしたコインで眉間を撃ち抜かれるという幻魔を一先ず少ない呪力で見せて様子見しようと考えたのだが、まさかこれで倒れると思っていなかったタフは扇の実力の低さに呆れていた。

 

 

 

 「アハハハハ 真依ちゃんよ!大いに笑えっ 扇が血涙を流し、泡を吹いて倒れているぞっ こいつは高専の生徒にやられたという事実を背負いながら死んだように生きていくんだ。」

 

 

 「ハ…ハハハ……」

 

その言葉に真依はクソ親父が無様にやられた事による喜びとタフの突然の告白でなんとも言えない顔をしていた。

 

「どわーっ もうこんな時間ヤンケ 真依ちゃん あと少しで任務が始まるヤンケ 車来てるヤンケ 急げっ 逃げ遅れるなっ 任務・ラッシュだあっ」

 

そういってタフは真依を車に乗る様に急かす。

 

 「タフ君は逃げないの?」

 

「何言うとんねん 禪院家の術師と戦えるなんてそうそうない機会なんだ おいしいんだ 全力で闘ってくるんだ」

 

 「そう……………………タフ君」

 

「ん?なんや?」

 

「思いっきりぶっ壊して」

 

「おうっ」

 

その言葉を最後に2人は別れを告げ、一人は任務へ、そして一人は禪院家へ向かっていく。

 

 

禪院家の庭園には既に"炳"と"灯"、そして"躯倶留隊"で溢れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 「しかし…こんな奴一人にこんな大軍引き連れてくる必要があったのか?」

 

"炳"の一人、禪院甚壱が同じく"炳"の一人である禪院蘭太に問いかける。

 

 「そりゃあ必要でしょう…だってこの人扇さん気絶させたんですよ?」

 

「扇程度ならなおさらこんなにいらねぇだろ」

 

「フォフォフォ 分かってないのお甚壱…この小僧は聞いたところによると指一本触れずに扇を失神させたそうじゃ 奴の実力は未知数……今の所は様子見が賢明じゃな」

 

またしても"炳"の一人 禪院長寿郎にそう言われ、甚壱は半ば納得する。

 

 「うおおおおっ 多勢に無勢だ いっけぇっ!」

 

禪院信朗率いる"躯倶留隊"、そして"灯"一斉にタフに突撃し圧殺を計る。

 

 「しゃあっ 覇生流 "連続風当身"!!」

 

 タフの呪力を乗せた風が"躯倶留隊"を吹き飛ばす。しかしそれでも数十人はタフに全方位から徐々に距離を詰めていく。

 

「死ねぇええええっ」

 

「しゃあっ 灘神影流 "霞突き" "腕がらみ鎖骨投げ" "首旋投げ" "髄破"

"釘車" "一寸棒死"!!」

 

 死角からの攻撃は直感で察知し回避してから攻撃を正確に入れていく。頭突き、投げ技、打撃技、突き技、多様な技で"躯倶留隊"を捌いていく。

 

 

       バチッ

 

 「なにっ?!」

 

 "躯倶留隊"がほぼ全滅した所で"炳"が遂に動いた。先ずは蘭太が術式でタフの身動きの停止を試みる。

 

 ギ………ギギ……ギギ…………ギギギギ

 

 「(ッッッ?!!もう動いてる?!クソッ!! 怪物め!)今だ!甚壱さん!長寿郎さん!!」

 

 「「おうっ!」」

 

  ゴゴゴゴゴ…… ヒュ─────────ッ 

 

        カッ

 

 

      ドカアアアァアアアァソ

 

 

 長寿郎は地面を隆起させて、甚壱は背後に双方巨大な手を出現させ、長寿郎の巨大な地面の両手が動けなくなった標的を捕まえて地面の両手ごと甚一の背後の隕石の様な巨大な拳が潰す。相手は確実に死んでしまうだろう。

 

 

 ………しかしそれは並の術師の場合の話である。

 

  「なにっ?! 奴がいない?! クソっ! 何処だ?! 何処いっ………ッッッ??!」

 

 

  「グッ……!…グギギギギッ………ッッ!!」

「ばあーっ!!」

 

甚壱が辺りを見渡して目にしたのは左肩を撃ち抜かれ、裸絞めで伸びていた蘭太と不適に笑うタフの姿だった。

 

 タフは蘭太の術式で動き辛くなっていた時、握りしめていた弾丸コインでタフは蘭太が自分の動きを止めている張本人であろうと推測し、彼の肩を辛うじて打ち抜いていたのだ。

 

 先程まで武術ばかり使用し、タフに"風当身"位しか遠距離技が存在しないと完全に思い込んでいた蘭太は予想外の左肩に走る激痛に一瞬気を取られタフから目を離してしまう。その隙にタフは蘭太に急接近し背後に回り込み、裸締めで失神させたのだ。

 

 「ら…蘭太までやられるとは……」

 

「怪物じゃなコイツは………」

 

 

「おーおー…皆さん随分とガキ一人相手に手こずってるようやのお…」

 

「ッッッ??!!!!?」

 

甚壱、長寿郎、タフが禪院家の屋敷の方に目を向けるとそこにいたの

は"炳"禪院直哉の姿だった。

 

 「うはーっ 蘭太君めちゃくちゃ無様なアホ面晒してもーとーやん あんた人の心とかないんか?」

 

「あなたが"禪院直哉"ですか?どういう負け方をしたい?失神KOか?それともギブアップか?」

 

◇死合が始まる………!




・いい所の坊ちゃん
・煽り気質
・身内にコンプレックスを抱いている
・子安武人が関与している

 もしかして禪院直哉と葵新吾は同一人物なんじゃないスか?

タフ坊のキャラクター・ボイスは誰がいいのか教えてくれよ

  • 岩田光央
  • 小野坂昌也
  • 福山潤
  • 岩崎諒太
  • サクーシャ
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