【本編完結】呪術高専伝タフ(続編投稿済み)   作:魚の肝

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俺はラブコメを読んだことがありませんしこれからも読むつもりはありません そんな俺でもマネモブの心をときめかせる様なラブコメを書けますか?

後数巻でTOUGH読み終えるのん


BATTLE.31 しゃあっ ワシも嬉しいぜ!

 

 

 タフは高専に戻り、医務室に運ばれて反転術式を施して貰ったもののタフは激痛のあまり気絶していたままだった。数時間経過するがタフは一向に目覚める気配はなく、自室で療養される事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 

 「しゅわ──────っ!!」 

 

 

 

 

タフが長時間の睡眠から目を覚ます。 タフは目覚めた後辺りを見渡して今起きた場所が自分の部屋である事を理解すると、ホッと胸を撫で下ろし、今夜中の三時ということもあり、禁断の睡眠"二度打ち"を行おうとした途端にコンッコンッとドアをノックする音が鳴り響き、ガチャリとドアノブを開けて真依が入ってきた。

 

 

 

 「ねえ……タフ君…もしかして…起きてる?」

 

 

  「マイ・ペンライ!!(おおっ ウン・スタ呼びからタフ君呼びに完全に変わっているっ 真依ちゃんにとってのワシの好感度が上がったんや 恐らく今のワシと真依ちゃんとの距離は恋愛映画の中盤くらいの近さだと考えられる)」

 

 

 

 

 

 

この時タフは知る由もないだろう…真依が今タフのことを自分の身体を捧げられる程に好いていることを……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 (……タフ君が私に恋してたのは分かってた)

 

 

私が任務で初めてタフ君と出会った時、火照った顔、緩んだ表情、そして少しトロンとした目線……思春期特有の恋に落ちた時のウブな反応をタフ君は連発して、自分に気があるのだと勘づかせていた。それに加えてタフ君が自分を煽ってきた時、コレを『好きな子に変にちょっかいをかけてしまう学生の男達の行動パターン』だとドラマやテレビ番組で見て知っていた私はその疑惑が確信に変わった。

 

 無論、初めは告白しようものなら瞬時に拒否して気色悪いだの近づかないでだのと罵るつもりであった。整ってはいるものの、お世辞にもタフ君の顔はそこまでイケメンではなく、私好みの顔ではなかった。おまけにセリフ回しは変だし、お姉ちゃんの真希の事も呪具振り回してるゴリラとバカにしてくるタフ君に正直当時かなりの嫌悪感を抱いていた。

 

 

 だけど、タフ君との初任務で自分の身を特級呪霊から守ってくれた時、ほんの少し、ほんのちょっとだけタフ君に好意を抱く様になった。(ウンコとオシッコ漏らしてたけど)

 

 

 そして、タフ君が東京校の学長から謹慎を食らって京都校で授業を受ける事となり、相対的にタフ君と一緒にいる時間が増えた。休み時間にタフ君が私に分からない問題を聞きにやってくるから教え込んだり、揚げ足を取り合ってレスバしたり、トランプやボードゲームしたりして過ごしていた。

 

 

 …………かなり楽しかった……レスバトルはタフ君がこう見えてかなり論理的で、セリフに含まれている独特さも相まって退屈しなかったし、ババ抜きや将棋をしたりしていた時のあのまるで生気が感じられないマネキンの様な死んだ目をしたタフ君は今思い出しただけでもツボに入ってしまう。

 

正直この時タフ君に告白されたら私は悩みはするもののOKしていたかもしれない。だけどそれはタフ君は強くて私を守ってくれて、一緒にいてて退屈しない都合の良い暇つぶし相手だから一緒にいとこうって意味であまり好きではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 ある日突発的に直哉にレイプされたトラウマがフラッシュバックしてきた。あの時の嫌悪感と不快感が再び身体中をつたう様な感覚に陥り、慌ててトイレに駆け込んで、胃の中の物を吐き出して、なんとか落ち着かせた。身体を横にするとレイプされた時の事をまた思い出して気持ち悪くなるから仕方なく椅子に身を任せる。

 

 

 そんな時にタフ君がやってきた。私を見て何かを察したのか、一人で抱え込むな、ワシの大胸筋でなんぼでも受け止めたる…と私を励ましてくれた。

 

 

 私は抱え込んでいた全てをタフ君に吐き出した。そんな私をタフ君は抱きしめてくれた。逞しくて、温かくて、とても心強い胸だった。

 

 

 後日私とタフ君は二人でクソ親父に会う為、禪院家を訪問することとなった。正直絶対に行きたくなかったけど、タフ君がいてくれたら大丈夫な気がした。

 

 相変わらずクソ親父は口を開けば私や真希の事を出来損ない出来損ないと罵り、それにキレたタフ君は凄まじい殺気を放ってクソ親父を怖気付かせる。この流れがなんとも爽快感があって今でもほくそ笑んでしまう。

 

 

 

 

 そしてここからが肝心だった。

 

 

 「い……一体お前は何なのだ……?何しに来た……?」

 

 「真依を愛してやるのさ」

 

 

 その言葉を聞いた時、理解出来ず困惑で一瞬全身が強張った。だがこれが結婚挨拶である事をすぐに理解した。尚更困惑した。もっとデートとか、そういう段階を踏んでから行うものなのではないか……と

 

 ここからもタフ君がクソ親父に宣戦布告するわ、クソ親父はタフ君を殺そうとするわ、そのクソ親父がタフ君に触れられさえもせずに気絶するわで、困惑、驚愕、歓喜、そんなありとあらゆる感情が混ざり合って何とも言えない感覚に陥っていた。

 

 タフ君曰くこれから禪院家の術師ほぼ全員を相手どるらしい。そんなの無茶だと思いつつも、タフ君にはそれを実現させる程の気迫があった。

 

 

 「タフ君……」

 

「なんや?」

 

「思いっきりぶっ壊して」

 

 私のトラウマを消し去って、私を救ってくれるかもしれない…だからタフ君に頼る事にした。

 

 私はタフ君に別れを告げて任務に向かう為そそくさと車に乗り込んだ。

 

 …………それにしても今タフ君が私なんかの為にこんなに体張って闘ってくれてるんだなぁ………

 

  「ねぇ〜真依さん?最近いい事ありました?」

 

「え?なんでです?」

 

「いや〜〜顔真っ赤にして表情もいつもより穏やかでしたから!彼氏でも出来ました?」

 

「あっ……なっ……そんなこと……ないです……」

 

「嘘つけっ より一層赤くなったじゃないですか!」

 

 つい顔を手で覆い隠してしまう。今思えば生まれてこの方私自身の為に誰かが何かを全力で行動してくれる………そんな機会に滅多に恵まれずに生きてきた……だからタフ君が今闘ってくれているのが異様に嬉しく感じるのかもしれない……。それにしても……タフ君が私の夫………かぁ〜〜…………♡

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 タフの部屋に真依がドアを静かに開けながら入ってくる。

 

 

 「ねぇ……タフ君……一つ言いたいことあるんだけど…いい?」

 

真依はもじもじしながらもタフにそう尋ねてくる。いつもとは全く持って違う真依の様子にタフは若干不思議に思いながらもしっかりと聞き取れる様に耳に手を当てる素振りをする。

 

 

 「あの……やっぱりタフ君と結婚するのは流石に急すぎて受け入れられないっていうか……その……私達まだ高一でしょ……?そういう意味でも早いし……」

 

「ククク…まあ事実だからしょうがないけど まあぶっちゃけ真依ちゃんを守るっていう口実作る為に勝手に結婚するって事にしたから今から真依ちゃんはワシの嫁とは言わんけどなブヘヘヘh『だから!』えっ」

 

 

 

 

 

 

 

「だからその……エト……お付き合いから……始めケ あっ 噛んじゃっ……ソノ………お付き合い!から!……始め………たいなあって……!」

 

 

 真依の顔は湯気が出ているのではないかと思う程に火照り、若干アガリながらも自身の思いを伝えた。

 

「怒らないで下さいね……そんな告白断る理由がないじゃないですか…ワシと真依ちゃんが互いで互いを支え合う……普通に"最高"だ。

 真依ちゃん 貴女に一つ言いたい事があるんです……ワシ……今めちゃくちゃハッピーハッピーやんケ!」

 

 

 

 

 タフもまた、顔を真っ赤にしながらもこの機会を逃さんとばかりにしっかりと答えた。

 

 

 「ねぇ……タフ君?」

 

 

「ん?なんや?」

 

 

「今日タフ君と一緒に寝てもいい?」

 

 

◇次回…どの様な展開に………?!




真依ちゃんが告白させる側だと思ってたら告白する側だったなんて刺激的でファンタスティックだろ?


感想を書くから尊いんだ 作者のモチベーションが高まるんだ

タフ坊のキャラクター・ボイスは誰がいいのか教えてくれよ

  • 岩田光央
  • 小野坂昌也
  • 福山潤
  • 岩崎諒太
  • サクーシャ
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