【本編完結】呪術高専伝タフ(続編投稿済み)   作:魚の肝

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ぶっちゃけ九十九関連は後付けを超えた後付けなのん


BATTLE.50 しゃあっ 猿展開

 

 ◇◇◇

 

 唐突であるとは思うが、この世界には矛盾は実在する。

 

 0.999…=1

 

一見荒唐無稽に見えるこの数式。しかし、0.999…をxと仮定し、10xからxを引くと、10x−x=9.999…−0.999…。9x=9。x=1。これにより、先程の数式は正しいと証明された。

 

 矛盾はこの世界に頻繁に生じているのだ。

 

 花沢の術式は"猿展開"。時空や事象、身体的特徴などに矛盾を生じさせる術式。

 

 猿展開はタフが無意識の内に発動させており、

 

 タフ・シリーズのおとんをこっちの世界に連れ込んだり

 

 未来のタフ・シリーズやルック○ックやマイ○ジ、ゴールデン・○ムイなどのドラマを読んだり観たり出来る様にしたり

 

 剃った眉毛を即座に再生させたり

 

 やたらと他人の能力や技に詳しい人間を出したり

 

 本来なら存在しない人間(京都校の反転術式使い)を出したり

 

 更には人間の死すらも無かった事にしたりなど出来る。(花沢はコングに首を折られた際にこの能力を発動させ生き返った)

 

 因みにおとんの術式も猿展開であり、天内達に護衛に同行出来ないと伝え、同化する場所を聞いていないにも関わらず、猿展開を無意識の内に発動して同化場所に駆けつけることに成功し、その後元の世界軸に帰った。

 

 

 

 

 しかし、術式が余りにも強力過ぎるが故に、誰にも存在を気づかれないという縛りと一度領域展開で領域に付与すると術式が使用不可となってしまう縛りがかかっていたが、前者を花沢がシン・ブラックを経験したことによって縛りを無視して自分の術式を認識した。

 

 猿渡哲也空間、略して猿空間の射程は500億メートル。その射程内で時間軸問わず任意に猿展開を生じさせる。猿空間で花沢は真希やパンダ、棘、その他多くの人間を蘇生させることに成功した。

 

 

 

「ホ ギ ュ ア ア ア ア ア ア」

 

ピト………………

 

「猿空間はさぞ冷たいだろうねぇ……」

 

花沢はコングに触れてそう呟く。

 

 猿空間のもう一つの能力…………それは領域内に引き込んだ対象の封印と、封印している間の花沢を除く、全人間からの対象の記憶の抹消。ハイパー・コングはこれから猿空間送りにさせるのだ。

 

 (ウム………お前に会ってから全てが始まったんだナァ………そう……"全て"が………)

 

花沢の脳裏に浮かんだのは、猿展開で未来のタフ・シリーズを読んでいたらコングに襲われたあの時のことであった。

 

 (ゴリラよ……今となってはワシはお前を微塵も憎んじゃいない……ゴリラ………ワシはお前を………)

 

「愛してやるのさ」

 

「ホギュアッ??!!」

 

「なにっ」

 

 バキッ バキッ バキッ バキッ

 

その言葉を聞いたハイパー・コングは身体中から肉体が軋む音が聞こえる。そして、中から、()()()()が出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「我が名は喜基!!解呪成功!!ファー眠い」

 

「あわわっ お前はおかん」




矛盾のxの下りは刃牙やトリコみたいに無理矢理説得力を持たせる手法なんだ。あまり鵜呑みにしない方がいいっ!
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