【本編完結】呪術高専伝タフ(続編投稿済み)   作:魚の肝

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御年越しだッ


クククク有り難く思いなマネモブ共にお年玉として続編と外伝をぶち込んでやるよ

 『JUTOUGH』https://syosetu.org/novel/362397/

『Sharmans✖️Devil Kiryu in Jujustu Kaisen』 https://syosetu.org/novel/361774/


因みに前回のトタタタタ…は花沢の足音らしいよ
読んでみると分かりにくかったから修正したのん

 


BATTLE.53 しゃあっ 御年越しだッ そのニ

 

 

 ◇◇◇

 

 「まぁまぁ真依…花沢も反省してることだしさ…落ち着けって…な?」

 

「申し訳ありませんでした(ルーセー書き文字)」

 

「うん…私も怒りすぎたかも…ごめんね花沢君…」

 

真希に宥められ真依が謝ると花沢はすっかり元気を取り戻す。

 

「しゃけしゃけ!」

 

「クククク有り難く思いな喜一…夜蛾からの英才教育を受けたこのお兄ちゃんがお前にみっちり教え込んでやるよ」

 

「僕数学得意だから前数学で赤点取ってた花沢君の力になれると思うよ!」

 

 「お前に貸し作ってばっかだからな…偶には私にも恩返しさせてくれ」

 

「俺に任せろ喜一」

 

 「僕は担任だぜ、学校も家も関係なく教育してやるのよ」

 

「パンダ兄ィ ユウータ 真希姉 棘 おとん 五条先生 真依ちゃんがワシの勉強を支える…ある意味"最強"だ。」

 

 「赤点取ッタラ祟ルゾ花沢!」

 

「ちょっと待てやオッサンは何者や?」

 

 ミ

 ゲ

 ル 

 ・

 オ

 ド

 ゥ

 オ

 Ⅰ

  ル

 !

 

 C.D.T.K後、ミゲルは五条にその実力を買われ、乙骨の師匠となったのだ。因みに後日ミゲルは五条と交戦した際無くなってしまった黒縄がまだ残っていないか乙骨と共にケニアに旅立つこととなる。

 

 因みにラルゥはある術師と海外に同行し、ミミナナ・シスターズ達は独房にいる夏油と大晦日を過ごしていた。

 

 「俺ハ英語ガ得意ヤンケ任セルヤンケ」

 

 総勢八人による花沢の教育が終わった後は全員特に予定など無かった為部屋でだらだら過ごした。

 

 ある時は映画や漫画、ドラマを見たり、

 

 「鯉○少尉の再現度高すぎる 本気で惚れちゃうかも」

 

「オイ花沢!TOUGHを読ンデタラバルカン・ボビーガ出テキタゾ!

 オ前が言ッテタバルカン・ボビーッテコイツノコトカヨ!俺銃使ワネェンダケド!」

 

 「ヒャハハハハハ!この映画のムカつくヒロイン派手に死んでて無茶苦茶オモロイでぇ!!」

 

 (……喜一が言っていたシリアスな映画を観てみているが……中々に物騒だな)

 

ある時はゲームをしたり、

 

(ババ抜きで最終的にワシと乙骨の二人、更にワシの持ってるカードが一枚、乙骨が二枚なんダァ…ムフッワシは今ジョーカーを持っていないから気をつけようね…

 

 おーっ乙骨が持ってるカード二枚の内片方を上げてるやん!やっすいブラフやな安すぎて質の悪さが見え見えやぞ 

 

 マサイの戦士騙されてない…邪悪な嘘は()()()で分か『スッ』『やったあっ 勝ったあっ』はうっ)

 

ある時はおせち料理の準備をしたり、

 

 「しゃけ♪昆布♪梅干し♪数の子♪タフ!タフ!!タフ!!!」

 

「重箱にタフ・グミを捩じ込むのはルールで禁止っスよね?」

 

「花沢君その包丁何?」

 

「おいタフお前それ特級呪具じゃねーか何特級呪具で大根切ってるんだよお前」

「ワシがこの呪具の所有者なんだよ蛆虫野郎ーっ」

 

(あの世の甚爾のコメント)

 

『そうやっ それでええんやっ』

 

 こうしている内に元旦までの時間もあと僅かになっていった。

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

「今日は一家団欒の象徴スキヤキや!ムフッ…紅白歌合戦も観ようね」

 

「あれっ ガキ○は?」

 

「荼毘に伏したよ……」

 

「コンプラ…糞……他にも色々……糞……」

 

大晦日も午後6時に差し掛かり、五条とミゲルが夏油の所で年越しするべくこの場を去り、七人はスキヤキをつっつきながら紅白を観る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜激しい風が今〜〜♪心に舞う〜〜♪「サヨナラ」はただ一度の♪過ちなのk 『おかか〜〜〜!!』

 

 

 

「た〜と〜えー500億マイル!離れてい〜ても〜〜!!夜が来て!!また心は!!求〜め〜あう〜んだ〜〜クヤシイダロウガシカタナインダ」

 

 「星空の外のディスタンス!燃え上がれ!愛のディスタンス!!遮る夜を飛び越えて この胸にもう一度〜〜……」

 

 

『BABY COME BACK!!』

 

    『しゃけツナマヨ昆布!!』

 

『ベイビー・カムバック!!』

 

 

 「うるせぇんだよ(ゴッゴッ」

 

「ふざけんじゃないわよボケが」

 

「 狗巻()()パンダ()()花沢()()今はカラオケじゃなくて紅白なんだよ」

 

「歌手の歌声が掻き消されて聞こえ無いじゃないか えーt FIVE HUNDRDS MILES 君に遠すぎt』ガァッデム!!」

 

パパパァソ

 

 「「「はうっ」」」

 

 「お見事!蝶○ビンタ炸裂だあ!」

 

「やばっ 花沢君達三人が方○に見える」

 

夜蛾のガキ○の蝶○を思わせるビンタ三連発で花沢・狗巻・パンダの三人は撃沈。真希、乙骨、真依はその見覚えがあり過ぎる光景にツボっていた。

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 すき焼きも食べ終え、今年の思い出をみんなで思い耽っていると、いつの間にか時計の時針が11時に差し掛かる。これから年越しそばを食べようとしていた。年越しそばと聞いた花沢は少し顔を曇らせた。

 

 

 (……年越しそば……おかんが生きてた頃は大晦日の夜に仕事から帰ってきたおかんが笑顔でどん○衛が入ったポリ袋をガサガサ揺らしとったなぁ……

 

 出来上がったどん兵○を二人で半分こ……いや…ワシの方が多かったかも……でもとってもおいしかったのん……おかんがいなくなってからもワシいつも大晦日にどん兵○食ってたし…

 

 

 ………もしかして今から食べるそばがどん兵○と比べ物にならない程美味しかったら、ワシとおかんとの思い出はあの程度の年越しそばしか食べられなかったような貧しく…苦しかったものになってしまうんじゃないスか?

 

 いや…おかんと過ごした時間が辛かったワケやないねんけど……なんか……おかんと関わってきた事柄が今後体験する出来事より劣っていると思ってしまいたくないんダァ……まぁおかんはそんな事微塵も気にするとは思えへんけd)

 

 

「すまん…牛肉に費用割きすぎてどん兵○の蕎麦しか買えんかった」

 

「えっ」

 

「足らなかったら足らないって言えばええやん…まっ どん兵○も美味しいし今からじゃ蕎麦買うなんて到底不可能なんだけどね」

 

誰にも気づかれない位に花沢は口角を上げた。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 ゴォーーソ  ゴォーーソ  ゴォーーソ

 

 

 

  「「「「「「「……………」」」」」」」

 

元旦を迎えると共に、除夜の鐘が鳴り響く。数十秒間七人は合掌したまま目を閉じている。各々任務の成功、昇級、無病息災、これからの人生の幸せを願っている。

 

 「……んじゃ!そろそろ帰るね花沢君!明けましておめでとう!!それじゃあ…散れっ!」

 

 

 

  ビュッ

 

 乙骨達五人は一瞬に姿を消し、その場には真依と花沢の二人が残った。

 

 「じゃ……寝よっか」

 

「ウム」

 

 二人はベッドの中に入って眠りに着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 

 「ホ ギ ュ ア ア ア ア」

 

 

「う   あ

 

   あ  あ

 

 あ あ

  あ

 

   あ(pc書き文字)」

 

 

「はっ!!……はあっ…………はあっ」

 

 「ん〜?どうしたの花沢君?」

 

「あ…ああ問題ない……」

 

現在午後六時半で外ま真っ暗。花沢は元旦にあろうことかハイパー・コングに嬲り殺しにされる悪夢を観てしまった。一富士二鷹三茄子が元旦の夢に出てくる縁起がいいものなのであるが、花沢はハイパー・コングを見てしまった。

 

 夢の中だったのかコングの正体が母親の呪霊化した事実もその時頭から抜け落ちており、花沢はコングのなすがまま夢の中で殺された。

 

 その夢の内容に花沢は心底震え上がった。これから自分や他の仲間がいつ殺されてもおかしくないことを改めて実感したのだ。気づけば涙もツツ…と流れ出ており、震えが真依にも伝わっていた。

 

 「はうっ……はうっ……」

 

「………………」

 

 

ムギュッ

 

「えっ….」

 

「大丈夫?落ち着いた?」

 

震えている花沢を真依が身体全体で優しく抱擁する。いつもなら顔が真っ赤になって興奮するのだが、今は興奮など微塵も感じず、真依の体温で身体の震えも落ち着いていく。

 

 

花沢は落ち着きを取り戻すと、真依に夢のことを話した。これから自分や…他の皆が死ぬかもしれないと思うと堪らなく怖くなったのだ。その話を聞くと真依は花沢の頭を撫でた。

 

 「…でもさ……花沢君はその事を承知の上で呪術師になったんでしょ」

 

「はうっ」

 

花沢は夜蛾と始めて会った時を思い出す。強敵と闘えて死ねるなら本望と言っていたあの時の自分を。

 

 「呪術師はいつ死んでもおかしくない……なら…今この瞬間を目一杯幸せに皆と過ごしましょうよ…でしょ?」

 

「……」コク

 

 真依が優しい声で語り掛けると花沢は無言で頷く。少し元気を取り戻した様だ。

 

 「まっ……花沢君が辛くなったらいつでも私に泣きついていいからね…その度に私があなたを受け止めたげるから…私めっちゃタフになったし」

 

そう言いながら真依は口元を隠してクスクス笑う。その笑いに花沢も釣られて笑っていると、カーテンから光が差し込んでくる。

 

 

 「御栄光だッ」

 

ベッドから飛び出てカーテンを開けると、元旦の太陽が姿を現した。太陽の光が辺りを照らし、身体全体に当たってなんとも心地いい気分に浸っていると、真依が再度花沢に抱きつく。

 

 「花沢君…今私人生で一番幸せかも」

 

「俺と同じ意見だな…だが一番の幸せはこれで終わりじゃない…これから始まり続けるんだ。ワシと真依ちゃんはこれからも幸せのピークを更新し続けるんだ」

 

「何そのめちゃくちゃクサいセリフww」

 

そう言うと真依はまたもや吹き出して笑う。

 

 

 「その気持ち…分かるぜ真依ちy『でも…すっごく素敵』」

 

  

 ムギュゥ……

 

 花沢と真依は互いにしっかりと抱きつく。二人とも昇り行く太陽の様な満面の笑みをしていた。

 

 

 

 これからどれほど辛いことが起きようと、二人はこうやって抱きしめ支え合って生きていくのだろう。何故なら二人は()()なのだから。




明けましておめでとうございます!2025年も何卒宜しくお願い申し上げます!!(語録無視書き文字)
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