【本編完結】呪術高専伝タフ(続編投稿済み)   作:魚の肝

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BATTLE.8 しゃあっ ワシの名前はキャプテンタフ

 

 

「はうっ」

 

 ワシが生き返ったあっ。 いやーっ 一瞬空港でアイアン木場と 「南へ行きたいですね」 「…… 生身(レア)でねグッ」みたいな会話を交わしたような気がするけどまあええやろ  いやっ お前は死んだんだ でも生き返ってくれてよかったよ

 

 ワシが起き上がった所で五条先生は空気感を仕切り直す為に一旦合掌し、

 「ってな感じで 彼の事がだーいすきな里香ちゃんに呪われてる乙骨憂太君と! 灘神影流という謎の武術の使い手 学長の養子にしてパンダの義理の弟の宮沢熹一君 通称タフでーす!! みんなよろしくー!! 憂太に攻撃すると里香ちゃんの呪いが発動したりしなかったり 

 なんにせよ みんな気をつけてねー」

 

 五条が説明し終わった後も変わらず三人は黙っていた 当然である

 今正に折本里香に襲われる寸前だったのだから 彼らは未だに乙骨を警戒していた

 

 「コイツら反抗期だから僕がちゃちゃっと説明するね」

 

 それを見かねたのか五条が彼らについて紹介することとなった。

 

 (この先生が悪い気がする…っていうかさっきの人何なの?!明らかに絶命してたよね!?なんで普通に立ってんのどういう事?!)

 

(おそらく五条おじ()()がやらかしたせいだと思われるが……)

 

 奇しくもこの時の乙骨とタフの心情は一致していた。

 

 「呪具使い 禪院真希 呪いを祓える特別な道具を使うよ」

 

 

 

 「……………」

 

 

「呪言師 狗巻棘 おにぎりの具しか語彙がないから頑張って」

 

 「コンブ」

 

 

 

 「「「パンダ」」」

 

 

 

「パンダだ よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 「……とまぁ こんな感じ」

 

 

 (1番欲しい説明がなかった………)

 

 

 心の中で乙骨はこうツッコんでいた。 その気持ち分かるぜケンゴ

 

 パンダの詳細は弟のタフが誇らしく乙骨に語っていたという

 

 彼らに続き二人も挨拶する

 

 

   

 「乙骨……憂太です……よ…よろしくお願いしまーす…」

 

 

 

 「ワシはキャプテン・タフ この自己紹介を聞いている者は選ばれし者 呪術師になる資格が与えられた強き者 単刀直入に言おう この室内にいるある少年と友達になって欲しい それがワシです もちろんめちゃくちゃフレンド・リー さあワシと友達になりたい者は今すぐ挨拶しに来い 急げっ 逃げ遅れるなっ "フレンド・ラッシュ"だ」

 

 

 

 三人に聞こえていないのではないかと思うほど弱弱しく小さく挨拶をする乙骨に対し、耳を塞ぎたくなるような大声を発し、マッスルポーズをとりながら挨拶をするタフ 先程とは打って変わって対照的である。

 

 このタフの意味不明かつ独特にも程があるセリフ回しに縛りの事情を知らない乙骨と真希は顔を引き攣らせドン引きしていた。

 

 普通はこんな猛人には誰も近づこうともしないのだが、

 

 「しゃけ〜!」スッ

 

「改めてよろしくな〜熹一〜〜!」スッ

 

 「あざーっス」ガシッガシッ

 

 タフの戦友であるこの二人はタフと握手を交わしていた。

 

 「熹一……?タフとよんでくれやパンダ兄ィ!!ワシは身も心もごっつうタフなんや」

 

 「いや〜悪ぃ悪ぃ」ポリポリ

 

 「そして棘…あなたに一つ言いたいことがあるんです……あなたは神だ 助けてくれなかったら今頃死んでいましたね ガチでね 感謝するよ」

 

 「ツナマヨ コンブ 高菜 "タフ"」

 

 「えっ」

 

突然現れたタフに戸惑うタフ すると狗巻は懐からあるお菓子を取り出しタフに見せつけた。

 

 「なにっ これはタフ・グミ! あ…あのう…もしかしてワシの名前を呼ぶためにタフ・グミをおにぎりの具と認識するまでタフ・グミ入りおにぎりを食べ続けたんじゃないスか?」

 

 タフが質問すると狗巻は「しゃけ」と肯定した

 

 「いやーっ 立派ね 立派過ぎてちょっと怖いね」 「タフ タフ」 ガバアッガシッムギュー

 

   タフと狗巻がアツいアツい友情のハグをしている事を尻目に乙骨と真希はさらにドン引きしていた。 ふうん タフってのは案外ヤバい奴なんだな

 

 「さあ これで一年も5人になったね」

 

  (4人と一匹……) 「午後の呪術実習は2➖3のツー・ペアでやるよ」

 

そして五条にやって配役が決められた。

 

 「棘・パンダ・ペアと憂太・真希・タフ・ペア」

 

「うっわ〜〜最悪ぅ〜〜」(最悪って言われた…) (なにっ)

 

  パンダと棘が互いに頑張ろうぜと士気を上げている中、真希は新入生二人、しかも かたや呪いに取り憑かれてるやべー奴 かたややべー奴

真希のテンションはダダ下がりであった ま…なるわな…

 

 「よ…よろしくお願いします」

と乙骨は真希に挨拶したが挨拶し返される事なく数秒間じっと睨まれた末、「……お前虐められてたろ」と不本意な事を言われて固まってしまった。

 

 まっ 虐められていた事は事実だから前言を撤回しろとは言わんけどなブヘヘヘ

 

 「図星かよ 分かるわぁ〜 私でも虐めr「俺がどう見えるのか教えてくれよ」うっわ 喋りかけてくんな気持ち悪りぃ まっどーせお前はあれだろ クラスでめちゃくちゃ浮いてたとかだろ」

 

「ククク…酷い言われようだな…まあ事実だからしょうがないけど」

 

 「話を戻すが… 呪いのせいか?"善人です"ってセルフプロデュースが顔に出てんぞ 気持ち悪ぃ」禁断の気持ち悪い"二度打ち"

 

 「なんで守られせるくせに被害者ヅラしてんだよ ずっと受け身で生きてきたんだろ? なんの目的もなくやっていけるほど呪術高専は甘くねぇぞ」

 

 ここからさらに真希による乙骨への愚痴がエスカレートしようとした所でパンダが「真希 それくらいにしろ」と乙骨の肩をもち、狗巻が「おかか」と真希に「やりすぎだ」と静止する。

 

 その様子に真希が「わーったようるせぇな」と不貞腐れた様子で乙骨とタフを置き我先にと任務へ向かっていってしまった。

 

 「すまんな アイツは少々他人を理解した気になる所がある」

パンダが乙骨を慰めようとするが「本当の事だから」と遠慮する。

 

 ワシら最初の任務は最低の形で幕を開ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タフ坊のキャラクター・ボイスは誰がいいのか教えてくれよ

  • 岩田光央
  • 小野坂昌也
  • 福山潤
  • 岩崎諒太
  • サクーシャ
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