シャーレ所属、黒服(JK)   作:おうどんみどり

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親和性高そう


研究者の憧れの学校ですね

「ここがミレニアムサイエンススクール…」

 

"さ、行こうか"

 

 

皆さんこんにちは、またはこんばんは、黒服ことフクです

私たちは今、ミレニアムサイエンススクールにいます

 

目的はある生徒との接触とのこと

こんなところ(科学の最先端)に非現実的なことを知る人がいるのでしょうか?

 

…いえ、こんなところだからこそそういうのに興味があるのかもしれません

私の研究もある意味非現実的ですし

 

"そろそろミレニアムタワーに入るよ"

 

「スタディエリア、と言う割にはとても広い敷地ですね…」

 

流石は三大校の一つ、ということでしょうか

 

廃墟には来たことはありますが、こういう人の目がつく場所は久しぶりな気がします

 

 

ユウカ「あれ?あれは…」

 

"あ、ユウカ、こんにちは"

 

ユウカ「こんにちは、先生」

 

ユウカ「今日はどうされたんですか?」

 

"今フクと一緒に特異現象捜査部に行こうと思ってて"

 

ユウカ「えっと、こちらの方がフクさん?」

 

「初めまして、黒井フクと申します」

 

「こちらに特異現象を解析していただける方がいると聞きましてね」

 

ユウカ「なるほど、でしたら案内しましょうか?」

 

"いいの?"

 

ユウカ「はい、今ちょうど暇でしたので」

 

「ありがとうございます、ユウカ…さん?」

 

ユウカ「ユウカでいいわ」

 

 

 

ユウカ「なるほどね、そんなことが…」

 

「ええ、起きた時は驚愕しましたよ」

 

ユウカ「大変だったのね…」

 

ユウカ「でも安心しなさい、ここならその不可思議な現象も解決出来るかもしれないから」

 

「ほう」

 

ユウカ「証明してあげるわ、ミレニアムは如何なる現象も突き止められると」

 

ユウカ「その時にこう言うの」

 

「Q.E.D…という訳ですね」

 

ユウカ「あっ…!」

 

「くく、ユウカ、そんな表情をしてどうしたんですか?」

 

"ふっ…"

 

ユウカ「ちょ、先生!」

 

弄りがいがありますね…

 

そんなこんなありまして、部活に着いたようです

 

 

ヒマリ「あら、今日は客が多いですね」

 

「先生、彼女は?」

 

"この子はヒマリ、ここの部長さん"

 

「初めましてヒマリさん、黒井フクと申します」

 

ヒマリ「初めまして、水辺に浮かぶ一輪の花こと、明星ヒマリです」

 

一輪の花とは…?

 

 

「失礼ですが、その掛け文句は?」

 

ヒマリ「これは私を表した言葉です、いわば二つ名のようなところでしょうか」

 

「なるほど、ありがとうございます」

 

ヒマリ「それで、ご要件は?」

 

 

 

 

ヒマリ「なるほど、姿が変わる特異現象…ですか」

 

"そう、ヒマリならこういうの分かるかなって"

 

ヒマリ「そうですね…恐らくですが、貴方の神秘と関係している可能性が高いです」

 

ふむ、やはりですか

 

ユウカ「神秘、ですか?」

 

ヒマリ「はい、私たち生徒には必ずヘイローなるものが存在しています」

 

ヒマリ「そしてそこに宿っているとされているのが、神秘」

 

「はぁ」

 

ヒマリ「神秘はいわゆるセンスのようなものです」

 

ヒマリ「例えば私は、天才病弱美少女ハッカーという神秘があります」

 

…何か面倒くさそうなので追求するのはやめときましょう

 

 

「それはどんな?」

 

ヒマリ「キヴォトスのほとんどにハッキングが出来るなどですかね」

 

ヒマリ「ユウカさんには算術が得意とか」

 

ユウカ「なるほどね…てなるとノアの完全記憶能力とかコユキのあのピッキング能力は神秘由来ってことかしら?」

 

ヒマリ「ええ、その認識で大丈夫です」

 

「そんな神秘が私に?」

 

ヒマリ「ええ、どうしてそうなったかは分かりませんが、神秘が原因でその姿になってることは間違いないでしょう」

 

「その神秘というのは操れたりするのですか?」

 

ヒマリ「頑張れば出来る…とだけ言っておきます」

 

"ならその神秘を操ってみたら治るんじゃない?"

 

「なるほど…試してみましょうか」

 

あの感覚をもう一度なぞるように…

 

 

「はい」

 

"………"

 

"変わってないよ?"

 

おや?同じように練ったはずですが…

 

 

ヒマリ「ふむ…何か引っかかりがあるそうですね」

 

ヒマリ「とりあえず元の姿に戻りたいのであれば、こちらを飲んでください」

 

「なんですか?これ」

 

ヒマリ「エンジニア部が作った元の姿に戻れる薬です」

 

エンジニア関係なくないですか?

 

 

「どうしてこんなものが…」

 

ヒマリ「今さっき作って貰いました」

 

ユウカ「どういうことよ…」

 

仕事が早すぎませんか?いやそもそもなぜエンジニアが作れるのですか?

 

 

ヒマリ「ただしこれは未完成、元に戻るといっても数時間程度でしょう」

 

ヒマリ「そのうちしっかり元に戻れる装置が作られるはずですよ」

 

「とりあえず、いただきます」

 

ヒマリ「どうぞ、お水も」

 

ごくっ

 

ユウカ「え…」

 

"フクの姿が…"

 

ヒマリ「変わりましたね」

 

「どうなりましたか?」

 

自分では見れないのが怖いですね

 

ヒマリ「どうぞ、鏡です」

 

ふむふむこれは

 

元の姿(フクの姿)…ですね」

 

"これがフクかい?"

 

「ええ、いつもの私です」

 

危なかったですね…これで元の元まで戻ってしまってたら大変でした

…いやむしろその方が良かったのでは…?

いえ、やっぱやめです

 

 

「これは数時間しかもたないのですよね?どれくらいか分かりますか?」

 

ヒマリ「ざっくり見積もって2時間…でしょうか」

 

ユウカ「短いわね」

 

ヒマリ「即席ですので」

 

ヒマリ「一番いいのは神秘を操って元に戻ることですが…何らかの原因でそれが出来ないようですので、装置が出来るか、操れるようになるまでさっきの姿で過ごすしかありません」

 

「なるほど、ありがとうございます」

 

ヒマリ「いえいえ」

 

 

"ありがとね、ヒマリ"

 

"お陰で解決策ができたよ"

 

ヒマリ「また何かあったら来てくださいね」

 

ユウカ「ありがとね、ヒマリさん」

 

 

さて、神秘が朝のように操れないのは置いとくとして

 

「これからどうしましょうか…」

 

"…思ってたんだけどさ、さっきのフク(ホシノの姿)が私の生徒によく似てたんだよね"

 

「そうなんですか…それは面倒くさくなりますね」

 

ユウカ「もしかしたら私になったりするかもしれない?」

 

「まだなんとも言えませんが、そうなる可能性はありますね…」

 

ユウカ「…悪用はしないでね?」

 

…どんな悪用を想像したんですかね…

 

ノア「あ、ユウカちゃんに先生」

 

ユウカ「あ、ノア!」

 

ノア「こんにちは、先生」

 

ノア「ミレニアムタワーに来るなんて珍しいですね」

 

"少し調べ物をね"

 

ノア「そちらの方についてですか?」

 

"そう、名前はフクって言うんだけどね"

 

「初めまして」

 

ノア「初めまして、セミナー書記担当の生塩ノアです」

 

ノア「こんな広い場所ですが、ゆっくりしていってください」

 

「お気遣い、ありがとうございます」

 

ノア「と、そうだユウカちゃん、ちょっと手伝って欲しい案件があるから来てくれない?」

 

ユウカ「うん、もちろん」

 

ユウカ「それじゃ先生、フク、またお会いしましょ」

 

「ええ、また」

 

 

"で、さっきの話に戻るんだけどさ"

 

「はい」

 

"会ってみない?その子と"

 

「はい?」

 

 

先生っておかしな人なんでしょうか…




黒服(アビドス高校ですか…少々怖いですね…)

ノア(どこかユウカちゃんに似てる…きのせい?)

ヒマリ(この人…研究者の匂いがする…)

ユウカ(私のセリフ!)

先生(ホシノっぽいけどユウカっぽさもあるなぁ元のフク…)
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