仕方ないよね、学生なんだから
早起きは三文の徳ですよ
おはようございます、黒井フクです
私は今、シャーレの居住区に居ます
そして朝ご飯を食べようと支度をしてたとき、ふと目に入ったんです
私の姿が変わっていることに
「これは…ユウカ…ですね」
髪の色や目の色はそのままに、姿形がユウカさんそっくりです
ホシノさんのときもこんな感じでしたね…
「今回は私の意思で変わった訳では無い…とすると何か原因が…」
ふむ、やはり朝は考えるのに適してないですね
とっとと朝ご飯を食べて執務室へ行きましょうか
はい?私の朝ご飯を知りたい?別に皆さんと変わりませんよ
白いご飯に目玉焼き、あとは魚と野菜が入った味噌汁があるだけです
何も変わりませんよ
しかし姿形が変わる神秘とは本当に不思議なものです
自身に変化が起きる神秘なんて見たことが無いですし
それより、神秘を操れないことの方が問題ですね
最初は色々弄ったら出来たみたいなものですから
何か方法を見つけなければいけませんね…
そもそも神秘を操れたからといって元の姿に戻れる確証もありません
ほぼほぼ八方塞がりですよ
私はこのまま女子高生として生きていくのでしょうか…
…いえまだです
マエストロに今度聞いてみましょうか
あの方は複製に詳しい方ですから
「おはようございます、先生」
"おはよう……フク…"
「………徹夜しましたね?」
"仕方ないじゃん……この仕事今日でまなんだもん…"
「言えてませんよ」
本当になんでなんですかねこのアホバカな大人は
良くまあこれで「私は生徒の味方だから」なんて台詞が吐けますよ
"…てかまた姿変わってるね…"
「はい、そうみたいですね」
"声だけ聞いて判断したから分かったけど、見た目じゃ分かんないね"
声ですか…確かに変わってませんね
所詮は姿が変わるだけ、ということなのでしょう
…まぁ姿だけ変われば幾分かマシでしょうが
"その姿は…ユウカに似てるね"
「私も先程同じように考えました」
"それならユウカみたいに計算が早くなったりしてね"
なるほど、確かに彼女は算術が得意と言っていましたね
「試してみましょうか?」
"よし、じゃあ問題だすよ?"
「どうぞ」
"2の10乗は?"
「1024」
"132を素因数分解せよ"
「2^2・3・11」
"22152x^2+21082x+3025を因数分解せよ"
「(142x+25)(156x+121)」
"100!の末尾の0の数は?"
「24」
"二つの立方数の和で二通り表せる最小の数"
「1729」
"円周率100兆桁目の数"
「0ですね」
"おおー"
「合ってますか?」
"合ってる合ってる"
となるとやはり、神秘も影響してますね
しかしなんというか……
戦闘面では経験が、頭脳面では知識が結びつくのでしょうか?
もう一度戦わなければ分かりませんね…
"うーん、ホシノの時もそうだけど"
"神秘が身体に着いてきてないんじゃ?"
「なるほど…一理ありますね」
"頭脳的には多分フクが頭いいから補えてるっていうのもあるかもだし"
"習うより慣れろって言うしね"
"ユウカと一戦やってみる?"
「お願いします」
そうして再び、ミレニアムまで訪れました
ノア「すみません、今ユウカちゃんは忙しくて…」
「そうですか…」
"うーん、誰か暇そうな子でもいいんだけど…"
ノア「それでしたらC&Cの皆さんはどうでしょう?」
ノア「彼女らなら戦闘慣れしてますし」
"分かった、行ってみる"
"ありがとね、ノア"
ノア「いえいえ」
「C&Cとはどんな部活なのですか?」
"一言でいえばメイドだね"
メイド…ふむ見た目の想像は着きますね
一体どんな部活なのでしょうか、掃除を手伝ってくれたり?
"…まあそんな感じかな"
含みのある言い方ですね…?まあ会えば分かるでしょう
ネル「あ?先生じゃん、どうした?」
"あ、丁度良いとこに"
…メイド?柄の悪そうな不良生徒の間違いでは?
問題のところはゲーム開発部第20話、「発揮で不幸!」からのパク…リスペクトです
皆も読もうゲーム開発部だいぼうけん!
てか前回から3ヶ月か、は?