シャーレ所属、黒服(JK)   作:おうどんみどり

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黒服、二度目の戦闘へ
いつも戦ってないからこういう時ぐらいやり合え!!


掃除は掃除でも意味合いが違いますよ

皆さんこんにちは、またはおはようございます

黒井フク、もとい黒服です

私は今から、美甘ネルさんと戦闘するらしいです

…彼女って確か生徒の中でも強い部類に入ると思うのですが

 

"それじゃ、いくよ!"

 

っと、もう始まるみたいですね

先に目標を言っておきましょう

今回はただ戦うだけではありません

ユウカさんのスキルである、【Q.E.D.】を使えるかどうかが検証の対象になっています

 

"よーい、スタート!"

 

とりあえず、遮蔽物に隠れて様子見としましょ─「オラオラオラァ!」

 

「!?」

 

咄嗟に避けたのは良いとして、突っ込むのが早すぎませんか?

というか、良く避けましたね今の私…

 

ネル「まだまだいくぞぉ!!」

 

ック、弾幕が多い!逃げるので手一杯ですよ!

今回は屋内戦ですので逃げ回る箇所は多いのですが、相手が早すぎて追いつかれるのが難点ですね…!

反撃しなければ

 

ネル「そんなもんであたしを止めらんねぇよ!」

 

「まじですか…!」

 

二、三発撃ったというのに痛がりもしないとは

中々手強い生徒ですよ…

 

スキルをどうにかして使いたいですが、隙がありません

神秘を巡らせるとどうにか…というのは分かります

その後が全く分からないですが

 

まあ、やるだけやってみましょう

研究者というのは、トライアンドエラーですから

 

ネル「そろそろ息切れじゃねぇか!?」

 

「いいえ、まだやれますよ!」

 

先生に見せてもらった動画を参考に、バリアをイメージ!

 

ネル「オラオラオラァ!」

 

「【Q.E.D.】」

 

キンッ!

 

弾きました?!つまりこれが

 

スキル!!

 

ネル「っは、ユウカみてぇな容姿して技までコピーしたってか?」

 

ネル「そんなもんぶっ壊してやんよ!」

 

連射…!勢いが強すぎますね…!

これ、バリアが持たな─パリンッ

 

「割れ─!?」

 

 

───────────────────────

 

「…ここは」

 

"ミレニアムの休憩室だよ"

 

「そうですか」

 

どうやら、気絶したみたいですね

ふぅ、やはり戦闘は疲れますね…

 

ネル「わりぃ、やりすぎた」

 

「大丈夫ですよ、戦闘慣れしてないだけですので」

 

"フクの戦闘中のアレ、スキルだよね?"

 

「ええ、恐らくは」

 

"ならやっぱり、前回のもそうなんじゃない?"

 

「アレですか…」

 

ホシノさんと戦闘したときに起こった不可解な行動

アレもスキルのうち、ということでしょうか?

 

ネル「でもバリアは脆かったぞ?」

 

ネル「ユウカのやつはフクのやつより5倍ぐらい硬いんだぜ?」

 

ふーむ、ならコピーは出来てても力は最大ではない…もしくは弱化してる可能性がありますね

 

ネル「なんか、お前の技面白いな、また今度戦ってくれよ」

 

「機会があれば、お願いしますね」

 

"じゃあね、ネル"

 

ネル「おう!先生またなー」

 

 

ミレニアムからの帰り道、先生が質問してきました

 

"ねぇフク、質問してもいい?"

 

「どうしましたか?」

 

"その…フクがさ、そうなったのって…何かの実験に巻き込まれたとかじゃない…よね?"

 

「?」

「質問の意図が分かりませんね」

 

"そう、だねごめんね、変な質問して"

 

実験ですか…巻き込まれた可能性…

直近でやった実験はないはず…

なら以前の実験は…?

帰ったら昔の資料を漁りましょうか

 

「では、私はこれで」

 

"あ、フク申し訳ないんだけどさ"

 

「はい?」

 

"もう少しシャーレに居てくれないかい?"

 

…心配症か、変態かのどちらかですね

 

「なぜ?」

 

"その…事件に巻き込まれそうで…"

 

そんなに心配になります?

 

「どうしてそう思うのですか?」

 

"ほら、昨日も話したけど珍しいし…"

 

"なにより、素性が分からない子を放っておけないから"

 

「…なら、家にあるものをある程度持っていきたいので着いて来てください」

 

"!!"

"ごめんね我儘で、ありがとね"

 

…全くこの大人は

生徒思いにも程がありますね

 

とりあえず、資料を粗方持っていきますか

アレとコレとソレと…

 

 

「荷物、まとめ終わりました」

 

"じゃあ、行こうか"

 

?「おや、こんなところでお目に掛かるとは」

 

"!?"

 

「あなたは…」

 

マエストロ?どうして貴方がここに…

 

"マエストロ…何の用だ?"

 

マエストロ「いえ、そこのお宅に用がありましてね」

 

"…この子なら渡さないよ"

 

…まさか、この現象は貴方がしでかしたと?

くっくっく、なら生徒のモデルがあるのも頷けますね

 

マエストロ「ふむ、そうなったか」

 

"この子に何をした"

 

マエストロ「いやなに、とある者との合作を見に来ただけだ」

 

"何をやらかしたって聞いてるんだ"

 

マエストロ「そなたに教えてもいいが…なにせ一人での作品ではないのでね」

 

"…お前"

 

マエストロ「今回の作品は素晴らしい物だとは思わないかい?」

 

"誰が…"

 

勝手に実験体にしないでもらいたいですね

契約など結んでないでしょうに

 

マエストロ「まあ、そのうちソレの良さが分かるだろう」

 

マエストロ「まだまだ頑張ってくれたまえ、()()()()

 

マエストロ「我が娘よ」

 

そうして彼は夜の黒に溶け込むように消えていきました

ゲマトリアを解散したからといって元同業を実験体にする大人がどこにいるんですか

 

にしても合作とは…まあ、十中八九ゴルコンダ…いやフランシスですかね

あの人が協力するとは思えませんが

 

なんにせよ、この姿の原因が図らずとも分かったのは良いことです

それよりさっきから先生の反応がおかしいのですが?

 

"…フク、とりあえずシャーレに戻ろうか"

 

「はい」

 




黒服のボロボロの立ち絵さ、かっこいいと思っちゃったんだよね
黒服はよ実装しろ
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