ガールズ&パンツァー 7人の戦車長   作:俳吟

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決勝 大洗女子学園戦 試合前

 遥かな富士の霊峰は例年よりも早く山頂を白に染めていて、初秋の蒼い空に美しく映えている。その麓に広がる草地には、北寄りから穏やかな風が吹いていた。

 東富士演習場。本州最大の演習場にして日本戦車道の聖地。第63回戦車道全国大会決勝戦は、戦車道女子の憧れの地であるここで行われることになった。番狂わせの多かった今大会で躍進を遂げた、大洗女子学園と全国選抜隊の決戦のときは、刻一刻と近づいている。

 

 

 

 

 

 

 整備場で最終チェックをしていた西住みほのもとには、次々と人が訪れていた。

 

「ハーイ、ミホー! 今日は頑張ってよ!」

「いよいよ決勝だな! 我々も全力で応援するからなー!」

「島田流だかなんだか知らないけど、ボッコボコにしちゃってね!」

「ごきげんよう。あの相手にどんな戦い方をするのか、楽しみにしているわ」

 

 サンダース大付属、アンツィオ、プラウダ、聖グロリアーナ。いずれも大洗女子学園と戦ってきた学校の隊長が声をかけに来ていた。かつては敵として相まみえた彼女達も、今はこうして応援に来てくれている。みほはその一つ一つに、時折ぎこちなくなりながらも笑顔で返した。

 ……縁がないはずのヨーグルト学園の隊長までもが激励に訪れ、仇を取ってほしいと頼み込み、みほを多大に混乱させることになったのはまた別の話。

 

「随分と人気があるようね」

「あ、エリカさん……」

 

 皮肉が混じった声とともに現れたのは黒森峰の逸見エリカだ。相変わらずの鋭い目つきに睨まれると、みほは震えてキョロキョロと辺りを見回す。まるで放し飼いの犬を見たかのような反応だったが、エリカは特に気にした素振りは見せず、逆に突き放すような口調で言った。

 

「隊長なら全国選抜の方に行ったわよ。どんなお考えがあるのかは知らないけど……。ま、何にしろ残念ね」

 

 お姉さんに来てもらえなくて。そう言外に匂わせた言葉を聞いて、みほは静かに首を振る。

 情に流されることを避ける西住流では身内の応援に向かうことは少ない。和解したからといって、西住流の後継者であるまほが来ることは期待していなかった。もちろん寂しくはあるが、今は観戦で見守ってくれるだけでも嬉しく思う。

 それよりも。みほは気持ちを奮い立たせると、恐る恐る尋ねた。

 

「ええと……じゃあ、エリカさんはどうして?」

「……あの邪道のかたまりみたいなのを相手にまだ怖気づいていないか見にきただけよ。もし暗い顔をしてたら嫌味を言うところだったわ」

 

 エリカはそっぽを向いた。心なしか早口なような気もする。

 

「で、勝てそうなの?」

「……正直、苦しい戦いになると思う。勝てるかどうかはわからない、けど」

 

 他のチームメイトに聞こえないよう小さめの声で、みほは自分の思いを口にする。大洗は準決勝時から2輌増えて8輌の出場となり、数では相手を1輌だけ上回ることが出来たが、性能差は依然として大きいままだ。これまでの試合記録を念入りに調べて対策はしてきたつもりだが、絶対に勝てるという保証はない。

 しかし、ここで負けるわけにはいかなかった。

 

「でも、来年も大洗の皆と戦車道をしたいから。最後まで諦めずに頑張るよ」

 

 みほがしっかりと決意を言い放つと、エリカは口の端を上げた。

 

「へえ。少なくとも同じくらい一緒の時間を過ごした私達とはやりたくなかったわけ?」

「ぇ! あ、あの、そんなつもりじゃ」

「冗談よ。まったく、変わったのか変わってないのかわからないわね。……来年あなたたちを倒すのは私たち黒森峰よ。だから、せいぜい頑張りなさい」

「あ、……うん!」

 

 思いがけない激励にみほは一瞬呆気に取られたが、すぐに笑顔になって力強く頷いた。

 

 

 

 

 

 

 同時刻。選抜隊に当てられた整備場のうち四式中戦車のガレージでは、乗組員たちが弾薬を詰め込んでいる最中だった。

 公式戦では戦車道連盟が公認した砲弾しか使用できないため、あらかじめ使用するものを規定数まで申請し、試合当日に配布してもらうことになっている。彼女たちは湿気が入らないように厳重に梱包された木箱から砲弾を取り出して、バケツリレーのように手渡しで車内に搬入していた。

 

「これで最後だよ、と」

 

 車長であり決勝戦も隊長を務める少女は、数えて40発目の砲弾を抱えて手渡すと、腕をだらりとぶら下げた。弾の重量は1発あたり大体3kgだが、なにしろ数が多い。砲弾ラックに収容しようと装填手が車内から受け取ったところで、自然と小休止になった。

 

「あー、さすがに疲れたわね」

「これだけ積んだのは初めてですー」

 

 車外組の操縦手と砲手がそれぞれ口にする。

 決勝戦は本来20輌まで参加できるとあって、使用できる砲弾の規定数もかなり多い。選抜隊は7輌しか参加していないため、全ての車輌が最大搭載数の半分以上、JS-3にいたっては限界まで積み込むことができた。

 

「まあ半分は発煙弾なんだけどね」

 

 車長は隅に寄せた木箱に書かれている文字を見ながら言った。徹甲弾が15発、榴弾5発。残りの20発は発煙弾だ。ちなみに関東地区代表のシャーマンも似たような構成になっている。他の戦車が軒並み高火力なため徹甲弾はこれ以上あっても仕方がなく、余裕分はすべて発煙弾にしていた。

 

「出来れば徹甲弾を撃ちたいですねー」

「私としてはそうならない展開になってほしいけど、機会はあると思うよ」

「昨日の照準規正(ボアサイト)はやけに時間かかってたわよね。大丈夫なの?」

「ばっちりですって! というか、先輩だっていつもよりエンジン点検とか時間かけてたじゃないですかー」

 

 前日の練習後に入念な整備をしてきたため、この3人は特に急いですることもなく、他愛もない話を続ける。装填手と無線手はまだ車内で整理整頓をしているが、狭い車内で人手があっても逆に困るだろう。

 のんびりとした時間が流れていたが、不意に来客があった。

 

「失礼。隊長はいますか」

 

 車長が振り向くと、そこには黒森峰女学園の隊長の西住まほがいた。思いもしない人の姿に車長は目をまるくする。

 

「妹さんの応援に行かないんですか」

「ああ。もう言うべきことはないから、試合を見させてもらうだけさ」

 

 今日の相手は、目の前の少女の妹が隊長を務めている。なので、試合前の応援に向かうとしたらそちらだと思うが、そうでもないらしい。

 かつて戦った相手が何故わざわざここに来るのだろうと不思議に思っていると、まほが口を開いた。

 

「みほは強いぞ。戦車の性能が低いと侮ると、足元をすくわれる。それを言いにきたかった」

 

 言われた内容は簡潔ながら、完全な忠告だった。身内ひいきなのかもしれないが、歴戦の彼女が言うからには一目置いているのだろう。先日のヒストリカルゲームで大洗の選手と会話したこともあって、今日はどのような戦いをしてくるのか楽しみになってくる。

 

「ふふ、ありがとうございます。でも、どうしてそれを?」

「そうだな……。もちろん、みほには勝ってもらいたいが、仮にも我々に勝ったチームがあっさりと負けてしまっても面白くない。そんなところかな」

「……なるほど」

 

 車長は微笑んだ。そういう気持ちを持つことは身に覚えがある。国際強化選手、西住流の後継者などと何かと取りざたされる彼女だが、意外と普通の人なのかもしれないと、車長は親近感を抱いた。

 とはいえ。

 

「ご心配なく。今の私たちは、私が望みえる最高のチームです。たとえあなた方と決勝で当たっていたとしても、決して引けは取らないでしょう」

 

 それはまさしく本心だった。戦車の性能や個々の練度もさることながら、なによりも決勝まで一緒に来ることが出来たという一体感がある。

 まほは興味深そうに聞いていたが、「期待している」と言って踵を返す。車長はそれを見送ると、折りよく車内の砲弾ラックの整理も終わり、最後の点検をしようと再び自車に向き直った。

 

 

 

 

 

 

 試合前の挨拶の時間が迫り、大洗女子学園と全国選抜隊の戦車が一同に集まった。

 全国大会では挨拶の形式は会場によって異なることも多い。たとえば隊長同士だけであったり、あるいは車長のみが集まったりするなど、その会場や時間帯を見ながら都合のいいような形で行われる。ただ決勝戦においては、参加者全員が挨拶をするのが通例となっているようだ。

 両チームとも降車し、互いの戦車と乗組員を見合う。まだ時間があることもあって、これから戦う相手を目前に大抵の者が仲間同士でささやきあっていた。

 

「何という高Tier軍団……」

「初めての相手がこれなんて……」

「かっこいいー。けど怖い……」

 

 決勝戦から参加することになった大洗学園の三式中戦車、"アリクイさんチーム"の3人は、選抜隊の車輌を見て呆然と呟いた。参加車輌については事前に知っていたが、彼女達は今回が初の実戦であり、大洗とは違ったゲームの中でしか見たことのない高性能戦車を前にして、これを相手にする不安と実物を見れた嬉しさが入り混じった目をしたまま、しばらく固まっていた。

 

「おー、中々良い整備してるねー」

 

 品定めをするように歓声をあげたのはポルシェティーガーに乗る"レオポンチーム"、ナカジマを筆頭とした大洗の自動車部の面々だ。アリクイさんチームと同じくこの試合からの出場だが、これまで改造と整備を一手に引き受けていたこともあってか、選抜隊の車輌を目にしても固まることはなく、逆にどんな整備がされているかという話題で盛り上がっている。

 

「うー、こうして対面してみると、貫禄が凄いというか強そうだよー」

「……あんまり騒ぐな、みっともない」

「何というか、あちらは皆さん場慣れしていますね」

「そうだね……。落ち着いてて、良い意味で自信を持ってるみたい」

「全国選抜は選抜戦から勝ち上がってますからね。でも、話してみると結構気さく人ばかりでしたよ」

 

 フラッグ車に乗るあんこうチームのメンバーが見ているのは選抜隊の選手達だ。相手も初めての決勝戦なのに浮ついた様子はなく、向けられる視線にも侮るようなものは感じられない。今は穏やかに、時々笑顔を見せながら喋り合っている姿を見せている。そんな普段通りのような姿が、逆に妙に落ち着いているように見え、ベテランの風格が醸し出されていた。

 そのうちに審判も集まり、号令がかけられる。

 

「整列! 両チーム、隊長、副隊長、前へ!」

 

 各車輌ごとに戦車長を先頭として整列し、それぞれのチームから2名ずつ審判の前まで歩き始める。

 大洗女子学園からは西住みほと副隊長として河嶋桃。選抜隊からは隊長と留学生らしい金髪の少女が、お互いに会話できるくらいまで近づく。

 選抜隊の隊長がみほへ顔を向けた。準決勝を観戦したときにスクリーンで見たときと同じく、柔らかい表情をしている。

 

「初めまして。選抜隊隊長の島田佳枝と申します。あなたが西住さんですね」

 

 高くもなく低くもない、聞きやすい声音。

 

「あ、はい。はじめまして」

「今日は正々堂々と勝負します。お互い全力で戦いましょう」

「はい、こちらこそ」

 

 自然とみほの顔も緩む。優花里も話をしていたが、年上なのに丁寧な人という印象だ。あまり敵対心に似たようなものが湧かない点では、アンツィオ高校の隊長と似たタイプなのかもしれない。これまでの戦いぶりを見る限り油断は出来ないが、胸をかりるつもりで戦えそうだった。

 両者の話が終わったと見たのか、審判の方から一人歩みでる。

 

「本日の審判長を務めます、蝶野亜美です。よろしくお願いします。――両校、挨拶!」

『よろしくお願いします!』

 

 

 

 

 

 

 挨拶もつつがなく終わり、両チームはそれぞれの開始地点へ移動する。

 選抜隊の試合開始地点では降車して居並んだメンバー達を前にして、隊長が作戦の要旨を説明し始めた。

 

「相手は持久戦に持ち込もうとするでしょう。おそらく南西にある市街地への移動を目指すはずです。我々はそれを阻止しつつ、相手の出方を伺います」

 

 左手で持った地図で斜線を引くように相手の予想進路を指し示す。大洗の試合開始地点は会場の北にあり、そのまま南西方向へ向かうものと思われた。

 彼我の戦力差からいって相手は優位な地点で戦おうとするだろう。見通しがいいところにいてくれるのなら、こちらはアウトレンジから一方的に攻撃可能だ。今回は今までとは比較にならないほど広大なフィールドだが、大洗女子学園が地の利を活かせる場所はかなり限られている。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 会場の大部分を占める東富士演習場は原野と山林で構成されており、中央には高地となっている207地点がある。東は森林地帯となっているが、木々はそれほど密集しておらず、戦車の走行も可能だった。会場の下半分はほとんどが山となっていて、その中を東西をつなぐように国道469号線が走っている。そして左下には、その国道に面して市街地演習場があった。

 

「まずファシストとパスタは分隊となって207地点南方へ移動し、相手の移動を牽制してください。残りは本隊としてスタート地点を北上し森を進み、抜けた後は南西に向かいます。可能であれば207地点付近で挟み撃ちにして殲滅。高地に逃げ込めば合流して決戦を挑みます」

 

 選抜隊の開始地点は会場東、森の南側にある。そこから地図で本隊と分隊の動きを示しながら話を終えると、レジスタンスがはいはーい、と手を挙げる。

 

「相手の動きが分かってるならさ、森を北西に抜けて相手の側面を突くのはどうかな」

「それも有力な作戦ですが、必ずしもすぐさま南西に向かうとは限りません。裏をかいて森を南下して、逆にこちらの側面を狙ったり、国道を目指したりする可能性もあります。こちらの車輌も多いとはいえませんので、ここは堅実にいきたいと思います」

 

 本隊に多くの車輌を割り振ったのはこのためだ。生半可な戦力だと、見通しの悪い森の中では万が一ということもありえる。最初のチャンスは見送れという言葉もあるし、相手の動きを見定めてから攻めたほうがいいと隊長は判断した。

 納得したのかレジスタンスの手が下がると、次はファシストが声を上げる。

 

「相手の全車輌が我々に向かってくることもあると思うが、その場合は?」

「その時は仕方ありません。遠慮なく撃破数(スコア)を稼いでください」

 

 半ば冗談、半ば本気で言うと、メンバーの空気が緩んだのを感じた。何人かは、自信ありげに口元を上げている。

 僅か2輌とはいえ、見通しのいい原野を移動させれば奇襲をうけることもなく、また長距離射撃に秀でた人員を配している。それでも南西へ抜けようというのならジグザグに移動しながら進むしかないが、行進速度はどうしても遅くなる。その間に本隊が追いついて背後から狙い撃てばいい。

 

「そういえば、この中で一番撃破数が多いのって誰だっけ?」

「Hey,私達よ。今のところ6輌ね」

「おっと、うちらもやでー」

「その次は、共産主義とファシストがそれぞれ5輌ですね」

「ん、合ってる」

「そうだな。こういうのもなんだが、いいところまで来てるんじゃないか」

 

 これまでの成績についての話になると、大半の車長が嬉しそうに申告する。良い戦車乗りの条件は色々あるが、やはりわかりやすいのは撃破数だ。選抜隊はこれまで90%に近い撃破率で勝ち上がり、なおかつ参加車輌が少ないため、大抵の戦車が他校のエース並にスコアを稼いでいた。

 今大会は撃破数のランキングがつけられており、彼女たちは一位までは届かないものの、かなり上位の方にランクインしている。決勝戦の内容次第では、この中から撃破王が出てもおかしくないほどだった。

 

「ふん。大洗の八九式も5輌だったじゃない。スコアなんて重要じゃないわよ」

 

 そこへ物量主義が水を刺すように言い放った。大会で1輌しか撃破していないとあって、この話題になってから目に見えて機嫌がよろしくない。

 そして、その八つ当たり気味の声が直撃してショックを受けている者達がいた。

 

「そんな……私たち、八九式以下ってこと……?」

「いや、そんな深刻にならなくていいだろう。相手も違うし」

「ランキングにはそんなの関係ないでしょうけどね。八九式の下に仲良く書かれるだけよ」

「よし、あと2輌は意地でも撃ち抜こう! 情け容赦はいらないよ!」

「はい!」

 

 レジスタンスが激を飛ばして、ARL-44の乗組員たちが勢いよく返事をする。彼女達は4輌を記録しているが、性能が今大会において最底辺といってしまっても過言ではない八九式中戦車に負けているというのは、プライド的に許せないようだ。

 そんな様子を苦笑しつつ見ながら、隊長は釘を刺す。

 

「とはいえ、楽に勝たせてはくれないでしょう。皆さん、決して油断はしないでください」

 

 そう言って、あらためてメンバーを見据える。

 

「驕らずに仲間を信じて。あとは普段通りの実力が出せれば、自然に勝利は掴めます。今の私たちにはそれができるはずです」

「分かってるわよ。決勝まで連れて来てもらったのは確かだから、ちゃんと言うこと聞いてあげるわ」

「そうだな。色々あったが、ここまで来れたんだ。精一杯応えよう」

「今更失望させるようなことはしないよ。皆で優勝しよう!」

「このメンバーなら何でも出来る気がする」

「そうやなー。もしこのまま一緒に出来るんなら、日本代表も狙えそうや」

「その場合はイギリス代表の目から見ても十分脅威的なチームになってるわね。私を含めたら、だけど」

 

 それぞれの学校の車長達が力強く、あるいは冗談を交えて応えてくれる。他の乗組員たちも、固くなっている様子はない。

 隊長は少しだけ目を細めた。本当に得難い、良いチームになった。例え相手がどんなに手強かろうと、優勝できるかもしれない。いや、させてみせる。

 

「――では行きましょう。皆さん、乗ってください」

 

 全員が各自の戦車へと動き始める。他校の生徒同士で声をかけたり、手を振ったり、拳をぶつけたりして別れる姿も見られた。誰もがさまざまな思いを抱きつつ、自車へ乗り込んでそのときを待つ。

 試合開始の合図は、高々と打ち上げられた。

 

 

 

 




挿図はコミカライズ版を参考にしながら作成しています。VITAで出たゲームとは違った形になっていますが、悩んだ末にこうなりました。207地点=三段山にするとこうせざるを得ないのかなーと思いつつ、≠三段山の場合は東富士演習場のどこでやってるんだという疑問ががが

何であんな川があるんだ、とか思ってもスルーの方向でお願いします
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