ポケットモンスター 覇者への道   作:鴨凹

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今のアニポケで一番好きなのはアメジオです。
ではよろしくお願いします


ノエルの軌跡編
ここから僕は始まった


僕が「世界一のポケモントレーナーになる」という夢を持ってしまったのは父さんのせいだと思う

 

 

「ほら行くぞ!今日のバトルでお前は絶対にポケモントレーナーになりたいと思うぜ」

「いいよ僕は。父さん知ってるだろ、僕は絶対にポケモントレーナーなんかにならない。というかなれないよ」

「お前は全く...!なんでそうネガティブ思考なのかねー?お前ホントに俺の血入ってるか?」

「父さんこそ現実を見なよ、僕のこの体でポケモントレーナーなんかになれるわけないでしょ」

 

そう僕は生まれつき体が悪かった。少し走っただけで血を吐いたり、かなりの頻度で40度越えの熱を出す。こんな体でポケモントレーナーなんかになれるわけがない

僕も別に最初からポケモントレーナーを諦めていたわけではない。ポケモン自体は好きだ。幼馴染とその子のお父さんのポケモンを撫でまわして泥だらけになるのもしょっちゅうだ。

そして幼馴染の子はお父さんからもらったポケモンと一緒に立派なポケモントレーナーになると言っていた。それを聞いて自分もいつか幼馴染と同じくポケモントレーナーになれるものだと思っていた。

だが僕の体は年数が経つにつれ悪くなっていった。医者からもポケモントレーナーになることはできないと面と向かって言われた。

当然だ。ポケモントレーナーは常に危険と隣り合わせだ。こんな僕がポケモントレーナーになるというのは自殺行為だ。だから僕はポケモントレーナーになることを諦めた。

諦めたのに父さんは僕をポケモントレーナーにしようとしてるし、母さんも僕の病気を治すために他の地方へと飛んで行った。

正直もうやめてほしい、両親の善意という刃が僕を貫いていく。

 

「はぁ~、ぐちぐちうるせぇな。ほらいいから行くぞ」

 

そう言って父さんは僕を無理やり俵のように持ち上げた

 

「ちょっ!?やめてよ父さん!!」

「うるせぇ!!お前がぐちぐち言ってるせいタロちゃんとヤーコンの野郎を待たせてんだ」

「え!?タロとヤーコンさんもいるの!?」

「おう!いるぞ、ホントはタロちゃんだけのはずだったんだが、あのデブが無理やり」

「ジェイド、てめぇみたいなガサツな野郎に俺の大事な一人娘を預けられるか」

 

父さんが家の扉を開けると目の前に腕を組んで仁王立ちしているヤーコンさんと娘のタロがいた

 

「なんだとてめぇ!?」

「ああ!?やるか!?」

「ちょっと父さんやめて!!ていうか下ろしてよ!!」

「パパ!やめてよ!!」

 

そう僕の父さんとヤーコンさんは犬猿の仲で会うたびにこのような喧嘩をしている。どうやら昔からの付き合いみたいで若いころは一緒に旅をしてお互いに研鑽を積んでいたみたいだけど正直僕はこの話を半分しか信じていない

 

「ああ!もう!父さん下ろしてよ!ッ...」

 

そう言って僕は父さんの腕を振りほどきようやく降りることができた。だけど無理やり力んだせいかふらついてしまったがタロが僕を支えてくれた

 

「"ノン君"!大丈夫!?」

「...うん。ありがとう。タロ」

「まったく、パパ達ったら。もういいや、ノン君先に行っちゃお?」

「....いや僕は」

 

やんわり断ろうとするとタロは涙目かつ上目づかいで僕を見てきた。それは反則だろう。

 

「...行く。でも今日の分の薬まだ飲んでないから待ってて」

「うん!!」

 

そして僕、"ノエル"はまだ喧嘩してる父さんたちを置いてタロと一緒に僕たちが住む"ホドモエシティ"が誇るバトルの聖地"ポケモンワールドトーナメント"に向かっていった。

 

 

 

 

「すごい人だ...」

「試合が試合だからね、というよりノン君大丈夫?」

「...うん、大丈夫だよ。ところで今日の試合の内容はどんなかんじなの?」

 

ポケモンワールドトーナメント、通称PWT。ここでは定期的に各地方のジムリーダーなど名のあるトレーナーたちがポケモンバトルを行っている。そのためここにはいつもたくさんの人がいる。だが

今日はさすがに多すぎる。それに見たところ各地方のテレビ局のスタッフさんたちもたくさんいる。何度かここに来たことがあるけど(父さんに無理やり)こんな光景ははじめてだ。

 

「今日はね数年ぶりの"チャンピオンズトーナメント"なんだ!」

「...チャンピオン」

「そう各地方で一番強い人たちだけのトーナメントだからポケモントレーナーいや、そうじゃない人もこのトーナメントだけは絶対に見たいからこんなに人がいるんじゃないかな?」

「...なるほど」

「それにここは4年前改装をしてダイマックスも使えるようになったからね、あの人がはじめてこのトーナメントに参戦するんだよ」

 

あ~、だからがガラル地方のポケモンを連れている人たちが見たところ一番多いわけか

無敵のチャンピオン"ダンデ" ガラル地方特有の文化のジムチャレンジにおいて無敗でチャンピオンになり、なった後もなお無敗伝説を作り上げている。

 

「あ!そろそろ時間だ、パパ達まだ来ない...」

「あの人たちは放って僕たちは会場に入ろう」

「うん、そうだね。」

 

そうして僕たちは新PWTスタジアムに入っていった。

 

 

 

 

 

 

「皆様!!!お待たせ致しました!!!これよりチャンピオントーナメントを始めさせていただきます!!!!」

「わあああああああああああああああああああああああああああああ」

「では選手の入場です!!!!」

 

そう言われ8人のチャンピオンがスタジアムの中央に入場してきた

 

「では選手紹介です!!!」

 

解説の人がそういうとあたりが暗くなり、チャンピオン一人ずつにスポットライトが当てられていく

 

「その腕で新たな歴史を紡げ!シンオウ地方チャンピオン シロナ選手!!」

 

シンオウ地方のチャンピオン シロナさん

 

「すべてを照らす美の権化!カロス地方チャンピオン カルネ選手!!」

 

カロス地方チャンピオン カルネさん

 

「鋼の意志を持つ男! ホウエン地方チャンピオン ダイゴ選手!!」

 

ホウエン地方チャンピオン ダイゴさん

 

「全ての龍を束し男! カントー地方チャンピオン ワタル選手!!」

 

カントー地方チャンピオン ワタルさん

 

「引退してもその熱、実力未だ衰えない!イッシュ地方元チャンピオン アデク選手!!」

 

まさかの人物、元チャンピオン アデクさん

 

「今回初参戦!新天地でも彼の無敵っぷりをみれるのか!! ガラル地方チャンピオン ダンデ選手!!」

「きゃ~!!!!!」

「ダンデ~~~~~~!!!!」

「今回も見せてくれ!!チャンピオンタイム!!」

 

ダンデさんの紹介が終わるとたくさんの声援が響き渡る。そしてダンデさんはその声援にファンサービスとしてポーズをとって返した

 

「すごい人気だ。」

「引き続き参ります!!元チャンピオンにしてカントー最強のジムリーダー!!グリーン選手!!」

 

凄い経歴の人が来たな、グリーンさん。見ただけで分かるあの人滅茶苦茶強い

 

「そしてこちらも今回初参加!!今大会のダークホース!!レッド選手!!」

 

誰だ?あんなトレーナー見たことない。だけどチャンピオンの方々は一斉に彼を見ていてグリーンさん以外驚愕の表情を浮かべている

 

「.....」

「タロ...あの人」

「私も初めて見る人...」

 

周りの観客も同じような反応をしておりさっきまでの声援がウソのように鳴りやんだ

 

「では!!今回のルールを説明させていただきます。手持ちは3体。ポケモン交代は一試合3回、メガシンカやダイマックスは一回までになります。そして試合ごとに手持ちの入れ替えは可能になっております!

 以上が今大会のルールです!!では早速第一試合に移りましょう!!最初の組み合わせは シロナ選手VSダンデ選手です!」

「始まるね!!」

「...うん」

 

こうしてチャンピオントーナメントが始まった

 

 

 

「リザードン、"キョダイゴクエン"!!!!!」

「ガブリアス、"ドラゴンダイブ"!!!!!」

 

ダンデさんのリザードンの"キョダイゴクエン"とシロナさんのガブリアスの"ドラゴンダイブ"がぶつかり合った。だがリザードンはキョダイマックスをしているためガブリアスの技より遥かに強力だったそのため

 

「ガブァアアアア!!!?」

 

ガブリアスは炎に呑まれてしまい目を回して倒れてしまった

 

「ガブリアス戦闘不能!!!リザードンの勝ち!!よって勝者ダンデ選手!!!!」

「「「「「わあああああああああああああああああああああああああああああ」」」」」

「なんということだ!!!ダンデ選手リザードン一体でシロナ選手のポケモンたちをすべて倒してしまった!!!!」

「すごい、すごすぎるよダンデさん...!」

「うん、本当にすごい」

 

結果だけ見ればシロナさんの惨敗。だけどシロナさんが決して弱かったわけじゃない。ダンデさんがただただ強すぎる。

 

「第一試合からまさかの展開!!ダンデ選手がシロナ選手を破り準決勝に進んだ!!!!それでは第二試合へ移ります」

 

こうして試合はどんどん進んでいきワタルさんとグリーンさんが準決勝に進んだ。

 

「それでは第四試合を始めさせていただきます!!!」

「ノン君、次はアデクさんの出番だよ!!」

「...うん」

 

ここまでものすごいレベルの試合を見てきた。けど僕は試合を見るたびに心が締め付けられた。試合を見るたびに自分にはあの人たちみたいになれないそれがわかってしまう。

正直逃げたい、帰りたい、見たくない。タロには悪いけどこの試合が終わったら理由を作って帰ろう。アデクさんの相手はレッドさんという謎のトレーナー。

レッドさんには悪いけどアデクさんにあの人はそうそうに負けるだろう。隠居しているとはいえ元チャンピオンだ、そんな人になんの肩書を持っていない人が勝てるわけがない。こうして自分の帰る時間が早くなることを確信していた僕の考えは大きく覆ることになる。

 

 

 

 

「...ピカチュウ、"ボルテッカー"」

「ピカピカピカピカチュー!!!!」

「ルガァァァ!?」

「ウルガモス!?」

「ウルガモス戦闘不能!!ピカチュウの勝ち!!よって勝者レッド選手!!!」

「「「「.........................」」」」

 

一体何が起こった?これがここの会場にいる人たち全員の考えることだろう

 

「...ウソ、アデクさんが」

 

隣にいるタロもこの結果を信じられないでいる

それはそうだ。僕らが誇るイッシュの元チャンピオンがただの少年、それにピカチュウ一匹に敗れ去ったんだから

 

パチパチパチパチパチパチパチ

 

「ノ、ノン君?」

「すごい、すごいよタロ!!あのレッドさんって人!」

 

僕は無意識に拍手をしてしまっていた。会場が静まりかえる中僕だけが拍手をしている完全にアウェーな状態、でもそんなの知るもんか!!!!

 

「すごいよ、だってピカチュウだけであの!!!アデクさんを!!」

 

ダンデさんも最初に同じことをやってのけた。でもあのピカチュウ!!まだ進化途中のピカチュウでダンデさんと同じことをやってのけたんだ!!

 

「ノン君!?わかった、わかったから落ち着いて!!」

「だってだって...ゲホゲホ!!」

「ノン君大丈夫!?」

 

しまった興奮しすぎた...あれ?

 

「ゲホゲホ!!!あれ血が止まら...カハッ!!」

「ノン君!?ねぇノン君しっかりして!?ノン君!!」

 

あれ意識がやばい...

僕は意識が失っていく感覚に襲われ視界がぼんやりしていった

そして僕は意識を失っていく中で見たんだリザードンに乗ってきたレッドさんを...   

 

 

 

 

 

ハハ、やっぱり僕もなりたいな、あの人のみたいなカッコイイ"ポケモントレーナー"に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...うーん」

 

知らない天井だ、ここは一体?

 

「おおノエル!目が覚めたか!」

「...父さん?」

「よかった!!!悪かったなお前のことをほったらかして」

 

そう言って父さんは僕の頭を撫でてきた

 

「僕..確か」

「ここ、スタジアムの医務室な。お前、急な興奮で血を吐きながら倒れたんだぞ?覚えてないか」

 

興奮?なんで確か僕はアデクさんとレッドさんのバトルをみてそこから...

 

「あ!?...ゴホゴホ!!」

「おい!大丈夫か!?」

「父さん僕試合を...試合は一体どうなったの!?」

「ああ、結局な決勝に進んだのはダンデとレッドだったよ、いや~すごかったぞ!あのバトル!メガシンカとダイマックスの戦いなんてめったに見れたもんじゃねぇ!!」

「それで!!一体どっちが勝ったの?」

「勝ったのはレッドだ。会場の奴らマメパトが豆鉄砲食らったみたいな面してたぜ」

「ホントに!?クソ~僕も見たかったな~!!」

「クハハ、な、来てよかったろ?」

「うん!」

「そうだレッドなどうやらしばらくここに滞在するみてぇだぞ?」

「それホント!?」

「そうみてぇだぞ?確かグリーンとってちょっと待って一人で行くな!!お前一応病み上がりなんだぞ」

 

僕は父さんの制止を振り切って医務室を飛び出した。

あの人に会いたい、とにかくその一心で僕は走しりだした

 

 

 

 

タロside

 

「ノン君大丈夫かな...」

「安心しろアイツなら大丈夫だ。」

 

私は今日幼馴染のノン君ことノエル君と一緒にPWTで試合を見ていた。最初から最後までハイレベルな試合で私自身、興奮しながら見ていた

でも途中でノン君は見たことのないほど興奮し、笑っていた。そこまではよかったんだけどその反動でノン君は血を吐きながら倒れ医務室に運ばれてしまった。

 

「はぁ~」

「そんあ心配ならノエルんとこ行ってみるか?そろそろあの野郎から、お!噂をすれば」

 

するとパパのライブキャスターに着信が入る

 

「おう!どうだノエルの容体は...」

「ヤーコン!!頼むノエルを捕まえてくれ!!!」

「あ?一体何があったんてんだ!?」

「説明はあとだ、とにかくノエルをみたらすぐに捕まえてくれ」

 

ノン君のパパ、ジェイドさんは要件を伝えるとすぐにライブキャスターを切ってしまった

 

「たく!なんだってんだ」

「ノン君になにかあったの?」

「どうやらノエルの野郎医務室を飛びだしてどっかにいっちまったらしいな」

「ええ!?」

「とにかく俺はアイツを探す、お前は家に帰ってろ」

「いやだ!私もノン君を探す!!」

「タロ...お前」

「ノン君は私の大事な、大事な幼馴染だもん!!」

 

そう言って私はパパから離れノン君を探しに走った

 

「タロ待て!!クソッ最近のガキどもは!!」

 

 

 

 

「はぁはぁはぁ...いったいどこにいるの?」

 

走り出したはいいものの、どこにも見つからない。ポケモンセンターにもスタジアムのエントランスにもいなかった

 

「PWT内の公共施設はあらかた探した、だったら」

 

そう考えた今、僕はPWTの端にある森の中でレッドさんを探している

 

「はぁはぁ、!?おわぁ!?」

 

おぼつかない足で森を進んでいくと何かを踏んでしまい転んでしまった

 

「...クッ一体何が...あ」

 

すると目の前には怒り心頭のハブネークが目の前にいた

 

「ハブネェェェク!!」

 

怒ったハブネークは僕目掛けて飛び掛かってきた。当然だ。故意じゃなくても自分が攻撃をされたら誰でも怒るだろう

甘んじて受け入れようとすると突如あるポケモンが僕の横を通り過ぎ

 

「グォオオオ!!!」

「ハブゥ!?」

 

ハブネークを吹っ飛ばしてしまった

 

「グォオオオオオオオオオオオオ!!!」

「リ、リザードン...?」

 

このリザードンは間違いない、レッドさんの...

 

「はぁはぁ、たっくなんだってんだよ!!」

「........」

 

後ろを振り返るとそこにはグリーンさんとレッドさんがいた

 

「.........君は」

「お!お前はあんときのガキじゃねぇか、こんなとこで何を...てッおい!?」

「...あり、とうリザー...それとあとで...ハブネ...にもあやま...」

 

僕はとうとう念願のレッドさんに会うことができた。けどそこで僕の体力が限界を迎えた

そして僕は倒れるところをリザードンに支えられなんとか地面に体が当たることはなかったがそのままリザードンの腕の中でそのまま日に二度目の気絶をしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回あたりでノエル君の設定とか書く予定です
読んでくださりありがとうございました!!!
ついでに僕の一番好きなポケモンの技はエナジーボールです
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