ではお願いします。
レッドside
「.......」
「ふ~、ここまではあのマスコミも追ってこれないな」
僕は今すごく後悔している。グリーンに誘われ数年ぶりの公式大会に参加した
相手一人一人が強くて僕や僕のポケモンたちもとても楽しむことができた。
ここまではよかった。けど大会で無事に優勝したはいいもののそのあとのマスコミの人たちが本当にしつこかった。
大会の参加者の人たちと話していても、ご飯を食べていても、ポケモンセンターにいるときも所かまわず取材に来る。
その状況に一緒にいたグリーンも嫌気がさし、この森に避難してきた。
「しかしレッド、お前いつの間にメガシンカなんて身につけたんだよ」
「シロガネ山で修行しているときに偶然見つけた」
「マジかよ!?メガストーンがシロガネ山に!?」
「そういうグリーンこそカメックス、メガシンカできるようになってんじゃん」
「ああ、ジムリーダーの仕事でカロスに行くことがあってそこでゲットしたんだよ」
「ふ~ん」
「それよりお前、会いたい奴がいるって言ってたけどそれって...」
「...もう大丈夫。この状態の僕が彼に近づくのは迷惑だから」
そう僕がここに滞在している理由はある少年に会うためだ。そうあの時ただ、ただ一人あの状況で僕たちに拍手をしてくれた少年。
あの拍手がうれしかった。だからお礼を言いたかったけど病み上がりの子にあまり刺激を与えたくないし万が一彼と一緒にいるときにマスコミが来たら彼に迷惑が掛かるだろう。
心残りになるけど仕方ない
「グリーン、僕はシロガネ山へ戻る」
「もう戻んのかよ、少しぐらい観光してもバチはあたらねっぞ」
「観光は僕の趣味じゃない。じゃあねグリーン久しぶりに...!?」
グリーンに別れの言葉をつげている途中で僕のリザードンが入っているいや、僕のモンスターボール全てが揺れ始めた。そして
「グォオオオオオオ!!!」
「...リザードン?」
「おい、どーした?」
そしてリザードンはものすごい勢いで彼方へ飛んで行った
「はぁあ!?」
「...もしかして」
あの時もそうだった、あの子が倒れる寸前誰よりも早く動いたのはリザードンだった。
「グリーン!!追いかけるよ!!」
「お、おう!」
そうして僕たちはリザードンを追いかけた。そしてそこには倒されたハブネークとリザードンそして僕が会いたかった彼がいた
「...あり、とうリザー...それとあとで...ハブネ...にもあやま...」
そう言いながら彼はリザードンの腕の中で気絶した
「おい!大丈夫か!?」
「...グリーン、彼を僕たちがいたところに連れていこう。そしてリザードンよくやったね」
ノエルside
「ッう~ん」
ここはどこだ?森の中?
「お、目が覚めたか?おいレッド!目ぇ覚めたっぽいぞ!」
「...え?グリーンさん?それにレッドって」
「...よかった」
え?え?なんで目の前にレッドさんがいるんだ?え、これ夢?さすがに夢だよな?僕は頬を思いっきり抓ってみたが
「...痛い」
「おいおいこれは夢じゃねぇぞてか、お前どうしてこんなところにいんだよ?」
「それはレッドさんにどうしても会いたくて...」
やばい全部思い出した。僕はレッドさんに会いたくてここまできて、その挙句ハブネークを怒らせてしまったところをリザードンに助けられたんだ。というかしまった、会いたい衝動にに駆られてとんでもないことをしてしまった!!父さん心配してるかも。そう内心パニックになっているとレッドさんは膝立ちになった
「...そうか。実はね僕も君に会いたかったんだ」
「え、」
「あの時、拍手をしてくれてありがとう」
「いや、そんな」
「君にとって何でもないことだったかもしれないけど僕、いや僕たちはあの拍手が優勝した時より嬉しかったよ」
レッドさんはそういいながら6つのモンスターボールからピカチュウ、カビゴン、フシギバナ、カメックス、ラプラスそしてリザードンをだした
「ピカ!!」
「ゴーン!!」
「バナァ~!」
「プラ~!」
「ガメェ~!」
「グォオ!」
そしてレッドさんのポケモンたちは僕にすり寄ってきてくれた
「アハハ!、皆くすぐったいよ!ちょ、ピカチュウそこはやめて~」
特にピカチュウは僕の服の中に入ってきて動き回るもんでそれが一番くすぐったかった
「へぇ~、珍しいな。お前のポケモンがこうも他人になつくなんて」
「...あの会場でこの子が倒れそうになった時もさっきのことも僕の意志でリザードンを出してない」
「マジ?」
「うん、マジ。彼の意志であの子を助けようとしたんだよ。それはピカチュウたちもだったけど」
レッドさんとグリーンさんが何かを話しているけどピカチュウたちにハチャメチャにされているから聞こえないな
「みんな、そろそろ離れてあげて」
「そうだぞ、ソイツ一応病み上がりだからな」
レッドさんたちがそう言うとピカチュウたちは僕から離れレッドさんたちのモンスターボールに入っていった。入っていくときもみんなは僕に手を振ってくれた
「助けてくださりありがとうございました。あ!そうだ!レッドさん、グリーンさん。僕が倒れたところにハブネークいませんでした?」
「ハブネーク?ああ、アイツか。俺たちが離れるときにはフラフラになりながらどっかに逃げていったぞ」
「...そうですか。」
「...そのハブネークがどうしたの?」
「いえ、実は」
僕はレッドさんたちにハブネークに襲われた経緯を説明した
「なるほどな~」
「だから僕ハブネークに謝りたくて」
元はと言えば僕の不注意でハブネークを怒らせてしまったんだ。だから許してもらえなくても謝りたい
「お前それマジで言ってんのか?」
「...?はい、悪いことをしたら謝るのは普通のことだと思うんですけど」
「いや、それはそうなんだけどよ~」
グリーンさんは頭を掻きながら僕を不思議なものをみているような目で見つめてくる
「...フッ、そうだね。悪いことをしたなら謝らないとね。わかった、僕もそれに付き合うよ。」
「え?」
「あのダメージならそう遠くへ行けないはず。グリーンここの留守任せてもいい?」
「りょーかいだ。それとおいガキんちょ」
そう言ってグリーンさんは僕に木の実を投げ渡してきた
「そのオボンのみをハブネークに渡してやんな」
「はい!ありがとうございます!」
こうして僕はレッドさんと共にハブネークの捜索を開始した
レッドside
襲われた相手に謝りたいか...
僕のポケモンたちが彼になついた理由がなんとなくわかった気がする
まさかいくら自分が悪いことをしたとはいえ襲い掛かってきた相手に謝りに行くなんて正直驚いた。
「...ねぇ」
「は、はい!」
そんなに緊張しなくてもいいのに
「ポケモン、好き?」
「はい!大好きです。」
「ポケモンもそうみたいだよ」
「え?」
「僕のポケモンたちは滅多に他人になつかないんだ。グリーンでさえピカチュウに触わることができなかった時期があったんだよ」
「それ本当ですか?」
「ホント、ホント。グリーンはしょっちゅうピカチュウの電撃を食らっていたよ」
「へ、へぇ~」
こんな風に他愛のない会話をしていると彼とハブネークがいた場所に到着した。
すると向こうの茂みから物音がした。そのため二人でその茂みに近づくと
「チラッ?」
一匹のチラーミィがいた
「チラーミィか...」
茂みの中を確認し終わったため別の道を歩こうとすると
「ねぇ、チラーミィ。ハブネークがどこにいるかわかる?」
あの子はチラーミィと会話し始めた
「チラッ!チラチラ!」
するとチラーミィ走り出していった
「レッドさん!どうやらこっちにいるみたいです」
「君...ポケモンと話せるの?」
「いや、なんとなくそう言ってる気がして」
つまりは勘というわけか。でも彼はポケモンに好かれている体質みたいだし信じてみる価値はありそうだな
「わかった。ついて行ってみよう」
「はい!」
こうして僕たちはチラーミィについて行って数分後ある洞穴に着いた
「チラチラ!!チラミィ!」
チラーミィ曰くどうやらハブネークはここにいるらしい。
「チラーミィ、ありがとう!」
「チラミィ!!」
そう彼がお礼をいうとチラーミィは走り去っていった。
「ハブネーク!!」
彼がそう叫ぶと洞穴からおぼつかない足取りでハブネークが出てきた
「シャアアア!!!」
だがハブネークは僕らを警戒しており、威嚇をしている
「...そうだよね、怒って当然だよね」
そう言いながら彼はハブネークに近づいていった
「...待って!それは危険だ」
そんな僕の言葉を無視して彼はどんどんハブネークに近づいていく
「シャアアア!!!」
近づいてくるあの子にハブネークは威嚇をするが彼はそれでも止まらない
「許してくれなくてもいい、けどこれだけはいわせてほしいんだ」
そしてとうとうハブネークとの距離がほとんどなくなったとき彼はハブネークに頭を下げた
「本当にごめんなさい!僕の不注意で君を傷つけてしまった。本当にごめん」
そんな彼の様子にハブネークは戸惑っていた
「シャア?シャ?」
「それとこれ、オボンのみ。これを食べたら体力が回復するから食べてくれないかな?」
彼はハブネークにオボンのみを差し出した。
「...シャア」
ハブネークは警戒しながらもオボンのみにかじりついた。
「フフ、ありがとうハブネーク」
そしてハブネークがオボンのみを食べ終わるまで彼はハブネークを見ていた
「ハブネーク、今回は本当にごめんね。」
最後に彼はハブネークに謝罪をするとハブネークは彼の顔を舌でなめ、そのまま洞穴に帰っていった。
「すみません、レッドさん。お待たせしました。」
「...ううん。大丈夫」
「あの...レッドさん僕、」
「待って。ここで立ち話もなんだしとりあえずグリーンのところに戻ろう。話はそこでしよう」
こうして僕たちはグリーンのところに戻ってきた
ノエルside
ハブネークに謝ることができてよかった本当に。同伴してくれたレッドさんとオボンのみを僕にくれたグリーンさんにお礼を言わないと
「お!お帰りハブネークの謝れたか?」
「はい!グリーンさんとレッドさんのおかげです」
「別に気にすんな、きのみのひとつぐらい」
「...僕も全然大丈夫。いいものも見れたしね」
「お?なんかあったのか?」
「うん。とてもいいものを見たよ」
そして僕は緊張の糸が切れ、その場に座り込んでしまった
「おい!?大丈夫か?」
「...大丈夫?」
「アハハ、すみません。大丈夫です。」
クソッ、やっぱりだめだ。僕はポケモントレーナーになれない。ちょっと動いただけでこんな風になってしまう。するとグリーンさんはテント用の椅子を用意してくれた
「ほら、これに座れよ」
「ありがとうございます」
「そういえばさっき僕に話がある感じだったけど」
「それは...」
僕はグリーンさんが用意してくれた椅子に座れせてもらいレッドさんが僕に話を振ってきた。ちょうどいい機会だろ。これで僕はポケモントレーナーを諦められるんだから。でも怖い。この質問をして僕が想定している答えが返ってきたら僕はこの場で泣くだろう。僕の手は震え始めてきた。けどレッドさんは僕の手を両手で包んでくれた
「大丈夫。ゆっくりでいい。」
ああ、この人はきっとわかっているんだ。これから僕が何を聞くのかを。
「は~」
僕は深呼吸をして、ついに僕はレッドさんにずっと聞きたかった質問を投げかけた
「僕は、僕はポケモントレーナーになれますか?」
じつは僕、新無印履修してないんですけどシンジがガブリアスとかの600族を連れて再登場したのってマジですか?
読んでくださりありがとうございました!