あとさっきリコとチリちゃんの戦いをアマプラで見たんですけど個人的に歴代アニポケのバトル上位に入るぐらい好きなんですけど
ではよろしくお願いします
ノエルside
僕がこう聞くとレッドさんは僕の手を離し、距離をとり僕に背を向けてしまった
「...正直難しいね」
「...ッ」
そうだよね。こんな僕じゃポケモントレーナーなんて。少し体を動かすだけで息が上がる、血を吐く。こんな状態の僕には夢のまた夢だったんだ。
「そうだな。ポケモントレーナーには多くの能力が求められる、その中でも体力はトレーナーになるにあたって最低必要能力だ。体の弱いお前に厳しいな」
レッドさんの言葉の後グリーンさんもそう僕に告げる。
まったくもってそのとおりだ。どこも間違ってない。
「...そうですよね」
わかってただろうこう言われるぐらい。なのに
...............なのになんで涙なんか流してるんだよ。
止まれ!止まれ!!止まれ!!!止まれってば!!!!!
二人を困らせるな!
「...すみません。こんな...」
「でも君はどうしたいの?」
「え?」
レッドさんはそう言い、僕の方に向いて鋭い眼光で僕を見つめてきた
「僕とグリーンは君の体のことを考えると厳しいって考えてるよ。でもね」
「君がもしポケモントレーナーになりたいというのなら僕たちは止めない」
「でも、レッドさんたちは僕には...」
「いいかい、君はこれからたくさんの選択に迫られることになる。その都度誰かにアドバイスや意見を求めるのはいい。でもね最終的な決断は誰でもない君自身が決めなくちゃだめだよ」
「僕が...」
「そしてこれは君の人生の大きな分岐点になる。だからこれは僕でもグリーンでもなく君自身が決めるんだ。」
「僕が決める...」
「そう。これは君が決めなくてならないんだ。」
僕は...
「グリーン、やっぱりシロガネ山には明日行く」
「...ああ、なるほどな」
「明日の10時まで待つ。もし君がポケモントレーナーになることを決めたらまたここ一人で来て。その時僕は君にあるものを渡すそしてそれが君のポケモントレーナーとしての第一歩になる。さぁとりあえず今日は休んで。疲れたでしょ」
こうして僕はPWTのポケモンセンターまで送ってもらい、そこで父さんたちと合流しこっぴどく怒られ、タロには泣かれてしまった。そして父さんはレッドさんたちに頭をさげ僕もそれに続けて頭を下げた。
「別に気にすんな!短い期間だったが結構楽しかったぞ、なぁレッド?」
「...うん」
そういって二人はポケモンセンターに入ろうとしたとき
「...そういえば君の名前を聞いていなかったね。教えてくれるかな?」
「...!ノエルです!」
「...ノエル。僕は君がどんな選択をしても君を応援するよ」
そうして二人はポケモンセンターに入っていくところ見送ったあと父さんが僕にデコピンをした
「いたッ」
「このバカ息子がぁ!心配したろうが!!」
「ごめんなさい、父さん。それにヤーコンさん、タロも」
「まったく、まさかおめぇがそんな行動をとるたぁな。やっぱりお前はコイツの息子だな」
「グスン、本当だよ!ホントに心配したんだから!!」
僕が謝るとタロが泣きながら僕に抱き着いてきた
「ホントにごめんね」
「いいよ~!!!!!」
タロが泣きやんだところで僕たちは解散しそれぞれの家に帰っていった。
「すごい一日だったな」
帰宅後、僕はシャワーに入りそのまま自分の部屋のベッドに横になった。
そして僕はレッドさんに言われた言葉を思い返していた
「君自身が決めるんだ。」かぁ。僕はレッドさんのバトルを見てポケモントレーナーになりたいって思ったのは事実だ。でも僕の体が弱くポケモントレーナーとしてやっていくことが難しいのも事実だ。
正直あの時レッドさんたちに夢を砕いてもらうつもりだった。でもまさかこんなことになるなんて
こうして悩んでいると突然僕の部屋の扉が開いた
「おい!飯できたぞ!!!」
「...父さん、ノックしてよ」
こうして僕は部屋をでて父さんとともにご飯を食べたのだった
「ふぅ~、食った食った」
「...」
「なんだ?なんか悩み事か?」
「え!?ああまぁあ、そんなところかな?」
「なんだぁ、レッドたちになんかいわれたのか?」
「父さんってたまに鋭いよね」
「おい!これでも俺はお前の父親だぞ。」
「じゃあ父さん、僕の話を聞き終わったら父さんの考えを聞かせてくれないかな」
「任せろ!元研究員のすばらしい見解をお前に聞かせてやろう」
「...それずっと言ってるよね」
僕は今日レッドさんたちと過ごしたこと、そしてレッドさんに言われたことを父さんに全部話した。
「な~ほ~ど~」
「...ちょっと、ちゃんと聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
「ホントに?だって途中からあくびしてたよね?」
この人、絶対聞いてないだろ
「とか思ってる顔だな」
この人すごいのかすごくないのかよくわからないな
「だってよ~、お前の悩みってめちゃ簡単なんだもん」
「"もん"じゃないよ。まったく、じゃあ何父さんの考えを聞かせてよ」
「あ~?そんなのお前、後悔しない選択をすればいいんだよ」
「!?」
「確かにお前の体が弱いのは事実。けどよポケモントレーナーになれないって言われた瞬間泣いたんだろ?じぁあそれが答えじゃねぇかよ」
やっぱり父さんはすごい人なのかもしれない
「事実という蓋で自分の本心を塞ぐな!お、俺今すごいかっこいいこと言ってるな!」
「そうだね、今日の父さんちょっとカッコイイ」
「俺はいつでもかっこいいての、そら明日ははやいんだろ早く歯ぁ磨いて寝ろい!!」
「フフ、うん。」
こうして僕は軽い足取りで洗面所に向かっていった
「へへ、いい顔しやがって」
そして朝を迎えた
今日、僕の人生は大きく変わるかもしれない。けどいま僕の目の前に大きな障害が立ちふさがるのだった
「う、うそだろ。そんなこんな時に...」
クソッ
「ち、」
「遅刻だぁああああああああああああ!!!!」
僕の手に握られている目覚ましい時計の時刻は9時45分
やばいやばいやばいやばい!!!!
なんでこんな時に寝坊!!!僕の馬鹿!!
僕はパジャマのまま外に出て、走り出そうとしたら後ろから首根っこを掴まれてしまった
「待て待て」
「父さん!?ごめん今急いでて」
「馬鹿野郎、まずお前は今日の薬を飲めって」
「いや今日だけは大丈...ンンン!?」
僕が抗議しようとすると父さんは無理やり僕の口の中に薬と水をぶち込んだ
「カハカハッ殺す気!?」
「ほら急ぐんだろ!コイツに乗っていくぞ!」
父さんはモンスターボールを投げると中から巨大な体を持つゴーレムポケモンのゴルーグが出てきた
「行くぞゴルーグ!!PWTまで飛んでくれ!」
「ゴルーグお願い!!」
「ルーグ」
ゴルーグは僕と父さんを乗せてPWTまで飛んでってくれた
PWT
「ルーグ」
「ほら!着いたぞ。しっかりしろ」
「う、うん。ゴルーグありがとう」
「ルーグ♪」
「ノエル」
「な、なに?」
「いや、なんでもない!行ってこいノエル!!」
「うん!」
そうして僕は森にできる限りの速度で走っていった
森の中
「はぁ、はぁ、」
やっぱりキツイな。こんなことで僕は本当にポケモントレーナーになれるのかな?
いやいや!もう決めただろう!!僕はポケモントレーナーになるんだ。
そう心で叫び僕は両手で頬を叩き、気合を入れ大きく一歩を踏みだそうとした瞬間僕は口から血を吐いてしまった。
「カハッ、クソこんな時になんで」
やばい、視界がふらついてきた。やっぱり僕にはなれないのか
そして僕の見る世界が横になってきた、つまり僕はいま倒れかけている。
ああ、もうだめだ。そう思い目を閉じると横顔に冷たいなにかが当たる
「あれ?」
「シャアアア」
この声は...
そして目を開けてみるとあの時のハブネークが僕を支えてくれていた
「ハブネーク...!」
「シャア♪」
僕が名前を呼ぶとハブネークは笑顔で答えてくれた
「ありがとう、ハブネーク」
「シャア♪シャアアア!!」
ハブネークは突然叫んだ。すると森のポケモンたちが一斉に飛び出してきた。
「すごい、チラーミィにタブンネ、クルマユにハハコモリもいる」
飛び出してきたポケモンたちは僕を支えながら押してくれた
「もしかして僕をあの人の元に案内してくれるの?」
僕がそう言うとポケモンたちは笑顔で鳴いて答えてくれた
「みんな...ありがとう」
こうして僕たちは歩いて行った。そして、
僕はあの人の背中を発見した。するとハブネークたちは止まった
「みんな?」
「シャア!シャアシャア!!」
まるでハブネークたちが「行ってこい」と言っているように鳴いていた
「うん!行ってくる。みんな!本当にありがとう」
そして僕はあの背中に向かって走り出した
「レッドさん!!!」
「...来たね」
するとレッドさんは僕に近づいてきた
「じぁあ改めて聞かせてほしい、君はポケモントレーナーになりたい?」
「はい」
「前にも言ったけど僕は君がポケモントレーナーになることは危険だと考えている。最悪命を落とすかもしれないそれでも君はポケモントレーナーに...」
「なりたいです!!」
「...」
「確かに僕は体が弱いです。ポケモントレーナーになることは危険行為だということはわかっています。でも僕は自分の気持ちにウソをつけない!つきたくない!!」
「...」
「僕は貴方の試合を見て再びポケモントレーナーになりたいという気持ちが再熱しました。それと同時に思ったことがあったんです。」
そうこれはレッドさんにも父さんにも言っていない僕の気持ち
「あの舞台でレッドさん。憧れの貴方とバトルしたい!そして勝ちたい!!!」
「...!」
「だから僕は憧れの貴方を超えて世界一のポケモントレーナーになりたい。これが今の僕の夢です!!!」
「...ハハ」
「レッドさん?」
「アハハハハハ!!!」
レッドさんは突然笑い始めた
「いいね!ノエル。君最高だよ!!」
するとレッドさんは僕の頭をぐしゃぐしゃに撫でた
「まさかたった一日だけで君がこんなにかっこいいことを言えるようになっていたなんてね。パジャマだけど」
「!?いや、これは」
待って!僕はこんな格好であんな啖呵をきったのか。は、恥ずかしすぎる
「ハハ、でも君の思い確かに伝わったよ。うんやっぱり僕の目に狂いはなかった」
「すみませんレッドさん。いまなんて?」
「ううん、なんでもないよ。じゃあ昨日言ったとおり僕から君にこれを渡そう」
レッドさんはそう言いながら一つのモンスターボールを僕に差し出してきた
「レッドさんこれは?」
「開けてみて」
そう言われ僕はモンスターボールを開けてみると大きな卵が出てきた
「これはポケモンの卵?」
「そう、この子が君の、ノエルの最初のパートナーだ。」
「え!?この子を僕に!?いいんですか?」
「うん。君はまだポケモントレーナーの卵、だからこの子と一緒に成長してほしいんだ。」
この子が僕の最初のパートナー。
「...どうかな気に入ってくれ...いや聞くまでもないようだね」
「え?」
「君いま、すごい目が輝いているよ」
「はい!だってうれしいんですもん。本当に」
(やっと、年相応の姿を見れた)
「よろしくね!僕の最初のパートナー!!!」
そう僕が卵に向かって呼びかけると卵は揺れ始めた
「え、え!?レレレ、レッドさん!卵が急に揺れ始めたんですけど!?」
「...マジか(僕がパソコンから呼び出した時まだ孵化する気配なんてなかった、もしかしてノエルの気持ちに反応した?)」
「あ!卵にひびが入りました!!」
卵はどんどん割れていった。そして卵は光を発した
そしてその光の中には
「カゲーーーーーー!!!」
黄色のヒトカゲがいた。
そうこの子が僕の最初のパートナーにして最強のパートナーだ。
ありがとうございました!
ノエルのパートナーは色違いのヒトカゲになりました!!!
僕がウルトラサンムーンで初めてゲットした色違いです!!