ノエルside
あの勝負があった翌日、僕はいまベッドの上にいる
「まったく、無茶するなぁお前は」
「仕方ないじゃん、もし僕が前に出なかったらタロが危険だったんだよ。本当に無事でよかった」
「それに関してはよくやった」
そういい父さんは僕の頭を撫でた
あの勝負の前僕はエレブーの”でんきショック”を浴びてしまった。その影響なのか今僕は40度の熱に苦しめられていた
「でもな父親としての俺はお前の行動はあんまり褒められねぇ、てかスクールで起きてたことなんで相談しなかったんだよ」
「...迷惑かけたくなかったんだよ。僕のためにスクールに通わせてくれたり、今までの看病の...痛ぁ!?」
僕が理由を話していると父さんは僕にデコピンをしてきた。しかも結構強めの
「馬鹿野郎、親ってもんはな子どもに迷惑をかけられてなんぼのもんなんだよ。それにお前の看病もスクールに通わせんのも全部俺がお前にしてやりたかったんだからよ。だからもう一度そんなことを言おうもんなら」
「言おうもんなら?」
「俺のゴルーグの”てつのこぶし””ばくれつパンチ”をお前にぶち込む」
「そんなの食らったら僕は多分、木端微塵になるだろうね」
「じゃあ二度とそんなこと言うなよ。あと例え食らっても意外と大丈夫だったぞ。4か月自分でトイレに行けない生活になるだけみたいだぞ」
「”みたい”って、まさかそれ他人にやってないよね!?」
「あ、悪い。買い物に行くの忘れてたわ。ちょっくら行ってくる」
「待って!?僕の質問に答えてよ!ねぇ!?」
父さんは僕の質問に答えることなく足早で僕の部屋から出ていき買い物に向かっていった
”あとで絶対問いただそう”そう思い僕は再び眠りに着こうとしたとき、リザードがボールから飛び出してきた
「一緒に寝る?」
「ザード♪」
リザードをとなりに寝かせ僕も寝ようとした時、玄関ドアが開いた音がした
父さん?忘れ物でもしたのかな
僕は先ほどのことを聞きに玄関に向かうとそこには”ほうようポケモン”のサーナイトを連れた女性がいた。そうこの人は
「母さん!おかえりなさい!!ッコホコホ」
「コラ、急に大きな声を出してはなりませんよ。...サーナイト」
「サナ」
母さんがサーナイトを呼ぶとサーナイトは僕に抱き着いて”いやしのはどう”を使ってくれた。そのおかげで僕の咳は止まり、体調もすこし回復した
「ありがとう、サーナイト」
「サナ♪」
「ザド?」
「あら、この子は?」
「ああ、この子?」
そんな様子をリザードは僕の部屋から見ていたため僕はリザードを抱っこし、母さんに近づけた
「この子は僕の相棒のリザードだよ」
「ザド?」
「フフ、私はこの子の母親のルアンです。よろしくお願いしますね。こちらは私のパートナーのサーナイトです」
「サナ」
「ザード!」
お互いに自己紹介をし、リザードとサーナイトはお互いに握手をした
「今回の旅で私は大きなものを得ました。もしかしたら今回こそ貴方の病気を治せるかもしれません」
母さんはそういい僕に緑色の液体が入っている小瓶を見してきた
「これは?」
「これについては後程説明します。まずはシャワーを浴びさせてください」
「うん、わかった」
母さんはシャワーを浴びに行き、その間僕はリザードとサーナイトと一緒のリビングで過ごしていた。そして
「お待たせしました、ではノエルこちらに座ってください」
「う、うん」
母さんは僕に隣に座り、母さんは机の上にさきほどの小瓶を置いた
「今回私はカロス地方に行ってきました」
「カロス地方に?」
「はい、カロス地方は他の地方と比べて技術が発展していました。その中でも”メガシンカエネルギー”というものに私は目につけました」
「メガシンカエネルギー?」
「数年前のフレア団のミアレシティでの事件は知っていますか?」
「うん、あれはすごい大事件だったもの」
たしか数年前、フレア団がミアレシティで起こした事件であと一歩の所でカロス地方が滅びる寸前までいってしまったもので、その事件は無事カロス地方のジムリーダーとたくさんのポケモントレーナーによって解決されたけどフレア団のボスであり大企業のフラダリラボの代表だったフラダリさんが行方不明になったりと色々謎を残した事件だった気がする
「フレア団はそのメガシンカエネルギーを用いてあの時の事件を起こしたと言われています。そしてあの事件以降メガシンカ研究の第一人者であるプラターヌ博士はそのエネルギーを用いカロスの発展に大いに貢献しました。そのうちの一つがこの薬になります」
「へぇ、これが」
「その薬はもう二度と立てなくなった人の脚を活性化させ立てるようにしたり、重度の癌患者の方の癌を一週間で消し去ってしまうほどのものです」
「すごいね、これ。でもそんなことメディアで一度も聞いたことないけどな」
「あくまでこの薬は使用段階のものでこの薬の存在を知っているのは一部の人だけですからね」
「そんな情報を母さんはなんで知っているの?」
「言っていなかったですが、私とジェイドはカロスでは名の知れた研究員だったんですよ」
「ウソだろマジか!?」
母さんはともかく父さんもそうだったのか。たまにすごいなって感じる部分はあったけど
「では早速飲んでみてください」
「うん、わかった」
僕は小瓶の蓋を開け、薬を飲もうと思った瞬間
「待て!!!!その薬を飲むなぁ!!!!」
父さんがすごい剣幕で帰ってきた
ジェイドside
「オボンのみ、パスタ、パセリ、牛乳、米。よし!これで必要なもんはそろったし帰るか」
俺は今日と明日の晩ごはんの食材を買いに来ていた、そしてそれも終わったため帰ろうとした時
「ジェイドさん?」
俺はノエルの幼馴染であのデブの一人娘のタロちゃんと出会った。
「お!タロちゃんじゃねぇか!買い物かい?」
「はい、リンゴをひとつ」
けどタロちゃんの表情は暗く、さっきあから俺と目を合わせない
「どうしたタロちゃん?なんか元気なさげだけど」
「...ごめんなさい!!」
「ええ!?どした突然」
「今日ノン君、スクールを体調不良で休んでるって聞きました。それってノン君が私を庇って電撃を浴びたのが原因ですよね」
タロちゃんは涙をながしながら頭を下げた。まったくこの子は
「本当にごめんな...痛ぁ!?」
「本日二度目だぞ、このデコピン」
「え?」
「タロちゃん、アイツは別にタロちゃんを攻めてないし俺も別に気にしてないぞ。」
「...でも」
「ノエルにとってタロちゃんは大切な存在なんだってよ、むしろタロが無事でよかったってさっき言ってたよ」
そう言うとタロちゃんは顔を赤くして、湯気がでていた
「俺ももう買い物終わったし一緒に行くか?そのリンゴ、アイツのために買ってくれたんだろ?」
「はい!」
「じゃあ早速」
俺はゴルーグをだそうとしたとき、俺のホロキャスターがなり響いた
「緊急事態発生!緊急事態発生!周辺にZ反応が検知されました」
「なんだと!?この座標は...!」
「あの、大丈夫ですか?」
「タロちゃん悪い!お見舞いは明日にしてくれ!!!ゴルーグ!急いで戻るぞ!!」
タロちゃんには悪いけど俺はゴルーグを出し、急ぎ家に向かったそして数分もしない間に家に着き土足で家の中に入った
するとなかには緑色の小瓶を口につけているノエルとそれを見ている俺の妻のルアンがいた。
クソッあの瓶のやつは、間違いない!!
「待て!!!!その薬を飲むなぁ!!!!」
ノエルside
「え?」
「待てノエル!それは薬なんかじゃない!」
「...お願いしますサーナイト」
父さんの声を聞き僕は瓶を持っている手を下ろそうとするとサーナイトのサイコパワーで僕の腕は勝手に動きそのまま薬を飲んでしまった
「クソッ」
「よくやりました、サーナイト。」
「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
アツいアツいアツいアツいアツいアツいアツいアツいアツい!!!!!!!!
体が燃えるようにアツい!!
「ノエルしっかりしろ!」
父さん...ごめん。母さん...これは...一体な..に
こうして僕は意識を手放した
ノエルの母親の名前はルアンです。
とあるゲームやっていたらこの名前に聞き覚えありますよね
読んでくださりありがとうございました