俺はグチャっと倒れて来たH鋼に潰された。
そして俺は死んだ事に気づかぬまま即死した。
「荒神鏡夜よ、起きて下さい」
声が聞こえる。
「んあ?…此処は?」
見渡すと知らない空間に光の球が一つ。
「ここは転生作業を行う神界の一部。我等のミスでH鋼に潰されて即死した君にお詫びとして神様転生を行うことが決定した。特典は自由で限度もない。要望は?」
…んじゃ、そうだな〜。
「先ず一つ、アラガミの人間にしてください。見た目はホワイト・グリン子でお願いします。二つ目、生前に記憶していたモノにオラクル細胞の結合を組み替えて変身出来たり、神機等の装備を変更したり、オラクルポイントで魔法の行使や消耗アイテム生成して出したり出来る様にしてください。以上です」
「分かりました。…その要望は受理されました。転生作業を開始します。転生先は怪獣8号の世界です。3.2.1.転送」
これが私が怪獣8号の世界へ転生した経緯だ。
さて転生した私は記憶を探り、幼馴染の日比野カフカと亜白ミナが防衛隊に入る決意を決める丘にて二人の背中を見ていた。
「おいシロ。お前もこっちに来てみろ。俺ん家もミナん家もお前ん家も学校も壊れちまった。チクショウ、怪獣許さん!」
「私は防衛隊に入る。二人はどうする?」
「勿論目指す」
「私も入る」
「なら決意表明はこれで良いな。防衛隊に入隊する為に今出来る事は知識を身に付ける事、身体を鍛える事だな。ほら行くぞ」
「お前が仕切るな」
「あはは」
こうして幼少期は過ぎ去って行き、18歳防衛隊入隊試験当日。
筆記試験を受けて、次に実技試験は怪獣討伐。
「筆記試験お疲れ様だ。次は実技試験だ。この実技試験では防衛隊のスーツを着用して貰う。スーツの能力を引き出せた者順に合否を決めさせて貰う」
受験者は一斉にスーツを着用する。
私はスーツに着替えた後、「全力開放」と唱えると衝撃波が起きた。
「閃シロ!もう良い!抑えろ!」
「了解です」
私は解放戦力を0%に近付ける。
その後も、解放戦力の0〜50%の間で遊ぶ。
実技試験を終える際、「このスーツを私に下さい。」とお願いし、私の希望は受理された。
と言うのも、この時渡されたスーツは渡された各自にそのまま割り振られるとの事、私の心配は要らなかった。
その後は面接して防衛隊の入隊試験を終了し、解放された。
後日、防衛庁からA4サイズの封筒が届き、封を開けて中を確かめると首席合格との通知が入っていた。
入隊式に出席し、防衛隊装備が支給され、自分に割り当てられたロッカーにしまう。
今日から防衛隊の寮住まいになる。
どんな部屋なんだろう。
私は自分の部屋に思いを馳せる。
自室に案内されると個室であり、ベットがあって、大層喜んだ。