転生したら代償ある系の強化アイテムだった件〜持ってる子が健気でかわいいから、できるだけ使わせたくない。   作:風見鶏さんの作品おすすめです

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気づいたら本、異世界へGO

 

 

 

俺は普通の人間だったと思う。

小学校では友達と3DSで遊び、中学ではソフトテニス部、高校では生徒会とかやりながら程々に勉強し、大学に出てその後会社で働いてた。

 

でも他の人より少しだけ不幸だったのは、交通事故で若くして死んでしまったこと。

そしてもっと異質なことに、死んだはずの俺は危険な怪物が蔓延る異世界に転移してしまったのだ!!

 

リスク付きの強化アイテムとして。

 

なんの強化アイテムやねん!みたいなツッコミが入りそうだから解説すると、邪神ハースっていう悪の親玉がこの世界に人型の怪物をポイポイしてヤバい。

で、その人型怪物に対抗するために別の神様が対抗手段をくれたんよ、限られた適合者しか使えない変身ベルトみたいなやつ。

そいつらの強化アイテムが俺。

 

まぁ〜正直どうでもいいし?ほっといても年の被害数百人だけだし?正直メシ食わなくても生きてけるし?使いたいなら使えば?なんて薄情なコト思ってた。

 

でも本型のワイを拾った子は...

 

「うわクソかわいいやんけ!!!」

「ヒャア!!」

めっちゃタイプだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

レジ袋の中に入れられて持ち帰られてから時刻は夕方。ご飯終わりに俺はこの子の部屋でやっとしっかりした会話ができた。

 

本型の俺は机の上に乗っかって、椅子に座っている彼女と向き合って話すというかなり珍しい光景である。

 

この短い黒髪のかわいい女の子は西野圭っていう名前で、ピチピチの高校一年生、最近ベルトを授けられてヒーローとして活動中らしい。

都会は対人型怪物の組織が多くて迅速に対処できるけど、この田舎には数が少ないから個人でも頑張ってるとのこと。

 

「大変やな〜」

話を聞くと自然と漏れる声、高校生の女の子が肉体労働なんてとんでもない。

 

「いやいや全然...私、体も弱くてそんな動かないから、時々活動するってだけで、基本は大人のヒーローに任せてるんです。」

 

「まぁそれが普通やろ、ベルトも結構持ってる人多いし、危険な仕事は大人がやるもんよ。」

 

「はぁ...そうゆうもんですかね〜それで、あなたの名前はなんて言えばいいですか?」

 

「俺の名前は強化アイテム!」

 

「強化アイテム?」

 

「まぁとりあえずそれでいいかな〜

なんか人間の時の名前すっかり忘れちゃったんよ。」

 

これはホントに困ってる、死んでこのアイテムに詰め込まれたのが理由なのか所々記憶が抜け落ちてるのだ、この世界の常識はある程度自動的に覚えてるんだけどね。

 

「じゃあきょーさんで。」

 

「きょーさん!?」

 

「強化の"きょ"できょーさん。だめ、ですか?...」

 

「いやいや全然、むしろ最高にカッコいいよ!」

 

「カッコいい?かわいくないですか?」

 

「あ、いやめっちゃかわいい、キュートすぎる。」

 

「ふふっ、それではよろしくお願いします。きょーさん!」

 

少し揶揄われていたのだろうか、くすっと笑う彼女の顔はとても年相応で可愛らしかった。

 

「よろしくぅ!!」

 

彼女は背を少し曲げて軽い会釈を、俺も真似しようとしたけれど体は本型、パタンと音を立てて倒れ込むだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




初投稿です、見切り発車のガバガバ絶対で適当に書いてみたから他の人より楽なはずなのに本当に難しい、こんな時間かけたのにほんの千文字だなんて。
本を書く人ってすごいですね、量産系なろうの人とかもう二度と馬鹿にできない。
まぁ少しずつ綺麗な文章の書き方とか表現の仕方を調べたりでコツコツ上達したいと思ってますのでよろしくお願いいたします。
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