杏子との出会いから約一年がすぎた。杏子は結局マミさんの家に居候してて魔女退治も(使い魔も含む)三人でしていた。さすがに何もせず、家でゴロゴロしたり外でフラフラしてるでけは気まずかったのか、杏子は履歴書を偽装してどこかでバイトしてるらしい…らしいというのは杏子がはずかしがってバイト先を教えてくれないのだ(ちゃんと食費などいれてるとマミさんが言ってた)ともかく、原作みたいにマミさんと杏子は仲たがいをせず、私も含めた三人で仲良くしていた。
「(以上回想おわり!)」
今は学校の朝のHRの時間だ。
「はい、今日はみなさんに大事な話があります!目玉焼きは固焼きですか!?それとも半熟ですか!?はい中沢くん!」
「えぇっ!どっ、どっちでもいいのでは?」
「そのとおり!どっちでもいいのです。みなさんは~」
和子先生のどうでもいい話を聞き流しながら私は思った。
「(この会話ってアニメ一話の…)」
前の方でまどかとさやかが「またダメだったんだね」とか話してるし。
「それでは、転校生を紹介します。暁美さん、入ってらっしゃい」
教室のドアが開き、予想してたとおりほむらが教室にはいってきた。
「(メガネかけてない!)」
ということは、このほむらはループを繰り返したほむらという事になる。
「(大丈夫)」
私はみんなを救って、ほむらの長い戦いも終わらせる!
休み時間になって、クラスメイトから質問攻めにされてたほむらは、気分を悪くしたと嘘を言って保健委員のまどかに連れられて保健室に向かった。
「転校生にまどかがいじめられてないといいんだけど」
私の席にさやかが来た
「性的なイミで?」
「いや、違うから!」
まぁ、実際はものすごく遠まわしに魔法少女になっちゃダメ!と言われてるだけだけど。
「しかしまどかは可愛いからな~もしかしたらという可能性も!?」
「いや、ないから」
教室にまどかが戻ってきた。
「まどか!転校生にいじめられなかった!?性的なイミで!」
「えぇ~~~~~!?」
「ないから!」
「いてっ!?」
さやかの頭をひっぱたいといた。
放課後、私とまどかとさやかと仁美の四人でフードコートに来ていた。
「ねぇ、普段ほむらちゃんって何してるのかな」
「何まどか?まさか転校生にほれたか~?」
「まぁ…」
「私はお似合いだと思うわよ」
「違うよ!?」
実際まどほむ派の私としては二人にくっついてほしいものだ。ちなみに杏さや派でもある。
「ほむらと会った事あるの?」
「ううん、普通は会ってないかな」
「おっ?それじゃあ普通じゃない会い方って?」
「うん…夢の中で会ったような?」
過去のワルプルギスの夜と戦ってるほむらを夢で見たんだっけ。
「アハハ!何それ!」
「まどかさんはロマンチストですのね」
「夢の中の出会いで始まる恋もあり?」
「うぅ~」
みんなでまどかをからかってると、仁美が習い事の時間だからと帰り、私達はさやかが幼馴染で交通事故にあって入院している恭介のためにCDがほしいからとCDショップに入った。私は適当にそのへんをうろうろしてると、まどかがどこかに歩きだした。
「あれ?まどかどこ行った?」
「さっき向こうに行くのを見たけど」
私達はまどかを追って、まどかを見つけたが、ほむらと対峙してるとこだった。二人の間には怪我をしたキュゥべえもいた。
「まどか!」
さやかは近くにおいてあった消火器を手にとると、ほむらに向けて噴射した。
「逃げるよまどか!」
「うん!」
まどかは両手でキュゥべえを持ち、私達と走り出した。
「まどか、なにその…生き物?」
「わかんない…でも、この子が助けてって」
「キュゥべえだよ」
「知ってるの紅葉ちゃん!?」
「くわしくは後で説明するわよ…このことも含めてね!」
回りの景色が変わり、私達は魔女の結界の中に入ってしまった。
「何これ…どうなってるの!?」
「二人共、私の側から離れないように!」
歌のような声と共に、薔薇園の魔女の使い魔が大量にあらわれた。
「
大量の敵を相手にするには、ストリームフィールドが一番効率的!
「行けぇ!」
ナイフを私達の回りに展開し、回りを一気に切り刻む!
「ピギャァァァァ!?」
666の嵐に使い魔はあっさり全滅した。
「も…元の景色に戻った?」
「使い魔を全滅させたからね」
「あら、私達は来る必要なかったかしら?」
マミさんと杏子も遅れて到着した。
「だから言ったろ、紅葉がいるならあたし達が行くまでもねぇって」
「駄目よ、万が一って事もあるでしょ」
私、二人に信頼されてるな…うれしい。
「あのー何が何だか全くわかんないんだけど…」
「その子達は?」
「私の友人です…キュゥべえが見えるって事は、二人も魔法少女の才能があるみたいです」
「そうなの…って、キュゥべえ怪我してるじゃない!ちょっと渡してもらえるかしら」
「は…はいっ!」
マミさんはまどかからキュゥべえを受け取ると魔法で怪我を治した…そのままくたばればいいと思ったのは私だけじゃないはず。(死なないけど)
「キュゥべえを助けてくれたのね。くわしい事は私の家で説明するわ」
マミさんの家についた私達は、とりあえずお茶にすることにした。
「私の名前は巴マミ。こっちの子は」
「佐倉杏子だ。わけあってマミさん家で居候してる」
「かっ…鹿目まどかです!」
「美樹さやかです!」
「ふふっ、そんなに緊張しなくてもいいわよ。これから後輩になるかもしれないのだから」
「学校的な意味ではもう後輩だけどね」
私のどうでもいいツッコミ。
「さて、さっきあなた達が入ってしまった所は~」
マミさんの魔法少女講座中の為、しばしお待ちください。
「ということなの、わかったかしら?」
「はい」
「願い事が一つ叶うのか~何がいいかな、大金持ちとか!」
自分の命がかかってる事をわかってんのかなさやかは。
「紅葉ちゃんも魔法少女なの?」
「私は
「魔法少女とは違うの?」
「
説明中・・・
「ふーん、じゃあ魔法少女がキュゥべえと契約してなるなら、
「おっ、それはあたしも知りてぇーな」
「いや、私は気付いた時にはもう
「何だ、つまんねーの」
本当は宇宙から落ちてきた魔法の宝石を拾うと、体内に入って魔法が使えるようになるんだけど…当然そんな物拾った憶えないんだよね。こんど春花に私に宝石を渡したか聞いてみるか。
「里村さん、佐倉さん。こんどの魔女退治の時に、二人にも魔法少女体験ツアーとして、ついてきてもらおうと思うんだけどいいかしら?」
「うえぇ~足手まといがついてくんのかよ」
「まぁまぁ、私が二人の護衛をするから別にかまわないでしょ」
「まぁ、それなら…」
薔薇園の魔女は原作だとマミさん一人で倒せてたし・・・私が参加しなくても問題ないよね。