最初の魔女を倒した日から一年、中学生になった私はマミさんと魔女退治を続けて、自分の力をつけていた。通学路を歩く私は目の前に待ち合わせていた友達と合流する。
「おはよー」
「おはよー紅葉ちゃん」
「おーっす」
「おはようございます、紅葉さん」
もちろんこの三人は主人公である鹿目まどか、将来魔法少女になる美樹さやか、唯一の一般人の志筑仁美の三人だ。
「紅葉ー宿題みせてほしいんだけどー」
「またぁ!?すこしは自分でやんなさいよ」
「そこをなんとか!このとおり!」
ちなみに私はクラスで一番頭がいい(元大学生だから当たり前だが)だからよくさやかが宿題を忘れた時、私が頼りにされるんだけど…
「んーそうねぇ…んじゃ、私とまどかと仁美に31アイスクリームおごりで手をうつわ♪」
「なんでまどか達まで!?」
「すこしは自分でやってこいという意味をこめてよ」
まったく…
「ありがとう、さやかちゃん♪」
「ごめんなさい…私、今日ならいごとが…」
ちっ、一人逃げたか
「じゃあ、私とまどかにおごりで♪」
「うぅ~私のおこずかいがぁ~」
完全に自工自得でしょ。
とある別の日、私達のクラスは工場見学にきていた(正直つまらない)
帰る時間になった時ちょっとした問題が起きた。
「それじゃあバスに乗るぞ。いないやつは?」
「先生、さやかちゃんがトイレから帰ってません」
「なに?」
「私、探してきます」
「待ったまどか、私も行く」
なんかやな予感がするし。
「じゃあ、二人で探してこい」
「「はい」」
しばらく工場を歩くと、さやかをみつけた。
「さやかちゃん!、どこいってたの?」
「いやートイレいった帰りに迷子になっちゃって」
「迷うような場所じゃないでしょ」
これだからさやかは…
「あれ…そういえば、どっちから来たんだっけ?」
「まどかもわかんないの!?」
「えっと…たぶんこっち?」
思いっきし逆よそっちは。
「こっちじゃなくて出口はあっちだよ。今こっちに来るとあぶないよ」
どこからか聞き覚えのある声がした。
「そうなんですか?」
「ありがとうございまーす♪。ほら、紅葉もいくよ」
…この声って。
「ごめん、私あっちを見に行きたい」
「えぇ!?」
「お願い!先生には二人でいい感じに言い訳しといて!」
「うっ…うん、わかった」
「すぐ戻ってくんだよ」
まどかとさやかは元の道に引き返した…さて。
「あんた、あたしの話聞いてた?」
暗闇からあらわれたのは、予想してたとおり杏子だった。
「杏子、彼女は関係者だよ」
「そうなのか!?」
私の目の前にキュゥべえがあらわれた。
「もしかしてこの先に魔女の結界があるの?」
「あぁ…あんた、魔法少女なのに結界が感知できないのかい?」
「彼女は魔法少女じゃないよ」
「は?」
まぁ、そういう反応よね。
「私は
「わっ、わかった!」
杏子が槍を地面に叩きつけると、魔女の結界があらわれた。
「やっぱり…あたしが逃がした魔女だ!」
変な笑い声をしながらあらわれたのは…ミノタウロス?って、
「あぶっ!?」
のんきに魔女を見てたらいきなり私に向かって、手にもった斧を私に叩きつけてきた。
「おいっ!?」
杏子から見れば私に攻撃があたったように見えただろうが。
「あぶなかったぁ」
とっさに
「無事なのか!?」
「私の事はいいから目の前の敵に集中して!」
私は手に筋肉バカの轟鋼の武器である巨大な斧、エッケザックスを出し、魔女を縦一門に切り裂く!
「キャハハハハハ」
「再生した!?」
魔女の体は即座に再生していた。
「くそっ、性質が見えねぇ!」
杏子も魔女に攻撃をしてるが、そのたびに再生していた。
「(落ち着け、私)」
世界唯一の
「ティロ・フィナーレ!!」
そこに黄色い閃光が降ってきた。
「大丈夫?里村さん」
「マミさん!」
「仲間か?」
「うん!」
さて、マミさんにかっこ悪いところは見せられない!私は手に光を集め始めた。
「二人とも、大技を撃ちたいから時間稼ぎをお願い!」
「わかったわ!」
「まかせろ!」
二人が時間を稼いでくれる間に魔力をためる!
「上がれ!<収束>上がれ!<収束>上がれ!<収束>上がれ!<収束>」
私の手に光が収束する!
「二人ともどいて!」
「
魔女に向かい収束した光が放たれる!
「キャァァァァァァァ!?」
膨大な光の渦に耐えられるはずもなく、魔女は消滅した。
「すげぇ…」
「さすがね、里村さん」
「えへへ…それほどでも♪」
ってのんびりしてるヒマはない!?
「ごっ、ごめんなさいマミさん!私、学校のみんなを待たせてるので!」
私は全力ダッシュでバスに向かった…こっぴどく先生に怒られたのは言うまでもない。