もしウィルシア帝国転移にグラ・バルカス帝国がいたら 作:sr
列強国を滅ぼした。グラ・バルカス帝国はこの世界を力による支配をよしとする風潮ができてていた。
そんな中、突如としてウィルシア帝国はグラ。バルカス帝国のさらなる西側に転移してきた。
皇前会議にて
「同盟国や憎きナーウィシア共和国が消えたこの現象について議論したい。」
突然として周りの地形が変化して知っている国へと繋がらない現象へ人々は不安を持っていた。
「国防省としては、戦力がすべて集まっているので超兵器で対応できない敵が来ない限りは防衛できるかと」
「内務省としては、貿易輸出で潤っていたものがかなり痛いですから失業対策が必要かと」
「宰相としては、この現象を調査するため海上調査をはじめ、哨戒機も飛ばしたいところだが」
「外務大臣としては、故郷に繋がらない人への対応を」
会議が終わるころに
「グラ・バルカス帝国と名乗る船団が我が海域に侵入しました。」
聞いたことがない国について皇帝は聞いた。
「外務大臣ボリス・ガルージンその帝国について知っていることはあるか?」
長年の外交経験からもグラ・バルカス帝国についての情報は一つもなく知らないことであった。
「知らないです。国防大臣フィラレット・クザコフは未知の敵ならどう対処しますか?」
「通常兵器の最大戦力を見せるな」
「我が国の情報を知られていません。この世界の外交常識も不明です。船団が我が海域に入られた以上は最大限警戒するのが常識でしょう。」
「超兵器は絶対秘匿し通常兵器のみでなんとかするのがいいでしょうな」
「グラ・バルカス帝国からこの現象について聞け」
グラ・バルカス帝国の外交団は列強レィフォルをあっさりと滅ぼした時点で、この世界を支配できる強国と確信していた。
「これはアンタレスか・・どうしてこんなところで飛行しているのだろうか」
デザインが似ている疾風が飛んでいたためかグラ・バルカス帝国側が勘違いしていた。
他の航空機も見慣れない姿のものが飛んでいたためか、要注意な国と見ていた。
「あれがウィルシア帝国・・・レィフォルと違って簡単に勝てる国ではなさそうだ。」
あれはウィルシア帝国の戦艦か国のグレードアトラスター級戦艦ぐらいレベルはあるぞ
あんな戦艦そろえている国家に脅迫は不可能だな
勝てても我が国の損害も多い
「許可がおりましたどうぞグラ・バルカス帝国の皆様一向歓迎いたします。」
外交にあたったシエリアは緊張していた。この国の軍備、街並みを見る限り自分の祖国と劣るものではないものと
「グラ・バルカス帝国の皆様大変お待たせいたしました。外務大臣ボリス・ガルージンと申します。」
「グラ・バルカス帝国のシエリアと申します。」
「グラ・バルカス帝国の皆様へ伺いたいのですが、我が国の国交開設ということでよろしいでしょうか?
我が国としては困難な中友邦が増えるとは嬉しく思います。」
「車が走り、立派な戦艦がお持ちな貴国が困難な状況とはどういうことでしょうか?」
こんな繁栄した国が困難なことは想像つかなかった。
「困ったことに憎き敵ナーウィシア共和国と我が同盟国と一向に連絡が付かないのですよ、どうしたものですか」
この国は我が国と同じ転移国家と確信した
「ワイバーンについてなにか知っておられますか?」
「新たな航空機の名称ですか?それとも神話についてですか?後者なら神話伝説好きな担当者に今後お願いしましょうかね」
この世界では兵器としてドラゴンのワイバーンが運用されているのを知らない明らかに転移国家!
「今から話すことは信じられないことですが聞いてください。あなたたちは国ごと転移したのです。
通信機が繋がらないのもこの世界にいないからです。」
数日かければ様々な推測からこの結果にたどり着いただろうが、国ごと転移したという事実はなかなか信じられないことではある。
「なるほどありがとうございます。国交開設と伺いましたが貿易の関税もそれぞれ話しあいますか?武官としてはこんな話よりも演習場が気になるのでは?」
軍の演習場につれていかれたグラ・バルカス帝国の人たちは驚愕していた。
戦車の砲がどう考えても自国のものよりも大きく、サブマシンガンを大量配備していたからである
「車体装甲は45 mm 、主砲54.6口径85mm戦車砲我が国で最も多い戦車です。我が国の兵士が走行して的に当てすよ」
使節団はあれほどの走行速度持ちながら装甲と攻撃力兼ね備えていることに驚愕した。
この国とは敵対したら、あの戦車に次々と我が国の兵士が死んでいくと容易に想像できる
「航空ショーでもお見せしましょう。」
速度はアンタレス並みかそれ以上あるかもしれない。
「気になっておられる速度は全ての機体600㎞越えていますよ」
「なっ!」
ここで戦ったら一方的にやられるということに
「海軍基地に行きましょうか」
グレードアトラスター型レベルの戦艦はじめ、ペガスス級航空母艦に匹敵するような空母が出迎えていた。
我が国がここまで揃えるとすれば何年かかるのか
希望的観測になるが我が国に残されているのは物量で優っていると思い込むしかないのでは
「我が国の艦隊は743隻ですねー軍事力が必要になったときは是非とも」
我が国に匹敵する物量敵対関係になったら絶対に勝てない。
一方貿易について
「これはビデオテープや電卓というものでしてね」
シエリアはぞっとしていた技術格差があることに、これで軍事力が劣っていればいい
軍事力がもしあれば提案を受け入れるしかない厳しい外交になっていた。
「疲れたようですね帝国の最高のホテルに泊まっていくといいですよ」
はぁ
ソファーに体をゆったりと腰掛ける。
ウィルシア帝国のほかの使節団がホテルに入ったら連絡をくれるといったのでそれを待っていた。
使節団と合流した結果グラ・バルカス帝国が総力あげても勝つのは難しいこと
「穏当に外交するしかないか・・・本国の方針はともかく超大国を想定されていなければ現場の方針で動くしかない」
こんな国家と開戦したら我が国は異世界と戦争するどころではなくなるぞ
「異世界の人たちは文明圏外の人たちを見下す傾向にあります。我が国とともに対異世界同盟組みませんか?」
賭けた
「対異世界防衛協定ならいいでしょう。」
シエリアは内心喜んだ
対異世界防衛協定
一ウィルシア帝国の兵器の格安提供。
二相互技術交換。
三ウィルシア帝国は資源・食料を二年間グラバルカス帝国に取引する。
四貿易関税は20%を上限とし、輸出規制はお互いにかけないものとする。
五異世界軍から先制攻撃された場合相互防衛義務を負う。
ボリス・ガルージンは内心グラ・バルカス帝国の技術は大体把握できた。
予想外に発展してない技術ないかどうかだ
グラ・バルカス帝国 帝都ラグナ
ウィルシア帝国に向かった使節団の報告とそれを締結した外交文書見て
「これが事実だとすればウィルシア帝国との外交は大成功だが・・・」
列強であったレィフォルですらあのさまであったから全体的に恐慌姿勢になっている。
「万が一異世界にあの戦力がついたら我が国の異世界征服が楽ではなくなるな・・・丁寧に対応しましょう。」
「うむ・・・この報告が低く見積もっててもケイン神王国以上の国力持っていると思われます。」
「外交方針は友好路線とることとする。」
ウィルシア帝国皇前会議にて
「兵器は近々更新予定でしたので、すべて売れるのは幸運でした。」
「あの程度の兵器で驚いているのは面白かったですなー我が国の先端技術兵器公開する必要なさそうなのもいいです。」
「電卓やビデオテープなどの類は民間企業に提供してしまったため見せる必要がありましたがやはりないようですね貿易黒字ですよ」
「資源や農業でこちらに不利な状況作れないのも大きいですなー」
「グラ・バルカス帝国の使節団のことを信じるなら魔法やワイバーンがある異世界らしいですが一つの列強と呼ばれる国家併合できる程度の実力あるみたいですね
「列強の実力は不明だ我が国は防衛協定の利益をしばらく享受し発展しよう。」
ウィルシア帝国はグラ・バルカス帝国の影に隠れながら発展していくこととなる