もしウィルシア帝国転移にグラ・バルカス帝国がいたら 作:sr
グラ・バルカス帝国はウィルシア帝国ショックとのちに呼ばれる現象が起きていた。
グラ。バルカス製品はウィルシア製の物に押されていた。
高関税を引くことも協定でできず、自国産のものよりも高性能な物が市場にあふれて
多くの製造業が苦しんでいた。
「ウィルシア産の物をどうにかしないと倒産するしかないぞー」
政府へ色々な手段を使ってどうにかするものも肝心の政府も協定以上の対策をすることができず後手に回っていた。
兵器技術も見て
疾風・マスタング・スピットファイアMk.XIV・Fw190Dこれらは航続距離こそアンタレスには及ばないものアンタレス機を模擬戦闘で圧倒していた。
カルスライン社はこのままでは、ウィルシア帝国にシュアを奪われることを危惧して
多少の赤字を覚悟して、コネを最大限使いアンタレス改計画を提出してアンタレス改を生産し始めた。
「ぐぬぬ・・・ウィルシアめこんな兵器を格安で売りつけよって戦争で得られる利益が」
アンタレスの納入価格が低下して企業として大変になっていた。国内軍事技術保護のためある程度買ってもらっている形である。
「このT-34という戦車をハウンドで撃破するのは困難です。ハウンドの砲ではT-34の装甲を抜けずT-34はハウンドを一方的に撃破してきます。」
設計図を譲られたとはいえかなり難しい代物であった。
「この戦車に勝てる戦車を何としてでも開発しろ!」
ウィルシア帝国から格安でT-34が提供されているため戦車部隊はハウンドから変える動きが見られていた。
ハウンドの強みは軽戦車で揚陸が容易なことと、重量で入りづらいところでも運用できるところしかない。
ハウンドの売れ行きも怪しくなってきていた。
軽く・攻撃力が高い戦車を作れば
これが61式もどきの開発に繋がり軽く攻撃力が高い戦車を開発することでこの危機をなんとか乗り越えた。
この戦車の名前をシュナウザーと付けられ帝国の威信をかけて開発され生産されていた
「海軍としては石油が安定して入るようになって一安心だな」
ウィルシア帝国産の各種資源はグラ・バルカス帝国の資源問題だけは解消していた。ただし広大な植民地を失った影響は大きくグラ・バルカス帝国市場が悪化し戦争を求める世論は日に日に高まっていた。今まで植民地で独占販売していた市場がウィルシア帝国と競合し始めたうえにユグドでは技術力では圧倒していたからなおさらである。
レィフォルやバカンダ王国に入植していく姿を見てウィルシア帝国が取引やめたら我が国は立ちいかなくなるなあの地はまさに我が国の生命線となるだろう。
「アクティブソナーが大量にあるとは対潜技術では明らかに負けているな」
グラ・バルカス帝国は異世界軍は圧倒できてもウィルシア帝国に勝てるイメージがつかなかった。
最新兵器がこれほど普及し数をそろえているのは驚愕していた。
「もしもウィルシア帝国が敵に回ったら短期決戦で勝つしか道がないぞ」
これほどの兵器の質と量を維持し資源も輸出する余裕すらある国力に脅威を覚えていた。
「ウィルシア帝国の技術がこれほどとは・・・」
報告書に書かれていたことは全面的に信用してはいなかったが、技術力を物として見せられると信じるしかなかった。
「転移国家には注意する必要があるなこれは」
ただしマイナスなことだけではなかった。資源不足がなくなったことで工場がフル稼働しその工業力が兵器生産に注ぎ込まれていった。ウィルシア帝国から技術提供受けた結果全体的に兵器の質が向上していた。
「これだけはウィルシア帝国に感謝だなぁ・・・本来は戦艦なんて作れる予定はなかったんだが」
ウィルシア帝国に触発されてグレートアトラスター級がもう一隻建造することになった。
ウィルシア帝国は好景気に沸いていた。
グラ・バルカス帝国という広大な市場を超兵器由来の技術格差で市場を席巻していた。
「レィフォルへ我が会社もお金かけてもいいから進出したいなー」
シオン会社は超兵器研究に携わっている財閥であり軍需・製造業・資源開発に力を持ったメーカーであった。
この世界は魔石に依存していることを知ってから、石炭や石油はあそこにたくさんあるのでは?という野望を持っていた。
研究所からは不可思議な声が出ていた
「グティーマウンは不可解なところが多いですなー我が国にも長距離爆撃機はありますがこれほどの長距離飛行できる爆撃機はないですね」
今大戦ウィルシア帝国は海戦を主目的に作られた機体が非常に多く陸上の長距離爆撃機は貴重なサンプルであった。
「アンタレス機は見るところは少ないかと、どうせレシプロ機なんてCo27に置き換わるまでの繋ぎなんですし」
「あの高性能機はオリジナルの劣化した性能したものしか作れていないのが、グラ・バルカス帝国に初期のジェット戦闘機をプレゼントするかね」
「上から作れと言えば作りますがあっちで作ってもらいたいですよ」
旧型兵器を安く処分できたため兵器の更新速度があがっていた。
ジェット戦闘機や最新の戦車が続々と納入され
造船所ではミサイル巡洋艦が次々と建造されていた。
「グラ・バルカス帝国にミサイルやレーザー技術は確認されないか・・・この最新鋭の我が国の艦隊に敵はない。」
ミサイルと対空レーザーを搭載したこの世界では保有している国が少ないとんでもない兵器である。
神聖ミリシアル帝国すらも建造するのは厳しい兵器を次々と建造していた。
「超兵器以外の敵艦は全てこいつらとCo27を中心とした空母機動部隊がいれば撃沈してくれるさ」
次元が違う兵器が次々と自国で製造できることで気が大きくなっていた
「そもそもグラ・バルカス帝国よりも上の国がいても我が国に勝てるわけがないだろう。」
ウィルシア帝国はグラ・バルカス帝国を猟犬として見ていたあの国は何もせずとも戦いを起こすと
自国に有利な状況にすればいいと上層部は考えていた。