マイクラアーカイブ   作:ハヤモ

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短め。 薄味。
アビドス以外での出来事だとカイザーPMCだけでなく、ミレニアム、舟の話やアリウス分校、他に某野良特殊部隊とかアレコレありますが……
本編でいうエデン条約まで行けるのか……
とりま筆談要素を入れねば。
軍事部も出してしまった以上、忘れないようにしなければ。 両方書かなきゃいけないってのが、クラフターの辛いところ(殴

今回はミレニアムのエンジニア部絡み。
宇宙戦艦を造りたそうでしたね……


図面と空中造船

半円形で長い屋根。 内部は広く単純な空間。

だが隅々にツールらしき物品が整然とし、卓上には特異な銃火器が陳列している。

総合して1つの作業台とした施設。 立派な工房。 そう気付いた時、クラフターが興味津々に目を輝かせ立ち寄ったのは仕方なかった。

マッピングしていると発見があって良い。

謂わば探索と同義。 ワクワクやドキドキが止まらない。 だから人生辞められない。

 

 

「いやぁ、噂の建築妖精が来た時は焦ったよ。 部室が荒らされるんじゃってね」

「良い物見繕ってあげるから、出ていってくれないかなー……なんて思っていた時期がありました」

「筆談出来る知性があると聞きましたので、もしやと思い、設計図を渡したら……案の定です!」

 

 

しかもである。

ここに住まう村人が、何やら紙を渡してきた。

いつもの文面かと思えば、違った。 そこに描かれていたのは詳細な絵。 クラフターは目を見張った。

横に長い円筒とも長方形とも取れる舟を土台とし、多くの装置や角が描かれている。

簡単な説明文には宇宙戦艦とある。

軍事部の都合、戦艦は理解した。 だが宇宙が分からない。 本と羽ペンを渡して質問してみた。

 

 

「やや、宇宙をご存知で無い!?」

「そうした概念が無い所から来たんだね」

「ええとですね、簡単に説明しますと……」

 

 

本を返された。 返信を読む。

宇宙。 空より上にある星海の事らしい。

宇宙戦艦とは、そこに浮かべる巨大船舶。 特に戦闘能力を付与した乗り物だと。

 

えっ、ナニソレ。

浪漫……魅力……ッ! 創るしかなくね?

 

 

「うわっ!? 急に首を激しく!」

「腰も激しく振ってますよ!?」

「こ、怖い……ホラーのワンシーン?」

 

 

宇宙には行った事がないし、どうやって行くのかは分からない。 だが軍事部としては戦艦は造りたい。 元の世で模型を造ってきたのだ。 今更苦も無い。 見た事も聞いたことも無い特異な形状なら余計につくりたい。

創る。 作ると決めたら造るぞひゃっほい。

 

 

「あっ、図面持って駆け出していったね」

「持ち出されて困る物じゃないけど」

「簡単なスケッチに過ぎませんからね!」

 

 

絵を見た限り巨大戦艦だ。 それ1つが空飛ぶ街といって過言では無い。

今まで浮島を作ったり、その上に城を作った者もいたから、想像(創造)は出来る。

今回もそうする。 どうせ地上に造る場所は無いし、あっても荒らしが当然の様に跋扈する世界だ。 破壊されるのが目に見える。

例外的に海原があるが、それだと宇宙の肩書が薄れてしまう。 かといって本物の宇宙に行く方法が分かるまで我慢し、誰かに先を越されて地団駄踏む羽目になるのも嫌だ。

であればアビドス砂漠上空か。 そこなら村人の騒ぎも少ない筈……と思ったところでクラフターは首を振った。

やはり設計、発想者に敬意を示さねば。 でなければ盗作みたいになりそうで……忌避感に駆られたクラフターは決意する。

 

そうだ。 工房の上に造ろう!

 

 

「あれ? なんだか急に薄暗くなったね」

「今日の天気、晴れだったはず……」

「曇り方が雲じゃないような……やや!」

 

 

クラフターの手出しは早い。

近くまで延線してきた地下鉄の貨物線から、大量の物資を搬入。 ミレニアムタワーとかいう、この辺で目立つビルより上まで土ブロックを積み、梯子を掛ける。 それは一先ずの人員用とする。

図面をちょいちょい見ながら、舟底を造る。 考えが纏まる前に手を動かしたものだから、材質は安価な雪ブロックメインになった。 銃撃されたらあっさり穴が空く強度だ。 だが高度が高い。 ここまで銃弾が来る事は滅多に無いだろう。 変更するにも先ず形を整えてからだ。

我々にとって定礎ともいえる舟底は、そのまま作業員の足場や物資集積所ともなった。

 

 

「凄い勢いで空が覆われていきます!」

「あの人達は何をしてるんだい?」

「まさか……宇宙戦艦を造ってるんじゃ」

 

 

梯子だけでの往復は大変だ。

足場の拡大に合わせて、螺旋階段の様に地上から線路を延ばす。 これで人員やチェスト付トロッコによる物資輸送の手間が軽減された。

そうして拍車を掛けると、それとなく外観を仕上げていく。 色合いもあって、どことなくケーキみたいになってしまったが、そこはおいおい改修するとして……今は鹵獲した機銃やTNTキャノン等で飾り付けする。 ただし内装は無いそうです。

 

 

「おお、おお……!」

「建造にレールガンの予算何百倍とも分からない代物が、こうもあっさりと!」

「でも空中で静止したまま。 戦艦としての機能は期待出来ないかも……」

 

 

この図面は、外観の大凡しか描かれていない。

内装に関しては我々の勝手な想像で良いなら良いが、地上の村人ら……否。 発想者である同志と相談しなければ。

 

 

「それでもなんだよ。 細かいところは、筆談で進めていけば良い」

「予算や時間に苦しめられていた我がエンジニア部に、思わぬ助け舟が!」

「……セミナーからの小言が怖いけども」

 

 

ああ、目眩く創造世界。

我々は今日も生きている。




更新常に未定
モチベやリアル問題で失踪したらすみません

真上……レールガン……あっ(察し
宇宙の存在は、エンジニア部の宇宙戦艦の話以外にも、最終章のイラストやセリフから存在してそうなので……
マイクラ的にはMODで宇宙関連がありますが、今回のクラフターは知らなかった様子。

メモ
宇宙戦艦搭載用レールガン
正式名称は「光の剣:スパーノヴァ」
エンジニア部下半期の予算約70%近く掛けて作られた野心作。
基本重量140kg以上
光学照準器とバッテリーを足して砲撃した際の瞬間的反動は200kgを超える。
ゲーム開発部のアリスの武器となる。
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