マイクラアーカイブ   作:ハヤモ

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更新速度…モチベ…クオリティ…
他、リアルがツライさん。

他校でのクラフターも書きたいですね。
やり過ぎると、本編が進みませんが……
マンモス校なゲヘナやトリニティでの出来事も書きたいですね。 何処へ行けどもクラフターはやらかしますが……

今回は本編。 荒らしの始末と状態異常。


実験と駆除

 

 

「敵襲だーッ!?」

 

 

先行して荒らしに寄れば、忽ち蜂の巣を突いた騒ぎとなったから、クラフターは弓矢を放ち、剣を振り吶喊していく。

蜂蜜はなさそうだが、何にせよ頂く。 先ずは害虫駆除だ。

 

 

「奴らです! 建築魔共が報復に!」

「アビドスの生徒会と委員会まで来た!」

「くそっ、数が多過ぎる!」

「装備を変えてる奴もいるぞ!?」

「無理だ! 逃げろ、逃げろーッ!?」

 

 

荒らしは奇襲に対応出来ていない。

戦車も見当たらない。 収容所に襲撃してきたのが全部だったらしい。

だからと加減する理由にはならない。

荒らし死すべし慈悲は無い。

 

 

「いや〜、全部あの人達で良いんじゃないかな」

「いやいや駄目でしょそんな」

 

 

軍事部の戦車は雑魚に構わず拠点に突っ込み、戦闘ヘリは上空から機銃掃射で蹂躙。

荒らしは逃げ惑う。 何人かは雑多な小銃で乱射して無駄に足掻くが、当たったところで多少のノックバックが起きるだけ。

 

 

「戦車と歩兵が突っ込んで、手当たり次第に攻撃してます!」

「あらあら〜容赦無いですねぇ」

「力任せで良いワケ?」

「良いんじゃないかな。 おじさんとしては動かなくて助かるよぉ」

「楽に目的を達成出来るなら良い」

 

 

エンチャントを施したネザライト防具の者ほど、己を試す様に果敢に攻め立てる。 その分被弾するも、ダメージは無視できるレベル。

戦車は元の装甲のみで十分だが、エンチャントも施されているお陰かびくともしない。

どちらにせよ敵ではなかった。 爆発耐性も付けた事で、榴弾を受けても問題なく動けている。

随伴歩兵をしていた新入生が、何人か吹き飛んだが、そこはキヴォトス人。 汚れるだけで死んじゃいない。

取り敢えず側に駆け寄って、丸石の壁を立て防壁としてみた。 次に間をくり抜いてハーフブロックを詰めると覗き穴とする。 即席トーチカの出来上がりだ。

 

 

「この人達が壁を作ってくれた!」

「ッ、ありがとうございます!」

 

 

すると新入生らは遮蔽物に隠れ始めた。

中には覗き穴に銃身を突っ込んで、身を守りながら射撃を始める者もいる。 銃撃戦が当然の世界で身に付いた、戦闘術の1つだろう。

 

 

「血も涙も無いと思えば、新入生の面倒見てるし。 どういうつもりなのかしらね」

「普段から複数で作業する姿を見かけますし、仲間意識があるのでは?」

「きっとそう」

「だったら、もう少し常識を学んで欲しいんだけどねぇ」

「あはは……」

 

 

優勢。 実験には良い機会。 荒らしには何しても良いという偏見のままにモノを試す。

クラフター、毒のスプラッシュポーションを投擲。 キヴォトス人に効果があるのか見てやった。

 

 

「うっ、なんだこの煙は……ゲホッ」

「ごほっ、ごほっ……咳が、涙がでるぅ」

「照準が、ごほっ、できねぇ!」

「ヘルメット越しなのに、ちくしょー!」

 

 

悶え始めた。

暫く見るも、軽い痙攣ばかりで行動不能に陥る様子はない。 こんなものか。

 

 

「えっ、何あれ。 まさか毒物使ったの?」

「実は非殺傷性の手榴弾だったりは?」

 

 

次に火炎矢を放つ。 ノックバックや攻撃力増加のエンチャントは効果があったが、状態異常は与えられるのだろうか。

 

 

「熱っ!? アチチッ!!」

「ひいいい! 水! 水ぅ!」

 

 

燃えはする。 だが死なない。 ジタバタ地面を転げてる内に直ぐ鎮火するし。

クラフターはガッカリした。 状態異常は無駄ではないが、期待する程ではなかったからだ。

 

 

「今度は燃やしたわよ!?」

「……放火?」

「えげつないです……」

「これは刺激が強過ぎますね……」

「敵には容赦ないね。 本当に」

 

 

中々死なないキヴォトス人も、遂に殺せるとなれば、纏めて始末出来る好機であったのに。

他に思いつく手段としては、黒曜石に封印して時間を掛けて餓死させるか、水や溶岩に沈めるか、生存欲求を放棄する程に過度な攻撃を味わわせる等だ。

せっかちなクラフターは、労力を割かないが。

ただ、余りに救いが無いなら、そういう手法もあるというだけだ。 今は拠点を潰して物資を掠奪するのに注力する。

 

 

「くそっ、奴らに倫理観はねぇのかよ!」

「銃弾じゃなく毒や火で炙るなんて!」

「解体される前にバラバラになって逃げろー! コイツらが造った空き家が、あちこちにある! そのどこかにアジトを構え直せば良い!」

 

 

逃げていく。 散り散りになる。

転がる仲間を背負ってでも連れて行くあたりだけは評価している。 此方としては置いて行っても構わないが。 他様々な実験体になるから。 荒らしも使い様だ。

 

 

「ヘルメット団、撤退していきます!」

「これで暫くは大丈夫そうね。 火炙りにされたり、酷い目に遭ったワケだし」

 

 

さても物色だ。

荒らし拠点の残骸を漁る。 建物自体は後で建材を運んで直すとして、先にチェストモドキやらからアイテムを抜き取ろう。

 

 

「……何か見つけた?」

 

 

ホシノも寄ってきた。

面倒な筆談するまでもない。 戦利品漁りだ。

出てくるは弾薬、手榴弾。 それも普段荒らしが使わなそうな高ランクの物品が混ざる。

荒らしもクラフターと同様に質を上げる思考が出来たのか。

別段驚かないが。 寧ろ成長すら見えて嬉しい。 それを荒らしに使用しなければ尚良かった。

 

 

「……やっぱり」

 

 

ホシノが1枚の紙をとる。

クラフターには何の価値も無いモノだ。 書かれている内容も詰まらない。 いつかの荒らし集団の名で署名されてるし。

 

 

「カイザーPMCだよ。 武器を流してるの」

 

 

ホシノが険しく鳴く。

見やると同時、手帳を押し付けられる。

黒幕は別にいる。 荒らしは終わってないのだと。




更新常に未定
先生空気に。 キャラ管理も難しい……
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