マイクラアーカイブ   作:ハヤモ

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本編から逃げ続けるのは良くないけれど……
何にせよ、原作過ぎないようにせねば(焦
もっと他と絡みも……欲張りたいなどと。
……今更ながら収集つかなくなりそう(悩
ハイランダー鉄道学園、SRT特殊学園等……


ピンク頭と獣耳

ユメがアビドスに帰郷し、後に残るは耳長眼鏡とピンク頭。 後は地味で真面目そうな者、落ち着きがない者、逆に怠慢な者と千差万別である。

ただ総じて白服であるから、ここの建物に住まう村人に違いないのだろうけれど。

 

 

「全く、あのユメとかいうポンコツは何なのですか。 コイツら建築魔とのコミュニケーション用の特例だと聞いて呆れます。 役立つ気配が全く無いじゃないですか。 他の連中と同じく、栄養が頭じゃなく胸にいってるんじゃないですかね」

 

 

その内、ピンク頭がブツブツ唸っている。

大抵そういう時は、周囲に他の白服がいない時に限る。 我々は蚊帳の外らしい。

 

 

「リンも何故、あのような者に構うのでしょう。 連邦生徒会長はもういませんのに。 このまま空席にするつもりでしょうか。 それなら超人である私が座るべきでしょう」

 

 

ただ、これは分かる。

このピンク頭は、基本筆談でしか意思疎通が出来ないと見下しているのだと。

 

 

「……まぁ、人畜無害で無能なユメでもシャーレに行ったのは脅威です。 騙され易そうなので、ある事ない事で煙に巻けば、何とでもなりそうなのが不幸中の幸いでしょうか」

 

 

度し難い認識だ。

同時に仕方ないとも思う。 人の事は言えない。 甘んじるばかり。 此方も所詮は村人だと侮り蔑む瞬間は数知れない。

思う度に金塊を貰っていたら、今頃は思う存分にブロック加工してピラミッド遊びをしていただろう。

 

 

「ただ、あの先生はコイツら以上に未知数ですからね……専用の端末といい、指揮能力といい。 ヘイローも銃もない癖に、脱獄した災厄の狐を追い払ったとも聞きますし。 SRTの狐以上に青臭い正義感を振り翳されたら堪りません。 いえ、駒に出来る分は狐に軍配が上がりますか……やはり、私が生徒会長になる際には邪魔にしかなりません。 シャーレはいずれ解体しなければ。 いっそ先生を……」

 

 

いや、防具にも出来る分はダイヤの方が良い。

金のツールや防具は見栄でしかない。 耐久値が終わっている。 ツールはまだ振りが速い利点があるものの、わざわざ作る理由が殆ど無い。 クワに限っては石で十分だ。

 

 

「カヤ防衛室長! 大変です!」

「……今度は何ですか。 改築ですか、新築ですか。 それとも無断占拠ですか。 D.U.ならヴァルキューレに連絡します。 ああ、こうなるからSRTの閉鎖には反対なのです」

「そ、それが……」

 

 

別の村人の介入で、1人ハァンは終わる。

我々も創造無き場所に燻る訳にはいかない。

ユメもいなければ希望もない。

 

 

「SRT特殊学園が、消えました!!」

「はい? 手続きが早過ぎません? ヴァルキューレへの編入は途中の筈……」

「物理的にです! 突然、地面が盛り上がるような爆発が起きて校舎が吹き飛んだと!」

「え、何故です? 何があったんです!? 火薬庫に引火したと言われた方が説得力があるのですが!? まだ使えそうな人材が豊富だったのに何でですか!?」

 

 

村人こぞって、此方を見てくる。

居心地が悪くなって、部屋を出る。

具体的には窓ガラスを割って外に飛び出た。

エリトラ飛行、滑空で逃避行。

 

 

「捕まえて下さい! そして公安局の狂犬に取り調べさせなさい!? どうせアイツらに間違いないでしょう! 日頃の行い的に!?」

 

 

鬼気迫る射撃を受けるが、もう遅い。

何故突然に憤慨したのか理解出来ないが、また暫く戻って来るのはよそう。 何とはなしにそう思うクラフターなのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最初はウチのオペレーターの仕業だと思ったんだ。 爆薬が炸裂する事に興奮するマニアだからな。 だが違ったんだ。 まさか地下に大量のTNTが仕込まれていただなんて、誰が想像出来ただろう。 あ、どこかに無事な教範は無いだろうか。 あったら譲って欲しい。 炭になったのはあるが……トリニティの古書館に行けば何とかなるかもって?」

「いやー、正直興奮したわ! 学園が閉鎖するっていうなら、いっそ武器弾薬を奪って子兎公園に籠城して派手にやらかそうって話もあったんだけどね? 例の建築魔って、こんな派手な事もするとはねぇ! 盲点だったわ! アイツらの仲間になるのも良いかもねぇ!」

「あ、あの……入学早々に閉鎖するって聞いた時も真っ暗でしたけど……その瞬間は意識も飛んで、本当の暗闇を感じました……」

「私は、あのような人達は嫌いです。 自分勝手で、人の居場所を破壊するなんて。 私は自分の正義を信じます。 その正義に反する人達を倒します。 ですから邪魔はしないで下さい。 これは私個人だけでなく、SRTの戦いでもあるんです」

 

 

昔、強い連中に襲撃された事があった。

その時は何処かの街を見学していた際だ。

見て回っていただけなのに、突然に狐のお面を被る荒らしが来て、次に狐耳の集団まで来た。 クラフターは挟まれる形となり、不幸にも両陣から撃たれてしまう。

狐全員を荒らし認定したクラフターは、纏めて相手取った。 それからというもの、やられたからやり返すとばかりに拠点を捜索。

やがて知り得て辿り着き、お礼参りとして先程、地下から爆破してやった。 満足だ。

だが拠点がなくても、ここの村人は逞しく振る舞う。 瓦礫の山から這い出ては、此方に向けて発砲を繰り返す。 何故その力を創造に活かせないのか。 爆心地を埋め立てながら、クラフターは首を傾げた。

 

 

「まさか、ワカモを制圧した時の礼じゃ?」

「冗談じゃないわ! やり返すわよ!」

「閉鎖するとはいえ、これはちょっとね」

「駆除する。 兎も手伝え」

 

 

ただ申し訳無さはある。 建物は立派だったし。

なすすべなく撃たれ、改めて思う。

ここの村人、強い。 間違いなく。

次々同志がリスポーンする。 的確で迅速だ。

 

 

再建したら許してくれるかなぁ……。

 

 

それか人参とベリーをあげたら懐柔出来るかも知れない。 見た目、兎と狐耳を生やしている事であるし。




更新常に未定
性格から考えるオリジナル会話ムズイ……
更新頻度、スランプ感等を否めず。
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