マイクラアーカイブ   作:ハヤモ

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他校にクラフターの存在や影響が出ている描写もせにゃアカンですよね……
ゲーム開発部はどうしよう……アリスと出会わなきゃですからね。
それ以上に先生の端末に絡むアロナやプラナの存在。連邦生徒会長との関係も不明な中、どう扱えば良いものか……


他校と絡み

 

 

「本日も様々な自治区から苦情が……」

「おじさん達は関係ないって返信しといて〜」

「ん。 いつも通り」

「そう言うしかないですからね〜⭐︎」

「ウチも迷惑してるのよ」

 

 

地下整備に躍起になったり、図書館建造に揉めたり、砂漠で黒曜石や戦艦モドキで騒動が起きた報告を受けようとも、刻は非情に流れ去る。

それを知り得ているからこそ、マインクラフターは村人に構わず突き進む。 己を優先してツルハシを振るう。

どうせハァン語は分からない。 筆談の暇も惜しんで、今日も建築に採掘にと邁進する日々。 その合間に人生だ。 相変わらず楽しみ切れない毎日。 充実の創造道万歳。

それを邪魔する村人達。 特に荒らしは度し難い。 目眩く創造世界の汚点だ。 破壊の償いと補填、拭いは誰がやると思っているのか。

 

 

「人のお家で勝手しちゃメッ、だからね?」

 

 

ユメが何かしら言ってくるも半ば無視。

我々は今、多忙なのだ。 文句は本と羽ペンに纏めて書いて渡して欲しい。

 

 

「普段より派手な話も来ています。 閉鎖するか議論されていたSRT特殊学園が、何者かに爆破されたとの話が」

「……何でそんな真似をしたのかしらね」

「見ない。 聞かない。 知りたくないよぉ」

「き、きっと止ん事無い理由が……」

「闇市場が縮小したのも、彼等ではと……」

「どんな手? 銀行を襲う参考になるかも」

「駄目ですよ〜、彼等の真似をしちゃ」

「真似出来ないでしょ!?」

「ひ、人助けの過程でそうなったんだよ!」

「先輩、連中に善悪を求めるだけ無駄です」

 

 

我々を見習え。 荒らすな。 ブッ作れ。

全く、荒らしの調教は大変だ。 人参釣竿で誘導出来る豚の方が優秀である。 増やすも殺すも用途が分かり易いし。

縄で縛って引き摺って、線路を敷設してトロッコに無理矢理乗車させて、地下労働送りにする手間暇を掛ける我々の身にもなって欲しい。

 

 

「良い話もあります。 拡大する立体畑から急速に収穫される作物や、農場で繁殖爆発した豚……牛からは肉だけでなく牛乳も沢山とれて、レッドウィンターの配給率とプリンの質が上がったとの事です」

「なによそれ、何だか怖いんですけど」

「でもプリンが食べれるのは幸せですねぇ」

「良かった、間違いなく良い話だね!」

「でもウチとは関係ないねぇ」

 

 

地下鉄の整備も手間取っている。

元々、個々が好き勝手に地下採掘や拡張をしている節があった為だ。

掘り進めると他人の地下室に干渉したり。

本線に勝手に分岐点を設けて、貨物の行先を都合の良いようにする者まで現れた。 それに伴い本来届くべき場所に物や人員が届かない被害も出て困っている。

 

 

「ですが、それに伴って革命が起きたと」

「なんで!? なんでそうなるの!?」

「いつもの事だと聞く。 問題は無い」

「うん。 やっぱり関係ないから無視」

「へ、平和……なんだよね?」

 

 

特にトリニティ方面が怪しい。

建材が横流されている。 知らない土地か地下でもあるのだろうと睨んでいる。

 

 

「トリニティからも。 図書館や校舎に出入りする野蛮人を何とかして下さいと。 不法侵入や松明に加え、羽根のある生徒に植物の種を蒔いているとかで」

「……餌付け?」

「よりにもよって礼節とか煩い所で」

「壊されたり改造されなきゃ平気ですよ⭐︎」

「大丈夫なのかなぁ?」

「知らない。 はい次行ってみよ〜!」

 

 

一応、地下に石碑だか何だかが保管ないし同様の構造が続く空間があるらしいが。

そうした場所に挑む同志の仕業かも知れない。

そういえば、ゲヘナもか。

向かった某同志は、深淵を見たという連絡を最後に音信不通となっている。 神秘への挑戦と憧れは誰もが抱き、同時に止められないのだろう。

 

 

「ゲヘナの給食部からは感謝状が届きました。 時間が経っても出来立ての美味しさと、腐らない食糧を大量に納品してくれたとかで」

「ボランティアかな?」

「どんな経緯があったのでしょう?」

「さてねぇ。 知っても何もならないよ」

「……一方、美食研究会からは苦情が。 筆談で珍味を要求したところ、腐った肉や蜘蛛の目、毒持ちフグなどを提供されたとかで……」

「え、えぇ?」

「美食研究会? テロリストで有名」

「聞いた事あるかも。 気に入らない店は屋台だろうと高級レストランだろうと吹き飛ばすって」

「という事は当然、連中は吹き飛んだね?」

「えー……街の一角ごと爆発に呑まれたと」

「ふえぇ……庇えないトコもあるかも」

 

 

不思議、興味深いといえばミレニアムも。

あそこはゴーレムモドキの様な、機械で出来て動き回る存在が多種多様。

空中に浮かぶ戦艦はまぁ、同志の仕業としても、内装は協力的な村人達によって次々備えられているそうだ。

何とか人員を回してくれないだろうか。 今度相談してみようか。 先生もその方面に向かった事であるし。

 

 

「ミレニアムからは、空中の戦艦を撤去ないし移動するようにと」

「は? 空中……戦艦?」

「凄い。 遂にそんな物を作るように?」

「違うんじゃない? 苦情が来るって事は、連中が絡んでるという事。 同時に私達は関係ない」

「はい。 エンジニア部は喜んでいるそうですが、セミナーは自治区の無断使用や日照権云々で揉めているらしく……」

 

 

いやぁ本当に困ったな。 やりたい事が多い!

 

 

「いやぁ参ったね。 やりたい放題で聞いてられないじゃないの〜。 キヴォトス3大校からも連絡されるとは。 相当根に持たれてるんじゃないかなぁ?」

「アビドスは例の人達が少し多いだけで、関係ない、寧ろ貴女達と同じ被害者側である事を繰り返し伝えるしかありません」

「で、でもぉ……ここまでアビドスが復興して、オアシスが復活して、昔みたいにお祭りが開けるかも知れないのは、あの人達のお陰なんだよね?」

 

 

初期リスポーン地点のここ、アビドスでも。

オアシスにディスペンサーと回路を組んだ。

荒らしから巻き上げた火薬を再利用しクラフトした花火を詰めている。

砂塵対策のガラスドームの外に打ち上げるか中で上げるか議論されている。

 

 

「……あの人達の責任は負わなくていいですよ。 良い結果なら感謝して、駄目なら叱って下さい。 ユメ先輩なら、もしかしたら言う事を聞くかも知れません。 もう先生なんですし」

「そ、そっか……! 私は先生だもん! あの人達にも教えられる事はある筈だよね!」

 

 

ユメが明るく鳴いている。

我々も見習わねば。 今日も顔上げ前を向く。




更新常に未定
我よ、本編から逃げるな(殴
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