いうて、既に色々改変されている中。
トリニティのアイドル衣装、素敵やん。
創造と学者
ミレニアムサイエンススクール。
先生がアビドスの次に向かった場所。
先進的な技術と開発が活発。 整然と綺麗な土地にて自立する機械の数々。 創造に生きるマインクラフターにとっても大変興味深い。
建造物としては白を基調とし、ガラスを多用した建物が多く目立つ。 設備も豊富で、機能美に溢れる様だが用途が分からない物が多い。 それだけに留まる理由は十分だった。
まぁそれは想像の範疇として……新たに注目すべきは別にあった。
「エンジニア部の戦艦といい、なんで土や石が宙に浮くんだ!? その癖に砂や砂利は地面に落ちるってナニ!?」
「あの禍々しい赤い石、無限にエネルギーを生み出しているというの!?」
「純金と純鉄!? あんな小さなかまどから、それも火力は全自動! 触っても熱くない! え、そのかまどでジャガイモを纏めて焼くだって!? 使い分けをしないのかい!?」
「鉄のカカシが、一瞬でゴーレムに!?」
「というか奴ら、どこから大量の松明やら何やら出しているんだよ!? 四次元ポケットでもあるというのか!?」
「千年問題を万年問題にする気!?」
「見なかった事にして埋め立てたい……」
「ここまで特異現象捜査部に誂え向きな事も、そうそう無いのでは?」
「科学を信奉してきたのに、こんな摩訶不思議な現象を認める事は出来ない! 解明してやる!」
「諦めたら、ある意味で証明終了ですよ」
ここの村人達も煩い事。
戦艦もだが、我々が何かする度に一々ハァンと喚き散らす。 キリがない。
最初の内は、筆談に答えてはいた。
だけど、建造物に絡まずガッカリした。
ただかまどで何かを焼いてみてくれだとか、砂利や砂の落下速度を調べたいとか、鉱物の純度や主成分を調べたいとかぬかしたからだ。
クラフターは理解出来なかった。
かまどはかまどだし、砂は砂だ。 それ以上も以下もない。 ビーコンの様な特殊素材を必要ともしない。
石炭や鉄鉱石はそのままに鉱物資源である。 地下で比較的簡単に採掘出来る。 場所によっては地上に露呈しているし。
村人は場所に似合わず単純な事ばかりを求めた。
新鮮味が無い。 やがて考えるのをやめた。
「手帳越しとはいえ、皆が詰め寄るから嫌がっているようだね。 だから互いの負担を軽減する為、口頭でも分かるように翻訳機を作ってみた!」
戦艦の設備投資に協力的な村人が近づく。
変な機械を押し付けられた。 思わず声が出た。
「おお、それで今のは何を言ってるんだ?」
『ピピ……『声:ウオッ』『翻訳:ウオッ』』
「そのまんまだ、チクショー!?」
反応から攻撃ではないらしい。
協力的な村人だと知り得ているから、穏便に済ますものの、別の個体群なら切り刻んでいる。 無礼を許す訳にはいかないよ。
「実験は失敗したようだね」
「そもそも彼等は殆ど喋らないし……」
所詮は村人。 我々とは相容れない。
草食と雑食。 単調と多様。 形ばかりの付き合いに過ぎない。 感情的になるのも馬鹿らしい。
いっそ制圧して黙らすのも考えたが、やめた。
弱々しそうな村人が多そうに見せかけて、C&Cという、やたら強い村人達もいる。 集落でいうゴーレムだと見ている。 うっかりその辺の村人を殴ろうものなら、突撃してくるだろう。 両腕を振り上げる万歳攻撃ではなく、キヴォトス流に銃撃で。
「でも微小ながら解明出来た事がある。 例えば、あのゴーレム。 簡単な分析結果だけど鉄80%、カボチャ20%で出来ている」
「カボチャ!? 畑で取れる作物だよね!?」
「それで、どうやって動き回れるの!?」
一方、我々がクラフトしたゴーレムを見て、また騒ぐ村人。 やはり理解し難い生態である。 それを自己流に解釈し、噛み砕いて飲み込んで、何とか思う様にする事こそ腕の見せ所なのだろうが。 時として諦観もしたくなるものだ。
いやいや、諦めたらクラフト終了に直結しないとも言えない。 出来るのが当たり前と思う傲慢さがある位の方が良い。 誰もが諦観する事にこそ新たな発見があるかも知れない。
何か新しい事が出てくるとすれば、新しい感覚を持つ者が新しい発想で取り組んだ時だろう。 普段に慣れた者としては、熟練者が予想もしなかった様なモノを発見したいという思いがある。
新しい進歩の為には、対象によっては独創性が求められる。 その方法を作り上げる事が出来たならば、どれ程の快感が昇るであろう。 そう思えば、何だかワクワクする。 こうも身近な存在も咬めば咬む程、味がある。
我々はまたも学ばされたのだ、村人に。
「分からないのは、あの禍々しい赤い石もだね。 誰かさんは賢者の石だとか何とか言っていたけど、あれはエネルギーの塊だと仮定されている。 抵抗器や変換器もなしに適当に繋げても電子部品や家電は正常に稼働するし、今のところエネルギー切れを起こす様子がない。 もしかしたら、本当に無限なのかも知れないね。 人類が夢にみた、無限機関の1種なのかも」
「まさか。 代償があるんじゃ?」
「寿命を吸ってるとか、実はこの人達が無限に見せかけてるだけとか……?」
「オカルトは信じたくないなぁ」
「てか、この人達の存在自体が謎……」
マインクラフターは生きているその限り、常に見知らぬ土地の遍歴者であり、飽くなき創造の開拓者であり続けたい。
ただ無駄にはしたくないだけだ。 実りある創造と楽しい捜索(創作)の為、村人に構わず他所にも挑戦しなければ。
そうして駆け出した先。 クラフターは道端に倒れる人影を見た。 またも先生との邂逅だった。
「ちょ、ちょっとぉ! プライステーションがシャーレの先生に直撃したんだけど!?」
「感情的になって窓から投げ棄てるから」
「取り敢えず、部室に運ぼっか……」
どこでも騒いでいる村人は兎も角。
先生とは道路で寝る習性があるのかと、マインクラフターはまた1つ学んだのであった。
更新常に未定
モチベが……(失踪フラグ
リアルで凶報が続く他、体調不良。
メンタルツライさん。
皆様も体調にお気をつけて……