マイクラアーカイブ   作:ハヤモ

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前書き
お久しぶりです。1年の終わりも近く。
こちらも少し足掻いておこうかと(謎
とはいえ離れていた分、文面に不安が。

ショートでもあったように12月は何かとツライ過酷時期。心身共に懐も寒く爆発して何もかも終わって欲しい自暴自棄感を味わいつつ、おでんとかラーメンとか温かいのが恋しくもなり。クリスマスや正月を楽しみにしていた純心さはもう無いんやなって。ナニがケーキだモチだライスケーキだ(虚
体調も崩しやすく。皆様、ご自愛下さい。


平穏と拉致

 

 

「返事が無い。 ただの屍のようだ」

「不謹慎なネタ言わないで!」

「取り敢えずええと、綺麗にしてみる?」

「そうだね。 先生達はあっち向いてて」

 

 

先生と猫耳2人がゾンビの如く全裸に群がるから、何体の村人が生まれるのかと刮目した。

パンを取りカボチャを外し、牛乳が布切れで拭かれていく。 舐める様に激しいスキンシップだ。 期待が持てる。

 

 

「それに死体っていうか……怪我とかじゃなくて、電源が入ってないみたいな感じしない?」

「確かに言われてみればマネキンっぽいね。 どれどれ……凄い、肌もしっとりしてるし柔らかい」

 

 

増えない。

クラフターはがっかりした。

油断した頃に村人は裏切るものだ。 器物破損に不可解な心理。 理解不能な集団行動。 その癖に個々の我が強く制御困難。 本と羽ペンの筆談も虚しいばかり。

 

 

「何か書いてある。 AL-IS……アリス?」

「ローマ字読みじゃないんじゃない?」

「起きて話してくれるなら良いんだけど」

 

 

キヴォトス人の個性と多様性は面白いが、同時に鬱陶しさも感じてしまう。

それでも注目してしまうのは、もしかしたらという希望を見出してしまうからだ。

 

 

「このままじゃまだ可哀想だし、服でも着せてあげよっか」

「へぇ予備の服なんて持ってきてたんだ……って、それ私のパンツじゃん!」

「違うよ、これは私の。 猫ちゃんの表情が違うでしょ……よし、これで良いかな」

 

 

思えば未だキヴォトス人の繁殖に立ち会えた試しが無い。 あるいはこれ以上増えないのかも知れない。 世は安定を望む。 家畜や村人を増やし過ぎると時空が歪み、周辺の時流が奇妙になる怪現象に見舞われる故に。

 

 

「状態の変化、および接触許可対象を検知。 休眠状態を解除します」

「状況把握、難航。 会話を試みます。 説明をお願いできますか」

「えっ、えっ? せ、説明? なんのこと?」

「せ、説明が欲しいのはこっちの方! あなたは何者? ここは一体なんなの!?」

「本機の自我、記憶、目的は消失状態であることを確認。 データがありません」

 

 

なら合点がいくというもの。

世の理なら仕方ない。 無理に抗って破滅しろとは言えない。

 

 

「ど、どういうこと? いきなり攻撃してきたりこないよね?」

「肯定。 接触許可対象への遭遇時、本機の敵対意思は発動しません」

「うわ、すごい。 ロボット市民ならキヴォトスによくいるけど、こんなに私たちに似てるロボットなんて初めて」

 

 

望む者がいたら荒らしだ。

間引対象である。 時空間犯罪は即極刑の重罪。 生かしちゃおけない。 放置は円滑な創造と冒険を妨害するばかりか、世界の崩壊を招く。

 

 

「うーん……先生どうしましょう?」

「接触許可対象ってどういう意味か教えてくれる?」

「回答不可、本機の深層意識における第1反応が発生したものと推定されます」

「深層意識って、何のこと……?」

「工場の地下、ほぼ全裸の女の子、おまけに記憶喪失……ひらめいた!」

「いや……今の言葉の羅列からは、嫌なことしか思い当たらないんだけど……」

 

 

少なくともマルチなりの礼儀と暗黙の了解を察せぬ者は、我々の輪に入れない。

いくら創造を愛していても行き過ぎた行為は断罪されるべきなのだ。

 

 

「ミレニアムの生徒名簿を偽造! アリスを部員に、仲間にして廃部を逃れるよ!」

「ちょ、G.Bibleは!?」

「周囲を見てみて。 端末らしき機械は火花を散らすばかりで壊れてる……これが最も現実的な解決方法なんだよ!」

「はぁ……回収出来そうなものを回収して、取り敢えず部室に帰ろう……けれど先が思いやられるよ」

 

 

いつの間にか村人が服を着て起きていた。

かと思えば、先生達の後についていく。

クラフターは溜息を吐く。 犬でもあるまいに。

経験則から村人の拉致は初動のみ抑えても、繋ぎ止めねば逃げられるのを知り得ている。

だからアビドスの地下労働行きの村人は縄で縛ってフェンスに繋げたり、クラフターじゃないと這い上がれない囲いに放り込んで対策している。

これは御節介と理解しつつ、新人に縄を付けてやった。 これで逃げられまい。

 

 

「ちょっとおおお!? これじゃ人攫いしてるみたいじゃん!」

「似た事をしようとしてるよね」

「???」

「あはは……優しくしてあげようね」

 

 

桃村人が煩い。 対して緑と新人は冷静だ。

先生は苦笑してついていくばかり。

叱られないなら此方でも常識か、と思った。




後書き
更新常に未定
時空間犯罪、シロコテラー……うっ頭が。
一方、キャラ側は原文まま感を否めず。
クラフト感もなく思考ばかりに。
次回以降は意識しなければ……(他人事
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