物理的な身動きが少なめな場面は難しい……。
クラフターもゲーム作りに参加させるか考えましたが、巨大な回路と土地を使うのではなく、端末と向き合うプログラム系とかですと難しいかなと思い、このような進行に。
コマンドの取得も考えましたが、それだとクラフトではなくチートになりそうで。
作者の文才や発想の無さが辛いですね……。
MODも敬遠してきましたが……話に起伏を付けるのに必要かなとも悩み。
軍事部も一応活動してますアピール。
銃の知識は深くないので、もしかしたら間違いや曖昧な部分もあると思います。指摘等がありましたら、やんわりお願いします(逃
キヴォトス人に対抗するにはどうするか。
アビドスの校庭にいるクラフター、軍事部は大いに悩んでいた。 荒らしを止めるには避けて通れない課題である。
生命力溢れるキヴォトス人は、意識を刈り取っても中々殺せない。 やがては活力を漲らせ立ち直る。
これを無力化するには、激しい負傷で倒れた隙に黒曜石に封印するとか、水に沈めるとか、何かしらの工夫がいるのだ。
或いは2度と歯向かわないよう、圧倒的な力を見せつけて反抗心を削ぐ事にある。 ホシノが我々に見せたように。 アルら極悪人が拠点装備を半壊させたように。
この時にコストは掛けれない。
キヴォトス人は数えるのも億劫な程にウジャウジャいるのだから。
村人のように矯正局なる牢獄を建てて一々放り込むのでは土地が幾つ必要か分かったものじゃない。
一応、アビドスの地下に似た施設はあるものの、管理の負担を思えば現実的ではない。 何より先生とユメが許さない筈だ。
雑魚なら剣や弓矢、金床や溶岩バケツで黙らせられるが、ホシノやヒナ、ネルやワカモとした猛者と対峙した際、有効な手立てが無いのも事実。
観察した限り、戦車やヘリすら撃破するのだから堪らない。 ウィザーとまでは言わないが化物である。
そんな苦境に軍事部はアレコレと試作。
荒らしから銃火器や装備を鹵獲。 良い所を研究。 運用方法の確立と標準化を目指し、情報収集用のニコイチ装備を作ったりしながら、最近になって漸く効果を出してきた。
各自治区や市場、企業で使用されている銃火器や装備を学び、時に拝借し、風餐露宿の中で良い所を摘んでは組み立て、トライアンドエラーの悪戦苦闘を繰り返し……苦渋の中で遂に武器を作り始めた。
具体例としては───。
「うわっ、アイツらまた変なの作ってる!」
「ゴリアテ? PMCには無い装備ですが」
新型ゴーレムだ。
頭部の左右に迫撃砲や機関砲を取り付けた。
この前に襲撃してきたゲヘナの砲兵隊から鹵獲したものを主とする。
被弾面積こそ広いままだが、万歳突撃しか出来ない従来型に武装が付いたことで、少しは生存率が上がった。 それでも単品では脆弱なのだが、弾除けで突撃の支援くらいにはなる。 実働数は戦車を上回ったし。 やられるのも早いが。
その点、PMCから鹵獲したゴリアテとかいう方が強い。 元々そういう設計なのだろう。 レシピを得て安定した生産や改造が出来たら、順次入れ替えたいところ。
「おじさんとしては、あーいう遊びはやめてほしいんだけどねぇ。 余計に目をつけられるからさぁ」
あとは携行火器。
剣や弓矢では限度がある為に銃を使用。
銃火器の方が威力も飛距離も精度も即応性も圧倒的。 クロスボウの比ではない。 目に目を。 銃には銃を。
「時々ホシノ先輩にお仕置きされるのが悔しいんでしょうね〜。 その努力は立派だと思いますよぉ」
とはいえ、そのまま真似ては手慣れのキヴォトス人に負けること必定。 前に吹き飛ばしてしまったSRTの上等備品を参考に改造が施された。
軍事部としながら組織的ではなく個人差でバラバラな見た目とエンチャントなのは、クラフターらしいといえる仕上がりに。
「ん。 銃は実戦的な考慮をしてる。 色々勉強してるんだと思う」
特筆としては、どこかでパーツのレシピを手に入れてカスタムしている事。
拳銃だと、照準器は視認性の高い3点型。
銃口付近には発射ガスを上や横に逃す穴があるコンペンセイターを取り付け、反動を抑えて連射性と精度を確保。
一体型のストライクプレートも前面に装着。
スライドを押さえられた際の不発や不良の可能性を潰し、最悪は荒らしに突き刺して安定化、そのままゼロ距離発砲する状況を想定する。
これは剣と弓矢時代の近接戦に慣れた者にも好評で、取り回しの良さとある程度の汎用性から使用者は少なくない。
尚、この近接仕様はSRTの拳銃には確認出来ていない。 見落としているだけかもだが、そうした戦闘距離や使用を想定していないらしい。 我々と違い、インベントリの有無からか。 ホルスターへの干渉、重量や取り回しへの影響を考慮しての敢えてか。
一方、便利屋のカヨコのように消音器を取り付ける者はいた気がする。 射手の位置を特定されないようにする際など、静音性が求められる場面は使える。
「あんまり暴力に訴えて欲しくないなぁ」
「ユメ先輩、じゃなくて先生。 アレはそういう生物だといい加減に理解してよぉ。 どうしても気になるなら筆談で訴えてねぇ」
「ほ、ホシノちゃぁん……」
小銃も似たようなものに。
銃先端はスパイクハイダーにされ、槍のようにして近接戦闘に対応可能な仕様が好まれた。
銃身はフリーフローティングバレルに変更。
銃弾の通り道を宙に浮かせ、圧力を掛けないことで命中率と耐久値の向上を狙っている。
レールシステムだから、状況に応じた装備を簡単に脱着可能。 フリップアップサイトを標準として、必要に応じた照準も出来る。
個人によっては、ドット、ホロサイトの装着に加え、更に後ろ側にマグニファイアを付けて倍率を上げ、簡易的なスコープにすることも。
身近なシロコのカスタムを参考にして、フォアグリップやサプレッサー、スコープを装着する者もいる。
……この辺りはSRTでも見られたが。
悪く言えば一般的な機能である。
堂々巡り感が否めない。 普段は他人の普通や玄人よりも、独自性の創造を好む弊害が思考に出てしまうのはクラフターの悪い癖だ。
けれども、先ず形から入るのも大切。 そう割り切り、今後の運用次第で己に合わせていければとも思う。
細かい所を挙げれば、内部も弄った。
弾倉交換時間を短縮する為に差込口を広げたり、弾倉そのものも一部透明にしたり穴を空けて残弾を視認出来るようにしたり。
作動性を上げる為、二重スプリングにしたり。
次弾装填が良くなるかなと、弾を銃身に送る際に通る傾斜部分、フィーディングランプを研磨。
クラフターなりに強化スライド。
スライドとフレームの間に起こるガタつきを成る可く無くして、照準器や銃身のズレを抑えて命中率を高めている。
動作も慣れてきた。 プレスチェックして銃身に弾があるか確認したり、銃弾が薬室に送られる際の閉鎖不良による不発を防止する為、銃後部を叩いて手動閉鎖、確実に薬室に送る癖のある同志や、そうした者に合わせて小銃にボルトフォワードアシストを組み込み、強制的にボルトを閉鎖出来るようにした者も。
弾倉を叩いて弾の並びを気持ち整えてから、銃に差し込む者もいる。 余裕が無いと暇もないが。
エンチャントもした。
弓矢にしたように、無限仕様に加えて耐久値や攻撃力を上げた仕様者が多い。 その意味ではキヴォトスの一般的な銃火器のスペックを上回ると自負する。
苦労して不慣れなゼロイン調整を終えたのに、同志に弄られて発狂したのも過去の話だ。
「まぁ、壊すより作るの大好き連中だからねぇ……専用の道具も無しに良くやるよ。 剣や弓矢を扱ってきた奴のハンドメイドなんて、と最初は思ったけど。 成長は著しいね。 徹底的に精度を上げた得物もある。 熟練していく職人を見てるって感じ? おじさんビックリしちゃった……まぁただアドバイス出来るとしたらぁ、集団で動くなら武器弾薬は共有出来る方が良いよってのと、安全装置のオミットした物は、暴発のリスクがあるかもってのと、部品の噛み合わせを良くしたものは、泥や砂を巻き込んだら動かなくなる可能性があるってことかな。 アビドスは砂漠地帯だからね、信頼性に不安はあるよ。 でもアイツらの事だからね、何だかんだ平気かも……薄ら輝いてる物とかあるし」
「嫌ってる割にめっちゃ語りますね……」
「良くも悪くもな評価、という事でしょうか」
「ホシノちゃんは整備を怠らない良い子だから」
「うへぇ、そんなんじゃないんだけどなぁ」
そんな苦労を遊びに変えた魔改造兵器も。
小銃の給弾方法を弾帯式にして機関銃のようにする変態行為をして見せた奴がいた。 2丁拳銃を合体して連装砲のようにした者もいた。 流石に機動力、耐久値、命中率やらが低下、実用性は怪しくなったが。
弄って楽しい、見ていて楽しい。 銃の世界も奥深いのだなと学んだこと暫し。
ただ、ここまでしてやっと足下か。
校舎から見下ろす者共を見て思う。 大抵は身体能力がクラフターを上回る者ばかりで、格闘戦にしても身軽だ。 ノノミのようにデカいブツを笑顔で振り回す脳筋もいる。
流石キヴォトス人、恐ろしい子……!
「でも、ヘルメット団みたいに力任せに襲ってくる連中には、ああいうのも必要よ。 助けになるならありがたいわ」
「そうですね。 それに校庭に堂々と戦車や武器を飾ってくれた方が、抑止力となって争いが減るかも知れません」
「そうかなぁ。 良い人まで威圧しちゃって、近隣住民の印象が悪くなるんじゃ……」
「ユメ先生、手遅れなんだよ。 2年前、あの日の出会いから。 せめて不良に、いや……狡い大人たちに負ける訳にはいかないんですよ」
負けてられない。
脆弱でいられない我々は、いつだってその創造力で苦難を打破し、楽しんできた。
今回の開発は、日常を円やかにし、一闋とするには良い塩梅であった。
『これよりミレニアムプライスを始めます! 司会及び進行を担当するのは私、コトリです!
今回は、これまでのミレニアムプライスの中でも最多の応募数となりました。 恐らくは生徒会の方針変更により、部活動維持の為に「成果」が必要になった影響かと思われます!』
不可思議な硝子仕掛けに釘付けな村人共。
箱の中に村人が入ってハァンハァン鳴き続けていて、それに傾聴する桃、緑、馴染みある四角……揺れる輪を見ていると、色付ガラスみたいだなと思う。 花畑ならぬ人畑だ。
『昨年の優勝作品はノアさんの思い出の詩集! そして今回も歯磨き粉と見せかけてモッツァレラチーズが出る持ち歩きチーズ入れ、ミサイルが内蔵された護身用の傘、ネクタイ型モバイルバッテリー、光学迷彩下着セット、ちょうど缶1個なら入る筆箱型個人用冷蔵庫……そして! 今キヴォトスのインターネット上でセンセーションを起こしている、スマホでマルチプレイが楽しめるレトロ風ゲーム、テイルズ・サガ・クロニクル2などなど! 今回応募された3桁の作品から選ばれるはたった7作品!』
「ううっ、お願い! 私たちの名前を!」
何やら苦しげに懇願してる。
見なきゃ良いのにと思った。
『7位はエンジニア部ウタハさんの光学迷彩下着! 露出癖のある人が合法的に趣味を楽しめると、高い評価をしました! 一体審査員は誰なんでしょうね?
───ここからはベスト3!
3位は───僅差で2位受賞───』
「ううっ、お願い!」
「お願いします! 私達の名前を!」
『最後に! 最高の栄誉を受賞した作品です!
待望の1位は新素材開発部───』
突如桃が発砲。 硝子が弾け暗い穴が開く。
クラフターは即座に覗きにいった。 中身が気になったのだ。 どうなってるんだコレは。 深淵に誰もいませんよ?
「ディスプレイを撃ってどうするの!?」
「どうせ全部持ってかれちゃうんだし関係ない! うえぇぇん! もう終わりだぁ!」
発狂する桃色。 たじろぐ周囲。
荒らし予備軍に似る。 最悪は殺すとして、今は村人技術の硝子仕掛けだ。 貰えるかな、これ。
ツルハシで叩く。 粉々になった。 シルクタッチでやれば良かったと秒で嘆いた。
「うぅ……結局、こうなっちゃうなんて」
「ネット上の評価も悪くなかったし、クソゲーランキング1位の頃と比べたら、ちゃんと成長した。 ゲーム作りを続ければ、次はもっと上にいける。 だけど、今は……」
「大丈夫。 堂々と……寮に帰ろう。 例えクソゲー開発者だって罵倒してくる人がいても、今回の件で成長できた。 もう何も怖くない」
「ユズちゃん……」
「これも先生達のお陰です。 ありがとうございました」
そろそろ村人が煩い。
斧で頭をかち割ろうかと振り返れば、いつかのフトモモが乱入してくる。 なんだこの騒ぎ。
「モモイ! ミドリ! アリスちゃん! ユズ! おめでとう!」
「ひぃっ!? もうユウカが!」
「悪魔め! 生徒会に人の心とかないの!?」
「えっ何この反応。 結果見てないの?」
「私たち、7位以内に入れなくて……」
「もう廃部なんじゃ……」
「今も放送中なんだから見てなさいよ……って、なんでディスプレイが粉々に? 目の前で建築魔が斧を持ってるけど、訳も分からず壊されたの?」
「妖精さんの奇行は今に始まりません」
「壊したのはお姉ちゃんだけどね……感化されて粉々にしたのかも」
「うぅ……言葉は分からなくても、気持ちは通じてるんだよ、きっと」
「何やってるのよ。 そんな直ぐ直る訳ないし、ほら。 私のスマホで見なさい」
ハァン合唱して満足したのか。
今度はユウカの持つ、小さな硝子仕掛けに集って大人しくなった。 音も出ている。
雰囲気からして、壊れた箱から小さな方に中身がワープしたようだ。 エンダーマンだったのか、中身は。
『ミレニアムプライスはこれまで、生徒たちの才能と能力で作られた作品に対し「実用性」を軸に据えて授賞を行なってきました。 これはより良い未来を求め、実現していくという趣旨に基づいています。
しかし今回の作品の中には、新しい角度から「実用性」を感じさせてくれたものがありました。 とある「ゲーム」が実際に、懐かしい過去をありありと思い出させ、未来への可能性を感じさせてくれたのです。
よって私たちはこの度、異例の選択をすることにしました。 今回は特別賞を設けます、その受賞作品は……ゲーム開発部の「テイルズ・サガ・クロニクル2」です。
レトロ風という時代を超えたコンセプト、常識に縛られず次々と想像を超えていく展開、一見してそれらとマッチしそうにない不可思議な世界観、と、最初は困惑の連続でしたが……新しい世界を旅して、ひとつひとつ新たな絆を結びながら、魔王を倒しに行く……そういったRPGの根本的な楽しさが、しっかり込められた作品だと思います。
プレイしながら、かつて初めてゲームに夢中になった頃の思い出を、鮮明に思い出しました。 そういった点を評価して、この作品に……今回、ミレニアムプライス「特別賞」を授与します』
取り敢えず鉄インゴットを突っ込んだ。
形はそれとなく直った。 割れた硝子部分には板硝子を嵌める。 よりそれとなく戻った。 けれど何も映らない。 やはり本体はワープしたのだと見た。
「嘘でしょ……」
「本当におめでとう! 私もプレイしてみたの、手放しに面白かったとは言えないけど……良いゲームを選んだ後の、あの独特な感覚が味わえた。 ネットでも有名アイドルの名前より検索されてるみたい」
「先程までダンロード7705回、合計1372個のコメントが付きましたが、発表以降、約26秒間でダウンロード1万を超えました。
コメントも約500個追加、言葉のニュアンスからして否定的・疑惑が242個、肯定・期待が191個、残りは不明、もしくは評価を保留しているコメントです」
〈今までミレニアムに対して偏見を持ってしまっていました。 冷静さと合理性しかないというミレニアムの生徒たちへの偏見は、今回のミレニアムプライスと、この「テイルズ・サガ・クロニクル2」を通じて、完全に無くなったと断言できます〉
レッドストーントーチを刺してみる。
怪しく赤い光が出るばかり。 謎だ。 やはり村人技術への理解は遠い。
「……正式な受賞ではないし、生徒会としては来学期まで……ゲーム開発部の部室の没収及び廃部を保留することにしたの。 だから、この結果に満足せず、次も頑張るのよ。 それじゃあね!」
弄る間にもフトモモが出ていく。
かと思えば、桃がまた騒ぎ出す。
興が削がれた。 クラフターは直すのをやめた。
「や、やったあ! 生き残れたんだぁ!」
「アリスちゃん! 私たち特別賞を受賞したんだよ! この場所も、私たちの部室のまま!」
「はい! これからも宜しくお願いします!」
喧しさに叶わず、外に出ようかとしたところ。
近くの村人端末……それも硝子仕掛けだったが……まで、赤い光を放ち始めている。 村人は気づいていないが。 まさか赤色までワープしたのだろうか。
〈データ復旧率98.00%
システム作動……準備完了
プログラムをセット……Divi:sion……
AL-1S……いえ……アリス……私の……
私の、大事な…………〉
赤い眼差しを向けて手を伸ばす。
これ貰えないかな。 持ち運べそうだし。
「今回のミレニアムプライスに、マインクラフターを参加させずに正解だったかも知れません。 無限にエネルギーが出ているんじゃないかという禍々しい赤い石、宙に浮く土や石、それらで作れる高い機密性、建造物として成り立つ謎の仕組み……何より本人達の能力です。
そうした非科学的、倫理観を受け入れては、生徒達の今後の努力が蔑ろにされかねません。
彼等が現れてから約2年。 ミレニアムのみならず、キヴォトス各地で出没し、大小様々に影響を及ぼしています。 生徒達の行末を案じる方もいれば、利益に還元出来ないか画策する者もいます。
連邦生徒会長がいない今としては、不穏な気配の払拭を任せられるのはシャーレの先生しかいないかも知れません。
……いえ、それも正確では。 善とも悪ともなれる、ジョーカーな存在であろうマインクラフターこそ最後の砦とも言えるのは、皮肉な話ですよ」
「大人とは責任を負う者。 先生、その考えは間違っています。
大人とは望む通りに社会を改造し、法則を決めて、規則を決め、常識と非常識を決め、平凡と非凡とを決める者です。
権力によって権力の無い者を、知識によって知識の無い者を、力によって力の無い者を支配する、それが大人です。
……確かにその意味では、マインクラフターは一部、大人と言えますし子供とも言えます。 先生とも言えれば、生徒ともなり得る訳です。
あの者たちは、このキヴォトスの支配者にもなり得ます。 この学園都市における莫大な権力と権限。 そしてこの学園都市に存在する神秘。 その全てを堂々と打ち砕く力があるとさえ、我々ゲマトリアは畏怖しているのですよ。
あなたもでしょう、先生。 私たちの努力が、一瞬で無に帰す可能性が常にいるのです。
それが良い意味となるか、悪い意味となるか。 その時、あなた方はどのような判断をするのか。
細やかながら楽しみにしてますよ、先生」
後書き
更新常に未定
申し訳程度に、最後に先生要素。