キャラの話し方等、難しい……。
特にセイアがね……言葉遣いが難しい。
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励みになります。
トリニティ総合学園。
鶏村人が蔓延る養鶏場。
それがマインクラフターの印象だった。
翼を生やした村人が多いのが理由だ。 犬猫とした動物系村人がいる手前、鶏村人がいてもおかしくはない。
ただ種を与えたのは一応の確認だった。
発情するならそうだろうと既知の知識で実験を試みるのは、クラフターの常習的な悪癖である。
その結果、困惑されるわ逃げられるわ、下手すると撃たれるわで散々だったが。
思惑通りは1例のみ。 漆黒の翼を持つ桃色頭のチビだ。 種を与えるなり赤面して興奮したから違いない。 番がいないのが悔やまれた。 観察していても卵を産まないし。
「ミカさん、アリウス分校とは強い確執で隔たれています。 何度も申し上げていますが、編入は難しいのです」
「ナギちゃんってさ、堂々巡りだよね。 喧嘩してたのは昔の話なんだよ? それに私が後見人で転校してきたアズサちゃんは良い子じゃんね! セイアちゃんもそう思うでしょ?」
「安直だな。 常の様に衝動で動いて事を過つ。 それが君の悪癖だよ」
そんなここも煩い。
大抵の発端はピンク髪だが白翼村人。 それを諌める鳴き声を上げる別の白翼と狐。 雰囲気からして平行線を辿る。
「いっつもそう。 何言ってるか分かんない!」
「今はエデン条約の締結が優先です。 アリウスの話はそれからに致しましょう」
「急いでは事を仕損じる。 もっと趨勢を見極めては如何かな」
「なら言うけどエデン条約は反対。 私、ゲヘナが嫌いだもん!」
「ミカさん……私達は現実的に物事を進めて欲しいと言っているのです。 アリウスの件も好き嫌いで意見している訳ではないのですよ」
「お茶会の品位を損ねる真似だけはしないで欲しいな。 君も代表である事を心掛けて欲しい」
「じゃあさ、敷地で好き勝手してる建築魔の問題は良いの? 今もそこにいるけど」
紛糾の中、3人に見られる。
取り敢えずお辞儀しておく。 この地の村人は礼節に煩いらしい。 その癖に皮肉もたっぷりで慇懃無礼。 陰湿でもある。
前は校舎の裏で虐められてる生徒がいた。 苛ついたので木剣で半殺し以上全殺し未満にした。 ああいう場面は合法的に暴力を振るえる切掛だと解釈している。
その癖に正義実現委員会とやらに追われる羽目になったが。 大層な名前の癖に仕事をしてないのかと疑っている。 或いは正義の意味が思惑と違うのかも知れない。
「……神出鬼没の人達だ。 言葉足らずで制御も出来ない。 だからと邪悪とは言い難い」
「……皆が皆、悪い人ではありませんし」
「ふーん。 寝心地の良いベッドを貰ったり、パイやケーキを提供されたり、何かプレゼントされたら許しちゃうんだ? それって賄賂じゃない? それこそ品位が無いじゃんね」
「……人聞きが悪いな。 飽くまでも献上品だと解釈して受け取るだけだよ。 政治的な意図は感じない」
「そ、そうですよ。 この場にいるのは飽くまでも給仕として……」
やっと大人しくなってきた。
もう撃たれる恐れもあるまいて。
そう判断したクラフターはテーブルに近づく。
いくつかの菓子を攫う代わりに、空いたスペースにクラフトしてきたケーキとカボチャパイ、クッキーを置いて行った。 ここの村人菓子は美味しいものであるから。
「ほ、ほら。 この通り、古い菓子を下げる代わりに新しいものと交換してくれて……」
いずれはクラフトしたい。 レシピを何処かで知れないだろうか。
「食べ散らしながら出て行ったね」
「品位の欠片も無い」
「親切なのか無礼なのか。 判断に困ります」
出来る料理が増える事は素直に嬉しい。
そうすれば、この学園での有名度も上がる。
そうして気を許させ、いずれは土地を手中にしたいなぁと思うクラフターなのであった。
更新常に未定
クラフターの影響か、アズサの事が知れてたり、セイアが無事っぽいですが、アリウスへの印象は変わらない雰囲気に。