……文才皆無の作者は纏めていく自信がないですが、話を進めていけたら良いなと思います。
今回はゲヘナ学園。
万魔殿の議長がアリウスと裏取引をしていたので、絡めればとも。
ゲヘナ学園。
クラフター的には蝙蝠学園。
由来はここの村人だ。 固有種なのか、多くは尖った角や細長い尻尾を生やし、更には黒い羽まで生やすが故に。 それも個体差が激しい。 片翼だけとか、尻尾が無いとか、角の形が違う等と千差万別。
だからと何かに使用されている場面に出会した事は無いが。 使わないなら何故生えているのか疑問に思う。 所詮は村人。 いやそれ未満の評価を下した。 繁殖しないし。 あの鶏学園と同様かと唾棄した。
寝ないとやってくる悪夢なファントムや、ネザーの浮遊クラゲなガストを思う。 剣が届かないから苦戦して……討伐が面倒じゃん。
やはり村人には村人らしさがある。 持ち味を活かして貰おう。 そうだ。 それが良い。 棲み分けして。 クラフターは頷いた。
「なにコイツらは納得してるんですかね。 飛行船の表面を松明だらけにするの、やめて貰って良いですか?」
けれど悲観ばかりでもない!
此処には飛行船という浪漫があるのだから!
トロッコやボートと同じ乗り物らしい。
ただ、その大きさが集落並。 あいや浮遊島ともいうべき代物。 エンダードラゴンの何倍かも分からない創造物。 取り敢えず爆破されたくない意思表示に松明を刺す。
いやぁ、何コレ素敵!
隣でブツブツ言ってる、シロモフならぬアカモフなイロハとの筆談によって手に入れた情報だが、今はそれだけで飯が進む。 ベイクドポテトが美味い。
「なんだコレは!? こんな松明だらけではトリニティの笑い者だろうが! 火が移らんとも限らん!」
「あっマコト議長。 私は最低限の注意はしていますよ。 言う事を聞きませんが。 ただ一応言っておきますと、コイツらの松明は引火性皆無ですから平気かと」
「イブキはね! これでお空飛んだらキラキラしていて良いと思うの!」
「そうか! ではこのままにしとこう!」
「良いんですかね、それで」
美味いといえば、給食部だ。
フウカという村人の料理は多様性に富む。 総じて美味い。 野菜やパン、肉、魚、砂糖で取引してくれるのも良い。
一緒にいるジュリという村人にも通じるが、此方は紫色に蠢くモノにクラフトしてくる。
初めて見た時の衝撃は凄まじかった。 長年創造と共に生きたクラフターをもってして、それほどのモノを作れる自信がないと唸らせた程だ。
「今度は苦い顔をして。 コイツらの頭の中はどうなってやがるんですかね」
食べたら理解不能の味だったが。
奈落の味ともいうべきか。 全身が焼死と凍死を繰り返し、方向感覚を失い、精神と肉体の剥離体験を味わったのだ。 フグや猛毒ポーションでもこうはならない苦痛であった。 牛乳が無かったら死を懇願するレベルだ。
「風紀委員会も飛行船に乗せるので?」
「ヒナが乗る飛行船など無い! 当日は地に足をつけて現場に行けと言っておけ!」
「それはそれでトリニティに思われそうですが。 まぁ車があるから平気でしょう」
料理では無かったのだろう。
世界は広く未知なるモノで溢れてる。
また学ばされたな、村人に。
「ククッ、それよりトリニティだ。 我々ゲヘナが、それも万魔殿が奴らと素直に組むとでも思っていたのか?」
「……はぁ、違うんですか」
評論といえば、美食研がいる。
気に入らない食糧を取引してくる施設は吹き飛ばす荒らしだ。 クラフターも取引に蜘蛛の目や毒フグを渡した都合、敵対されて吹き飛ばされた。
それ自体はキヴォトスで度々見られるにしても、ラァメンの悪夢がフラッシュバックして辛かった。 建物も壊れるし。 冗談も通じなければ相容れない者共だ。 今後接触を図る際は耐爆エンチャントをしたい。
「このマコト様は、裏でアリウスと取引を進めてきたのだ。 トリニティの土地をくれる代わりに、内戦に手を貸す約束をなぁ!」
「いや、他校のゴタゴタに巻き込まないで下さいよ。 虎丸も出したくないですし」
壊す荒らしといえば温泉開発部もだ。
火が出る銃を振り回す赤牛村人と、独特な鳴き声を上げるチビを筆頭にした集団で、何やら穴を掘っては湯気の出る池を作って楽しんでいる。 それ自体は良いが、その過程で既存の建物を破壊するから駄目だ。
「キキキキッ! これで長年の敵が滅され、真に解放される時が来たのだッ!」
クラフターは天を仰いだ。
荒らし多しキヴォトスといえど、ここまで酷い場所はそう多くはあるまいと。
一応の救いは風紀委員だ。 いつかアビドスを襲撃してきた白モフ達だ。
連中にも良い思い出は無いが、明らかな荒らしを見つけるや武力鎮圧を試みるから評価している。
「聞いてませんね。 どうなっても知りませんよ」
やはり暴力が全てを解決する世界だ、ここは。
常に更新未定