キヴォトスの記憶操作系男子   作:橘ちば

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こんにちは、大体45日ぶりなので実質初投稿ですね。

そもそも私はブルアカをプレイしておらず、キャラの性格、口調の履修、グダグダプロットの整理、文化祭、定期テストなどを終えて戻ってきました。

自分のことはまったく信用なりません、なのでこの作品が続くかは五分です。

継続力とモチベがほしいです。


3.シオンとアスナ(Ⅰ)

 

 

 

 

 

「じゃあ、アスナさん、ネルさんから話は聞いてると思うけど、改めてこれからよろしく。」

 

 

ここはミレニアムの繁華街。時間は午後三時くらい、地面のタイルからの熱気と太陽の日差しで気温は30度を超えているだろう、熱くて仕方ない

すべての授業を終えた生徒たちも放課後の自由を室内で過ごしているようで人通りは少なかった

 

 

なぜ俺が町中に昼間から突っ立っているのか、それは眼の前に立っている制服の少女と会うためだった。

 

 

「こちらこそよろしくね〜!シオン!」

 

 

ペカーと効果音がつきそうな、こちらまで自然と笑顔になるアスナさんの顔を見ながら、俺は昨日のネルさんの依頼を思い出していた。

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

「記憶が・・・消える?」

 

「ああ、そうだ」

 

 

ミレニアムのある一室、俺とノア、そしてネルさんというなかなか不思議な組み合わせの3人が集まっていた

セミナー組の2人が反対側のネルさんと向かい合う形で机を挟むように座っている

───パイプ椅子に片足をあぐらのように乗せているネルさん、なかなかに座りグセがお強い

 

 

「うちのアスナの性格を言うなら、掴みどころのないところはあるが、ま、とにかくいいやつでよ。人懐っこくて後輩にも慕われていて戦闘でも頼りにしてるんだが、

立ち止まって動かなくなる、それかそわそわと動くが何もしない、何か聞いても支離滅裂な返事が返ってくる──なんてことが昔から何度もあってな。」

 

急にミレニアム最強に呼ばれて戦々恐々だったが話の内容がつかめてきた

 

「・・・そのときのあいつは話しかけると奇妙な言動をするんだ、・・・・・・“階段の登り方がわからない”とかな。」

 

「・・・・・・その一之瀬アスナさんの記憶が飛ぶ現象の治療を、というわけですか・・・」

 

 

一之瀬さんの異変はネルさん含むC&Cの他の部員の方々も気づいており、心配から何度か病院に連れて行ったそうだ。

しかし脳に異変は見られず、神秘の影響だと判断された。現段階のミレニアムの医療技術でもどうしようもないというやるせない結果になったそうだ。

しかも中学時代から一之瀬さんは同じ理由で何度か病院に通っており、本人はそれを憶えていなかったことも判明したらしい。

 

聞いていて辛い話だった。

 

 

「シオンさんの神秘については私からネル部長に相談しました、先輩に伝えていた例の生徒はアスナさんのことです」

 

 

そして俺はノアから、ある生徒の記憶が欠落する・・・という話は聞いていた

そして俺の記憶操作の神秘でその生徒の力になれるかもしれない、という話もだ

 

ノアのことは信頼している、面識のない俺とその生徒との仲介役を頼んでいたのだ

 

しかし一之瀬さんの症状のこともノアはネルさんから聞いていた、本人が症状を自覚していない可能性もあるため、一之瀬さんの心の負担も考えて一度ネルさんと話そうか、ということらしい。

 

 

「すみません突然でしたよね、せめて何かしらの連絡をできていれば良かったのですが・・・」

 

「いやそんなことはないよ。ノアがこの機会を作ってくれたんだからさ、忙しい中本当にありがとう」

 

 

C&C部長とセミナーのスケジュール調整なんて大変だったろうに、本当に頭が下がる、今度何かお礼をしなければな。

 

 

「で、治る見込みがあるかないか、という話が本題なんだが、どうだ?犬耳さんよ」

 

「─────もし症状が神秘に起因しているなら治療できる可能性はあります。」

 

 

彼女の消えた記憶はしばらくしたら戻るらしい、完全に記憶の積み木が消えないならなんとかなるかもしれない

 

 

「とはいえ、やっぱり本人が居ないと断言はできません。一之瀬さんの記憶とその神秘が、俺の神秘で干渉できるライン上にあるのか、それは本人が居ないと、もっと言うなら直接その記憶が飛んでる状態を見ないとわからない。」

 

「じゃあ話は早い、可能性が少しでもあるならアスナと会ってもらう予定だった。」

 

ネルさんは一段落ついたように腕を伸ばし座り直した

 

「ところで、お前の記憶に干渉する力ってのは使っててどんな感覚なんだ?」

 

「あー・・・積み木として記憶を触れるって感じですかね。積み直したり新しいブロックを追加したり・・・なぜそんなことを急に?」

 

「普通に気になっただけだよ、よければもっと教えてくれないか?」

 

彼女の目には警戒心が映っていた、いつからか、それはきっと最初からだ。

 

「・・・俺が記憶を改変できる証拠が必要ですか?」

 

「書記さんが言うんだ、他人の記憶をいじれるってのは本当なんだろうよ、ただ、本当のことだとしたら・・・ああ、めんどくせぇ、あたしには向いてねぇなこういうのは」

 

ああ、またこれか、あたりまえだけど。

 

「自分に都合の良いように他人の記憶を歪める、そんなことができるやつが自分の力を隠してるんだぜ?犬耳、悪いが警戒されるのは当然じゃねぇかと思うぜ?」

 

「ネル部長、そのことについてはここに来る前にお話しましたよね、訂正したほうがいいのではないですか?」

 

ノアはいつもの笑顔だ、いつもと変わらぬ笑顔なのだ、このままではまずい

 

「海馬シオンは無害だっていう記憶自体が信用できないって言ってるんだよ」

 

「それは────」

 

「ノア」

 

 

よく見ていると分かる程度に肩を揺らして、ノアは口を閉じた。

 

怒ってくれるのは本当に嬉しい、だがこれはただの事実だ。

紛れもない事実、本来俺は学校なんて場所に居てはいけないのだ、なぜならこうなるから。

 

「・・・わざわざ呼び出しておいてこんな事を言うのはあたしも失礼だと思ってる。けどな、会長も知らないかもしれないやべぇ力を持ったやつをC&Cとして野放しにはできねぇ。」

 

もし自分の記憶を犯せる奴が隣りにいたら、俺なら信頼なんてできないだろうと思う。

 

「・・・・・・ネルさんが言ってることはすべて正しいよ、俺でも隣にそんな奴居てほしくないと思うよ。」

 

 

ノアがこちらを見る、彼女の目を俺は見ないようにした

 

「俺が善人だったことはない、信用してほしいなんて言えない・・・・・・だから卑怯な言い方をさせてもらいます。」

 

ミレニアム最強の目を真正面から見つめる

 

「一之瀬さんの問題を無視することは賛成じゃない。このまま放置をするつもりなのなら、それは一之瀬さんの不可解な症状を解明できるチャンスを失い、ノアが用意してくれたこの時間を無下にするのと同じです。」

 

それはだれも何も得ない選択だ

 

「ネルさんがどう選択しようと何も言わない、だけどもし一之瀬さんの問題を任せてくれるのなら、相応の働きはすると約束します。怪しい動きをしたり、結果が出なかったら

────その銃で撃ってもらっても構いません。」

 

 

張り詰めた空気の中、俺はネルさんを見つめ続ける。

冷や汗は出なかった。拒否されても当然の話だったから。

 

しかし約5秒後、その空気は唐突に数分前のものに戻った

威圧感が急速に引いていく

 

ネルさんは唐突に頭を下げた

 

「すまなかった、犬耳───海馬シオン、あたしなりの見定め方とはいえ、急に呼び出したあんたにひどいことを言った、謝罪させてくれ」

 

「!?えええいやいやいや頭上げてネルさん!!別に気にしてないですから!」

 

「私は違いますよ先輩♪」

 

ノアさん怖いよ俺はすごい嬉しいけど怖いよ

 

「ネル部長、どうしてあんなことを?」

 

「まあ、不安だったからだよ、初めて会うやつだからどんな人間か知りたくもなるだろ?」

 

さっきの恐ろしさはどこへ行ったのか、ネルさん目線は柔らかくなり口にはにやりと笑みを浮かべている、声色には申し訳無さをにじませていた。

 

「俺としてはすごい喜ばしいんですけど、正直あの会話で俺の疑いが晴れるかというと疑問が・・・」

 

「あ?自分の記憶がいじられてるかの心配なんてしてもしょうがねえだろうがよ、わかるはずもない不安は考えねえのが一番、そうだろ?」

 

ネルさんにとっては記憶改変というのは「この世界は機械が人類に見せている夢かもしれない」みたいな妄想と同じくらいのことらしい

─────正直、俺の神秘のことを知ってこんな態度を取ってくれるなんて、とても幸運なことだ

 

「・・・さんざん暴言を吐いたくせにって感じだが、犬耳、どうかアスナのこと頼まれてくれねぇか」

 

ネルさんは立ち上がり、真剣な顔で、申し訳無さを覆い隠すような力強い声でそう言った。

 

 

答えはもちろん決まっていた。

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

一之瀬さんと会うのは明後日になった。

 

おそらく記憶が飛ぶ瞬間に頭に触れなければならないので、一日で終わらせることは不可能、ならば一週間から二週間ほどの間、症状が現れるまで一之瀬さんと会うようにする、というふうに一応決まった。

俺は放課後に遠くから見守るという提案をしたのだがノアとネルさんから「それはただのストーカー」と指摘された。

確かに!!!危ねぇ!!!!

正直知らんやつと何日も顔を合わせなければいけない一之瀬さんの心労は計り知れない。だから今度は当事者含めた4人で最終的な方針を決めることになった。

本人が嫌だったら意味ないからね

 

 

一之瀬さん、顔合わせたこと会ったっけ、たぶん遠くから見たことは一回くらいあったはず。

あのときは確か・・・エッッッッッッッ(心)

 

 

「──────シオンさん」

 

ネルさんとの会合が終わったあと、そんなことを思いながら廊下を歩いていると横から声が聞こえた。

ノアが俺を呼び止めていた。

 

 

「何、ノア?」

 

「シオンさんが隣りにいて、怖がっている人を私は見たことがありません。」

 

「・・・・・・?、まあ体格も普通だし、童顔な自覚はあるけど・・・?」

 

声色はいつものままだった。

ノアは横目でこちらを見る、悲しそうな目をしていると思ったのはきっと気の所為だ。

 

「・・・・・・・・・少なくとも私はシオンさんに居てほしいと思っています」

 

「???ありがとう?」

 

どうしたんだろう急に、そりゃあこういうことを言われると嬉しいけれど、なぜ今なのかわからない

理由を聞いていいものなのかこれは?

 

 

「では私はまだ業務が残っていますので」

 

 

ノアはスタスタと歩きだしてしまった。若干早足だったように思う。今日は忙しい日だったのかもしれない

 

 

「ノア!今日はありがとう!また今度お礼させて!」

 

 

声を大きくしてノアの背中にそう呼びかける。

ノアは立ち止まりくるりと白い髪をなびかせ振り返る、そしていつもより少し柔らかい笑顔で控えめに手を振った

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

 

そして当日、冒頭に戻る。

アスナさんと待ち合わせした、はいいがこれからどうするかは実ははっきり決まっていないのだ。

今日はC&Cの任務は無い日らしい。だからアスナさんの仕事に関しては心配いらないが逆を言えば「なんか休暇に知らない男子と行動しなければならない」という状況なのだ。

うーん地獄。

症状回復の可能性は五分、割に合ってねぇと言われても仕方ない気がする。

 

それならばアスナさんが楽しめるようなことをしたい。

 

 

 

 

 

 

「ん〜おいしい〜!」

 

「ふふふ、ここのパフェは絶品でしょうアスナさん。」

 

というわけで俺とアスナさんはパフェ専門店に来ていた。外は暑い、今は午後三時、当然舌は甘味を求めていたのだ。

ふっ、この店はセミナーの皆にも教えていない店。ひっそりとした隠れ家のような雰囲気がパフェのフルーツの風味を引き立てるのさ・・・!

ノアとヒマリさん?いやいやあの二人でもさすがに・・・知ってそうやな・・・

 

「でもびっくりだよ、このあたりのエリアにもう一つスイーツのお店があったなんて!」

 

「あちらの店はクリームがなめらかで最高ですよね〜・・・行ったことあるんですか?」

 

「うん、任務終わりに何回かあるよー。でもこのお店も秘密基地みたいな感じがして私好きになっちゃたなぁ。」

 

 

人懐っこいとネルさんから聞いてはいたが、アスナさんは想像の5倍は光属性だった。

今つまらないですといったような態度は今のところ全く見ていない。俺が記憶をちょっと覗いてズルして動いてるとしても素がいい人すぎるのだ。

無理に演じている風でもなく、なんというか、動物で例えるとフレンドリーな大型犬みたいな感じだ。

 

しかもなんか最初から距離感が近い。

無意識なのか知らないがボディタッチなど気にもとめないですというような動きをしてくる。

「今日はあのメイド服じゃないから目のやり場には困らないよね〜」なんて思っていた時期がありました。

制服でもあの着こなしは想定外です。

初対面の人間全員にこれなんだったらそれはちょっと心配。

 

 

「アスナさん、このあと行きたいところとかありますか?」

 

「うーん特に無いけど、シオンは?」

 

「このお店に行きたいって言ったの俺ですからね、次はアスナさんの好きな場所に行きたいなって」

 

 

「んーじゃあ・・・」

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

「こっちかな?」

 

「アスナさん足速いですね!」

 

 

 

 

 

「いや・・・多分こっち!」

 

「はは・・・俊足・・・っすね・・・」

 

 

 

 

 

「うん、いい感じになってきた気がする!」

 

「ビルの上走ってるやんアスナさん!」

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

「シオンって足速いんだ、いいなー私うらやましい!」

 

「煽ってると・・・思われても・・・知りませんからね・・・!」

 

 

なんとかしてアスナさんを追いかけ続けたけどさすがに疲れた。

これ以上走るのは無理です。

 

どうやらちょっとした広場に出たようだ。中心に噴水と木製のベンチがある感じのありふれた広場だ、石のタイルを踏む誰かの靴音、遠くから響いてくる。

 

「ビルの上とか途中行ってましたけど足ひねったりしないように気をつけて・・・」

 

「大丈夫だよ私転んだこと無いしー」

 

それは羨ましい限りで

 

「ちょっと飲み物買わせてくれませんか?アスナさんはピーチサイダーでいいですよね?」

 

「・・・?・・・ああ!自分で買うからいいのに!」

 

「残念、もう自動販売機にお金入れちゃってるので奢られてください。」

 

「・・・むぅ・・・ちょっとまっててね!!」

 

 

アスナさんはどこかへ行ってしまった。

2人分のジュースを買ってベンチで待つ。ちなみに俺が買ったのはオロ◯ミンCだ。

 

でもどうして急に走ったりしたんだろう、トレーニング部じゃあるまいし。

なにか目的があって?いや予定は無いって言ってたしスマホでなにか調べていたような様子も無かった。

 

・・・わからないことが多すぎる。

わからないのはいつだって怖い。いつでも親しみのあるものの中に異物が混ざっていると不安になってしまう。

だから突発的な人間は苦手だ。

 

「・・・アスナさん、楽しくなかったのかな。」

 

アスナさんと会ってまだ1時間も経ってないけど、そんな不安が胸の中に立ち込めてきた。

急に走ったのも、俺を撒くためなんじゃないか・・・なんて

 

 

「ただいま〜!ちょっと時間かかっちゃた!」

 

「ああ、アスナさん。おかえりなさい・・・!?」

 

アスナさんは“モモフレンズ”と書かれた紙袋を腕に抱えていた。

 

「それは・・まさか!?エンジェル24の!?」

 

「正解!じゃじゃ〜ん!」

 

袋の中からアスナさんが取り出したのは

───七色に輝くゲーミングウェーブキャットだった。

モモフレンズ信者の俺としては喉から手が出るほどほしいものだった。

 

「それは・・・一番くじの・・・ラストワンの・・・!!!!?!!!!」

 

「はい、シオンにプレゼント!」

 

紙袋とウェーブキャットを渡してくるアスナさん、俺の理解は追いつかないままだ。

 

「・・・どうして・・・どうやってこれを?」

 

「いやーなんとなくこっちに行ったらシオンが欲しいものがある気がしただけ!」

 

それであんなに走ったのか・・・

でも、まだわからない。

 

「どうして初対面の、しかも俺なんかにこんなことを、お金まで使って・・・」

 

アスナさんは顎に手を当ててうーんと唸った。なんて言えばいいのか迷ってる感じに見えた。

とても絵になっている。

 

「シオンってさ、なんとなくだけどずっと私に合わせてくれてたっていうかさ、私と同じくらい私のことを知ってるような気がするんだよね〜私」

 

心臓が跳ねる

 

「私の好みのスイーツ知ってたり、飲み物も私が飲みたいなーって思ったものを買ってくれたり。」

 

・・・まずい

 

「・・・シオンの目を見てるとさ、私の頭の中を見透かされてるような気がするんだよ、なんでだろうね?」

 

・・・これがネルさんの言っていたアスナさんの“勘の良さ”なのだろう。

俺がアスナさんの〝記憶の積み木〟を見てズルをしていたのに気づかれた。

俺が好きなモモフレンズの一番くじの当たりが出る店をなんとなくで把握した。

 

俺がアスナさんの頭の中を少し覗いていたのと同時にアスナさんもこちらを勘で見さだめていたのだった。

 

・・・だったら余計になんで俺が喜ぶようなことを

 

「でもね!シオンがいい人で、私のことを心から楽しませてくれようとしてくれてるのもなんとなくだけどわかるの!」

 

!?

 

「部長から聞いてるよ、私のために時間を使ってくれてるんでしょ?それで私だけ楽しむのもなんだかモヤモヤするし!」

 

・・・

 

「だから、私もシオンになにかしてあげたいな〜って思ったんだけど、どう?気に入った?」

 

・・・アスナさん

 

俺は怖がりすぎていたようだ。この人のことを、この人に嫌われることを。

 

「・・・・・・すみませんでしたアスナさん!」

 

「え〜急にどうして!?」

 

「実は、俺・・・」

 

俺は話した。

アスナさんの好みに合うように動いていたことを

アスナさんが逃げたのではと一度疑ったことを

 

「すみませんでした!今思えばずいぶんキモいことしてましたね、俺・・・」

 

「でも私のためにやってくれたことなんでしょ?だったら私はすっごく嬉しいな!ありがとう!」

 

くぅぅぅぅ光ぃぃぃぃぃ!!!

 

「お詫びと言ってはなんですが、なにか俺にしてほしいこととかありませんか?何かを奢るでもいいですし、この行動を改善してほしいとか、パシリになってほしいとかあとそれ以外には」

 

「じゃあ敬語やめて!」

 

ええ即答!?

 

「だって私達同い年じゃん?だったら普通に話そうよ!アスナさんじゃなくてアスナって呼んでほしいな〜私は!」

 

「・・・わかりました、アスナs・・・アスナ。」

 

「ん〜“わかりました”はちょっとな〜」

 

「・・・・・・わかったよ、アスナ」

 

アスナs・・・アスナはうんうんと頷いている。今日だけでなんというか太陽光を間近で浴びた気分だった。

俺はどうやらとんでもない人と知り合ってしまったらしい。

 

「あらためてこれからよろしくね〜シオン!!」

 

「こちらこそよろしくおねg、よろしくアスナ。」

 

アスナはペカーと笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナの症状はまだ一度も見れていない。

 

 

 

 






Q「記憶を覗くのはどんな感じなんですか?」

A「こんにちはシオンです!記憶を覗くには相手の目を見ましょう!ちらっと目線があっただけではほとんどわからないので会話中に相手の目を見るようにしましょう。
すると50%くらいの記憶は見えてしまいます!すごいね!
頭を直接触ると100%見れます!終わり!」
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