認めない子   作:アイらゔU

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第26話 本当のリアリティ

 

 

「うぅぅ……、うううぇあっっ、うあああああっっ!」

「な、泣かないで、あかねさん。大丈夫です。大丈夫ですから。落ち着いて……」

 

 

それは今ガチ♡ 収録後。

更に詳しく言えば 例の騒動後に収録された番組オンエア後の現場。

 

あかねは当初こそ、涙をぐっと堪えて只管謝罪をしていたのだが……もう違った。

今日も最後の最後まで頑張って……軈て堪えきれなくなり、レイの前で大粒の涙を流したのである。

 

今ガチ♡のオンエアを見て、そして何より各方面メディアやSNSの反応を見て、耐え忍ぶ事を選んだあかねだったが、決して間違ってないと言われた。皆にも支えて貰ったから頑張らなければ、と思っていたあかねだったが……無理だった。

 

 

「あかね—————っ!」

 

 

ばんっ、と扉を勢いよく開いて入ってきたのは他のメンバー達。

皆には心配かけまい、としていたあかねだったが、普段の彼女の神がかった役を降ろしてる(・・・・・)立ち振る舞いを収録現場で幾度となく見てきている皆にとってすれば、あかねが普段とは明らかに様子が違う事は目に見えて解っていた。

そして、その原因が一体なんなのかも一目瞭然。

 

オンエアされた内容についてディレクターからの方向性を聞いた時も、了承をしていたが、それでも心が耐えられなかったのだろう、と解った。

そして、ゆきを先頭に追いかけてきて、今の場面である。

 

 

「もう、ひかり君は! こういう時は———」

 

 

あかね程ではなくとも涙目になっているのはゆきも同じである。気持ちは痛い程解るから。

だからこそ、レイに一言いうと同時に、あかねに抱き着いた。

 

 

「大丈夫だから。大丈夫! 私達は皆解ってるから! だからあかねが気にする事なんて1つも無いんだから! なんでも相談して! なんでも話して!! 皆、皆一緒にやってきた仲間じゃない!!」

 

 

ここは本心を、ありのままの感情を全面に出す事が正解。

オンエアの内容についての怒りもある。方向性を聞かされた時も、事前に、オンエアする前に言うべきだろうと、番組サイドにモノ申したかった。

そしてそれとあかねに対しての怒りも少なからずゆきはあった。1人で溜め込んでしまった事。心配かけた事、……ここまで自分を追い詰める前に話しをして欲しかった事。

 

……フリルやレイ、つまりはあの記事の当事者たちには見せていたかもしれないが、自分達には黙っていて、こうやって外で押し殺していた事。

 

 

こんなあかねを1人にさせたくないし、一緒に悩みたい。一緒に戦いたい。自分達は仲間だと思っているから。

 

 

「ご、ごめん、ごめんね……ごめんね……っ」

「うん。……うん。全部全部、吐き出しちゃって良いから。それに———」

 

 

ゆきは、あかねを抱きしめたまま、視線をフリルの方へと向けた。

 

 

「……フリルちゃんもだからね。大丈夫?」

 

 

その問いに対してフリルは一瞬だけ驚いた様に目を瞬かせたが、直ぐにいつもの冷静な表情に戻る。感受性豊かな演技の時とは違い、引き締まったもの、と言えば良いだろうか。

 

 

「ありがとう。でも、大丈夫。私は慣れてるから」

 

 

流石場数を踏んでいるだけの事はある。説得力も段違いだ。

これまでトップタレント故に修羅場も幾度となく経験したからこその一言。

でも、幾らフリルだろうと彼女も同世代。まだまだ大人にはなれてない高校生。

 

 

「そっか。流石の一言だね。……でもさ」

 

 

強張った顔、ほんの少しでも力の込められた拳。まだ短い付き合いかもしれないが、フリルの事を視てきたから、その小さな影を見逃さずにいられた。

 

 

「フリルちゃんだってどれだけ慣れたって、辛いものは辛い。どれだけ叩かれても痛いものは痛い! 辛いものは辛い。だって、人間なんだから。機械やロボットじゃないんだから」

 

 

ゆきの言葉にフリルの表情が僅かにだが揺れた。

 

 

「だから、私達は皆皆味方! 辛かったらなんでも相談して。―――それは約束して」

 

 

ゆきの言葉に連動する様に、場に集まり行く末を傍で見守ってくれていた今ガチ♡のメンバー全員が頷いた。

フリルの傍にはMEMちょも居る。彼女もフリルをそっと肩を支えて力強く頷いた。

 

 

「推してくれてる身とすれば……ゆきに大賛成、かな? 私としても何でも言って欲しいし、私だって聞いて欲しい事もあるし。そういうの、ぜーーんぶひっくるめて、仲間でありたい」

 

 

MEMちょの言葉にも揺れ動く。

 

 

「————……うん」

 

 

確かに、慣れているのは間違いない。けれど、痛いものは痛く、辛いものは辛いのは誰だってそう。慣れ、と言う言葉だけで誤魔化してばかりはいられない。自分だけでなく、皆にもそれは伝わってしまうから。

 

だからこそ、その言葉に……無表情だったフリルに綻びが出てくる。小さく息を吐き居ながら、そっと笑みを浮かべる事も出来てきた。

 

 

「ありがとう。皆。……勿論、皆の事、信頼してるし、信用もしてる。大切な仲間だって思ってるから」

 

 

フリルのその言葉を聞いて、ゆきは安心した様に目を細め、歯を見せながら『よし!』と言う返事と共に笑顔を作った。

 

皆のやり取りを見た後、次にアクアが声を上げた。

 

 

 

「さてと、だ。……これからどうしたい?」

「どう……って」

「さっきは大丈夫だって言ってたけど、無理してるのモロバレだろ。……あの場面(シーン)見た以上オレとしてもあまり無理をするな、って言いたい。だから」

 

 

アクアは、あかねの目を見て、そしてフリルを見て、最後にレイを見て言った。

 

 

「これ以上続けない。続けられない、って抗議って意味でも、番組を降りる選択肢は間違えてないと思う」

「…………」

 

 

アクアの言葉に、レイは言葉を一切挟まず、そのまま身を任せて委ねた。

まるで次の言葉を待っていたかの様に。

 

 

「でもさ、アクア君。私達3人が抜けるって事は―――」

「ああ。今ガチ事態立ち行かなくなるだろうな。そもそも ここ最近の人気上昇具合は正直異常レベルだ。……それが一転して一気に番組崩壊だって十分あり得る。……今後も影響は避けられないだろうな。オレとしてはそれでも良いって思ってる」

 

 

元々ある程度の人気は誇っていた今ガチ♡。この番組を卒業して実際に結婚まで行けたカップルも少なくなく、『リアリティー』と言う意味でも一定レベルまでは説得力があり、文句なしの人気コンテンツ。そこに【不知火フリル】の名でブーストしてかつてない程の数字と人気を博していた。

光が強くなれば闇もまた色濃くなるものであり、今回の週刊誌の件でより燃え広がり、地上波、SNS関係なく留まる事を知らずに燃え広がっていて……。

 

 

「おおぅ、あっくん強気過ぎ発言……。ってか、マズイんじゃね? ほら、契約とか」

「いや、とやかく言われる筋合いはそもそもない」

 

 

ノブユキの問いに対して、アクアはそのまま表情を変えず返した。

 

 

「番組側が未成年を扱う上で監督責任を問われる問題でもある。そもそも、番組の演出が端からアウトだ。あの事実無根の記事が真実である、と言ってるも同然だろ? アレじゃ」

 

 

アクアは、声色こそ変わらず、表情も変わらない。

だが、これまでに無い程に怒っていた。それは付き合いは短いけれども、今ガチ♡のメンバーとして、それなりに付き合いがあるメンバーなら誰もが解る。

 

 

そう———今回のオンエアの内容に対して、アクアは怒りをみせていた。

 

 

 

明らかに意図的に、意識的に【話題の3人】と【それ以外の4人】の対立の構図を創り上げていたからだ。

 

あからさまで明確なセリフや立ち回りを指示した訳ではないが、上手く切り取り、組み合わせて、創り上げて、そこにテロップや煽りナレーションを加えれば、TV画面を見ている視聴者ならば、容易に連想が出来るだろう。

 

 

「まぁ……そりゃ、オレだってイラつくよ。腸煮えくり返るってこの事か、って思う程度には」

 

 

いつもいつも、飄々としてお調子者な所もあるメンバーの中でも生粋のムードメーカーであるノブユキも思い返しては眉間に皺を寄せていた。

 

そう、あの記事には続きがあった。

フリル、あかね、レイの3人の【性】に対して未成年を取り扱うとは思えない内容を生々しく描写しただけじゃ飽き足らず、あの3人が今ガチ♡の番組の人気トップを誇る組み合わせだからこそ、それに胡坐をかき他のメンバーを見下していると言うモノだ。

元々不知火フリルの名があまりにも大きすぎて、増長した可能性~とも示唆されている様にも書かれていたが、前提的にそれは有りえない。

 

 

「いつ、どのタイミングで誰が誰を? あいつらが見下してたか? 覚えはあるか?」

「いや、無い。ってか、ある訳無い」

「元々3人ともそんなキャラでやってないし。どう考えても真逆だろ。そもそもあかねの素の性格だって、真逆も真逆で、ギャップが凄すぎて風邪ひきそうなレベルだったし」

 

 

ケンゴ、ノブユキと男性陣は主に全員があの記事に対しては明らかに捏造である、と自信を持ってそう言える。

 

記事の内容の中に。

 

 

【『今ガチ♡ の関係者の証言』によれば、この問題の3人は『一番人気だからそれに鼻をかけて他のメンバーを見下してる』】

 

とあった。

 

 

 

そこからは実際に居るのか居ないのかさえ分からない、ソースの曖昧化を狙ってあからさまな印象操作をした内容を綴っていた。

『見ていてハラハラする』『大丈夫かな、と心配をしてました』等、あたかも心配する第三者を呈しているが、まるで【事実である】と認めている様な、認めていないと出てこない発言だった。

 

 

「週刊誌、いや、各メディアも例外じゃない。挙って使う手法ね。……そして、その真偽を確認する術は、第三者には持ちえないわ」

 

 

そして業界歴が最も長いフリルだからこその重い言葉だった。

 

 

「プロ意識なんて最初から無い。裏取りも勿論しないし、平然と淡々と情報ネットに流して来る事だってある。それに対して警察も動いてくれない。法律も護ってくれない。タレントの私生活と平穏が守られない世の中になってるから」

 

 

その事実が、重く重く、のしかかってくる。

業界のトップの言葉だ。目指す先の頂きが、醜く歪んで見えるのは気のせいなんかじゃないだろう。見方に寄れば無法地帯。欲望渦巻く芸能界。喰うか喰われるかの世界。

 

 

「だからこそ、自衛は必須なんだノーガードで殴られ続ける訳にはいかない」

 

 

アクアも、一歩前に出た。

 

 

「辞めるにしても、勿論ただでフェードアウトなんてしてやらない。苺プロ(こっち)にも迷惑被ってるんだ。事務所上げての抗議の後の話だ。少なくとも、認めさせるまでストライキ、って感じでも良い」

 

 

 

レイは苺プロのタレントだ。そんな捏造記事で傷をつけられたままだと、これから先も危うくなってくる。……ネットに刻まれた傷は、いつまでも追いかけてくる。顔を出し続ける限り、それは止む事は無い。

 

 

「……あかねさんは、どうする?」

 

 

これまで黙って聞いていたレイだったが、ここで少し震えているあかねに視線を向けた。

 

 

「フリルさんは———もう、決まってるかな。どうせなら当事者同士、3人で足並みは揃えて言いたいって思ってる」

「うん。ひかり君の言う通り、私は決まってる。……あかねさんの気持ちも聞かせて。何を選んだとしても、何をするにしても、肯定するし、尊重もする。約束するから」

 

 

正直酷な話、になるかもしれない。

一番精神的に参っているのは間違いなくあかねだから。

そんなあかねに、判断の全てを委ねる。そんな風にも聞こえてしまうかもしれないから。

 

 

「………わたし、私は」

 

 

ぐいっ、と涙を拭った。

抱きしめていたゆきも、力を緩めてあかねを解放する。その決意をしっかりと受け止める為に。

 

何のために、今ガチ♡ の仕事を引き受けた? 何のためにここに来た? 勿論、レイに会いたかった。レイと一緒に仕事がしたかった、と言う正直邪な気持ちは当初は合ったのは間違いない。

でも、今ガチと言うリアリティショーと言う初めての舞台で、いつもの演劇とは全く違う舞台で、思いっきり持てる力の全てをぶつけて……受け止めて貰えて、本当に楽しかった。ずっと続いて欲しいって思うくらいに。

 

 

「怖い。すごく、怖い。……けど、もっと、もっと有名な女優になって、これからも演技を続けていく為に………」

 

 

根幹は、演技が好きだから。女優として、演じる事が大好きだから。

でも、このまま辞めて————逃げたら、取り替えしのつかない事になりそうな、未来が崩れてしまう様なそんな事になりそうな気がして……。

 

 

「私は、続ける。……このまま、辞めたくない。にげたく、ない」

 

 

そんなあかねの決意を聞いた。強く、頷くフリル、そして同じく涙ぐんでいたゆきも、そっと目元を拭って小さく笑って見せた。

あかねの決意を聞いて、レイは穏やかに笑って見せる。

 

そして、まだ微かに震えてるあかねの手を握りしめた。

 

 

「うん。解った。……大丈夫。絶対に大丈夫だから。安心して。―――説得力無い、って思われるかもしれないけど、僕を信じて」

「ッ、ッッ……」

 

 

あかねは、レイの手を両手で握られた手を、あかねも両手で握り返し、額を当てて息を、声を殺しながら泣いた。

横ではフリルが佇み、そしてゆきも、『だから、こういう時は抱きしめるんだよっ。……手を繋いであげるのも悪くは無いけどね』と涙ぐみながら、レイに言う。

 

 

「アクア、ありがとね。……沢山、怒ってくれて嬉しかった」

「ッ……分かったよ」

 

 

アクアとしては全面的な抗議と言う意味でも、全員でストライキをし、番組そのものの存続を賭ける事を手札(カード)に、先ずは記者より先に番組制作サイドと戦争する気で居た。

確かに勝算はあるかもしれないが、今後の芸能活動を考えると決して良い手とも言えない。

今後の仕事で、使いたくない(・・・・・・)と思わせるのはやはり好ましくないから。今後の芸能生命をもチップにするのは……自分なら構わないが、他のメンバーをチップにするのは、流石に躊躇ってしまう。

あからさまな悪意に対して、怒りに飲み込まれかけてしまった自分が居たな、と少し笑った。

 

 

 

その後少しして、アクアはレイの隣に立った。

 

 

他の皆は、あかねに対してケアをしてくれている。

出来る限りのフォローを必ずする事を各々が約束をしてくれている。

 

 

 

「……今ガチをやり切りながら、煽ってきた番組サイド、捏造してくれやがった記事。全部まとめて相手出来るのか?」

「―――――そうだね。やる事がいっぱいだ」

 

 

苦笑いをするレイ。

いつもの様子を崩さないレイに対して、アクアは少しだけ疑問を覚えた。

 

こういう時(・・・・・)のレイがどういう行動をとるのか、ここの誰よりも解っているつもりだ。

幾ら、苺プロで盛大に釘を刺されているとはいえ、早々抑えれるような性格をしていない、とアクアは思っていた。

 

 

「……腹が立ってないのか? レイ」

「うん?」

 

 

何より、アクア自身が腹が立って仕方がない状態。

なのにも拘わらず、レイはどうやってこの状況を飲み込めているのか? と不思議に思った所もある。

 

 

「今回の一連。……兎に角オレは―――――」

 

 

 

アクアの瞳が黒く染まる。

ドス黒く燃え上がる炎が、黒き星となってアクアの瞳に宿る。

 

 

 

「腹が立ってしょうがないんだけどな……」

 

 

 

アクアは低い声でレイにそう告げた。

その声には怒りを押し殺したような冷たさ、鋭さが滲んでいるのが手に取る様に解る。

 

対するレイは、少しだけ眉を下げる。そしてほんの少しだけ困った様に微笑んだ。

 

 

「……そうだね。うーん」

 

 

レイは穏やかなままだ。

だが、ほんの一瞬、ほんの一瞬―――アクアの背には寒気が走った。

反射的に、横に立つレイの横顔に視線を向けた。

 

 

 

「―――アクアは、さ」

 

 

穏やかな筈なのに、柔らかな表情で、あかねを安心させたときのままの雰囲気な筈なのに、その目の奥は、その瞳は一切笑っていない。

 

 

 

―――パリッ

 

 

 

 

いつか、感じたあの感覚だ。

空気が割れた? 弾けた? どう表現して良いか解らない形容しがたい何かが今起きたのを感じた。

 

 

 

 

「僕が怒ってないって本気で思ってた?」

 

 

 

 

 

どこまでも温度の無いその瞳は、アクアの中の何かを呼び起こした。

 

 

『……オレは、一体レイの何を観ていたんだ?』

 

 

そして胸の奥で自問する。

レイと言う男がどういう人間なのかを、改めて魂に刻む様に、何度も何度も。

 

 

 

「でもまぁ、怒ってばかりじゃ始まらないよね。……色々、やらないと。忙しくなるけど……まぁ、大丈夫だよ。特に、記者(・・)の方は」

『……レイにはブレーキが必要なんだ』

 

 

壱護やミヤコの言葉が頭の中で再生される。

やる事成す事が無茶苦茶で忘れそうになってしまい兼ねないが、レイは誰よりも優しく、誰よりも愛情深い。故に、大切なものを壊そうとする者に対して慈悲は持たず容赦もしない。

そして、アクセル全開で進む彼は―――自分が傷つくのも厭わない。

 

 

だからこそのブレーキだ。……ブレーキの本質だ。

 

 

レイを、守る為に。

 

 

それに、何もブレーキにこだわる必要もない、とも思ってる。

 

 

「色々やる、って言うなら、オレに考えがある。こっちは番組側に対して、だが」

 

 

それは共に歩むと言う事。

決して1人にはしない、させないという事だ。先へと全力で進もうとする危うい男に、追いつく事。

 

 

 

 

アクアはそういうと、ハンディカムを取り出した。

 

 

 

「取り合えず、番組側(あいつら)は、プロの癖に虚構に囚われすぎてる。……本来のコンセプトは恋愛《リアリティショー》だって言うのにな」

「……うん。それってつまり―――」

「ああ、察しの通りだ。……ここからオレ達が創り出すぞって意味。本当の(・・・)リアリティショーをな」

 

 

 

そう言って、アクアは笑うのだった。

 

 

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