ブルーアーカイブ;バトルオペレーション2   作:実力と発想が見合わない人

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皆さんの好きなザクマシンガンの効果音はどの作品ですか?
私はMS iglooです。


未知の土地、あと拾い物。

◇カタコンベ内

 

 

『スキャン・・・こっちだな。』

 

 

どうも、カタコンベ内を順調に進んでいるジークでございます。

やっぱりカタコンベは形が時々変わっているらしくミニマップの地形が変化している。

まあ、出口までの道はしっかりわかるんだけどね。

 

 

『ん?ミニマップに反応?・・・・・人か?』

 

 

何度目かになるセンサーユニットのスキャンに初めて反応が出た。

反応的におそらく人間か、同じ大きさの動物か機械か・・・ミニマップじゃ何なのかわかんねぇ。

 

 

『鬼が出るか、蛇が出るか・・・』

 

 

反応はすぐそこにある。このまま進めば接触するだろう。こんな場所にある物なんて厄ネタでしかないだろうだが、確認もせずに逃げる事はしたくない。そう思いながら、ミニマップを頼りに足を進める。極力音を立てないようにゆっくりと。

 

 

『アリウススクワッドだったらすぐに逃げるからな・・・逃げ切れるかなぁ?』

 

 

EWACジェガンの武装にはビームライフルと腰グレネードとサーベルぐらいしかない。

戦闘になったら天井を崩落させて逃げるかスラスターを吹かして全力で後退するしかない。

なるべく相手にばれないように・・・

 

 

『そーっと・・・そー「うぅぅ・・・」・・・・うん?』

 

 

ある程度近づいた時、うめき声の様な物が聞こえてきた。

そして気が付く、ミニマップの反応は先ほどから全く動いていない。

 

 

『もしかして遭難者か!?』

 

 

誤ってカタコンベに迷い込んだ人が出られずに行き倒れている、そう考えた俺は思い切って走り始める。するとそこには壁に寄りかかっている一人の少女が見えてきた。

 

 

『見つけた。おい!大丈夫・・・か?』

 

 

ぐったりと壁に寄り掛かる少女は声を掛けてもピクリとも動かなかった。

しかし、それ以上に目を引いたのは彼女の着ている服だった。

羽織っている白いコートの様なもの。その上から防弾チョッキをつけており、特徴的なガスマスクをかぶっている。

そして何よりもドクロとバラの描かれたエンブレム。そう、彼女の所属は――――

 

 

『アリウス分校・・・』

 

 

俺の目的としている場所の生徒だった。だが、おかしな点が多い。

まず、彼女がアリウス分校なら、なぜこのカタコンベでこんな遭難しているような状態なのか。

おまけに見た目はボロボロで、防弾チョッキはもはや機能している様には思えないほど破壊されている。遭難したにしては外傷が多い。それに目に見えて大きな傷がある。

 

 

『マジか・・・考えられるとしたら脱走か?とりあえず運ぶか?』

 

 

いろいろと気になることはあるが、まずは命を助けることが先決だ。

俺は少女の体を抱えるとミニマップを頼りに出口を目指す。

 

 

『それにしても軽い・・・栄養失調もあるかもしれんな。あと、この傷も何とかしないと。』

 

 

救護騎士団にいくか?・・・いや、トリニティは疑心暗鬼なナギサに目を付けられそうだ。いくら救護騎士団でも団長抜きでティーパーティーから隠し通すのは難しいかもしれない。

ミレニアムは差別や偏見はないし最新の医療機器も揃っているだろう。だが、たどり着くまで持つか分からない。なら――――

 

 

『・・・ゲヘナに行くか。』

 

 

ゲヘナならある程度の誤魔化しがきく上に距離もそこまで遠くない。現状とこの先を見据えるなら十分いい場所と言えるだろう。

要請をすれば直接救急医学部が来てくれるかもしれない。

 

 

『決まりだな。そうとなれば急ぐしかない。』

 

 

この機体はスクワッドに見つかった時を想定してスラスターや足回りを強化してある。

まさかこんな理由で急ぐとは思っていなかったが・・・

俺は腕の中の少女をあまりを揺らさないようにしながらスラスターを吹かし、出口へと急いだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

◇トリニティとゲヘナの境界付近

 

 

 

『もう少しだな・・・耐えてくれよ。』

 

 

全力で走った俺は何とかゲヘナの近くにようやく着いた。

カタコンベから出るのにも、そこまで時間は掛からなかったがトリニティの自治区を抜けるのに少し手間取ってしまった。さてと、要請した救急医学部はどこに居るかな?

 

 

『えーっと・・・あ、いた。』

 

 

ちょうど道路の脇に停車しているゲヘナの救急車両を見つける。

中にいる人もこちらに気が付いたのか急いで降りてきた。

 

 

『こっちだ!すごいけがをしている、助けてやってくれ!』

 

「はい、死た・・・負傷者はそちらでしょうか?」

 

『今にも死体になりそうだ!冗談抜きで!』

 

 

出てきたのは、まさかの救急医学部の部長・氷室セナだった。

部長が直々に来てくれるとは・・・感激だぁ。

やっぱり緊急な上に場所が学園の境界付近だからだろうか?・・・って、余計な事を考えてる暇じゃないな。さっさと治療してもらわないかん。

 

 

『よし、頼んだぞ。』

 

「お任せください。必ず助けて見せます。」

 

 

俺はセナとアリウスの少女を乗せた救急車両を見送った。

ちなみに頭部のセンサーユニットが大きすぎるが故に、俺は車には乗って付き添うことはできなかった。搬送先の場所は教えてもらったので、もう少しスリムな機体に変えて向かうとしよう。

 

 

『・・・あ、そういえば先生にもケイにも伝えてなかったな。』

 

 

そもそも誰にも内緒で始めた探索。もちろんあの二人(先生とケイ)には伝えてない。

また説明が面倒くさそうな案件が増えてしまった。

まあ、人の命を助けられたしで良しとしよう。

俺は色んな言い訳を考えながら、一度基地へと帰還するのであった。

 




今回はここまでです。

次回、オリキャラ登場です!
MS少女化は検討中です。その内アンケート取る予定です


それではまた次回・・・

ケイに持たせたい武器

  • アトラスレールガン
  • ビームライフル
  • ギラズールマシンガン
  • ランゲブルーノ砲
  • 試作型シェキナー
  • HML
  • 180㎜砲(名称のみ)
  • ファンネル
  • ビームマグナム
  • フェダーインライフル
  • ロングブレードライフル
  • ビームバズーカ
  • リクエストへGO!
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