ブルーアーカイブ;バトルオペレーション2 作:実力と発想が見合わない人
◇ゲヘナ区内
ダダダダダダダッ‼
ドカーン!ドカーン!
『マジで無法地帯だな・・・』
暴れまわる不良、そこら中で起こる爆発、環境音のように鳴りやまない銃声。
さすがゲヘナだ、原作通りの治安の悪さだ。
どうも、ゲヘナの中を全力疾走中のジークです。全然速度出てなくてもどかしいけど。
あと、さっきから流れ弾がいくつか命中して装甲からカンカン音出てるんだよな・・・
そして走ることしばらく、ようやく目的地が見えてきた。
「あ、こちらです!」
『お待たせ、セナさん。お相手は誰だ?』
「あちらです。」
ようやく現場にたどり着いたようだ。
セナさんの指した方向には、遠くで温泉開発部と風紀委員との銃撃戦が見えた。
お互いに一歩も引かず、膠着状態になっている。
「温泉開発部と風紀委員の戦闘です。かれこれ1時間はこの状態です。」
『なるほど、突破力が必要なわけね。』
「話が早くて助かります。では、お願いします。』
『任せな!』
俺はバズーカを担ぎ走り出す。
戦場に近づくにつれて飛んでくる銃弾の数も増えてくる・・・が、頑強なチョバムアーマーに弾かれ、俺は傷一つ付いていない。そもそもこのアレックスの装甲も銃弾は受け付けないのだがな。
「おい!なんかこっちに来るぞ!」
「新手か!?撃て撃て!」
「ま、待て!相手の戦力を・・・」
温泉開発部は風紀委員そっちのけで、急接近する俺に向けて火力を集中させてくる。
しかし、豆鉄砲がいくら当たろうがこちらはひるみもしない。
ドスン、ドスンと重量の乗った足音で走り続ける。
『
牽制の為に走りながらバズーカを撃ち込む。八発撃てば弾倉は空になる。
弾の尽きたバズーカを放り投げ、足と背中に力を籠める。
バックパックと脚部に増設されたスラスターが爆発的な推進力を生みだし、高く跳躍できる。
「飛びやがったぞ!」
「あの大きさでかよ!ありえねぇ‼」
「おい!そこあぶねぇぞ、逃げろ‼」
空中で姿勢を戻し、足から地上に向けて着地する。
脚部への負荷は最小限にしておきたいので、地面に着く寸前に一瞬だけスラスターを吹かし減速する。それでも大きな衝撃が足を襲い、悲鳴を上げる。
だが、敵の中心へと入り込む事が出来た。
『さぁ、覚悟はいいか?俺はできてる。』
両腕のアーマーが開き、中からガトリングの砲身が顔を出す。
腕をそれぞれ敵へと伸ばし、迷いなく撃ち始める。
ドドドドドドドドドッ!
ドドドドドドドドドッ!
ドドドドドドドドドッ!
両腕と頭部のバルカン、合わせて3方向に向けて銃弾の雨が降る。
体をさらした者を容赦なく撃ちぬき意識を刈り取る。障害物に隠れた者は障害物ごと撃たれるか、凄まじい弾幕に顔を出すことができなくなる。反撃しようと顔を出した者は大した損害も与えられずに撃たれ、意識を失った。
「銃弾じゃだめだ!ロケラン持って来い‼」
「持ってきたぞ!」
「早っ‼」
「なんでもいい!とにかく撃て!」
「これでも食らいやがれ!」
バシュッ!っと音を立てて大量のロケットランチャーの弾頭が放たれる。
俺はガトリングを撃つのをやめて、装甲のついていない頭を腕で庇う。
ドカアァァン‼
命中したいくつもの弾頭が爆発し、爆風と衝撃波が周辺を揺らす。
爆発で周囲の様子は見えないが、おそらく敵は俺を倒したと思って油断しているだろう。
もちろん、チョバムアーマーのおかげで無傷だが。
『耐えちゃうんだなぁ!これが!』
腕を振って煙を払い、敵の前に姿を現す。
「ざまぁみ・・・え?」
「う、うわああぁあぁぁぁ!」
「ろ、ロケランが・・・・ば、化け物だー‼」
予想通り、勝った気でいた敵は、無傷で出てきた俺を見た瞬間に逃走を開始した。
その背中に向けさらにガトリングを撃ちまくる。
どうやら反対側からは風紀委員が攻撃しているらしく、逃げる事が出来ないみたいだ。
こちらに戻ってくる敵もちらほらいる。
「おい!こっちは一人?だ。逃げるだけならこっちに・・・」
『甘いなぁ!』
のこのことこっちにやってくるスラスターを吹かし、急接近。
拳を握り締め全力で突き出す。
『打突!』
「うわっ!なんd・・・うげぇっ!」
腹部にめり込む拳をさらに振り上げアッパーカットの要領で敵を打ち上げる。
さらに逃げ遅れた敵に接近し
あっと言う間に敵を片付ける事が出来た。
『これで終わりかな?』
「はい、上出来です。ありがとうございます。」
いつの間にかやってきていたセナさん。そこら中に倒れている生徒を拾っては投げ、拾っては投げ、まるでごみ回収業者の様です。
「積載完了しました。では、後は頼みます。」
怪我人を全員載せたセナさんは車の荷台を叩き、合図を送る。
すると車は走り出し、おそらく病院の方へと向かっていった・・・セナさんを残して。
『・・・・えーっと、セナさん?』
「はい?何でしょう?」
『あなたはいかなくていいの?』
「はい、この後やってくる車両に合流し、引き続き作業を行います。」
『・・・それは私も行くのかな?』
「?もちろんです。」
『あー・・・ま、いいか。』
アリウスの少女が気になるジークだったが、目が覚めれば誰かしらが気付くだろうと思い、残りのゲヘナの問題児を鎮圧する手伝いを続けることにした。
・・・ちなみにこの後にあちこちの戦闘に呼び出されたため、帰得る事が出来たのは真夜中だったそうな。
今回はここまでです。
いつか補習授業部とケイちゃんの話を書きたいでござる。
今の所、滅茶苦茶無視してるからな・・・
それではまた次回・・・
ケイに持たせたい武器
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ギラズールマシンガン
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