ブルーアーカイブ;バトルオペレーション2 作:実力と発想が見合わない人
◇トリニティ合宿場
「ぐぅっ!・・・うぁっ‼」
「何をしているんですか!?ジークさん!」
突然、様子のおかしくなったジークは先生に向けて左手の武装、アームドアーマーVNを展開させて振り下ろした。
しかし、その一撃はケイが先生を突き飛ばしたことで先生には当たる事は無かった・・・
「フッ・・・フッ・・・ハァー・・・」
「大丈夫ですかケイさん。」
「損傷・・・重大・・・戦闘続行・・・厳しいですね・・・」
「ッ!・・・アズサちゃんはジークさんを止めてください!ヒフミちゃんは先生の安全な場所まで運んで!コハルちゃんは外で待機中のシスターフッドに応援要請を!」
振り下ろされた鍵爪はケイの胴体付近に直撃。装着された装甲を貫通し、ボディに致命的な損傷を与えた。右肩から左の脇腹にかけて切り裂かれ、そこからは赤黒い液体が大量に流れだしている。
ハナコが急いで止血?に移るも、傷が広くとても対処できるものではなかった。
「このままでは・・・」
「・・・仕方ありません。」
ケイは装備の一つから
青色の炎は、その高温で傷を焼き塞ぐ。ケイは苦しそうに呻くが、これで大量出血?は免れるだろう。
「これでとりあえずは動けます。」
「ダメですよ!そんな傷で無理をしたら・・・」
「彼を・・・ジークを止めなければ・・・」
視線の先にはアズサと交戦するジークの姿。
アズサは障害物やトラップを駆使して戦っているが、どの攻撃も大した傷を与えられていない。
対してジークはアズサを隠れる障害物ごと攻撃し、徐々に隠れる場所を少なくしている。長くは持たないかもしれない。
”ケイ、さっきはありがとう。”
「先生、ご無事でしたか。」
”ごめんね、ケイ。私がうかつに近づいたから・・・”
「いいんですよ。それに先生があれを食らっていたら則、お陀仏でしたよ。・・・それよりも今はジークを止めることが先です。」
今だ暴れまわるジーク。
駆けつけたシスターフッドも戦闘に加わったが、無力化するのは難しそうに見える。
ビームを辺りに撃ちまくり、ビームサーベルを振り回し、頭部バルカンを掃射する。
そんな中、先生はジークと目?があう。
『・・・大人は・・・敵!』
”うそでしょ!?”
ジークは周りにいるアズサやシスターフッドを無視して先生に向けて一直線に突撃してくる。
ケイは頭部に向けてファイアナッツを投擲し、広がる炎で視界を奪う。
しかし、ジークは炎を振り払いながら近づいてくる。
『大人は・・・苦しみを生む元凶・・・敵・・・倒すべき敵‼』
”やめてくれジーク!こんな事だれも望んじゃいない!”
『一々頭に響く声を出す!』
先生に向けてビームが放たれるが、すべて軌道が曲がって外れる。
次にバルカンを放つが、それもすべて外れた。
『ぐぐぐっ・・・先生は?・・・敵?・・・敵ってなんだ?』
”ジーク!”
『しゃべるなぁぁぁぁあぁ‼』
「いい加減にしなさいっ!」
頭を抱え呻くジークの背後からケイが組み付く。
それと同時にアズサやヒフミ、ハナコにコハルも続く。
全身に生徒が取り付いて動きを阻害する為、ジークも振り落とそうと暴れ始める。
そこら中に照準もせずにビームを撃ちまくり、ビームサーベルを振り回す。
”ジーク・・・一体どうしたら・・・アロナ、解析は?”
[ジークさん自体のセキュリティレベルが高すぎて詳しいことは分かりません!]
”くそっ!どうすれば・・・”
ついにアズサが捕まれ投げ飛ばされた。それに続いてヒフミ、ハナコ、コハルと順々に投げ飛ばされていき、最後に残ったケイは必死に抵抗していた。
[先生!解析が終わりました!現在のジークさんはサイコフレームと言うものが取り込んだ人の意識によって暴走している状態です!]
”人の意識?・・・元に戻す方法は何か無い!?”
[えーっと、えーっと・・・ありました!精神感応波と言うものを打ち消す事が出来れば可能です!]
”えー・・・もっと分かりやすくお願い!”
[今ジークさんが取り込んでいる意識より、より強い意識をぶつける事が出来れば!]
”根性って事かい。難しいこと言ってくれるね・・・”
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『・・・・なんだ?ここは。』
宇宙の様な空間。
真っ黒な中に星の様な小さな光がたくさん・・・俺は何を?
たくさんの星からは声が聞こえてくる。
苦しい、つらい、虚しい、悲しい、そんな人の感情が俺を包み込んでくる。
人の意識がお互いに呼び合っている。
薄い紫髪の少女が居る・・・両腕を縛られどこかに連れていかれている。
黒髪ショートの少女が居る・・・早く楽になりたいと嘆いている。
薄緑の髪の少女が居る・・・いつもひもじいと泣いている。
青髪の少女がいる・・・家族を守るために苦しんでいる。
誰もが苦しみ心を、すり減らし、その命を削っている。
助けたい、助けに行きたい。
だが、その行く手を阻む様に黒い手をした何かが壁を作る。
どれだけ振り払っても無限に出てきて行く手を阻む。
苦しむ子供を掴んで引き離す。
それどころか俺すらも掴んで引きずり込もうと引っ張る。
『どう・・・すれば・・・』
伸ばす手は届かず、ただ自身の無力さに嫌気がさす。
この暗闇では他からの光は届かず、星たちは自身を照らすので精いっぱいだ。
他人を照らすほどの光・・・それがここには無かった。
「あ、あの・・・」
『あ?』
突然の声。それは俺の近くから聞こえた。
他よりも少し大きな光を放つ星、いつの間にか近くに来ていたそれは俺に語り掛ける。
「あの、私を助けていただき、ありがとうございます。」
『は?話が見えんのだが・・・』
「詳しいことは向こうで話します・・・それよりも早く目を覚ました方が良いですよ。」
『どういう・・・』
「皆さん、待ってますよ・・・これ以上、悲しい思いをしてほしくありません。」
光が見える。
暖かく、すべてを照らす・・・大きな・・・輝き・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『・・・・お・・・・あ?』
”ジーク‼”
「ジークさん!」
「・・・やっと目を覚ましましたか。」
えーっと、どういう状況だ?
気が付いたらそこら中ボコボコになってるし、みんなもボロボロになってるし・・・ケイはめっちゃ怪我してるし。
『ケイさん!?その傷どうしたの!?』
「・・・覚えてないのですね。あなたがやったんですよ。」
『うぇ!?』
俺が!?いや、行動記録を見返せば・・・マジですやん。
ケイさんに重症負わせて、先生殺しかけて・・・他のみんなも傷つけて・・・
『俺は何してんだ・・・』
「いいんですよ、ジーク。あなたも本意ではなかったでしょう?」
ケイはふらふらしながらもこちらに近づき、俺に寄り掛かってくる。
「ふふっ・・・こうしてあなたが戻ってきてくれましたし・・・私は少し休みます。」
『ちょっ!?・・・寝やがった。』
何とか両手でケイを受け止める。そのまま寝息を立て始めた彼女を横抱きにする。
『・・・先生。』
”なんだい?ジーク。”
『アンドロイドの治療って病院かな?それともエンジニア部?』
今回はここまでです。
最後の辺りで居眠りしながら書いてたから色々抜け落ちてるかもです。
次々回あたりで調印式、そこで使うMSのヒントを言っていいかな?いいよね!?
調印式MSヒント
ジャズが聞こえたら俺が来た合図だ。
それではまた次回・・・
見てみたいパロディ
-
ギレン演説
-
クワトロ演説
-
サンダーボルト
-
デラーズ演説
-
撃てませぇぇん‼
-
逆シャア演説
-
イグルー
-
バーニィのビデオレター
-
偽マフティー
-
リクエスト