問題児たちと龍を司る神が異世界から来るそうですよ?   作:RYUBA

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1話に纏めていたものを分割しました。

流石に7000文字越えは長いと思ったので


では、本編へどうぞ!

11月29日に修正、付け足しをしました


YES!ウサギが呼びました!
龍神が話を聞くようだ


 

 

 

 

「────あ、あり得ない。あり得ないのですよ。まさか話を聞いてもらうために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはこのような状況を言うに違いないデス」

 

 

「いいからさっさと進めろ」

 

 

黒ウサギは半ば本気の涙を瞳に浮かばせてるが、話を聞いてもらえる状況は作ることに成功した。四人は黒ウサギの前に座り、話を『聞くだけ聞こう』という程度には耳を傾けている

 

 

「それでは良いですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いますよ?さぁ、言います!「だが、断わろう」言います!!ようこそ、"箱庭の世界"へ!我々は御四人様にギフトを与えられた者達だけが参加できる『ギフトゲーム』への参加資格をプレゼンさせていただこうかと召喚いたしました!」

 

 

「ギフトゲーム?」

 

 

「そうです!既に気づいてらっしゃるでしょうが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます。『ギフトゲーム』はその"恩恵"を用いて競いあう為のゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活できる為に造られたステージなのでございますよ!」

 

 

両手を広げ、箱庭をアピールしている黒ウサギに、飛鳥は質問するため、挙手した

 

 

「まず初歩的な質問していい?貴女の言う"我々"とは貴女を含めた誰かなの?」

 

 

「YES!異世界から呼び出されたギフト保持者は箱庭で生活するにあたって、数多とある"コミュニティ"に必ず属していただきます♪」

 

 

「嫌だね」

 

 

「面倒だな」

 

 

「属していただきます!そして『ギフトゲーム』の勝者はゲームの"主催者(ホスト)"が提示した賞品をゲットできるというとってもシンプルな構造となっております」

 

 

「.............."主催者"って誰?」

 

 

「様々ですね。暇を持て余した修羅神仏が人を試すための試練と称して開催されるゲームもあれば、コミュニティの力を誇示するために独自で開催するグループもございます。特徴としては、前者は自由参加が多いですが"主催者"が修羅神仏なだけあって凶悪かつ難解なものが多く、命の危険もあるでしょう。しかし、見返りは大きいですね。"主催者"次第ですが、新たな"恩恵(ギフト)"を手にすることも夢ではありません。後者は参加をするためにチップを用意する必要があります。参加者が敗退してしまえばそれらはすべて"主催者"のコミュニティに寄贈されるシステムです」

 

 

「後者は結構俗物ね.........チップには何を?」

 

 

「それは様々ですね。金品、土地、利権、名誉、人間.........そしてギフトを賭けあうことも可能です。新たな才能を他人から奪えばより高度なギフトゲームに挑むことも可能にでしょう。ただし、ギフトを賭けた戦いに負ければ当然───御自身の才能も失われるのであしからず」

 

 

黒ウサギは笑顔を浮かべたが黒い影を見せる

挑発ともとれそうなその笑顔に、同じく挑発的な声音で久遠は問う

 

 

「そう、なら最後にもう1つだけ質問してもらってもいいかしら?」

 

 

「どうぞどうぞ♪」

 

 

「ゲームそのものはどうすれば始められるの?」

 

 

「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければOK!商店街でも商店が小規模のゲームを開催しているので、よかったら参加していってくださいな♪」

 

 

久遠は黒ウサギが発言したことに片眉をピクリとあげる

 

 

「簡単に言ってしまえば、『ギフトゲーム』は箱庭の法そのもの、という事で良いのか?」

 

 

俺がそう言うと、久遠は少し不機嫌になり、黒ウサギは、お?と驚く

 

 

大方、久遠は言いたい事を俺に言われたからだろう

 

 

「ふふん?中々鋭いですね。しかしそれは八割正解の二割間違いです。我々の世界でも、強盗や窃盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。ギフトを用いた犯罪など、もってのほか!そんな不逞な輩は(ことごと)く処罰します───が、しかし!『ギフトゲーム』の本質は全く逆!一方の勝者だけが全てを手にするシステムです。店頭に置かれている商品も、店側が提示したゲームをクリアすればタダで手にすることも可能だということですね」

 

 

「そう、中々野蛮ね」

 

 

「ごもっとも。しかし"主催者"は全て自己責任でゲームをおりますので、奪われるのが嫌な腰抜けは初めからゲームに参加しなければいいだけの話でございます」

 

 

黒ウサギは一通り説明を終えたらしく、1枚の封書を取り出した

 

 

「さて。皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございますが、それらを全て語るには少々御時間がかかるでしょう。新たな同士の候補である皆さんを何時までも野外に出しておくには忍びないので、ここから先は我らのコミュニティでお話させていただきたいのですか.........よろしいですか?」

 

 

「最後に質問して良いか?」

 

 

「待てよ。まだ俺が質問してないだろ」

 

 

俺と、静聴していた逆廻が威圧的な声を上げて立つ

逆廻がずっと浮かべていた軽薄な笑顔が無くなってる事に気づいた黒ウサギは構えるようにして聞き返してきた

 

「..............どういった質問です?ルールですか?ゲームそのものですか?」

 

 

「逆廻、先に質問させて貰っても良いか?すぐに終わる質問だ。後でも構わないが」

 

 

「いや、先にして良いぜ」

 

 

「すまないな..........さて、では質問だ黒ウサギ。俺は特に気にしてはいないが、元の世界には戻る事は可能なのか?」

 

 

「.........残念ですが黒ウサギにもわかりません」

 

 

「..........そうか、わからないのなら仕方がない。手間を取らせて悪かったな。逆廻、質問して大丈夫だ」

 

 

「あぁ..........じゃあ質問させてもらうが、ルールとかそんなものは()()()()()()。腹の底からどうでもいいぜ、黒ウサギ。ここでオマエに向かってルールを問いただした所で何かが変わるわけじゃねぇんだ。世界のルールを変えようとするのは革命家の仕事であって、プレイヤーの仕事じゃねぇ。俺が聞きたいのはたった1つ、手紙に書いてあった事だけだ」

 

 

逆廻は黒ウサギから視線を外して俺達を見た後、巨大な天幕により覆われた都市に視線を向ける

 

逆廻は何もかも全てを見下すような視線で

 

 

「この世界は.........()()()()?」

 

と、言った

 

 

「─────」

 

 

俺も、そして久遠と春日部も無言で黒ウサギの返事を待つ

 

俺達を箱庭に呼んだ手紙には

 

『家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨てて箱庭に来い』と

 

これに見合うだけの催し物があるのかどうかこそ、3人にとっては一番重要だった

 

俺は面白く無くても、不満は特に無い

 

「───YES。『ギフトゲーム』は人を越えた者達だけが参加出来る神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」

 

 

黒ウサギの言葉に、俺は好奇心が出てきてしまった

 

 

 




どうでしたか?

分割しましたが、これ位が調度良いですよね?


そして主人公のヒロインを決めたいので、


アンケートを取ります!期限は10月17日までにしようと思います


では、また見てください!

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