問題児たちと龍を司る神が異世界から来るそうですよ?   作:RYUBA

7 / 10
どうも!蒼い龍刃改め、RYUBAです!

名前を変えたのは気まぐれなので

いつか戻ります

それと、先に読者の皆様に謝ります

ゴメンナサイ!!m(__)m


オリジナルを混ぜたら9000文字を越えました(^_^;)

途中読みにくいと思いますが
仕方無いと割り切って下さいm(__)m

それでは、本編へどうぞ!


龍神が決闘をするようだ

刹那、俺達の視界に爆発的な変化が起きた

 

俺達が投げ出されたのは、白い雪原と凍る湖畔───そして、()()()()()()()()()()()()()

 

「「「.....なっ.........!?」」」

 

 

「ほう.........」

 

逆廻達は息を呑んでいるらしいが

俺は驚かず、興味を持った

 

唖然と立ち竦む逆廻達と普通に立つ俺に

もう一度白夜叉が問いかけてきた

 

「今一度名乗り直し、問おうかの。私は"白き夜の魔王"───太陽と白夜の星霊・白夜叉。おんしらが望むのは、試練への"挑戦"か?それとも対等な"決闘"か?」

 

 

「水平に廻る太陽と.........そうか、()()()()。あの水平に廻る太陽やこの土地は、オマエを表現してるって事か」

 

 

「如何にも。この白夜の湖畔と雪原。永遠に世界を薄命に照らす太陽こそ、私が持つゲーム盤の一つだ」

 

 

「これだけ莫大な土地がただのゲーム盤.........!?」

 

 

「如何にも。して、おんしらの返答は?"挑戦"であるならば、手慰み程度に遊んでやる。───だがしかし"決闘"を望むなら話は別。魔王として、命と誇りの限り戦おうではないか」

 

 

「..............っ」

 

久遠と春日部はともかく、逆廻でさえ即答しなかった

俺は皆の返事を聞いてから言う事にしよう

 

しばしの静寂の後、諦めたように笑う逆廻がゆっくり挙手し、

 

「参った。やられたよ。降参だ、白夜叉」

 

 

「ふむ?それは決闘ではなく、試練を受けるという事かの?」

 

 

「あぁ。これだけのゲーム盤を用意出来るんだからな。アンタには資格がある。───いいぜ。今回は黙って()()()()()()()、魔王様」

 

本人としては最大限の譲歩なのだろう

だが、『試されてやる』とは、可愛らしい意地の張り方だな

思わず吹き出しそうになった

白夜叉は堪えきれず笑っていたが、笑いを噛み殺して俺達に問う

 

「く、くく.............して、他の童達も同じか?」

 

 

「.........えぇ。私も、試されてあげてもいいわ」

 

 

「右に同じ」

 

ふむ、皆"試練"か

俺が黙っていると黒ウサギが介入してきた

 

「も、もう!お互いにもう少し相手を選んでください!"階層支配者"に喧嘩を売る新人と、新人に売られた喧嘩を買う"階層支配者"なんて、冗談にしても寒すぎます!それに白夜叉様が魔王だったのは、もう何千年も前の話じゃないですか!!」

 

 

「何?じゃあ元・魔王様って事か?」

 

 

「はてさて、どうだったかな?して、おんしはどうする?"挑戦"か?"決闘"か?」

 

そう聞かれたので俺は

 

「決闘だ」

 

と、即答した

 

「ほう?」

 

 

「ちょ、刃さん!?話聞いておりましたか!?」

 

 

「あぁ。聞いていたさ」

 

 

「ならやめてくださいよ!!」

 

 

「だがな、俺は()()()()()()()()()()()

 

 

「ほう?おんしは私に勝てると思っていると?」

 

白夜叉から威圧されるが、この程度か。話にならないな

俺以外はキツそうだけどな

 

「なら生物の頂点に勝てると.........」ボソッ

 

 

「何?」

 

 

「気にするな。試練はやらなくて良いのか?」

 

 

「気になるが.........そうだな。先におんしらの方を終わらせよう」

 

白夜叉が言い終えた瞬間

彼方にある山脈から甲高い声が聞こえた

 

春日部はこの声に逸早く反応した

 

「何、今の鳴き声。初めて聞いた」

 

 

「ふむ.........あやつか。おんしら三人を試すには打って付けかもしれんの」

 

 

「グリフォン..............嘘、本物!?」

 

 

「フフン、如何にも。あやつこそ鳥の王にして獣の王。の全てを備えた、ギフトゲームを代表する獣だ」

 

白夜叉が手招きするとグリフォンが白夜叉の元に降りて、深く頭を下げた

礼を示してるんだろうな

 

「さて、肝心の試練だがの。おんしら三人とこのグリフォンで"力"、"知恵"、"勇気"の何れかを比べ合い、背に跨がって湖畔を舞う事が出来ればクリア、という事にしようか」

 

 

 

『ギフトゲーム名"鷲獅子の手綱"

 

 

・プレイヤー一覧

 

 

逆廻 十六夜

 

久遠 飛鳥

 

春日部 耀

 

 

・クリア条件

 

グリフォンの背に跨がり、湖畔を舞う。

 

・クリア方法

 

"力"、"知恵"、"勇気"の何れかでグリフォンに認められる。

 

 

・敗北条件

 

降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

 

宣誓

 

上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します

 

"サウザンドアイズ"印』

 

 

「私がやる」

 

読み終わるや否や春日部が綺麗な挙手をした。

 

『お、お嬢.........大丈夫か?なんや獅子の旦那より遥かに怖そうやしデカイけど』

 

 

「大丈夫、問題ない」

 

 

「ふむ。自信があるようだが、コレは結構な難物だぞ?失敗すれば大怪我では済まんが」

 

 

「大丈夫、問題ない」

 

キラキラと光る瞳をグリフォンを向けている春日部

 

長年探していた宝物を見つけた子供のように、その瞳は輝いている

 

逆廻と久遠は呆れたように苦笑いを漏らしていた

 

「OK、先手は譲ってやる。失敗するなよ」

 

 

「気をつけてね、春日部さん」

 

 

「まぁ、楽しんでこい」

 

 

「うん。頑張る」

 

頷いてグリフォンに駆け寄っていった

 

(..........凄い。本当に上半身は鷲で、下半身が獅子なんだ)

 

「え、えーと。初めまして、春日部耀です」

 

 

『!?』

 

 

「ほう..............あの娘、グリフォンと言葉を交わすか」

 

グリフォンの背に跨がる方法は、俺が知る限り二つある

 

一つは力比べ等で勝利する。屈服させる事で背に跨がる方法

 

二つ目は心を認められる事。誇り高い彼らに認められ跨がる方法だ

 

春日部は言葉を交わす事が出来るなら、春日部に有利な条件で交渉出来るかもしれない

 

春日部は大きく息を吸い、一息に述べる

 

「私を貴方の背に乗せ.........誇りを睹けて勝負しませんか?」

 

 

『.........何.........!?』

 

何を言っているのか()()状態では分からないが、グリフォンの目には闘志が宿る

気高い彼らにとって、『誇りを睹けろ』とは挑発にしか聞こえないんだろう

 

春日部が返事を待たずに交渉を続ける

 

「貴方が飛んできたあの山脈。あそこを白夜の地平から時計回りに大きく迂回し、この湖畔を終着点と定めます。貴方は強靭な翼と四肢で空を駆け、湖畔までに私を振るい落とせば勝ち。私が背に乗っていられたら私の勝ち。.........どうかな?」

 

考えたな。この条件なら力と勇気の双方を試す事が出来る。

だが、グリフォンは不満な様だ

 

『娘よ。お前は私に"誇りを睹けろ"と持ちかけた。お前の述べる通り、娘一人振るい落とせないならば、私の名誉は失墜するだろう。───だがな娘。誇りの対価に、お前は何を睹す?』

 

 

「命を睹けます」

 

即答した。黒ウサギと久遠から驚きの声が上がった

 

「だ、駄目です!」

 

 

「か、春日部さん!?本気なの!?」

 

 

「貴方は誇りを睹ける。私は命を睹ける。もし転落して生きていても、私は貴方の晩御飯になります。.........それじゃ駄目かな?」

 

 

『.........ふむ......』

 

春日部の提案にますます慌てる久遠と黒ウサギだが、それを俺と逆廻、白夜叉は厳しい声で制す。

 

「双方、下がらんか。これはあの娘から切り出した試練だぞ」

 

 

「あぁ無粋な事はやめとけ」

 

 

「心配しすぎるのは、侮辱に変わるぞ?」

 

 

「そんな問題ではございません!!同士にこんな分の悪いゲームをさせるわけには───」

 

 

「大丈夫だよ」

 

春日部が此方に振り向きながら久遠と黒ウサギに頷く

 

グリフォンがしばし考える仕草を見せた後、頭を下げ、背に乗るように促した

 

『乗るがいい、若き勇者よ。鷲獅子の疾走に耐えられるか、その身で試してみよ』

 

春日部が頷いて手綱を握り、グリフォンの背に乗る

 

春日部が鷲獅子の強靭で滑らかな肢体を擦りつつ、満足そうに囁く

 

「始める前に一言だけ。.........私、貴方の背中に跨がるのが夢の一つだったんだ」

 

 

『───そうか』

 

その後、グリフォンは春日部を乗せ、飛び出して行った

 

 

 

 

 

 

 

 

グリフォンが飛び出してから少し経ち

グリフォンとグリフォンに乗っている春日部が見えた

 

そして春日部の勝利が決定した瞬間───春日部の手から手綱が外れた

 

『何!?』

 

 

「春日部さん!?」

 

春日部が突風に吹き飛ばされた様に舞って、慣性のまま打ち上がる。

 

黒ウサギが助けに行こうとしたが、逆廻が黒ウサギの手を、俺が黒ウサギの肩を掴む

 

「は、離し───」

 

 

「「待て!まだ終わってない!」」

 

すると、ふわっと春日部の体が翻る。

慣性を殺すような緩慢な動きはやがて春日部の落下速度を衰えさせて、遂には湖畔に触れる事がなく飛翔した

 

「.........なっ」

 

俺以外の全員が絶句した。

俺は絶句するよりも、一つの感情が先に出ていた

 

それは

 

「..............面白い」

 

ふわふわと泳ぐように不馴れな飛翔をしている春日部に、呆れたように笑う逆廻が近付いていった

 

「やっぱりな。お前のギフトって、他の生き物の特性を手に入れる類だったんだな」

 

 

「.........違う。これは友達になった証。けど、いつから知ってたの?」

 

 

「ただの推測。お前、黒ウサギと出会った時に"風上に立たれたら分かる"とか言ってたろ。そんな芸当はただの人間には出来ない。だから春日部のギフトは他種とコミュニケーションをとるわけじゃなく、他種のギフトを何らかの形で手に入れたんじゃないか.........と推察したんだが、それだけじゃなさそうだな。あの速度を耐えられる生物は地球上にはいないだろうし?」

 

春日部が逆廻の興味津々な視線をフイッと避ける

すると三毛猫が春日部に駆け寄り肩に乗る

 

『お嬢!怪我はないか!?』

 

 

「うん、大丈夫。指がジンジンするのと服がパキパキになったぐらい」

 

春日部が三毛猫を撫でていると、拍手を送る白夜叉と、感嘆の眼差しで見つめるグリフォンを確認した

 

『見事。お前が得たギフトは、私に勝利した証しとして使って欲しい』

 

 

「うん。大事にする」

 

 

「いやはや大したものだ。このゲームはおんしの勝利だの。.........ところで、おんしの持つギフトだが。それは先天性か?」

 

 

「違う。父さんに貰った木彫りのおかげで話せるようになった」

 

 

「木彫り?」

 

首を傾げる白夜叉

 

『お嬢の親父さんは彫刻家やっとります。親父さんの作品でワシらとお嬢は話せるんや』

 

そこに三毛猫の説明が入った。白夜叉は分かったようだが、俺にはニャーニャー言ってるだけにしか聞こえない

 

「ほほう.........彫刻家の父か。よかったらその木彫りというのを見せてくれんか?」

 

春日部が頷き、ペンダントにしていた丸い木彫り細工を取り出す

 

渡された白夜叉は木彫りを見つめて、急に顔を顰める

 

久遠と逆廻も隣から木彫り細工を覗きこんだ為、前から覗きこむ

 

「複雑な模様ね。何か意味があるの?」

 

 

「意味はあるけど知らない。昔教えてもらったけど忘れた」

 

 

「.........これは」

 

白夜叉だけではなく、逆廻と黒ウサギも神妙な顔をして鑑定に参加する

なので俺も参加した

 

参加した時に黒ウサギが首を傾げて春日部に問う

 

「材質は楠の神木.........?神格は残ってないようですが.........この中心を目指す幾何学線.........そしてそして中心に円状の空白.........もしかしてお父様の知り合いには生物学者がおられるのでは?」

 

 

「うん。私のお母さんがそうだった」

 

 

「生物学者ってことは、やっぱりこの図形は系統樹を表してるのか白夜叉?」

 

 

「おそらくの.........ならこの図形はこうで.........この円形が収束するのは.......いや、これは.........これは、凄い!!本当に凄いぞ娘!!本当に人造ならばおんしの父は神代の大天才だ!まさか人の手で独自の系統樹を完成させ、しかもギフトとして確立させてしまうとは!コレは正真正銘"生命の目録"と称して過言ない名品だ!」

 

興奮したように声を上げる白夜叉

春日部が不思議そうに小首を傾げて問う

 

「系統樹って、生物の発祥と進化の系譜とかを示すアレ?でも母さんの作った系統樹の図はもっと樹の形をしていたと思うけど」

 

 

「うむ、それはおんしの父が表現したいモノのセンスが成す業よ。この木彫りをわざわざ円形にしたのは生命の流転、輪廻を表現したもの。再生と滅び、輪廻を繰り返す生命の系譜が進化を遂げて進む円の中心、即ち世界の中心を目指して進む様を表現している。中心が空白なのは、流転する世界の中心だからか、生命の完成が未だに視えぬからか、それともこの作品そのものが未完成の作品だからか。───うぬぬ、凄い。凄いぞ。久しく想像力が刺激されとるぞ!!実にアーティスティックだ!おんしさえ良ければ私が買い取りたいぐらいだの!」

 

 

「ダメ」

 

あっさり断って白夜叉から木彫り細工を取り上げる春日部

白夜叉は気に入っていた玩具を取られた子供のようにションボリしていた

 

取り合えず割り込む

 

「悪いが白夜叉。俺は早く決闘をしたいんだが?」

 

 

「そうか。ならば決闘を始めようではないか」

 

先程と同様に羊皮紙が現れる

 

それを手に取り、読んでみる

 

『ギフトゲーム名"白夜と夜叉、輝く龍刃"

 

 

・ホストマスター"白き夜の魔王"白夜叉

 

 

・プレイヤー

 

輝龍刃

 

 

・クリア条件

 

ホストマスターの打倒。ホストマスターの降参。

 

・クリア方法

 

己の力でホストマスターを打倒する。

 

ホストマスターが負けを認める。

 

・敗北条件

 

ホストマスターの殺害。

 

プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。

 

宣誓

 

上記を尊重し、ホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

 

"白き夜の魔王"印』

 

 

「刃さん!やはり無茶ですよ!!」

 

 

「白夜叉」

 

 

「どうした?」

 

 

「あいつらに被害が行かない様にしてくれ」

 

 

「もうしておるよ」

 

 

「そうか.........じゃあ、早速始めようぜ」

 

 

「ハァ!!」

 

早速白夜叉から攻撃が飛んできたが

 

「この程度か?」

 

手を振るだけで打ち払う

 

「今のは小手調べじゃ!!」

 

 

「ほう?」

 

白夜叉から先程の数倍の威力と数の攻撃がやってくる

それを俺はその場から動かずに、手で打ち払ったりして避ける

 

「懐がガラ空きじゃぞ!!」

 

何時の間にか接近していた白夜叉に、強烈な右ストレートを腹に入れられる

俺はその衝撃で後ろに吹っ飛ぶ

 

「刃さん!?」

 

黒ウサギが叫ぶ

俺は数回地面をバウンドして、ようやく止まる

地面に仰向けで倒れている状態でいると

 

「何じゃ、つまらん。この程度か」

 

と、白夜叉からありがたい挑発を頂いた

 

.........少しイラッと来たな

 

「なぁ、白夜叉」

 

 

「!?」

 

白夜叉が驚く

 

まぁ力を出して無かったからな

俺は白夜叉が驚いているのを気にせずに立ち上がる

 

「俺がさっき、和室で言った事覚えてるか?」

 

 

「何じゃ?」

 

 

「"龍に神格を与えれば、純血の龍を上回る龍神になる"」

 

 

「それがどうした?」

 

 

「ここで白夜叉に質問だ。お前は生物の頂点に勝てるか?」

 

 

「.........何?」

 

 

「白夜叉以外の皆に問題だ。俺がいた世界では、"一体の祖龍から一体の龍神が生まれ、その龍神から数体の龍が生まれ、その龍から生命が生まれた"と伝説にはある。じゃあ龍から生まれた人間の種族は何だと思う?」

 

「.........龍人?」

 

春日部が答える

 

「久遠は?」

 

 

「同じく龍人かしら?」

 

 

「逆廻は?」

 

 

「人間か?」

 

 

「黒ウサギは?」

 

 

「え?えっと、龍でございますか?」

 

 

「この問題の正解は逆廻だ。龍から生まれた人間は、人間と言う種族に変わった。だから龍人でもなければ、龍でもない」

 

 

「で?この話とさっきの話に一体何の関係があるんだ?」

 

 

「まぁ待て、さっきの伝説には続きがある。"数体の龍より生まれた生命に、人間と言う種族が生まれた。人間は龍とは別の生き物に変わり、龍の血を受け継ぐ事は無くなった。だが、いつか龍の血を受け継ぐ人間が現れるだろう。その人間は蒼い髪を持ち、瞳の色が異なるだろう。その人間を崇拝したまえ。その人間が死した後、その人間は龍神に生まれ変わるのだから".........ここまで聞けば分かる筈だ」

 

 

「まさか.........」

 

 

「その"龍の血を受け継ぐ人間"って」

 

 

「刃君の事!?」

 

まぁここまで言えば分かるよな

 

「御名答。.........さてと、白夜叉。もう一度聞くぞ、お前は生物の頂点......いや、生命の頂点に勝てるか?」

 

諦めてくれれば助かるが.........

 

「そんなもの.........やってみなければわからんだろう!!」

 

やはり、白夜叉は諦めずに俺に攻撃してくる

 

..............仕方無い

 

「悪く思うなよ?白夜叉」

 

俺は白夜叉に一瞬で近寄り、頭を掴んで地面に叩き付けた

地面にはヒビがはいり、クレーターが出来る

叩き付けられた衝撃で白夜叉は気絶した

 

「「「「..................はぁ!?」」」」

 

黒ウサギと問題児三人は驚いていた

 

.........まぁ驚くか、元魔王が気絶したんだからな

 

「俺の勝ち.........だな、白夜叉」

 

 

「まさか気絶させられるとは....」

 

 

「まぁ3割の力出したからな、仕方無い」

 

 

「あれで3割って.........」ボソッ

 

 

「えぇ.........何なのかしらね...」ボソッ

 

 

「ヤハハハハ!面白ぇ!!」

 

 

「さて、黒ウサギ。本題を忘れているぞ?」

 

 

「!そ、そうでした!!今日は白夜叉様に皆様のギフトの鑑定をお願いしたかったのですけど」

 

 

「よ、よりにもよってギフト鑑定か。専門外どころか無関係もいいところなのだがの」

 

白夜叉が着物の裾を引きずりながら、俺達の顔を両手で包んで見つめてくる

 

「どれどれ.........ふむふむ............うむ、四人ともに素養が高いのは分かる。しかしこれではなんとも言えんな。おんしらは自分のギフトの力をどの程度に把握している?」

 

 

「企業秘密」

 

 

「右に同じ」

 

 

「以下同文」

 

 

「察しろ、白夜叉」

 

 

「うぉぉぉぉい!?いやまぁ、仮にも対戦相手だったのものにギフトを教えるのが怖いのは分かるが、それじゃあ話が進まんだろうに。それに何じゃ!察しろって!!」

 

 

「別に鑑定なんていらねぇよ。人に値札貼られるのは趣味じゃない」

 

ハッキリと拒絶するように言う逆廻

同意するように頷く春日部と久遠

 

「ふむ。何にせよ"主催者"として、星霊のはしくれとして、試練をクリアしたおんしらと、決闘に勝ったおんしには"恩恵(ギフト)"を与えねばならん。ちょいと贅沢な代物だが、コミュニティ復興の前祝いとしては丁度良かろう」

 

白夜叉がパンパンと柏手を打つ。すると俺達の眼前に光り輝く四枚のカード現れる

 

カードにはそれぞれの名前と、体に宿るギフトを表すネームが記されていた

 

 

コバルトブルーのカードに逆廻十六夜・ギフトネーム"正体不明(コードアンノウン)"

 

ワインレッドのカードに久遠飛鳥・ギフトネーム"威光(いこう)"

 

パールエメラルドのカードに春日部耀・ギフトネーム"生命の目録(ゲノムツリー)"、"ノーフォーマー"

 

メタルブルーのカードに輝龍刃・ギフトネーム"龍神"、"龍の図鑑(ドラゴンズブック)"、"形態変化(フォームチェンジ)"、"種族変化(タイプチェンジ)"、"想像と創造(イメージクリエイト)"、"???"、"????"

 

 

それぞれの名とギフトが記されたカードを受け取る

 

黒ウサギは驚いたような、興奮したような顔で俺達のカードを覗きこむ

 

「ギフトカード!」

 

 

「お中元?」

 

 

「お歳暮?」

 

 

「お年玉?」

 

 

「お土産?」

 

 

「ち、違います!というかなんで皆さんそんなに息が合ってるのです!?このギフトカードは顕現しているギフトを収納できる超高価なカードですよ!耀さんの"生命の目録"だって収納可能で、それも好きな時に顕現できるのですよ!」

 

 

「「つまり素敵アイテムって事でオッケーか?」」

 

 

「だからなんで適当に聞き流すんですか!あーもうそうです、超素敵なアイテムなんです!」

 

黒ウサギに叱られながら俺達はそれぞれのカードを物珍しそうに見つめる

 

「我らの双女神の紋のように、本来はコミュニティの名と旗印も記されるのだが、おんしらは"ノーネーム"だからの。少々味気ない絵になっているが、文句は黒ウサギに言ってくれ」

 

 

「ふぅん.........もしかして水樹って奴も収納できるのか?」

 

何気なく水樹にカードを向ける逆廻

すると水樹は光の粒子になってカードの中に呑み込まれた

逆廻のカードを見ると、溢れるほどの水を生み出す樹の絵が差し込まれ、ギフト欄の"正体不明"の下に水樹の名前が並んでいる

 

「おぉ?これ面白いな。もしかしてこのまま水を出せるのか?」

 

 

「出せるとも。試すか?」

 

 

「だ、駄目です!水の無駄遣い反対!その水はコミュニティの為に使ってください!」

 

チッ、とつまらなそうに舌打ちする逆廻

 

「そのギフトカードは、正式名称を"ラプラスの紙片"、即ち全知の一端だ。そこに刻まれるギフトネームとはおんしらの魂と繋がった"恩恵(ギフト)"の名称。鑑定は出来ずともそれを見れば大体のギフトの正体が分かるというもの」

 

 

「へぇ?じゃあ俺のはレアケースなわけだ?」

 

白夜叉が逆廻のギフトカードを覗きこむ

 

「いや、そんな馬鹿な」

 

逆廻のギフトカードを覗いていた白夜叉が、逆廻のギフトカードを取り上げる

 

「"正体不明(コードアンノウン)"だと.........?いいやありえん、全知である"ラプラスの紙片"がエラーを起こすはずなど」

 

 

「何にせよ、鑑定は出来なかったって事だろ。俺的にはこの方がありがたいさ」

 

逆廻が白夜叉からパシッとギフトカードを取り上げる

 

「んで、刃のギフトは何なんだ?」

 

 

「ん?あぁ、見るか?」

 

俺は皆に見えるようにギフトカードを差し出す

すると皆が驚いた

 

「な、何ですかコレ!?」

 

 

「ギフトを持ちすぎじゃないかしら!?」

 

 

「これは、可笑しい」

 

 

「ギフトを大量に保持しているのも驚きじゃが、?って何じゃ?って!?」

 

 

「オイオイオイオイ刃!!訳わかんねぇギフトが多いぞ!?説明してくれよ。てか説明しろ!!」

 

因みに、上から黒ウサギ、久遠、春日部、白夜叉、逆廻だ

 

「わかったから落ち着いてくれ。少し長くなるが良いか?」

 

 

「うむ、構わんぞ」

 

 

「じゃあ説明するぞ」

 

 

こうして俺はギフトの説明をする事になった

 

 

だが、俺は予想をしていなかった

 

ギフトの説明中に、あんな事が起きるとは知らずに

 

 




どうでしたか?

まずは一言

お疲れ様ですm(__)m

次回は刃君のギフトの詳しい?説明です

最後のは又伏線ですかね?

本編で刃君が言っていた事が分からない人が絶対いると思うので、説明します

何故、刃君が生命の頂点なのかと言うと

刃君が話した伝説に

龍神から数体の龍が生まれ、その龍から生命が生まれた

と、ありますよね?

龍が生命を生み出し、生命を生み出した龍を、龍神が生み出したので、龍神である刃君が生命の頂点なのです

祖龍は生命の頂点じゃ収まらないので、龍神が頂点になっています

説明力が皆無ですが、分かって頂けると幸いです(^_^;)

それでは、誤字、脱字、コメント等をお待ちしております!
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