問題児たちと龍を司る神が異世界から来るそうですよ? 作:RYUBA
遅くなった理由はと言いますと
他の方の小説を見たり、受験関係の事をやってたりしました
書こうとは思っていて、少しずつ書いてはいたんですけどね
そして、何時の間にかお気に入りが100を突破!!
こんな駄文を見てくださり、感謝感謝です!
今回は殆どオリジナルです。殆ど会話です
それと、刃君のギフトの1つの伏線があります!
伏線なのに、気付きにくいですけどね!
それでは、本編をどうぞ!
白夜叉とのギフトゲームを終え、噴水広場を越えて、"ノーネーム"の居住区画に向かって歩いていると
「なぁ、刃」
逆廻から声をかけられた
「ん?どうした逆廻」
因みに、ショタは解除されて戻ってる
「お前さ、"サウザンドアイズ"に行った時に口調が変わって一人称が"僕"になってたが、どうしたんだ?」
「それ、私も気になる」
「私も気になるわ」
それを聞かれるとは..............
「...あー............................いや、な........昔から少しでもキレるとあんな風に口調が変わるんだよ。.........因みに言うと、さっきのは本当に少しだけしかキレてないからな」
「マジか。んじゃあ本気でキレるとどうなんだ?」
「..........................................気になるか?」
「あぁ」
「えぇ」
「うん」
黒ウサギは先に進んでて気付いてないか..............好都合だが、問題児組は気になるのかよ.........あんまり言いたくないんだけどな
「仕方無い..............聞いてからの文句は受け付けないからな」
聞いたのは逆廻達だからな、俺は悪くない
「俺達が聞いたのに文句を言うかよ」
それは結構な事だな、文句を言われないのはありがたい
「それじゃあ話すが、昔に神の集まりがあってな。俺も龍神だから参加してたんだよ。で、集まりに行ってみたら、俺以外の参加してた神全員............神だから全柱が純血と言うか、純粋な神。簡単に言えば、俺みたいな龍神とかじゃなくて、女神とか戦神とかの神だけでな。龍神としての本来の姿が人以外は俺だけで、特にとやかく言う神は居なかったんだが、その頃に力が認められて神になった奴がいてな。俺の神の種族を聞いて嘲笑って来やがった。それだけなら良いんだけどよ?最後には、俺から生まれた種族は下等な種族とか言ったからな。そこで俺は
この先は結構やらかしたからな
「どうした?」
「この先を言うべきか迷ってな」
「大丈夫よ、気にしないから」
「俺も気にしないぜ」
「以下同文」
そんなに聞きたいのかよ.........
「わかったよ。..............で、ブチギレた俺はその神の頭を掴んで地面に叩き付けた後、頭を掴んだまま持ち上げて近くの壁に投げつけて、壁にめり込んだ神の腹を本気で..................100発位殴って壁から取り出して真上に放り投げて、龍神の力を本気で使って消し飛ばし
「消し飛ば.........ん?消し飛ばし
「あぁ、他の神に止められた。参加してた神の5割が俺を止める為に動いてたな。..............本当は消し飛ばすつもりだったけどな?止められたから仕方無く半殺しで済ませた」
「仕方無くで半殺しかよ.........ってそれ半殺しで済まないだろ.................」
「刃を止める為に5割の神様が動いたって事は.........」
「それ程刃君の力が強いのでしょうね.........」
「「「刃(君)って本当にチートだよな(だよね)(よね)」」」
「うるせぇ。まぁ、止められた時にも一悶着あったけどな」
「何があったの?」
「さっき俺を止めた5割の神なんだが、全員女子だったんだよ。まぁ、俺も女子に攻撃しないから妥当な判断なんだが。因みに、残りの5割は俺を含めた男子な。それで、俺を止める為に俺の背中に抱き付いたり、前から抱き付いたりしてきたんだよ、俺が半殺しにした神は放置で。まぁ、抱き付いたりした神は俺から離れた後に全員顔赤くしてたけど。で、それを見た残りの男子神達が俺に攻撃してきた」
「嫉妬か」
「嫉妬ね」
「...嫉妬」
「嫉妬かどうかは知らん..............まぁ、何らかの理由で俺に攻撃してきたんだよ。俺は何もして無いのによ」
「「「.......................鈍感(ね)(だな)」」」ボソッ
「...何だよ」
「...何でもねぇよ。それで?」
「その5割の神が俺を攻撃する時に周りを見ないで攻撃してきたから、俺の周りに居た女子神達に確実に男子神達の攻撃が当たるんだよ。それに気づいて俺が龍翼を最大まで広げて女子神達を庇ったんだが、それを良い事に俺に集中砲火してきてよ。ただでさえイラついてたのにそんな事されたらムカつくだろ?だからその男子神達をオーバーキルした」
「「「オーバーキル!?」」」
「あぁ、オーバーキル。殺してはないが。.........そういえばオーバーキルしてる時に、"執行"って言葉が頭に浮かんだ」
「"執行"?」
「あぁ。何も執行して無いんだけどな..............で、オーバーキルをした後は女子神達と俺しか残ってなかったから俺は帰ったんだけど、それから女子神達だけの集まりとかに絶対に呼ばれる様になった。けどな?俺がその集まりに行く度に絶対面倒事が起きるから、俺が解決する羽目になるんだよ」
「その面倒事って何かしら?」
「ん?例えば..............急に仲良く話してた女子神達が喧嘩したり、女子神達の集まりに何者かに乱入されたり、地球に女子神達の荷物持ちで付いて行ったら強盗に襲われたりとかだな」
「呪われてるだろ」
「確かに呪われてるかもな」
そんな事を話しながら歩いていると、"ノーネーム"の住居区画の門前に着いた
ふと門を見上げてみると旗が掲げてあった名残みたいな物が見えた
「この中が我々のコミュニティでございます。しかし本拠の館は入口から更に歩かねばならないので御容赦ください。この近辺はまだ戦いの名残がありますので..............」
「戦いの名残?噂の魔王って素敵ネーミングな奴との戦いか?」
「は、はい」
「ちょうどいいわ。箱庭最悪の天災が残した傷跡、見せてもらおうかしら」
先程の1件があり久遠は機嫌が悪いな。プライドが高い久遠は虫の様に見下されたのが気に食わないんだろうな
黒ウサギが躊躇いつつ門を開けた。乾いた風が門の向こうから吹き抜ける
砂塵から顔を庇うようにする俺達。そして、俺達の視界には1面の廃墟が広がっていた
「っ、これは.........!?」
街並みに刻まれた傷跡を見た久遠と春日部は息を呑み、逆廻は目を細める
俺は無言でその場に立っている
逆廻が木造の廃墟に歩み寄り、囲いの残骸を手に取った
逆廻が少し握ると、木材は乾いた音を立て崩れていった
「..............おい、黒ウサギ。魔王のギフトゲームがあったのは───今から
「僅か3年前でございます」
「ハッ、そりゃ面白いな。いやマジで面白いぞ。この
にわかにも信じがたいが、何百年と言う時を経て滅んだように崩れ去っていた
これが3年前とは、聞いた耳と見ている目を疑う
俺も逆廻と同時に、言葉を発した
「「断言しよう(するぜ)。どんな力がぶつかっても、こんな壊れ方はあり得ない。その(この)木造の崩れ方なんて、膨大な時間をかけて自然崩壊したようにしか見えない」」
逆廻はあり得ないと結論を付けながら、冷や汗を流している
俺は1つの感情が強く浮かんできていた
久遠と春日部も廃屋を見て複雑そうな感想を述べる
「ベランダのテーブルにティーセットがそのまま出ているわ。これじゃまるで、生活していた人間がふっと消えたみたいじゃない」
「..............生き物の気配も全くない。整備されなくなった人家なのに獣が寄ってこないなんて」
2人の感想は逆廻の声よりも遥かに重い
黒ウサギは廃墟から目を剃らし、朽ちた街路を進む
「.........魔王とのゲームはそれほどの未知の戦いだったのでございます。彼等がこの土地を取り上げなかったのは魔王としての力の誇示と、1種の見せしめでしょう。彼等は力を持つ人間が現れると遊び心でゲームを挑み、2度と逆らえないよう屈服させます。僅かに残った仲間達も皆心を折られ..............コミュニティから、箱庭から去っていきました」
大掛かりなギフトゲームの時に、白夜叉みたくゲーム盤を用意するのはコレが理由だろう
力のあるコミュニティと魔王が戦えば、その傷跡は醜い程に残る
魔王はあえてそれを楽しんだ。黒ウサギは静かに風化した街を進む
久遠と春日部も複雑な表情で続く
だが、逆廻だけは瞳を爛々と輝かせて不敵に笑い呟いた
「魔王───か。ハッ、良いぜ良いぜ良いなオイ。想像以上に面白そうじゃねぇか.........!」
逆廻は魔王の残した傷跡を見て、面白いと感じたか.................良し、決めた
「黒ウサギ」
「何でございますか?刃さん」
先に進んでいた黒ウサギがこちらを向く
「1つ、宣言しようと思ってな」ボン
まぁ、ただの宣言では無いがな
「!?何を宣言するんです?」
何故最初に驚く?宣言をするだけなんだが.........まぁ良い
「俺は、"ノーネーム"を壊滅させた魔王を叩き潰す事を、今此処に宣言しよう!!」
命を粗末にしたんだ。叩き潰されても文句は言えないだろ
「「..............」」プルプル
..............ん?何で久遠と春日プルプルしてんだ?
何か可笑しい事があったのか?
「や、刃君?」
「どうした?」
「ヤハハ!!刃...お前気付いてねぇのかよ!」
「?何にだ?」
「
.........はぁ?そんな訳無いだろ
俺は自分の頭を触ってみる
「...........何.....だと.........!?」
本当にあるだと!?そんな馬鹿な!!
即座に鏡を創り出し、見てみる
白い狼の耳と、同じく白い狼の尻尾が2本俺に付いていた
「も.........もう無理............ふふっ」
「........................」バンバン
久遠は上品に笑い、春日部は無言で地面を叩きながら笑っている
逆廻は俺に教えた時から腹を抱えて笑ってる
と言うか春日部の笑い方が何か怖いんだが!!?
「一体何時から...?」
「1つ宣言しようって言ってた所からだぜ」
「気付いてたならその時点で言えよ!?..............はぁ...もう良い!俺は先に進むからな」
俺は先に進もうとするが
「まぁ待てって、刃」
やはり、
「何だよ逆廻。早く進む...ぞ!?」
逆廻の隣をすり抜けたらとてつもない痛みが!?
痛みの方向を見ると、逆廻が俺に付いてる尻尾を掴んでいた
「へぇ......ちゃんと神経が通ってるんだな」
「そんな事はどうでも良いからさっさと離せ!」
「そう言われて離すと思うか?」ニヤニヤ
凄いニヤニヤしてやがる!ウザッ!
..............仕方無い、奥の手?だ。使えるかわからんが
「変化、獣」ボン!
そう言った後に、俺を煙が包む
「うぉっ!」
あ、使えてる。これで大丈夫な筈だ
『良し、脱出成功』
タイミング良く?煙が晴れた
「「「「............!?」」」」
『ん?どうした?』
「刃君...貴方、大きな
俺の目線の高さからして、大体5m位か
『俺が今使ったのは、動物に変わる術?みたいな物だ。さっきまで白狼の獣人だった事もあるだろうな』
「刃、モフモフ」
『そうか.........って、オイ!?何時の間に俺に乗った!!?』
「飛鳥と話してる時」
マジかよ.........気付かなかった。そしてよく乗れたな
「私も乗って良いかしら?」
「うん、大丈夫」
『何故春日部が答える!?まぁ、別に乗っても良いけどな。黒ウサギと逆廻も乗るなら乗れ。今しゃがんで乗りやすくする』
ゆっくりと四肢を折り曲げてしゃがむ
既に春日部が乗ってるから、ゆっくりじゃないと危険だしな
しゃがみ終わると、久遠が先に上がり、その後に黒ウサギが乗る
逆廻は無駄に力を入れて上がってきたから、後で仕返しをしよう
『黒ウサギ、ここから先は道なりに進めば良いのか?』
「YES!このまま進めば着くのですよ!」
『じゃあ行くか。走るからしっかり捕まってろよ?』
そう言って、皆が捕まるのを感じると走る
そこまで速く走って無いけどな
「...っ!」
「速すぎるのですよ!?」
「刃君!?速いわよ!?」
「ヤハハハハ!もっとスピード上げろ刃!!」
..............どうやら、速かったようだ。逆廻だけ楽しんでるけどな
どうでしたか?
最初の神の集まりは僕の勝手な考えです
前書きに書いた伏線に気付いた人はいますかね?
次回はノーネームの本拠に着いた所ですね
それでは!
誤字、脱字、感想等お待ちしています!