まどマギの世界で呪いになった少女は、呪術の世界に転生した   作:白くまパンナコッタ

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第四話

 

「呪具···?特級··?」

 

「···そうか。いや、何こっちの話」

 

私が訳が分からなそうに言えば、五条さんと言う人は瞬時に理解したようで、話の方向を変えて来た。

 

「ちょっと今から君にいくつか質問するよ。小さい頃から、()()()()()とか、()()()()()に巻き込まれた事はある?···はぐらかしても無駄だから、素直に答える事をオススメするよ」

 

「···あります」

 

「うん、いい子だね。続けて、その指輪はどこで手に入れたのか覚えてる?」

 

どこで、と問われて素直に答える事は難しい。

だってこれは、前世で魔法少女になった時に手に入れた物、私の魂その物だったのだから。

 

魔法少女になった時に手に入れました、なんてこの雰囲気で言えるはずもないし、言えない。

 

「この指輪は···私が産まれた時は既に指にはめられていたようで、私も何回か外そうとはしましたが、外れなくて···」

 

それはまるで、魔女に落ちた事を忘れるなと、自分の犯した過ちを忘れるな、と言われているようだった。

 

かつて幸せを撒いた魔法少女が、呪いに落ちた魔女になるなんて、誰が思うだろうか。

 

「産まれた時から既に指にあったのか···(こんな呪いは聞いた事は今までに無い案件だな。それに特級の僕が外せ無いとなれば、特級以上の案件か、それか本人の問題なのか···いや、後者の確率の方が高いか?宿儺の力と同等となれば、彼女をもしこの場で処刑した場合、指輪だけが残って何が起こるのか、到底想像出来ない。まぁ、殺す気は更々ないが···)」

 

「わかった。質問はそれだけなんだけど、残念ながら君の秘匿死刑が決まったんだ」

 

「···は、え、···死刑?!」

 

もう訳が分からない。

さらっと死刑です、なんて言われて受け入れる訳がない。

 

「まぁまぁ慌てなーい。君に猶予をあげるよ。指輪が取れなきゃ君は呪いとして殺される、んだけど。今ならなんと!僕達に協力すると言う形で指輪を外す方法を一緒に考えながら()()退治に協力してくれるなら、今直ぐに殺されると言う最悪は逃れられるけど···どっちがいい?」

 

「···ふざけてます?」

 

どっちがいい?なんて死刑宣告受けた相手に軽々しく言うものじゃない、と腹が立つのと同時に、苛立ちのおかげで頭がスっと冷えた。

 

「ふざけてないよ。僕は君の最悪をただ助けたいだけさ。さぁ、どうする?」

 

「···分かりました。協力します」

 

「了解!って事は、君は力の使い方はわかってるって認識でいいのかな?」

 

わかってるも何も。

元々は私の力だった物だもの。

 

 

 

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