まどマギの世界で呪いになった少女は、呪術の世界に転生した 作:白くまパンナコッタ
「呪具···?特級··?」
「···そうか。いや、何こっちの話」
私が訳が分からなそうに言えば、五条さんと言う人は瞬時に理解したようで、話の方向を変えて来た。
「ちょっと今から君にいくつか質問するよ。小さい頃から、
「···あります」
「うん、いい子だね。続けて、その指輪はどこで手に入れたのか覚えてる?」
どこで、と問われて素直に答える事は難しい。
だってこれは、前世で魔法少女になった時に手に入れた物、私の魂その物だったのだから。
魔法少女になった時に手に入れました、なんてこの雰囲気で言えるはずもないし、言えない。
「この指輪は···私が産まれた時は既に指にはめられていたようで、私も何回か外そうとはしましたが、外れなくて···」
それはまるで、魔女に落ちた事を忘れるなと、自分の犯した過ちを忘れるな、と言われているようだった。
かつて幸せを撒いた魔法少女が、呪いに落ちた魔女になるなんて、誰が思うだろうか。
「産まれた時から既に指にあったのか···(こんな呪いは聞いた事は今までに無い案件だな。それに特級の僕が外せ無いとなれば、特級以上の案件か、それか本人の問題なのか···いや、後者の確率の方が高いか?宿儺の力と同等となれば、彼女をもしこの場で処刑した場合、指輪だけが残って何が起こるのか、到底想像出来ない。まぁ、殺す気は更々ないが···)」
「わかった。質問はそれだけなんだけど、残念ながら君の秘匿死刑が決まったんだ」
「···は、え、···死刑?!」
もう訳が分からない。
さらっと死刑です、なんて言われて受け入れる訳がない。
「まぁまぁ慌てなーい。君に猶予をあげるよ。指輪が取れなきゃ君は呪いとして殺される、んだけど。今ならなんと!僕達に協力すると言う形で指輪を外す方法を一緒に考えながら
「···ふざけてます?」
どっちがいい?なんて死刑宣告受けた相手に軽々しく言うものじゃない、と腹が立つのと同時に、苛立ちのおかげで頭がスっと冷えた。
「ふざけてないよ。僕は君の最悪をただ助けたいだけさ。さぁ、どうする?」
「···分かりました。協力します」
「了解!って事は、君は力の使い方はわかってるって認識でいいのかな?」
わかってるも何も。
元々は私の力だった物だもの。