まどマギの世界で呪いになった少女は、呪術の世界に転生した   作:白くまパンナコッタ

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第五話

 

そこで私は、ふと疑問に思う事があった。

私は目の前の五条さんに対して()()()の事など話していないのに、私が力を保有している事を前提として話をしている事に気がついた。

 

更に、こう言っていた気もするのだ。

私が()()()()()()()()()かと。

 

私が何かと問われれば、魔法少女から魔女に落ちて呪いを世界にばらまいた存在であり、気が付いた時には転生していた人間だ。

 

何の因果か、私はこうして再び人間として、命をもらった。

その弾みで、私は大切だった人の()()の記憶を無くしてしまった···ような気もするのだ。

 

キュウべえだったらこんな粋な計らいはしないだろうし。

話が脱線した。

話を戻すべく、私は五条さんに視線を向けた。

 

「あの、質問してもいいですか?」

 

「何だい?」

 

「学校でお会いした時から違和感を感じていましたが、もしかして私の力がどんな物なのか、見えてる···?もしくは他人の能力が分かる力、なのですか?」

 

「いいねぇ···。そ、見えてんの。僕の目は特殊でね、普段は見え過ぎるからこうして目隠ししてんの。君の能力···呪力って言うんだけど、他の奴等とは違って、何と言うか今まで見た事が無い、特殊って言った方がいいのかな。その指輪と君の体が表裏一体···つまり、指輪と君の体···魂の結び付きがかなり根深いって言ったらわかるなか?」

 

確信に近いそこまでわかるのか、と私は目を丸くした。

ソウルジェムは、魔法少女の魂その物だ。

 

傷付けば体は傷付くし、離れれば、体は機能を停止する。

 

「だからその分、無理やり指輪を外そうとするのは君の命がかなり危ないってわけ。ま、無理なんだけどね」

 

と、五条さんはおちゃらけた様子で両手のひらを上に向けた。

 

「そう、なんですね」

 

「大丈夫大丈夫、必ず外せるように、一緒に考えてこ。···さて、こうして話は聞いた事だし、そろそろ縄を解くよ。痛かったでしょ、後で医務室に行って、観てもらお」

 

五条さんは立ち上がると、指先に印のような物を結んで何かを小さく呟けば、縄はあっという間に解けて体が自由になった。

 

「ありがとうございます」

 

「いや、こちらこそ悪いね。さ、行こうか」

 

ここは地下だったのだろう。

岩作りの扉が開き、私は五条さんの背中に着いて行く。

 

湿った薄暗い通路には蝋燭の火が灯り、壁一面の石造りの間には苔が生えていた。

 

「開けるよ」

 

五条さんの声と共に扉が開けられれば、赤い夕日と一緒に杉並木がずらっと並んでいて、周りには石造りの灯篭が並んでいて、まるで神社を思わせる風景が広がっていた。

 

 





あのしめ縄の解き方の描写が、無かったので、想像に任せて書きました。
虎杖君ガギッチリ腕を拘束されてたので、手で解くのは無理だよな、と。
それとも枝切り鋏···?
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