まどマギの世界で呪いになった少女は、呪術の世界に転生した 作:白くまパンナコッタ
そこで私は、ふと疑問に思う事があった。
私は目の前の五条さんに対して
更に、こう言っていた気もするのだ。
私が
私が何かと問われれば、魔法少女から魔女に落ちて呪いを世界にばらまいた存在であり、気が付いた時には転生していた人間だ。
何の因果か、私はこうして再び人間として、命をもらった。
その弾みで、私は大切だった人の
キュウべえだったらこんな粋な計らいはしないだろうし。
話が脱線した。
話を戻すべく、私は五条さんに視線を向けた。
「あの、質問してもいいですか?」
「何だい?」
「学校でお会いした時から違和感を感じていましたが、もしかして私の力がどんな物なのか、見えてる···?もしくは他人の能力が分かる力、なのですか?」
「いいねぇ···。そ、見えてんの。僕の目は特殊でね、普段は見え過ぎるからこうして目隠ししてんの。君の能力···呪力って言うんだけど、他の奴等とは違って、何と言うか今まで見た事が無い、特殊って言った方がいいのかな。その指輪と君の体が表裏一体···つまり、指輪と君の体···魂の結び付きがかなり根深いって言ったらわかるなか?」
確信に近いそこまでわかるのか、と私は目を丸くした。
ソウルジェムは、魔法少女の魂その物だ。
傷付けば体は傷付くし、離れれば、体は機能を停止する。
「だからその分、無理やり指輪を外そうとするのは君の命がかなり危ないってわけ。ま、無理なんだけどね」
と、五条さんはおちゃらけた様子で両手のひらを上に向けた。
「そう、なんですね」
「大丈夫大丈夫、必ず外せるように、一緒に考えてこ。···さて、こうして話は聞いた事だし、そろそろ縄を解くよ。痛かったでしょ、後で医務室に行って、観てもらお」
五条さんは立ち上がると、指先に印のような物を結んで何かを小さく呟けば、縄はあっという間に解けて体が自由になった。
「ありがとうございます」
「いや、こちらこそ悪いね。さ、行こうか」
ここは地下だったのだろう。
岩作りの扉が開き、私は五条さんの背中に着いて行く。
湿った薄暗い通路には蝋燭の火が灯り、壁一面の石造りの間には苔が生えていた。
「開けるよ」
五条さんの声と共に扉が開けられれば、赤い夕日と一緒に杉並木がずらっと並んでいて、周りには石造りの灯篭が並んでいて、まるで神社を思わせる風景が広がっていた。
あのしめ縄の解き方の描写が、無かったので、想像に任せて書きました。
虎杖君ガギッチリ腕を拘束されてたので、手で解くのは無理だよな、と。
それとも枝切り鋏···?