FAIRY TAIL 【ミストガンの親友は元素の滅竜魔導士!?】 作:侍魂
七話 連合軍(マサラside)
(しかしのう。あやつらだけで大丈夫かの? もう一人S級魔道士が欲しいのう。戦闘が強くナツ達をサポート出来るオールラウンダーが……)
マカロフはギルドの壁に描かれた闇ギルドの勢力図を見ながら人選について考えていると突然の眠気が【妖精の尻尾】全体を襲う。
「ぐうーぐうー」
「……」
「マスターこの依頼を……」
「おう分か……待て待て!!」
「何か?」
「戦闘が強くナツとは火を分け与え助け合い、グレイとは氷と水で相性が良いS級魔道士マサラがおったではないか!! 」
気持ちよさそうに寝ているマサラを杖に引っかけながら歩いているミストガンを慌てて止める
「マサラお主に頼みがある!」
「くうーくうー」
「ミストガン悪いが眠りの魔法を解いてくれんかのう」
「……マサラは魔法をかける前からだ……マサラ起きろ」
ミストガンはマサラを杖から下ろすと思い切り叩く。
バコンッ!!
「いたた! なに!? なに!?」
マサラは突然の衝撃に飛び起き頭には大きなたんこぶが出来ていた。
「お主も意外にやるのじゃな」
「マサラを起こしたかったらこれぐらいしないと起きない」
「慣れているのじゃな」
「ああずっと一緒に生きてきたから……おはようマサラ。マスターがキミに頼みがあるみたいだ」
「おはようミストガン。お爺ちゃん頼みって?」
「お主に連合軍に参加してほしいのじゃ」
「連合軍?」
「
眠りから覚めた銀髪の美女が話かける。
「あっミラ! 久しぶり!」
「ええ! 久しぶりね! ミストガンもね!」
「ああ」
「ごほんっ! 本題に戻るぞ」
「うん。六魔将軍……確か闇ギルド最大勢力バラム同盟の一角だったよね?」
「ええ! 話が早くて助かるわ!」
「六魔将軍はその名の通り六人で結成されていたはずだギルドが連合を組んでまで……違うな六人だけで闇ギルド最大の一角か」
「ええそうよ! でもね。今回連合軍を結成した理由わね」
「今回ばかりは敵が強大すぎる。倒したとしても他のバラム同盟から【妖精の尻尾】だけが狙われる恐れがある」
「理由は分かったよ。連合軍に僕とミストガンも参加すればいいんだね!」
「いや、マサラお主一人だけじゃ」
「……余り妖精の尻尾だけが強力な魔道士を出しすぎると他のバラム同盟に狙われる恐れがあると」
「おう。ミストガンの言う通りじゃ。うちからはエルザというただでさえ強力な魔道士にナツ達も送ってるからの」
「分かったよ。ナツ達も心配だし。なによりお爺ちゃんの頼みだしね」
「頼まれてくれるのか。ガキたちのことよろしく頼むわい」
「エルザ達の事よろしく頼むわね」
「任せてよ」
「マサラ……化け猫の宿が参加しているということは分かってると思うが」
「うん。多分ウェンディもいるよね」
「ウェンディの事頼む」
「任せて」
「あらあらウェンディってマサラかミストガンの彼女さんかしら?」
「違うよ。僕の妹だよ」
「へえ~ ……マサラの妹さんなの!?」
「お主に妹がいたとは知らんかったわい」
「ずっと会ってなかったからね」
「マサラ……」
「何か理由があるみたいね。でもしっかり妹さん守ってあげてね。亡くなってからあの時ああしとけばよかったなんて気づいても後悔するだけだから」
「ミラ……ありがとう」
「ふふ。また貴方の妹さんに会わせてね」
「マサラお主の家族絶対連れて来るのじゃぞ」
「うん絶対連れてくるよ。じゃあ行ってくるね」
「マサラ気をつけてな」
「ミストガンもね。元素竜の風飛び」
マサラはギルドの外に出ると背中に風の翼を生やして飛んでいく。