FAIRY TAIL 【ミストガンの親友は元素の滅竜魔導士!?】   作:侍魂

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八話 集いし連合軍たち

連合軍集合場所……

 

「リオン……」

 

「グレイ……」

 

「かかって来いや!!」

 

「貴方は愛せない」

 

「あたしも嫌いよ!!」

 

ナツ達は連合軍が集合する場所、青い天馬のマスターボブが所有する別荘に着く。

集まったメンバーは

妖精の尻尾からはナツ、グレイ、エルザ、ルーシィ、ハッピーの妖精の尻尾最強チーム。

青い天馬からは一夜、ヒビキ、イヴ、レンのイケメン集団。

 

蛇姫の鱗からはジュラ、リオン、シェリーの妖精の尻尾と因縁のある面子。

 

有名な顔ぶれが揃っているが空気は最悪で一触即発の雰囲気ではなく、仲間割れがすでに始まっていた

 

「やめい!!」

 

ジュラが止める

 

「ワシらは連合を組み六魔将軍将軍を討つのだ!」

 

「ジュラさん!」

 

「こいつが蛇姫の鱗エース聖十のジュラ」

 

「強えのか?」

 

「マスターと同じ聖十だよ!」

 

「じっちゃんと同じ! 戦ってみてえ!」

 

「これで三つのギルドがそろった残りは【化け猫の宿】の連中だけだ」

 

「連中というか一人だけと聞いてます」

 

「こんな危ねえ作戦に一人だと!」

 

「どんな危ない人が来るのよ!」

 

「きゃあ! 痛い……」

 

青い長い髪に白色のニット帽を被った女の子が慌てて走って来て派手にこける。

 

「あの、遅れてごめんなさい。化け猫の宿から来たウェンディです。よろしくお願いします」

 

「女!?」

 

「子供!?」

 

「ウェンディ?」

 

【化け猫の宿】から来た魔道士はマサラとミストガンと過去に一緒に旅をしていた妹のウェンディであった

 

ナツ以外は【六魔将軍】を討つという大がかりな作戦に幼い女の子が来た事に驚く。

ナツはウェンディの名前に聞き覚えがあるのか思いだそうとする。

 

 

ウェンディは誰かを探しているのかキョロキョロとしていて見つからないのか表情を暗くする。

 

「こんな大がかりな作戦に幼い子供一人だけ寄こすって化け猫の宿は何を考えていますの?」

 

「あら一人じゃないわよ。ケバいお姉さん」

 

「シャルル着いてきたの!」

 

「当然よ。貴方一人だけだと不安だもの」

 

「ネコ!!」

 

ヒビキ達は猫に驚きハッピーはシャルルに惚れ目をハートにしていた。

 

「ねえねえルーシィ。あの子にオイラの魚上げてきて!」

 

「駄目よ切欠は自分で作らないと……でぇえーきーてる」

 

「オイラより巻き舌だ!?」

 

ハッピは魚をシャルルに渡して貰おうとルーシィに頼むがルーシィは切欠は自分で作らないと駄目よと断り、更に日頃からからかわれている仕返しにからかう。

 

「あ……あの……私……戦闘は全然駄目だけど……みなさんの役に立つサポートの魔法いっぱい使えます。だから仲間外れにしないでください~」

 

「そんな弱気だから舐められるのアンタは!」

 

「すまんな……少々驚いたがそんなつもりは一切ない。よろしく頼む。ウェンディ、シャルル」

 

「うわわ……エルザさんだ……本物だよシャルル」

 

「妖精女王。思ってたよりいい女ね」

 

 

「あの子将来美人になるよ!」

 

「僕は今も可愛いと思うけどね」

 

「ささお嬢さんこちらにどうぞ!」

 

「早!」

 

「あわあわ」

 

「何このオス達!」

 

ヒビキ達はもてなしウェンディは困惑しあわあわしてシャルルは険悪の視線。

 

 

「あの娘何という香り(パルファム)だ」

 

「一夜殿も気づいたか! あれはワシらとは違う魔力だ。エルザ殿もすでに気づいている」

 

「流石だ!」

 

(しかしあの魔力マサラ殿に似ているような)

 

連合軍の中でも実力が上位に入る三人はウェンディの異質な魔力に気づく。

ジュラは滅竜魔道士のマサラと手合わせしたことにより薄々ウェンディが使う魔法に気づいていた。

 

「オレンジジュースでいいかな?」

 

「おしぼりをどうぞ」

 

「あわあわ」

 

「何なのこのオスども!!」

 

「その帽子似合ってるね」

 

 

「帽子に触らないで下さい!!」

 

 ヒビキはウェンディの頭を撫でようとするとウェンディは突然大声で触らないでと言う。

 もてなしていた青い天馬のメンバーたちは勿論他のギルドのメンバーたちも温和そうな少女が急に大声を上げたので何事かと視線が集まる。

 

「えーつと急に大きな声出してごめんなさい。この帽子お兄ちゃんから預かってる大切な帽子なんです」

 

 ウェンディは謝罪すると理由を説明する。

 ヒビキが触った白色のニット帽はウェンディがマサラと別れる前に預かった大切なニット帽のようだ。

 

「僕の方こそごめんね。お兄さんって化け猫の宿の人かな?」

 

「違うわよ。この子の馬鹿兄貴は妖精の尻尾の人よ」

 

「おいお前! 誰の事を言ってるのか知んねえけど俺達ギルドの家族を馬鹿にするんじゃねえ!」

 

ナツだけではなく他の妖精の尻尾からも批判的な視線を感じる

 

「その家族をずっと放って置いたのよ。この子の馬鹿兄貴は」

 

「それなら仕方ねえな!」

 

「ちょっとナツ!」

 

「シャルル! お兄ちゃんの事そんな悪く言わないでよ!」

 

「アンタは優しすぎるのよ。一言、いいえ二言ぐらい文句ぐらい言ってやりなさい」

 

「もう!」

 

「おいおい妖精の尻尾の中のお兄さんって誰なんだよ?」

 

「お兄ちゃんは……元素使い(エレメンタルマスター)……マサラ・エレメントです」

 

妖精の尻尾だけではなく蛇姫の鱗からも驚かれる

 

「お前マサラの妹なのか!?」

 

「なんと! お主がマサラ殿の妹なのか!?」

 

「あの妖精の尻尾の皆さんだけじゃなくて蛇姫の鱗の皆さんもお兄ちゃんを知ってるんですか?」

 

「ああ。ワシ達【蛇姫の鱗】の者が世話になった」

 

「ええ。わたくしの従姉妹を助けていただいたんですの」

 

「その後マサラ殿とは激しく手合わせをしてな。お主の兄マサラ・エレメント、あれ程の男は見たことない」

 

「マサラ様は化け物でしたのよ。わたくしジュラ様が負ける所なんて初めて見ました」

 

「嘘だろ……ジュラさんが負けたのか」

 

「私その戦い知ってる週ソラに載ってた! 聖十同士がぶつかり合ったて!」

 

「お兄ちゃんやっぱり凄い!」

 

マサラの強さに驚きウェンディは嬉しそうに喜んでいる。

 

「へえー このお子様がマサラ様の妹」

 

「えーっと何でしょうか?」

 

「ウェンディをじっと見て何よ! ケバいお姉さん」

 

「ケバいとは失礼な猫ちゃんですわね! いいえあの方はつくづく小さなお子様に好意をもたれるんですこと。ああこれも愛!」

 

 

「あのお兄ちゃんは今回の作戦に参加されないんですか?」

 

「すまんな。マサラは参加しない。私達だけだ」

 

「そうですか……」

 

「そう残念がるな。またマサラに会いにギルドに遊びに来るといい」

 

「はい! ありがとうございます」

 

ウェンディはマサラが参加しない事に落ち込むがエルザと約束して笑顔になる。

 

「さて全員揃ったようなので私から作戦の説明を。だがその前にトイレの香り(パルファム)を」

 

「おいそこには香り(パルファム)ってつけるな」

 

少しの時間が経ち……

一夜は戻ってきて作戦の説明をする。

 

「ここから北に行くとワース樹海が広がっている。古代人たちはその樹海にある強力な魔法を隠した。その名は……ニルヴァーナ」

 

「ニルヴァーナ?」

 

「聞かぬ魔法だ」

 

「ジュラ様は?」

 

「いや、知らんな」

 

「古代人たちが封印する程の破壊魔法」

 

「どんな魔法か分かってないんだ」

 

「六魔将軍が樹海に集まったのはきっとニルヴァーナを手に入れるためなんだ」

 

「我々は阻止するために六魔将軍を討つ!!」

 

「僕達は12人敵はだけど侮ってはいけない。この6人がめちゃくちゃ強いんだ」

 

ヒビキは魔法で空中に六魔将軍たちの情報を映し説明する。

 

【オラシオンセイス】

 

「毒蛇扱う魔道士コブラ」

 

「何だこのつり目!」

 

「おめえもつり目だろうが」

 

「名前的にスピード系の魔法を扱う魔道士レーサー」

 

「スピード系の魔法を扱うのか」

 

「わたくしとリオン様なら余裕ですわよ。ああこれも愛~」

 

「天眼のホットアイ。お金さえ払えばギルド一つも潰すらしい」

 

「お金のためとはげすめ」

 

「お金より愛の方が大切ですわ!」

 

「心を覗けるという女エンジェル」

 

「この女の人腹黒そうで苦手」

 

「ルーシィもだよ」

 

「あたしは~ 素直ですけど~」

 

「素直? ……ぶふ!」

 

「笑うな!」

 

 

「情報不明なミッドナイト」

 

「この男やっかいそうだな」

 

「エルザ殿もそう思うか!」

 

「奴らの司令塔ブレイン」

 

「こいつを倒せばチェックメイトって訳か」

 

「グレイ悪いがブレインを倒すのは俺達蛇姫の鱗だ」

 

「へ違うな。こいつを倒すのは俺達妖精の尻尾だぜ!」

 

「流石は兄弟子と弟弟子。仲がよろしいですわ!」

 

「仲よくねえ(ない)!」

 

「奴らは一人でギルドを潰せる強さを持つ。我々は数的有利を使うんだ」

 

「あの~ あたしは頭数に入れないでほしいんだけど

……」

 

「私も戦うのは苦手です」

 

「ウェンディ! だらしない事言わないの!」

 

「安心した前! 我々の作戦は戦闘だけではない。奴らの拠点を見つけてくれればいい」

 

「拠点だと?」

 

「推測だが奴らの仮拠点があると推測される。一カ所に集めてほしい」

 

「どうやって?」

 

「殴ってに決まってるだろ!」

 

「結局戦うの!? いやぁ!」

 

「集めてどうするのだ?」

 

ヒビキが指を上に指す

 

「我らが大陸に誇る天馬クリスティーナで拠点もろとも葬り去る」

 

「おおっ」

 

「魔道爆撃船」

 

「てか……人間相手にそこまでやるの?」

 

「そういう相手なのだ。いいか戦闘になっても必ず二人以上で戦うのだ」

 

「ルーシィ汁出てるよ」

 

「汗よ」

 

「おし!燃えてきたぞ!! 俺が6人まとめて倒してやる!!」

 

「ちょっとナツ! 作戦聞いてないでしょ!」

 

「あい! それがナツです!」

 

「私達も行くぞ!」

 

「たくあの馬鹿は」

 

「ひい~」

 

妖精の尻尾達はナツを筆頭に飛び出して行く。

 

「妖精の尻尾には負けられんな! 行くぞシェリー!」

 

「はい! リオン様!」

 

「リオン! シェリー!」

 

蛇姫の鱗も飛び出して行く。

 

「俺達も行くぞ!」

 

「うん!」

 

「エンジェルか」

 

青い天馬も飛び出して行く。

 

「あわあわ」

 

「心配しないでオイラが着いているよ!」

 

「行くわよウェンディ!」

 

「ちょっと待ってよ!!」

 

残されたウェンディの手をシャルルが引っ張り皆を追いかけ、ハッピーも二人を追いかける。

 

「やれやれ。何はともあれ作戦開始だ。一夜殿我々も行くとしよう」

 

残されたのはジュラと一夜。

ジュラを怪しく見つめる一夜の姿が見られる。

 

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