FAIRY TAIL 【ミストガンの親友は元素の滅竜魔導士!?】 作:侍魂
マサラが連合軍の集合場所に着くとジュラと一夜が話していて一夜からは怪しい雰囲気が感じられる。
「ところでジュラさん。貴方は聖十大魔道士であるマカロフと同じぐらい強いのですか?」
「滅相もない! 聖十の称号は評議員が決めるもの。ワシは未席でマカロフ殿と比べたら天と地の差よ」
「では、順位が入れ替わり聖十六位になったマサラさんの実力は?」
「マサラ殿か……マサラ殿の強さはワシ以上もしかするとマカロフ殿と互角かもしれん」
「それを聞いて安心しました。マカロフと同じ強さだったらどうしようかと。それに同等の強さかもしれないマサラもいないことですし」
「何だこの匂いは!?」
「相手の戦意を消失させるパルファムだってさ」
一夜? はポケットからカプセルを取り出し中を空けると香りが現れる。
香りを吸ったジュラは体の言うことが聞かなくなる。
「まずは一人」
一夜はナイフを取り出しジュラを刺そうとする。
ガシッ!
「マサラ殿!?」
「久しぶりジュラ。間一髪だったね」
マサラが到着すると風で香りを吹き飛ばし一夜のナイフを受け止め蹴りを入れる。
「すまぬ。感謝する。一夜殿これはどういう了見だ!?」
「……」
「一夜って人は分からないけど、多分そいつは偽物だよ。アンタは星霊だよね? そこに星霊魔道士がいるよね?」
「ふう 戻った」 「一夜ってエロい事しか考えてないね。駄目な大人だね」
「はいはい。文句言わないの。私の存在に気づくなんて流石だゾ!」
一夜に化けていた小さな双子の姿をした星霊と近くには天使のような服を着た星霊魔道士が現れる。
「貴様は六魔将軍か!?」
「そうだゾ。私はエンジェル。あの汚い男はコピーさせてもらったゾ。おかげでアナタたちの作戦は全て分かったゾ♪」
「僕たちはコピーした人の」 「記憶が分かるんだ」
マサラとジュラはいつでも戦闘が行えるように構える。
「流石の私も聖十が二人相手はきついゾ。だけど覚えておいて光の子たち。邪魔する子は必ずエンジェルが裁くゾ」
エンジェルは捨て台詞を残して撤退する。
「六魔将軍か……思ってた以上に厄介そうだね」
「まさかすでに潜入されているとは」
「一夜って人を探してみんなのところに急ごう!」
「そうじゃのう!」
ワース樹海・・・
マサラ、ジュラ、一夜(ボロボロ)が戦場に到着すると状況は最悪であった。
六魔将軍に連合軍の切り札的存在の魔道爆撃船クリスティーナは落とされ、連合軍は倒れ、ウェンディとハッピーは捕まった。
「うぬらに用はない! 消えよ!」
ブレインは倒れる連合軍たちにとどめを刺すために魔法を放つ。
「元素竜の土盾!」
「岩鉄壁!」
辺り一面を吹き飛ばす程の魔法だがマサラとジュラが土の魔法を使い間一髪防いだ。
「ジュラ様!」
「マサラも来てくれたのか!」
「お爺ちゃんに頼まれたからね」
シェリー、グレイはジュラとマサラが来たことに喜ぶ。
「あの魔法を防ぐなんて凄いや!!」
「ありがとう二人とも助かったよ」
「アンタもなにげにありがとね」
「あいつらはいねえ!! くそ逃げられた!!」
イヴは驚き、ヒビキは礼を言い、ルーシィはヒビキが庇い助けてくれた事に礼を言う。
ナツは六魔将軍が撤退した事に怒る。
「すまねえマサラ妹攫われちまった!」
「面目ねえ!」
「ナツとグレイの所為じゃないよ。僕が遅れたからだよ。ごめんね」
「それこそおめえの所為じゃねえだろ」
「くそあいつらハッピーとウェンディを連れて行きやがって!!」
ナツとグレイはウェンディを攫われた事に誤り、マサラは遅れた事について誤る。
ナツはウェンディとハッピーを拐われた事に悔しがっていた。
「ジュラさん無事でよかったよ」
「マサラ殿に助けられなければ危ういところであった」
リオンとジュラは会話する。
「六魔将軍め。我々が到着した途端に逃げ出すとはさては恐れをなしたな」
「アンタボロボロじゃねえか!」
ボロボロな一夜にグレイはツッコミを入れる。
「みなさんに痛み止めのパルファムを」
「いい匂い」
「痛みがやわらいでいく……」
「流石先生!」
「マスター!」
「ボス」
「呼び方がどんどん変わってるし……」
「あはは。青い天馬の人たちって面白いんだね」
シェリーとルーシィは痛み止めの匂いに幸せそうに言い。青い天馬のメンバーたちは一夜を別々の呼び名で褒めた。
マサラは青い天馬のメンバーに面白そうに笑う。
連合軍たちは一夜の痛み止めのパルファムで回復した。
「どこだ!!」
「待ってナツ」
「待ちなさい」
「んが!!」
ナツは一人ウェンディとハッピーを助けるために六魔将軍たち追いかけようとするが、マサラとシャルルがナツのマフラーを引っ張り止める。
「羽!?」
「ネコが飛んでいるね」
グレイとヒビキは驚く。
「これは
「ハッピーとかぶってるぞ」
「何ですって!?」
「アンタが驚いてどうするのよ」
ナツとシャルルの会話にルーシィがツッコミを入れる。
「ウェンディとハッピーの事は心配だけど。闇雲に行っても六魔将軍には勝てないよ。一旦冷静になるべきだよ」
「マサラ殿の言うとおりだ。敵は予想以上に強い」
マサラとジュラは冷静にならないと六魔将軍に勝てず、ウェンディとハッピーを助けれないと言う。
「まあアンタは冷静すぎだけどね。本当にウェンディの事心配してるのかしらね?」
「もちろん心配してるよ」
「ふんどうかしらね」
シャルルはマサラが気に入らないのか刺のある言い方をする。
「それに」
エルザの方を向くと毒に侵され苦しそうにしていた。
「私のパルファムが効かないとは」
「エルザ!!」
「ルーシィすまんベルト借りる」
「きゃぁぁぁっ!! 見るな!!」
エルザがルーシィのズボンに巻かれているベルトを奪い取る。
当然ルーシィのズボンは落ち青い天馬たちはガン見しルーシィが蹴りをいれる。
「何してんのよ……」
「このままでは戦えん……切り落とせ」
ルーシィが突然ベルトを奪った事に疑問を抱くとエルザは地面に剣を突き刺して答える。
「馬鹿な事を言ってんじゃねえ!!」
「分かった。俺がやろう」
「リオンてめえ!!」
グレイは怒鳴りリオンは剣を取る。
「やれ」
「いまこの女に死んでもらう訳にはいかん」
「でも……」
「もおどんだけ甘いですの妖精さんは」
「アンタに何が分かるっていうのよ!!」
シェリーとルーシィは言い合う。
「やるんだ!! 早く!!」
リオンはエルザの腕に剣を振り下ろす。
バキィ
グレイが剣を受け止め凍らせる。
「貴様はこの女より腕の方が大切か?」
「他に方法があるかも知れねえだろ。短略的に考えるなよ」
「あ……」
「エルザ!?」
ついにエルザは力尽き倒れてしまう。
「元素竜の涙」
マサラがエルザに水をかけると苦しげな表情が和らぐ。
「エルザの顔色がよくなったわ! これなら!」
「ううん。応急処置しかならないよ」
「そんな!?」
「ウェンディなら治せるわ。アンタなら分かってるわよね。くそ兄貴」
「……凄く嫌われてるね」
「当たり前よアンタはウェンディをずっと放っておいたんだから」
「そうだね……確かにね」
「マサラ! ウェンディなら助けれるってどういうことだよ!?」
「ウェンディは解毒、解熱、痛み止め、傷の治癒が出来るよ」
「あの子がそんな魔法を?」
「凄いなぁ」
「治癒って失われた魔法ではなくて?」
「それが天空の巫女に関係してるんですか?」
「ナツなら気づいてると思ってたけど……あの子は天空の滅竜魔道士。天竜のウェンディだよ」
「ウェンディがドラゴンスレイヤー!?」
「やはりマサラ殿と同じドラゴンスレイヤーであったか!」
「今エルザを助けるために必要なのはウェンディだよ。そして六魔将軍たちもウェンディを必要としてる」
「……となれば」
「やる事は一つ」
「ウェンディちゃんを助けるんだ」
「エルザのためにも」
「ハッピーもね」
マサラ、リオン、ヒビキ、イヴ、グレイ、ルーシィの順に話す。
「おっし! 行くぞ!」
「オオッ!!!!!!!!!!!!!」
ナツの号令と共に全員手を合わせ叫ぶ。
最初はバラバラでまとまりがなかった連合軍だがウェンディとハッピーを救いエルザの毒を治す思いを胸に連合軍の気持ちは一つになった。