サイヤ人に転生した俺はッ!キヴォトスを救うんだよ!! 作:YY:10-0-1-2
廃墟に行くとかいう話になった俺はモモイ達の話を聞いていた。
「えっとね、私達は今まで平和にゲームを作ってきたんだけど、ある日………急に生徒会から襲撃されたの!」
襲撃……。
生徒会ってそんな簡単に襲撃してくるものなの? いや、ここキヴォトスだわ。あるわ全然。
キヴォトスに少しずつ戦慄を覚える……いや手遅れなんだけどね。
「昨日は生徒会四天王の一人であるユウカから最後通牒を突きつけられて……」
「最後通牒…」
「それは私から説明します」
ファ!? なんだこいつ!?
そこに立っていたのはイシヘンジン……じゃなかった、ユウカが立っていた。おー、確か最初の時以来か。
「でたな! 生徒会の四天王、「冷酷な算術使い」の異名を持つ、ミレニアムの会計、ユウカ!!」
「冷酷な算術使い……」
「誰が「冷酷な算術使い」よ! ……先生? 顔を上げてもらっても?」
やべぇ今顔上げたら殺される。圧死だ圧死。太ももに挟まれて死ぬ。
とりあえず俺は笑いを抑え込み、話を聞くことにした。とは言っても、話を聞いて、俺自身の記憶の確認をするだけだが。
はっきり言って俺はそこまで覚えてはいない。
超がつくほどのめり込んでいた訳じゃないし、ストーリーを見て笑ったりしている程度だったからなぁ。
で、話を戻すと……
ゲーム開発部は廃部になる。と、ユウカが言う。それに反発しているのが現在のゲーム開発部であり、部の存続を守る為にシャーレの力を頼ったというわけだ。
なお、ゲーム開発部は部員は足りてないし、成果も挙げられてない。これは酷い。
さらに言えば、校内に変なもの建てたり、他の部を攻撃したりと酷い。
「テイルズ・サガ・クロニクル」という単語が出てきて思い出した。
確か、クソゲーランキングNo.1に輝いたクソゲーオブクソゲーだ。
なんか、とにかく酷いらしい。
どんぐらい酷いんだろうか……。俺のやってきたクソゲーは……確か、仮面なライダーのサモンライドとか、コンボイな謎とか、「イエーイ、お兄ちゃんの彼女だニャン」とか言ってくるクソ女のゲームとか……。
「ん゛ん゛ん゛っ゛!!!」
「!!? 先生!?」
「な、何でもねぇ……」
許さんからなぁ……特にクソ女ぁ……。ガバ翻訳のせいで感情移入が全くできないクソゲーめ……なんだよ「夏に温泉に行って雪を見る」って……「冬の浜辺でサンオイルを塗る」って……。
「今回のミレニアムプライスで、「TSC2」………「テイルズ・サガ・クロニクル2」を出すんだから!!!」
「おおっ」
クソゲーの話をしていたら話が進んでいた。
ミレニアムプライス……か。確かミレニアム中の部活が競い合う、ミレニアム最大級のコンテストだっけか。
「それは高校球児にメジャーリーグに行けと言ってるのと同じ……無理よ!」
「まぁまぁ、ユウカもそう言うなよ。とりあえず、やってみるだけやってみようじゃねぇか!」
「先生……!」
俺の言葉にモモイとミドリは目を光らせる。
それとは反対に、ユウカはため息をついていた。
「まあ……私も楽しくなってきたわ………ミレニアムプライスまであと2週間、せいぜい足掻くものね。それでは、先生」
「おう」
ユウカはスタスタと歩いていき、扉を閉めた。
さて、やる事は山積みだな。
「よし、『廃墟』に行こう!」
「だから何故?」
俺は問う。
「G.Bible……って、先生は知ってる?」
「ふふふ……分からん」
「G.Bibleは昔の伝説的なゲームクリエーターが作ったもので、中身は『最高のゲームを作れる方法』が入っているんだって!」
なるほど、それが置いてあるのが『廃墟』なんだな。
よし分かった、そうと決まれば早速『廃墟』に向かうとするか。
「では早速出かけに行く。後に続け2人とも!」
「オー!」
「お、おー!」
俺とモモイ、そしてミドリは『廃墟』へと向かうのだった。