サイヤ人に転生した俺はッ!キヴォトスを救うんだよ!! 作:YY:10-0-1-2
「ひゃあ!? なんでついてくるの!?」
「勘違いするなよ? 行く方向が同じなんだよ」
勘違いするなのところを親父ィ風に言いながら手を頭の後ろに回して歩いていく。
セリカは少し怒りながら俺に言ってくる。
「別の道から行けばいいじゃない! ストーカーよ!」
「いやぁ、つってもねぇ〜こっちの方からじゃないと行き先が覚えてないって言うか〜」
俺が適当に言うと、ため息をついて、まるで諦めたかのように叫ぶ。
「分かった! 分かったってば! 行き先を教えればいいんでしょ?」
セリカの行き先…それは…
「バイトよ」
バイトであった。
まあ、知ってるんですけどね。
この先に柴関ラーメン屋と、言うところがある。そこでセリカは金を少しでも稼いでいるのだ。
健気で…なんとも可哀想。ううっ、許さんぞカイザー。
「で、そのバイト先どこ?」
「ああもうっ! なんで知ろうとするのよ! 意味わかんない! あっち行ってよ! ダメ大人! ぶっ殺すわよ!?」
「ぶっ殺!? 女子がそんな言葉使っちゃダメでしょうが!」
逃げるように去っていくセリカを追いかけるために走り出す。
舞空術を使えば楽に行けるんだけど、さすがにやったら…ね?
あっ、あっちの方向なんだ。さて、ラーメン好きの俺が行く!
「いらっしゃいませ!」
おおっ、働いてる姿も可愛いものだ。
俺がガララッと開けたのを見たセリカは笑顔を作った後、固まった。
しかも、その姿は俺だけではない。
「あの〜☆ 5人なんですけど〜!」
「あ、はは…セリカちゃん、お疲れ…」
「ん、お疲れ」
セリカ、たじろぐ!
そりゃ、対策委員会+俺がいるんだから、たじろぐ。所謂バ凸というものだろう。
「うへ〜やっぱここだと思った」
「美味そうな匂いがする…」
「なっ、せ、先生まで! やっぱストーカー!?」
「ちゃうわ!!」
セリカの言葉に汗を垂らし指さして叫ぶ。
誰がストーカーだ! こちとらサイヤ人やぞ!!
「あとちなみにここに来たのはホシノの提案」
「ホシノ先輩かっ…! ううっ…!」
セリカが崩れ落ちた。
まぁまぁ、っと宥めようとすると、大将さんが出てきた。
な、なんだあの犬!! 目の横に十字の傷…カッコイイぞ! るろ剣に出てました…?
「セリカちゃん、おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれよな」
「あ、うう……はい、大将。広い席にご案内します…こちらへどうぞ…」
あっ、ちょっ、みんな席座るの早くない?
俺が最後に座ることとなり、ノノミの隣と、シロコの隣が空いている。
こ、これは…ラブコメでよくある、どっちの隣に座るかのアレ…!?
くっ、俺には選べねぇっ…! とはいえ、ずっと立ってたちぐいしてるのもあれなので……近かったシロコの隣に座る。
「ふむ…」
なんの「ふむ」?
「狭すぎ! シロコ先輩、そんなくっついていたら先生が窮屈でしょ! もっとこっちに寄って!」
「だってさ」
「いや、私は平気。ね、先生?」
「なんでそこで遠慮するの!? 空いてる席たくさんあるじゃない! ちゃんと座ってよ!」
セリカのツッコミは止まることを知らない。
俺はその様子に少しだけくつくつと笑いながら注文メニューを見る。
ホシノ達の会話はとても面白く、本当に学生だなって思わされる。
こんな子供たちを苦しめているカイザーはちゃんと叩き潰さないとな。
って、このあとっていうか、もっと先だけど、黒服とも会うんだよな…。
少しは気ぃ引き締めないと…。か。
「先生? どうしたの?」
「ん? なんでもないよ」
シロコが俺の事を覗き込むように見てきたから、笑顔を取り繕い、大丈夫だと言う。
おっ、セリカが注文を取り始めた。
「俺は…柴関ラーメン!」
「お、先生見る目ありますね☆」
と、注文を取っているとなにやらお金の話でブラックな話が…あー! カードはやめましょうノノミちゃん!
奢るから! 出すのやめようか!!
「いやぁ、ゴチでしたー先生!」
みんなの分まで払って外に出て、ホシノ達にそう言われた。
いやぁ、あそこのラーメンめっちゃ美味かったな…また今度食べに行こう。
セリカのツンツン具合は変わらずだけどね。
さて、帰るとしますか…っと。
あれ?なんか重要なことを忘れてるような気がする…おかしい。なんだっけ?
次はどこ行こうかな……?
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ケイ、アリス、起動します!
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もちろんワイらは補習で抵抗するで?
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え、アリウス行くんですか?
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兎!ウサギこそ正義!!
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百鬼ダロォォ??